News >「仕事日記」2009年2月
- プレ日記:
- 2月に入る前に1月に見た物を列記しておく。
10日 ジロ吉「トミ藤山バースデイライブ」<懐かしい人多数
14日 アルフィ「TOKUセッション w/寺久保エレナ」<感心
16日 みなとみらいホール 神奈川フィル 小川範子「へ調のコンチェルト」<憧れ
19日 下北沢駅前劇場 タテヨコ企画「アメフラシ ザンザカ」<惜しい
22日 紀伊国屋劇場 喇叭屋「ブラジル」<<<秀逸
25日 本田劇場 大谷亮介など出演「パンクザムライ斬られて候」<音量甚大
遠のいていたアルフィーにやや(気持ちの面で)行きやすくなったので、今後は芝居を減らしてライブを増やそうと思う。
特記:30日の富士市ロゼシアターでのジャズ落語。
林家正蔵師匠がなんと「芝浜」をかけた。志ん朝バージョンには入ってない<芝の浜に実際に行くシーン>や、打ち明けるおかみさんのくだりなど感動した。本番前の世間話で志ん朝の「芝浜」を見た話をしていたのと、舞台に出てみたら「しっかり聞かせろよ」という客席の雰囲気を感じて咄嗟に話し出したというから、大したものだ。僕もラプソディ・イン・ブルーなら急に言われても弾けるけど、芝浜は30分を超えるからなぁ。 - 2月1日(日) ジャズ・ピアノ6連弾 町田市民ホール
- 秀逸の出来。800人強、とこの演し物には小さいが音の混じりもMCの通りもよく、気分最高の出来。あと二回。寂しさに負けず悔いのない演奏をしよう。
- 2月2日(月) ドゥ・マルシェ リハーサル
- Tears Of Natureをプログラムに入れようということになり、仙台での弦カルの譜面をシベリウス(今勉強中の譜面ソフト)にて作成。三木俊雄に電話で質問しながらパート譜まで印刷できて嬉。
- 2月3日(火) 金子晴美+臨時トリオ
- 金子晴美(Vo)
佐山雅弘(PF)
鳥越啓介(B)
小山太郎(Dr)
Bag’s Groove
Antholoporogy
ボーカルいくつか
鳥越君は不思議な人。いくつかブルースのリフものを取材したら、ほとんどの曲を知らないというのでストレートブルースと循環でセッションをすごし、いくつかは譜面を書いたのだが、演奏はとても上手くて(音多い系)反応も素早い。ジャズ楽曲の50や100は覚えていそうな弾け具合。今時の才能なのか。太郎は手堅いがちょっとしたゆるさがある。 - 2月4日(水)
- 夢。薄青い背景の地にぼんやりと猫に見えなくもない形が中央にある(今書きながら思いつくにはいつかの月猫の「お月さまパン」の最初の絵のようだ)ロールハッシャのようなものを見て一人「不安のなかを進んでいるようで心もとない」と言うのに解説者答えて「作者があなたに伝えたかったのはそういう心情である」。鑑賞者の今一人は「未来へ、上へ上へと浮遊していくようで希望に満ちている」と感じるというと「作者のメッセージはそれなのです」。作者も解説者も矛盾しない。
毎日新聞取材
代々木八幡のイタリアンレストラン。蜂蜜をかけたピザが秀逸。ワインもうまかった。川崎記者とはモントルーに一緒に行った中。国府弘子と大いに弾む。 - 2月5日(木) みの〜れピアノセミナー
- 来月のピアノ3台のプレイベント。「田んぼの神様」で一緒だった中本君が元気に働いていて嬉。市会議員の「やよひちゃん」(60歳)も元気。館長はすごく積極的でいい感じ。能祖さんも相変わらずプロデューサーでいることだし(この日は会えず)縁の深まりを期待したいところ。
- 2月6日(金) ドロウジー・シャペロン 長崎 前日入り
- 畠山えり夫妻とおいしいすし屋。「ひらす」初体験。その後思案橋でサックス隊と合流。
