[バリの文化(綜合)]
- イ・グスティ・ングラ・バグス「バリの文化」クンチャラニングラット編『インドネシアの諸民族と文化』(加納剛・土屋健治・白石隆/訳)めこん,1980/8,pp.341-365.付文献.
- ミゲル・コバルビアス『バリ島』(関本紀美子訳)平凡社,1991/8.付文献.
- 浜野安弘・内藤忠行『地球風俗曼陀羅』神戸:神戸新聞総合出版センター,1989/.
- 井上ひさし・大江健三郎・他「座談会:神々の島バリ――インドネシアの文化と芸能をたずねて」『世界』408 (1979/11),岩波書店,pp.268-301.
- 石川榮吉『南太平洋の民族学』(角川選書)角川書店,1978/8.特にpp.152-165,177-181.
- スメート・ジュムサイ『水の神ナーガ――アジアの水辺空間と文化』鹿島出版会,1992/2.付文献.
- 鏡味治也「バリ島の文化史的位置づけ」阿部年晴ほか編『民族文化の世界(上)』小学館,1990/4,pp.242-265.
- 鏡味治也「バリ島“誕生”」古屋均・鏡味治也・中村潔『バリ・華花の舞う島』平河出版社,1992/6,pp.130-141.
- 宮本延人/編『バリ島の研究』(第二次東南アジア稲作民族文化総合調査報告)東海大学出版会,1968/2.
- 永渕康之『バリ島』(講談社現代新書)講談社,1998/3.
- 中村 潔「『バリ化』について」『社会人類学年報』Vo.16 (1990/6),pp.179-191.
- 菅 洋志「祈りに明け祭儀に暮れる神々の島バリ」梅棹忠夫監修・岩田慶治編『民族探検の旅第2集 東南アジア』学習研究社,1977,pp.8-39.
- シンポジウム「象徴と空間――バリのコスモロジー」『現代思想』8-13 (1980/11),pp.110-156.*出席者=市川浩・多木浩二・前田愛・中村雄二郎
- 竹下啓次「土着の英知――ジャワ・バリの宗教・文化についての人間的考察」『東京医科歯科大学教養部研究紀要』13 (1983/3),pp.1-18.
- 土屋健治「ジャワ・バリ世界」矢野暢責任編集『講座東南アジア学別巻 東南アジア学入門』弘文堂,1992/8,pp.188-201.
- 吉田禎吾『宗教人類学』東京大学出版会,1984/9.付文献.
- 吉田禎吾『バリ島民――祭りと花のコスモロジー』弘文堂,1992/7.付文献.
- 吉田禎吾「バリ文化の深層へ」吉田禎吾監修『神々の島バリ』春秋社,1994/6,pp.1-12.
- 吉田禎吾「インドネシア国家におけるバリ」綾部恒雄編『国家のなかの民族――東南アジアのエスニシティ』明石書店,1996/4,pp.253-285.
- 吉田禎吾/監修,河野亮仙・中村 潔/編『神々の島バリ――バリ・ヒンドゥーの儀礼と芸能』春秋社,1994/6.
[民族性と生活]
- アートダイジェスト,鈴木彰二『バリ・スタイル オールド&ニュー』(京都書院アーツコレクション)京都:京都書院,1998/10.
- グレゴリー・ベイトソン「バリ――定常型社会の価値体系」ベイトソン『精神の生態学』(佐藤良明訳)思索社,1990/9,pp.172-198.
- 古屋 均/写真・文,鏡味治也・中村 潔/文『バリ・華花の舞う島』平河出版社,1992/6.
- クリフォード・ギアーツ『文化の解釈学<1>』(吉田禎吾ほか訳)(岩波現代選書)岩波書店,1987/5.
「文化体系としての宗教」pp.145-215. 「現代のバリにおける『宗教的改宗』」pp.291-324.
- クリフォード・ギアーツ『文化の解釈学<2>』(吉田禎吾ほか訳)(岩波現代選書)岩波書店,1987/9.
