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さきたま風土記の丘と、その周辺案内(2)(行田市)
さきたま風土記の丘周辺の見どころはまだまだあります。
続けてご紹介しましょう。



さきたま風土記の丘公園(つづき)


お買い物はさかもと公園の施設ではないけれど、知る人ぞ知るさきたまの名店「さかもと」。なにしろ「民芸はにわと御食事」である。埴輪や土偶もミニチュアから特大まで、さらには勾玉やオカリナまで売っているうえ、奥で食事もできるのだ。五家宝やはにわサブレなどの埼玉名産品の品揃えは当然だが、考古学関係の書籍を扱っているのはすごい。周辺には他にもコンビニやお菓子屋さん、食堂など、1日楽しむのに十分なお店がある。

なんでも売ってる「さかもと」には、なんとこんなものも。なぜ世界のお金を売っているのか、ということよりも、この自販機はどういう素性のものなのかという疑問で頭がいっぱいになってしまう。年季の入った代物ながら、きれいに塗り直してあるし、なにしろずうっとここにある。でも利用している人を見たことはない。左に見えるのはこんにゃくやゼリーフライ(おからの揚物・行田の地元食)などを購入できる窓口。ほん物の古銭 世界のお金販売機!? 右は巨大埴輪

扉左の看板に「はにわづくりをしてみませんか」と。ちょうど「さかもと」の向かい側にあるはにわの館。ガイドブックなどにはあまり載っていないのだが、風土記の丘でもっともオリジナルな施設かも知れぬ。ここでは、埴輪製作を体験できてしまうのだ。指導員の方が道具の使い方などから教えてくれるし、焼成もしてくれるようである(実費1000円が必要)。実は未体験。機会があったらチャレンジして、作品を「さかもと」に売り込みに行くつもりだ。

見事な萱葺き屋根の遠藤家住宅。元は幸手市にあったもので、江戸末期の建築とか。集合住宅住まいの身にはうらやましい物件(?)である。隣にはやはり移築民家の山崎家住宅(養蚕農家)がある。右手奥に見えているのは、瓦塚古墳古びた柱の色が、いい感じなのだ

かわいいけどね奥の山古墳そばから「さきたま緑道」へ出るところにたたずんでいるウマ。もう1頭といっしょに狛犬のように置かれているのだが、あまり埴輪っぽくなくて、出来はいまひとつといったところか。

二子山古墳のそば、天祥寺の脇にある店、古墳亭。以前は普通の民家がちょっとついでにやっているといったような風情(失礼…)だったのだが、なんだかだんだん立派になってきた感じ。もう数年経ったらもっとすごい店構えになっているかも知れない。みそおでん食べました

和菓子店のガレージでみつけたもの前玉神社(浅間塚古墳)の近くにある「御菓子司かなざわ」のガレージで発見。「はにわの館」で作られたものと推測される。ねこ埴輪というのは新機軸かも。うしろに見える立派な石臼も素敵だ。


古代蓮の里


古代蓮以外のいろいろな蓮もあり建設中のタワーごみ処理場建設用地に大むかしの蓮の種子が芽をふいたのが、この古代蓮の里のはじまり。かなりゆったりした駐車場を備えた公園で、子供向けに滑り台(巨大)などの遊具もある。下の赤い花が古代蓮です。
植物の生命というのはわれわれ動物のそれとはまったく違うものなのだなあ…などと思いにふけるもよし、売店でやきそばやまんじゅうや塩あん餅やゼリーフライを買い込んで食するもよし。蓮池の眺めこれが古代蓮の花
花が終わるとこんな感じ稲荷山からの遠景古代蓮は市の天然記念物。現在なにやら立派な施設を建設中なので、公園としてのさらなる発展が期待される。花の見頃は7月〜8月中旬。

次は利根大堰周辺の風景→→


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