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発情鳴きが始まって春が来たアリスは、それからは毎朝ちゃんと9時頃に起きてくるようになりました。ところが、寝起きのアリスは、またしても噛みリスのコワイ顔、「金網ガシャーン」が復活してしまいました。起きてすぐのほんの一時だけのことですが。すぐにタンス小屋から出してあげられる状態に落ち着きます。日中は噛みリスにはなっていません。日に何回か「ぬいぐるみガルガル」をします。アリスははがそこに出した手にすごく「ガルガル」します。全然痛くないです。とても楽しいです（アリスははが）。午後3時くらいにアリスをタンス小屋に入れるとすぐに寝床に入って行ってしまいます。「あ、まだお薬（消化剤）飲んでないでしょ」と言ってアリスははがアリスを引っ張り出すために寝床に手を突っ込んでも、もう平気です。ちょっと前まではそんなことしたら流血の大惨事になるところでしたが、今ではもう、アリスはアリスははの手を噛みはしますが、全然痛くありません。
春が来たアリスは、ブランコでひなたぼっこの時間が増えました。鳴く前までは、ブランコでは起きたばかりの時にちょっとくつろぐくらいで、あまり長居はしていませんでした。日中もブランコを利用することはあまりありませんでした。でも最近は、かなり長い時間をブランコで過ごすようになりました。朝早起きするようになったせいか、アリスははの服の中でお昼寝も始まりました。春の穏やかな日々になりました。
今日はアリスは一日中鳴いていました。朝起きてから夕方寝る少し前まで、プリンタの上で、ブランコで、屋内物干し竿の上で、タンス小屋の天井の上で。ごくたまに下に降りてきては、ぬいぐるみでガルガル、アリスははの手でガルガル。一昨年の初鳴きはは1月21日、昨シーズンの初鳴きは一昨年の12月30日、今年は昨日1月19日に初鳴きでした。
今シーズンも、昨シーズン同様、アリスは今日この冬初めてぬいぐるみの上で寝そべりました（98年12月30日の日記参照）。引越してからは「アリスの国」がなくなってしまい、ぬいぐるみたちはキッチンにある大きなスピーカーの上にいます。引越してから今まではアリスはぬいぐるみの上を通り過ぎるだけでしたが、今日の夜に起き出してきた時に、アリスのお気に入りの一つゴマちゃん人形の上に寝そべりながらしばらく鳴いていました。
アリスは発情鳴きの日はいつもなかなか寝ないのに、今日は夕方いつも通りにさっさと寝てくれたので、しめしめと思っていたのに、夜やはり起きてきて、いつまでたっても寝ようとしません。いつになったら寝てくれるんだ、アリス〜〜。
今日、アリスが今シーズン初の発情鳴きをしました。1月16日に「あと2〜3日で鳴くな」と予測した通りです。昨夜アリスの身体検査をした時には「明日の夜か明後日に鳴く」というのが予測されました。1月16日からずっとアリスの挙動不審は続いていました。ほぼ一日中、アリスのこの冬のお気に入りの場所であるパソコンラックの最上段のプリンタの上でじっとして過ごしていました。そして毎晩、夜中に起き出してきてはタンス小屋のハンモックや青タオルの上でじっとしていました。そんな日が3日続いた今日、午後4時、パソコンのカッコウ時計が時を告げた時、パソコンの「カッコウ」という声が聞こえた直後、突然アリスが「キッ」と甲高い声をあげました。4回のカッコウの声、そしてそれに触発されたのか、呼応するようなアリスの「キッキッ」という声。それからアリスは少しの間プリンタの上で鳴き続け、プリンタから降りてきてちょっと散策（？）し（その間は鳴き止んでいた）、またプリンタの上に戻って少し鳴きました。今日のところはそれだけでした。午後5時にはアリスは寝てしまいました。明日、本格的に一日中鳴き続けることでしょう。