「過去の政治,現代の政治」pp.238-262(特に<2>). 「バリにおける人間・時間・行為――文化の分析に関する考察」pp.295-388. 「ディープ・プレイ――バリの闘鶏に関する覚え書き」pp.389-461.
- 林 睦雄「バリ・スカラシップの意義と今後の展望」『桃山学院大学キリスト教論集』29 (/),pp.55-69.
- 石川 隆「バリ島におけるスバク組織」『南方文化』5 (1978/11),pp.137-146.
- 鏡味治也「バリのバロン」『民族學研究』48-2 (1983/9),pp.211-217.
- 鏡味治也「バリの領主層:Bona村のGustiグループについて」『リトルワールド年報』5 (1983/),pp.20-38.
- 鏡味治也「週刊誌から見たバリ――『テンポ』誌が伝えるバリ関係記事の分析」『金沢大学文学部論集・行動科学篇』11 (1991/2),pp.67-91.
- 鏡味治也「ジャカルタのバリ人」『東南アジア研究』30-3 (1992/12),pp.315-330.
- 鏡味治也「バリ人の愉しみ――消費動向に見る伝統と現代」関本照夫・船曳建夫編『国民文化が生れるとき』リブロポート,1994/5,pp.119-146.
- 梶浦康一『バリの宴』創栄出版(発行),星雲社(発売),1995/4.
- 間苧谷 栄「バリ村落の基本構造」『アジア経済』16-10 (1975/10),pp.2-22.
- 松本和人「『慣習長』と『公務長』――インドネシア・バリ島一村落における伝統的自治組織と近代行政機構」『季刊人類学』10-3 (1973/),pp.
- マーガレット・ミード『フィールドからの手紙』(畑中幸子訳)(岩波現代選書)岩波書店,1984/8.(バリに関する記述:pp.171-243)
- 宮本延人「バリ農民の生活」(写真図版)宮本延人編『バリ島の研究』東海大学出版会,1968/2,pp.153-222.
- 宮坂敬造「写真による実験的民族誌(ベイトソンの思想)――<バリ島人の性格>のコミュニケーション研究」『現代思想』12-12 (1984/10),pp.230-249.
- 永渕康之「見出された相互扶助組織――バリ島,ウォンガユ・グデ村におけるルダ組織について」『南方文化』14 (1987/11),pp.121-151.
- 永渕康之「1917年バリ大地震――植民地状況における形成の政治学」『国立民族学博物館研究報告』19-2 (1994/),pp.259-310.
- 永渕康之「パリにきたバリ――1931年,パリ国際植民地博覧オランダ館」『季刊民族学』70 (1994/10),pp.44-54.
- 永渕康之「近代バリ社会の誕生――バリ人という『民族』とは誰か」黒田悦子編著『民族の出会うかたち』朝日新聞社,1994/10,pp.171-193.
- 中谷文美「バリに『主婦』はいない」『季刊民族学』75 (1996/1),pp.50-59.
- 天理ギャラリー/編『もう一つのバリ島――バリ・アガ族の民具』天理ギャラリー,1990/2.
- 戸谷 修「バリ村落における生産構造と階層構造」『アジア時報』9 (1977/),pp.
- 山口昌男「文化人類学と現象学」山口昌男『文化の詩学<1>』(岩波現代選書)岩波書店,1983/6,pp.185-216.
- 山本宏子「バリ島テンガナン村における社会構造と音楽文化」『諸民族の音――小泉文夫先生追悼論文集』音楽之友社,1986/7,pp.527-548.
- 吉田裕彦「バリ島テンガナン・プグリンシンガン村の民具」『南方文化』17 (1990/11),pp.93-109.
- 吉田竹也「バリ研究と多様性:C.Geertzの村落論とJ.S.Lansingの現象学的モノグラフについて」『歴史と構造』16 (1988/3),pp.19-36.
- 吉田竹也「ギアーツの宗教論ノート――現象学的観点から」『歴史と構造』17 (1989/3),pp.23-34.
- 吉田竹也「現代バリ宗教の様相論――意味システムの複合性に関する予備的考察」『民族學研究』56-3 (1992/3),pp.297-307.
- 吉田禎吾『バリ島民――祭りと花のコスモロジー』弘文堂,1992/7.付文献.
