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さきたま風土記の丘と、その周辺案内(行田市)
さきたま風土記の丘周辺は、なかなか見どころ豊富です。
そのうちのいくつかをご紹介しておきましょう。



さきたま風土記の丘


発祥の地「埼玉県」の県名発祥の地、を謳っている碑。はにわの館の先、さきたま資料館へ向かう道の左手にある。風土記の丘のあるこの場所は、行田市埼玉(さきたま・旧埼玉村)といい、埼玉県の名前はここから出たものなのだ。

…というようなことが、上の写真右側のプレートに詳しく記されている。律令時代にはすでにあった名前というから、歴史はふるい。そういえば、浅間塚のさきたま神社は「前玉」と書くのだった。この碑から瓦塚古墳が見える。さきたま

案内板30ヘクタール超と、広いひろい風土記の丘。こうした案内板や、資料館でもらえるガイドなどを見ながら回るのがよいと思う。よく見るとちゃんと天王山古墳も示されている。

さきたま資料館は、駐車場とは道路をはさんだ反対側にある。金錯銘鉄剣(国宝)をはじめ、埴輪などの出土品のほか、農具を中心とした民俗資料の展示もある。入場料50円はたいへん良心的…というよりも、ずいぶん安いなあという印象だ。なにしろ将軍山古墳展示館の分も込みでこの値段なのである。まめに通えば、調査報告書なども手に入る。地味な外観だが、展示内容は充実してます

駐車場から丸墓山方向をみるこれは駐車場。県道行田蓮田線を走れば案内表示が出ているので迷わずたどり着けるし、駐車場も入りやすい。ペットもOKの公園なので、休日にはおイヌさま達がぞくぞくとやってきて、駐車場をぶらつくネコと鉢合わせしたりしている。

周辺の舗道にはこんなステキなタイルがあったりする。はにわのまわりの勾玉もようは埼玉県のマークなのだが、この場所にはことさらよく似合う感じだ。ところで「おどる埴輪」が出たのは、埼玉県江南町の野原古墳群。行田ではないので、資料館で探したりされぬよう…。おどる?

北側からの遠景風土記の丘の北を東西に流れているのが、旧忍川。夏にはものすごい勢いで萱やらなにやらが茂っていて、水鳥たちの憩いの場となっていたりもするようである。これはその河畔から眺めた古墳群。一番左が将軍山だ。

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