アリスがもうじき発情鳴きしそうです。さまざまな前兆が一気に現れ始めています。まずは、この日は朝（時刻は昼だけど）起きた時から一日中、挙動不審でした（98年12月29日の日記参照）。ずっとじ〜っとしていて、警戒中の時のような身動き、素早い移動。いろいろと匂いを嗅いで回る。高い場所からあまり降りようとしない。アリスははが「おいで」ってしても寄ってこない時がある。発情鳴きの直前にいつも現れる挙動不審の様子です。物音や窓の外の様子にもいつもより敏感で、ほんのちょっとの音にひどく驚いたりしていました。
また、一人ぬいぐるみガルガルが始まりました（98年12月22日の日記参照）。挙動不審なアリスを見ていると、アリスはカーテンにとびついて「ガルガル」し、カーペットの上に落ちてもそのまま「ガルガル」を続けていました。それを何回かやっているのを見て、アリスははは「あっ、そうか、そんな季節がやって来たんだ」と気づきました。毎年アリスが「ぬいぐるみガルガル」をする専用のぬいぐるみをソファの上に出してあげたら、それを見つけたアリスは、ぬいぐるみに「ガルガル」。しばらくしてまたぬいぐるみの所にやって来ては「ガルガル」。アリスははがそこに手を出すとアリスははの手に「ガルガル」。手を噛み噛みされますが、ちっとも痛くありません。また、数日前から、アリスはアリスははの手を甘く噛み噛みするようになっていました。手をカプカプと噛むようにしたり（歯を軽く当てるだけ）、手の皮膚をカジカジ齧ったり。
そして、極め付けは、「外見上確認できる身体的な変化」です（98年12月26日の日記参照）。先週くらいから、アリスははは「そろそろかな？」と思ってアリスの生殖器を時々チェックしていました。2〜3日前から、ちょっと変化が見えるようになってきていました。そしてこの日、アリスの挙動不審や一人ぬいぐるみガルガルを見て、「もうじきかな？」と思って、昼間にチェックしてみました。その結果は、う〜ん、もうじきだなぁ〜、でした。昨日とははっきりと違っていました。数日中に今シーズン初の発情鳴きが始まりそうな様子でした。
そんなこんな日の夜中、アリスは寝床から起き出してきて、タンス小屋のハンモックでずっと寝そべっていたのです。なかなか寝ようとしません。こ、これは、ますますもって、発情鳴きが近いという前兆。アリスの生殖器をチェックしてみると、わぁ〜、もうじき鳴きそうだぁ〜、昼間より変化が進んでいました。近日中にアリスに春が訪れる見込みです。
今日、東京で初雪が降りました。家の中でも昼間から暖房が必要なほどの寒さでした。アリスは、午前中に一度起きてきたものの、また寝てしまいました。お昼を過ぎても起きてこないので、アリスははが寝床をのぞいてみると、アリスは怒って飛び出してきかけて、また後ずさり。アリスははがさらにのぞいていると、アリスはコワ〜イ顔。アリスははが一生懸命話しかけても、出てきやしないどころか、さらに奥に顔が引っ込んでしまって。ちょっと放っておいたら、やっと起きてきたけど、アリスははが近づくとちょっとコワイ顔、ちょっとだけタンス小屋の金網にガシャ。先日までのような激しさはなかったけれども。今日はアリスを部屋に放している時も、ほんのちょっとだけアリスははは手を弱く噛られました。甘噛みというほど甘い噛み方ではなく、傷ができるほど強い噛まれ方でもなく。あ〜あ、また冬に逆戻りか。
外では割と大粒な雪が降っていました。アリスは窓の外の雪をじっと眺めているようでした。アリスははは今年もまたこりもせず、アリスをベランダへ連れ出してみました。アリスは部屋から外へ連れ出された次の瞬間、すごい勢いでアリスははの服の中に入ってきました。またすぐにそろりそろりと服の中から出てきたアリスは、アリスははの肩の上でじーっとしてました。「ほ〜らアリちゃん、雪だよ」と言ってみたけど、アリスはまたアリスははの服の中に入ってしまいました。すごく寒いし、いやだよね。。。アリちゃんがかわいそうなので、すぐに家の中に戻りました。毎年毎年同じことをしてアリスをひどい目にあわせる、悪いははのお話でした。