[家族と親族・居住]
- ヒルドレッド・ギアツ,クリフォード・ギアツ『バリの親族体系』(鏡味治也・吉田禎吾訳)みすず書房,1989/2.
- 平松礼子「バリにおける『母親』の位置づけ――社会・身体的領域とその文化的次元について」『民族學研究』54-1 (1989/6),pp.82-93.
- 石川榮吉「バリ島およびロンボック島の農民家族と居住様式」宮本延人編『バリ島の研究』東海大学出版会,1968/2,pp.1-59.
- Kagami, Haruya(鏡味治也), "Balinese Traditional Architecture in Process", 『リトルワールド研究報告』9 (1986/),pp.
- 鏡味治也「宇宙と調和する住まい」『季刊民族学』42 (1987/10),pp.63-71.
- 鏡味治也「バリ島の家族とコミュニティ」清水昭俊編『家族の自然と文化』弘文堂,1989/7,pp.174-198.
- 鏡味治也「バリ島の住居と世界観」渡邊欣雄・三浦國雄編『風水論集』凱風社,1994/9,pp.400-424.
「宇宙と調和する住まい」(1987/10)の改稿.
- 鏡味治也「バリ島の親族・カーストと祖先祭祀」石井溥(編)『南アジア・東南アジアにおける宗教・儀礼・社会』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所,1995,pp.
- 河本寛樹/編訳「バリ人の結婚,妊娠および出産の儀礼」中村孝志編『インドネシア社会の宗教と習慣』天理:天理教東南アジア研究室,1976/11,pp.341-359.
- 口羽益生「文化体系としての家族制度――日本,バリ島,東北タイの比較」『龍谷大学社会学部紀要』3 (1992/),pp.1-13.
- 倉田 勇「バリ島山村の婚姻と相続――Desa Songanの事例考察を中心として」宮本延人編『バリ島の研究』東海大学出版会,1968/2,pp.61-94.
- 真島麗子「バリ島の生活環境と住まい方」日本生活学会編『生活学』3,ドメス出版,1977/12,pp.
- 永渕康之「バリ島における婚姻型式とその変化――ウォンガユ・グデ村の場合」『名古屋工業大学学報』42 (1990/),pp.11-19.
- 鳴海邦碩「神々と生きる バリ(インドネシア)」鳴海邦碩編著『都市・集まって住む形』(朝日選書)朝日新聞社,1990/3,pp.12-19.
- 鳴海邦碩・アルディ・P・パリミン・田原直樹/編著『神々と生きる村・王宮の都市――バリとジャワの集住の構造』京都:学芸出版社,1993/12.
- 佐藤浩司「穀倉に住む――ロンボック島,バリ島の住空間」『季刊民族学』62 (1992/10),pp.86-99.
- 吉田裕彦「テンガナン村の集落と家屋配置」『南方文化』9 (1982/11),pp.127-149.
[儀礼と習慣]
- 遠藤 央「死をめぐる観念――バリ島の葬送儀礼ムフン」『社会人類学学報』Vol.15 (1989/11),pp.159-171.
- 藤岡保夫「バリ島の水稲作とその儀礼」宮本延人編『バリ島の研究』東海大学出版会,1968/2,pp.95-151.
- 藤岡保夫『バリ人の通過儀礼』泉大津:藤岡保夫,1982.4.
- 藤岡保夫『バリ人の暦と稲作の儀礼』泉大津:藤岡保夫,1982/[7].
- 林 巧「精霊と黒魔術が舞い踊るバリ」林巧『アジアおばけ諸島(アイランド)』同文書院,1995/8,pp.11-68.
- 板垣真理子『魔女ランダの島・バリ――癒しとトランスを求めて』スリーエーネットワーク,1996/11.
- 鏡味治也「バリの『産神』」『南方文化』9 (1982/11),pp.151-162.
- 鏡味治也「バリ島の屋根つき祭祀場をめぐる集団とその祭祀――Bona村の事例から」『民族學研究』49-28 (1984/9),pp.157-168.
