フシコブラジル

趣意書

(ご招待)

2009.03.27
「フシコ ブラジル」代表
アハゴン アデライド

サンパウロには、「プラサダ リベルダーディ」という人気の高い有名な観 光名所があります。日系人が創設した市場で多くの人々に愛されています。 そこには日本の食べ物や、ブラジルはもちろん世界各国の食べ物や、手作り の工芸品、衣料品、装飾品など多種多様な魅力的なものが売られています。 さらに楽器の演奏があり、ダンスが披露されたりと、多国籍な人々の交流の 場にもなっています。

 今、日系人をとりまく暮らしの環境は深刻で、日本の皆様のお世話になっ ていることに深く感謝しています。しかし、皆様の善意に頼るだけでなく、 ブラジルでの経験を生かして、私たちの力、技術を信じて、小さな一歩では ありますが、「プラサダ リベルダーディ」のような集いの場をつくるために 一歩を踏み出そうと、10人の仲間が集まりました。幸いに、砂山銀座の朝 市に出店できることになりました。
 私たちのアート作品、手工芸品、アクセサリー、内職で作ってきたものな どを販売します。生活を支える程度の収入を得ることを目指しますが、私た ちが今抱えている「絶望」を「希望」に変えられるように、持っている力を 生かして、日系人を支え励ますことも目的にしています。「フシコ」の名のと おり、こういう時こそ繋がることが大事だと考えるからです。

 実は、浜松の街中に元気が無いことが気になっています。日本の皆さんと つながり、将来的には浜松にいる様々な外国籍住民とも交流できる場に発展 させて、浜松を元気にしたいという遠大な夢を持っています。先ずは小さな 一歩から始めます。私たちを応援して下さい。手始めに4月から、隔週士曜 日に砂山銀座の朝市に出店することになりました。

(翻訳/文責;山口祐子)

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