- 2月7日(土) ドロウジー・シャペロン ブリックホール
- 長芝居の間指揮者の横で観る。やはりダメな人は駄目。小松さんと梅垣さんは素晴らしい。尾藤さん、いい味。紀香さん敢闘賞。
- 2月8日(日) ドロウジー・シャペロン ブリックホール
- 2月9日(月) 増尾好秋セッション 高円寺 次郎吉
- 増尾好秋(Vo,Gi)
峰厚介(Ts)
福村博(Tb)
岡田勉(B)
村上寛(Dr)
海老原純子(Cho)
Harvest演奏してもらってとても嬉しい。
増尾さんは春風のような、、、人柄と音楽がこれほどピタリと一致している人も珍しいだろう。バッキングしてもらっているのは今までにない感覚。夢のようだった。 - 2月10日(火) 松田昌トリオ 都城 ミューザ
- テイクファイブ ピアニカソロ
ポアロ氏の愉快な結婚 ピアニカソロ
孤独 DUO
高原列車のワルツ DUO
夢の如し DUO
モアイ DUO
月の砂漠 TRIO
コーヒールンバ
ウエスが聴こえる
川沿いの帰り道
Pooh Song
熊ん蜂の飛行
Love Goes Marching On
夢はいつも
七つの子 - 2月11日(水) 松田昌トリオ 大分 ブリックブロック
- テイクファイブ ピアニカソロ
ポアロ氏の愉快な結婚 ピアニカソロ
どうしてる? DUO
高原列車のワルツ DUO
夢の如し DUO
モアイ DUO
月の砂漠 TRIO
コーヒールンバ
ウエスが聴こえる
川沿いの帰り道
Pooh Song
熊ん蜂の飛行
Love Goes Marching On
夢はいつも
七つの子
海門(かいもん)のお弁当、依然として日本一。ブリックブロックの厨房にいた若者がクリスマスイブに事故にあい(自転車に乗っていてトラックに巻き込まれる)意識を回復しないまま一月半ばに亡くなった。やりきれない気持ちで「どうしてる?」を弾く。 - 2月12日(木) 松田昌トリオ 湯布院 高倉邸
- 小学校の校舎の一部を移築したという素敵なおうち。天井高く3*4mの大窓から湯布岳の夕日を臨む。二人を残して本番前に露天風呂。
弦カル用ラプソディ・イン・ブルー脱稿。 - 2月13日(金) 松田昌トリオ 博多 森邸
- ピアニカ用ラプソディ・イン・ブルー脱稿。へ調のコンチェルトを練習してラプソディ・イン・ブルーを書いて、ガーシュインの日々である。
夜走りで大阪まで。 - 2月14日(土)
- 天王寺から鶴舞までの間に「柳生武芸帳」読了。
(名古屋で) ドロウジー・シャペロン観劇。やっと全容を見る。面白がることはできる。 - 2月15日(日) 鍵盤DUOコンサート 長久手文化の家
- 準備期間2年、ある意味では10年の、満を持してのコンサート。いい響きの中、縛りのないインプロビゼイションが気持ち良い。「銀河鉄道の夜」リハーサルも本番も集中できたと思う(勿論全く違う演奏にはなる)。ツアー中ずっと仕込んでいた「熊ん蜂」がちと心残り。
京都・大阪からも駆けつけてくれて有り難し。
夜走りで和歌山に向かう。この日ばかりは残念。余韻に浸りたかった。 - 2月16日(月) 伝兵衛DUO 和歌山 ビンテージ
- 1階の「くわちゃん」で本番前の夕食、のはずが美味いおでんと酢漬けの小鰯に負けて日本酒を一合。
終了後中華「喜楽」町場の中華料理なのだがひと通りの料理ものもあって、アワビの煮込み980円とはありえぬ値段。頼んでみたら6センチ4センチ高さが3ミリの切り身が1ダースほども乗っている。あり得ない。アワビの真偽はともかく、ラーメンが妙にうまいのだ。高給でなくインチキくさくもなく、懐かしい中華そば、夜泣きそばの感じ。過日蒲谷君がうなったらしい。 - 2月17日(火) 伝兵衛DUO 岡山 Mo-Gra