- Kagami, Haruya(鏡味治也), "Ebatan: Ritual Meal Meru in Bali", in Man and Cultute in Oceania, 5 (1989), pp.
- 鏡味治也「死者の霊を浄化するンガスティ儀礼」『季刊民族学』61 (1992/7),pp.58-72.
- 河本寛樹/編訳「バリ人の結婚,妊娠および出産の儀礼」中村孝志編『インドネシア社会の宗教と習慣』天理:天理教東南アジア研究室,1976/11,pp.341-359.
- 李 炯才「神々と悪魔の島――バリ文化の起源」李炯才『インドネシアの民俗』(伊藤雄次訳)サイマル出版会,1979/9,pp.87-118.
- 宮尾慈良「バリ島の祭儀――新年を迎えるムリスとムチャル」宮尾慈良『アジア演劇人類学の世界』三一書房,1994/3,pp.66-77.
- 永渕康之「供物の世界 バリ島,ウォンガユ・グデ村.マンタニン・パディ儀礼」『季刊民族学』45 (1988/7),pp.32-41.
- 永渕康之「埋葬儀礼の変容――バリ島・ウォンガユ・グデ村の場合」『民族學研究』53-3 (1988/12),pp.253-279.
- 永渕康之「バリにおける『起源』共有集団とその社会的意味――ウォンガユ・グデ村の場合」『名古屋工業大学学報』46(1994/),pp.110-120.
- 中村 潔「バリ村落の多様性:火葬と埋葬の問題をめぐって」『民族學研究』50-2 (1989/9),pp.198-214.
- 中村 潔「10年に1度神の降る日――バリ島スラット村の儀礼」『季刊民族学』48 (1989/4),pp.107-115.
- 中村 潔「儀礼の精緻化――バリ島スラット村における祭礼の二つの型」阿部年晴ほか編『民族文化の世界(上)』小学館,1990/4,pp.266-292.
- 中村 潔「バリの土地所有と儀礼」石川榮吉監修『オセアニア2 伝統に生きる』東京大学出版会,1993/4,pp.145-158.
- 中村 潔「バリの儀礼と共同体」吉田禎吾監修『神々の島バリ』春秋社,1994/6,pp.33-58.
- 尾形一彦『バリの風葬』一枚の絵,1995/7.
- 大井 正「バリ島の農耕儀礼」大井正『未開思惟と原始宗教』未来社,1978/11,pp.181-187.
- 大井 正「バンガイ諸島の農耕儀礼とバリ島の農耕儀礼」大井正『フォークロアとエスノロジー』世界書院,1991/7,pp.189-229.
- 高橋 明「死の儀礼」吉田禎吾監修『神々の島バリ』春秋社,1994/6,pp.193-226.
- 吉田禎吾「バリ村落の宗教と世界観」『アジア経済』16-10 (1975/10),pp.23-37.
- 吉田禎吾「バリ島における呪術と象徴的世界」『社会人類学年報』1 (1975/11),pp.133-147.
- 吉田禎吾「バリ人の宗教と世界観」中村孝志編『インドネシア社会の宗教と習慣』天理:天理教東南アジア研究室,1976/11,pp.327-337.
- 吉田禎吾「憑依・儀礼・世界観――バリ島民の憑依と儀礼」成瀬悟策編『宗教における行と儀礼』誠信書房,1978/5,pp.87-111.
- 吉田禎吾「バリ島村落の儀礼と象徴」蒲生正男ほか編『歴史的文化像』新泉社,1980/4,pp.267-282.
- 吉田禎吾「バリ島民およびメキシコ・チアパス高地のインディオの病気と治療儀礼」『民族學研究』48-3 (1983/12),pp.314-322.
- 吉田禎吾,隈元信一/文・写真,栗本信実/写真「バリ島の葬儀――舞踊家マンダラ翁の死」『季刊民族学』41 (1987/7),pp.63-83.
- 嘉原優子「アサック村のガユ・アユ儀礼――バリのサンギャンをめぐる考察」藤井知昭監修・責任編集『儀礼と音楽民間信仰編』東京書籍,1991/3,pp.153-175.