お正月4日間、アリスちち・ははの実家巡りをしていた間は、アリスは、よその家ではいつもそうである通り、朝は9時頃に起きて夕方4時くらいまで起きているという生活をしていました。でも自分の家に帰ってきた途端、またお昼頃まで起きてこない生活に逆戻りしてしまいました。午後になっても起きてこないというようなことはもうなくなりましたが、昼前に起きてきて午後2時過か3時過頃に寝に行ってしまいます。でもまぁ、もう冬眠の心配は無さそうです。
それと、昨年末までは寝起きのアリスは噛みリスの顔を見せていましたが、それもなくなりました。朝（と言ってもお昼ですが）起きてすぐにラブリーな様子です。日中も噛むようなことはなくなりました（今のところ）。噛みリスの季節も終わったようです（だといいな）。
12月下旬くらいから、アリスはまた部屋のあちこちに食べ物を隠すようになりました。秋の冬眠準備の時期には食べ物を寝床に集めまくってたアリスが、分散貯蔵を再開したのです。秋が終わって冬が来て、春が待ち遠しい季節です。
そんなアリスが今日、「洗濯物大好き」を始めました（98年12月25日の日記参照）。昨年の夏以来、昨日までは、濡れた洗濯物の入ったカゴの横を通っても知らんぷりで素通り、アリスははが手に濡れた洗濯物を持っていても関係ないといった感じでした。ところが今日はアリスは、洗濯カゴに登って洗濯物の中にダイブ！「ガルガル」としていました。アリスははが両手の上に洗濯物を丸めてアリスを待ち構えていると、アリスはその洗濯物に気持ち良さそうに身体をこすりつけて、腹ばいになって休憩。「ん」っと顔を上げてアリスははを見つめたアリスのその姿はなんてラブリー！（ああ、洗濯物が〜・・・。）春はもうそこまで来ているようです。今シーズンは、いつから発情鳴きが始まるのかな？
2000年がスタートした記念すべき日、記念すべき初噛まれとなりました。アリスははが悪かったんです、ええ。口をパンパンにしたアリスが、新聞袋に潜り込んで奥底に食べ物を隠そうとしていたので、アリスはははそれを阻止しようとしたんです。噛まれるかな？という恐れを抱きながらも、新聞袋で「どこに隠そう？」としているアリスの背中を触ってちょっかい出して。最初の数回はアリスもそんなちょっかいを無視していました。が、突然、振り向き様にアリスははの手をガブゥ〜ッ！アリスははの手には穴が空いて血がタラァ〜ッ。アリス「黙ってりゃいつまでもうるさいなぁまったく。」アリスちち「よっぽど頭に来たんだよ。ありゃ、ひどく噛まれたねぇ。」アリスはは「これくらいは大した噛まれ方じゃないんだけど、ああ、正月元旦からまったく。」
アリスははの苦労の甲斐あって（？）、アリスは新聞袋に隠すのを「やっぱやめた」のでした。アリスは吊るしてあったアリスちちのズポンのポケットに口の中の物を隠して、ポケットから出てきて顔を洗って涼しげな顔。アリスはははそれを見て満足な顔。アリスちちは、そんなことになっているとはつゆ知らず。アリスちちが自分でそのズポンの貯食を発見するのを、アリスははは楽しみにしていたのでありました。
それがその後どうなったかというと・・・。1月5日朝、アリスははがズポンの吊るしてあった部屋に入ると、スリッパの下でゴリっと音が。見ると、ピーナツが粉々に。さらに見ると、周りにはたくさんのピーナツとヒマ種が散乱。？？と不思議に思って考えてみると、そうか、アリスちちがズポンを手に取ったらポケットからバラバラと落ちてきたんだ、きっと。そんなことはすっかり忘れていたわ。
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