- 「ウエス」をピアノのみジャズバージョンにてトライ。気がつけば久しぶりのモグラ。ヨセフを始め皆さん顔を出してくれて嬉。津山勢と伝兵衛その場で10月のスケジュール決める。
- 2月18日(水) 表紙はうたうコンサート リハーサル 信濃町マックスタジオ
- 由紀さおり姉妹、島田歌穂、タイムファイブと次々に曲を仕上げていくのは大変だが、ミュージカル明けの身としては楽しい方が先立つ。リハーサルだけのエキストラ中林薫平が十分使えて安心。ガッツのある若者である。
- 2月19日(木) 伝兵衛DUO 洲本 ジョルジュ
- 河豚フルコース!ジョルジュのマスターのフグしゃぶが忘れられなくてリクエストしたら、立派なお店を予約しておいてくれた。申し訳ないやら申し分ないやら。
打ち上げのワカメのしゃぶしゃぶが絶品。キーボードを貸してくれた「キっちゃん」とコードネームだけでやりとり・演奏(彼が弾いて僕がうたう)を見ていたちぃちゃんが、「エスペラント語みたいなもんやね」素晴らしい着想・着眼。授業で使える。
憲太郎君とキタ先生のツーショットはお店にしても久しぶりとのこと。 - 2月20日(金) 松田昌トリオ 大阪 サウンドイン
- 小林万里子とついに対面。「すんまへんのブルース」本家本元を聞く。どぎつさ極まりなし。相方の鷲尾君も来て「朝起きたら」を大勢で共演。一時収拾不能に陥る。
アンコールの声「○○やって?」「××聞きた~い」に交じって「*****?」大阪ならではの超珍しい野次が飛ぶ。 - 2月21日(土) 松田昌トリオ 姫路(郊外)米ギャラリー
- 姫路市がこんなに広いとは。定宿の「クレール日笠」から車に乗っていけどもいけどもつかない。途中によくできたグラウンドと公園があり、羨ましくなった。会場は薪ストーブが素敵な旧家。
- 2月22日(日) 松田昌トリオ 福山 M's(ミュージック)ファクトリー
- 昌さんとの最終日。一週間にわたってのグランドなしは流石に手が痛くなってきた。
- 2月24日(火) オフ 大阪
- 昭和町の豆腐料理。琵琶湖のおでんやを彷彿させる旧民家の二階座敷。湯葉刺身、つくりたて豆腐など、なかなか頑張っている。あの興奮がわすれられずに「サウンドイン」へ。
- 2月25日(水) オフ 京都
- ひさしぶりに千花。2つ3つ年を取っただけで多少はちがうのか、器の素晴らしさお出しの奥深さに、より感動する気がした。
- 2月26日(木) 伝兵衛DUO 大阪狭山市 さやかホール
- ギロック協会のみなさんのお力で実現。伝兵衛ツアー中最高の環境で嬉。ピアノがいいとやはりアイデアも自在に出るし。演奏もラク。本番前にSand Witchをリクエストされ、思いっきり弾いてみたら気分が良かった。
- 2月27日(金) 前日入り
- いかやき4枚と和風デラを1枚。ジュンク堂にて何冊か本を買い、DVDのことを訪ねると「紀伊国屋さんに専門コーナーがあります」と言って地図を渡して説明してくれる。度量が広い!好き度ますますアップ。
- 2月28日(土) ドロウジー・シャペロン 大阪厚生年金会館
- 最終回。よく頑張りました。打ち上げはリーガロイヤルの宴会場。「今井」のうどん、「○○」の串揚げ、「××」のステーキなど一流店がずらりと屋台で会場を取り囲むビュッフェ形式。「なだ万」がたこやきとやきそばを出しているのが可笑しかったが、焼きそばが絶品なのにうなった。
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