- 嘉原優子「儀礼としてのサンギャン」吉田禎吾監修『神々の島バリ』春秋社,1994/6,pp.91-110.
- 吉本 忍「ヒンドゥー・バリ教の供物,その象徴的世界」『民族藝術』Vol.1 (1985/),pp.89-116.
[慣習法(アダット)と暦]
- 藤岡保夫『バリ人の暦と稲作の儀礼』泉大津:藤岡保夫,1982/[7].
- 倉田 勇「慣習法断章」『社会人類学年報』Vol.3 (1977/),pp.25-48.
- 永渕康之「バリ島におけるアダットの現代――Desa Wongaya Gede, Kecamatan Penebel, Tabanan の場合」『年報人間科学』9 (1988/),pp.
- 中村 潔「バリのカレンダー」吉田禎吾監修『神々の島バリ』春秋社,1994/6,pp.227-237.
[方位観と世界観]
- 倉田 勇「バリ島民の方位観」(1)『無憂樹』5 (1964/),pp.
(2)『同』6 (1965/),pp.
- 倉田 勇「方位観と村落の位置――バリ島とその他の事例考察」『民族學研究』33-1 (1968/6),pp.62-63.
- 倉田 勇「『民俗方位』の一考察」『天理大学学報』24-2 (1972/),pp.121-140.
- 倉田 勇「家屋の位置と意味――バリ島Desa Songan 他」『民族學研究』37-2 (1972/9),p.153.
- 倉田 勇「バリ島家屋の位置と方位観」吉阪隆正ほか著『住居の原型<2>』鹿島研究所出版会,1973/5,pp.143-155.
- 倉田 勇「バリ島の家屋敷と場位観――方位[ke]と場位[di]」『人類学研究所紀要』7 (1978/),南山大学,pp.47-58.
- 大重幸二「バリ島の古村における方位観念について」『季刊人類学』2-2 (1971/4),pp.215-236.
- 吉田禎吾「バリ島のコスモロジー」田村史子・吉田禎吾・菅洋志『祭りと芸能の島バリ』音楽之友社,1984/9,pp.65-76.
[民話・昔話]
- マディ・クルトネゴロ『スピリット・ジャーニー――バリの大地からのメッセージ』(武内邦愛訳)アートダイジェスト,1990/7.
- マディ・クルトネゴロ『ウブッド十字路の番人――バリ島今昔物語』(武内邦愛訳)アートダイジェスト,1997/4.
- 松野明文「Satua サトゥア――バリ島昔話の世界」『世界口承文芸研究(東洋編)5』大阪外国語大学口承文芸研究会,1984/3,pp.311-329.
- なみお あや「バリ民話=三人の継子達」「ベドゥル村の名の起こり」「バリ海峡の由来」「バリ島の概要」なみおあや『チェリタ・ラッヤット――インドネシアの民話と地誌』未来社,1985/5,pp.230-271.
[劇場国家論]
- 青木 保「劇場国家」青木保『儀礼の象徴性』(岩波現代選書)岩波書店,1984/10,pp.199-217.
- クリフォード・ギアーツ『文化の解釈学<2>』(吉田禎吾ほか訳)(岩波現代選書)岩波書店,1987/9.
「過去の政治,現代の政治」pp.238-262(特に<2>).
- クリフォード・ギアツ『ヌガラ――19世紀バリの劇場国家』(小泉潤二訳)みすず書房,1990/1.付文献.
- 松島泰勝「劇場国家におけるミメーシスと暴力の論理――バリ島と琉球列島における経済社会の内発的展開」(上)『早稲田経済学研究』36 (1993/),pp.65-80.(下) 『同』37 (1993/),pp.57-74.
- 関本照夫「東南アジアと劇場国家」『みすず』340 (1989/6),pp.30-37.
- 山口昌男「劇場としての国家――バリ島の場合」山口昌男『文化の詩学<2>』(岩波現代選書)岩波書店,1983/7,pp.20-35.
[ツーリズムと観光人類学]
- 間苧谷 栄「バリにおける観光業と伝統的舞踊――インドネシアにおける開発と文化」『亜細亜大学国際関係紀要』1-1(1991/11),pp.67-93.
- フィリップ・フリック・マッキーン「観光活動の理論的分析を目指して――バリ島にみる経済の二元構造と文化的包摂」B・L・スミス編『観光・リゾート開発の人類学』(三村浩史監訳)勁草書房,1991/7,pp.165-191.
- 永渕康之「文化イメージの受容と価値の生産――1920〜1930年代のニューヨークとバリ」石森秀三編『二〇世紀における諸民族文化の伝統と変容3観光の二〇世紀』ドメス出版,1996/12,pp.69-78.
- 永渕康之「観光=植民地主義のたくらみ――1920年代のバリから」山下晋司編『観光人類学』新曜社,1996/7,pp.35-44.
- 永渕康之「『正しい』他者となること――大戦間のバリをめぐって」『岩波講座文化人類学12思想化される周辺世界』岩波書店,1996/12,pp.187-219.
- 永渕康之「文化的権威の歴史化とその開示――バリにおけるヒンドゥー、法、カースト」山下晋司・山本真鳥編『植民地主義と文化――人類学のパースペクティヴ』新曜社,1997/12,pp.212-240.
- 永渕康之「他者の言葉で語る自己――統治と文化をめぐって」青木保・佐伯啓思編『「アジア的価値」とは何か』TBSブリタニカブリタニカ,1998/,pp.
- 永渕康之『バリ島』(講談社現代新書)講談社,1998/3.付文献.
- 中村 潔「『バリ化』について」『社会人類学年報』Vo.16 (1990/6),pp.179-191.
- 中村 潔「バリ――地上に残された最後の楽園?」古屋均・鏡味治也・中村潔『バリ・華花の舞う島』平河出版社,1992/6,pp.143-153.
- アネット・サンガー「幸いか,災いか?――バリ島のバロン・ダンスと観光」藤井知昭監修,石森秀三編『観光と音楽』東京書籍,1991/1,pp.207-230.
- 山下晋司「『劇場国家』から『旅行者の楽園』へ――20世紀バリにおける『芸術−文化システム』としての観光」『国立民族学博物館研究報告』17-1 (1992/7),pp.1-33.
- 山下晋司「『楽園』の創造――二十世紀バリにおける観光と伝統文化」『中央公論』1992/7号(1992/7),pp.238-244.
- 山下晋司「楽園バリの演出――観光人類学覚書」石川榮吉監修『オセアニア3 近代に生きる』東京大学出版会,1993/7,pp.139-152.
- 山下晋司「美しいインドネシア――観光人類学入門」宮崎恒二ほか編『アジア読本・インドネシア』河出書房新社,1993/10,pp.42-49.
- 山下晋司「バリ島プンリプラン村/観光開発の最前線」『季刊民族学』73 (1995/7),pp.100-107.
- 山下晋司「『楽園』の創造――バリにおける観光と伝統の再構築」山下晋司編『観光人類学』新曜社,1996/7,pp.104-112.
- 山下晋司「<南>へ――バリ観光のなかの日本人」『岩波講座文化人類学7移動の民族誌』岩波書店,1996/11,pp.31-59.
- 山下晋司『バリ 観光人類学のレッスン』東京大学出版会,1999/1.
- 吉田竹也「バリ島の伝統・観光・バリ研究――楽園の系譜学」森部 一・水谷俊夫・大岩 碩編著『変貌する社会――文化人類学からのアプローチ』京都:ミネルヴァ書房,1997/5,pp.102-122.
[ガムランと音楽学人類学]
- 藤井知昭「バリ島の妙音――多音への志向」『民族音楽の旅――音楽人類学からの視点から』(講談社現代新書)講談社,1980/2,pp.158-173.
- 川口明子「インドネシアの音楽」『岩波講座日本の音楽・アジアの音楽 別巻』岩波書店,1989/12,pp.65-82.
- 小泉文夫『呼吸する民族音楽』青土社,1983/4.
- 小泉文夫/著,柘植元一/監修『小泉文夫 民族音楽の世界』日本放送出版協会,1985/7.
- 黒沢隆朝『東南アジアの音楽』音楽之友社,1970/12.
「バリ島のガムラン楽器と編成」pp.407-427. 「バリ島の演劇と舞踊」pp.427-437.
- コリン・マックフィー『熱帯の旅人――バリ島音楽紀行』(大竹昭子訳)河出書房新社,1990/8.付文献.
- 皆川厚一「ガムラン その素顔」『季刊民族学』47 (1989/1),pp.106-113.
- 皆川厚一『ガムラン武者修行――音の宝島バリ暮し』PARCO出版,1994/4.
- 皆川厚一「ガムランの体系」吉田禎吾監修『神々の島バリ』春秋社,1994/6,pp.133-170.
- 皆川厚一「呼吸する音の波」吉田禎吾監修『神々の島バリ』春秋社,1994/6,pp.185-191.
- 大橋 力・河合徳枝「バリ島のガムランにおける快感発生のメカニズム」『民族藝術』Vol.6 (1990/3),pp.103-118.
- 竹田憲生「世界民族音楽探訪(その1)バリ島トンガナンの五月祭り」『えーとす』11 (1982/6),pp.76-79.
- 田村 史「神と人の交感――バリの舞踊と音楽」『季刊民族学』21 (1982/7),pp.54-65.
- 山本宏子「バリ島テンガナン村における社会構造と音楽文化」『諸民族の音――小泉文夫先生追悼論文集』音楽之友社,1986/7,pp.527-548.
[料理]
- 増田 妙『おいしいBALI』めこん,1995/1.
- 内海 顕「バリ島、トゥンガナン・プグリンシンガン村共食の台所」『季刊民族学』77号(1996/),pp.
[バリ・アガ]
- マディ・クルトネゴロ『スピリット・ジャーニー――バリの大地からのメッセージ』(武内邦愛訳)アートダイジェスト,1990/7.
- 李 炯才「神々と悪魔の島――バリ文化の起源」李炯才『インドネシアの民俗』(伊藤雄次訳)サイマル出版会,1979/9,pp.87-118.
- 大重幸二「バリ島の古村における方位観念について」『季刊人類学』2-2 (1971/4),pp.215-236.
- 竹田憲生「世界民族音楽探訪(その1)バリ島トンガナンの五月祭り」『えーとす』11 (1982/6),pp.76-79.
- 天理ギャラリー/編『もう一つのバリ島――バリ・アガ族の民具』天理ギャラリー,1990/2.
- 内海 顕「バリ島、トゥンガナン・プグリンミンガン村共食の台所」『季刊民族学』77号(1996/),pp.
- 山本宏子「バリ島テンガナン村における社会構造と音楽文化」『諸民族の音――小泉文夫先生追悼論文集』音楽之友社,1986/7,pp.527-548.
- 吉田裕彦「テンガナン村の集落と家屋配置」『南方文化』9 (1982/11),pp.127-149.
- 吉田裕彦「バリ島テンガナン・プグリンシンガン村の民具」『南方文化』17 (1990/11),pp.93-109.
[バリの日本人]
- アジア風俗研究会『バリ島恋愛読本』データ・ハウス,1996/2.
- 舟木麻左『バリ島の日本人』近代文芸社,1993/5.
- 旗家風生『バリ長期滞在者のための最新情報55』三修社,1996/3.
- 小菅 宏『恋愛難民 ジャパガ−ル バリ島の甘い罠 ビ−チボ−イの警告』風雅書房,1995/1.
- 松村章子(文)、松村昭宏(写真)『バリ島結婚物語』情報センター出版局,1998/10.
- 永渕康之「文化イメージの受容と価値の生産――1920〜1930年代のニューヨークとバリ」石森秀三(編)『二〇世紀における諸民族文化の伝統と変容3観光の二〇世紀』ドメス出版,1996/12,pp.69-78.
- 大竹昭子「バリの異邦人」『ゼロサン』6月号 (1990/6),pp.47-58.
- 山下晋司「<南>へ――バリ観光のなかの日本人」『岩波講座文化人類学7移動の民族誌』岩波書店,1996/11,pp.31-59.
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