このページでは、私が見て、聞いて、食べて思い出したことを紹
介したいと思います。子供の頃の思い出、大人になってからの思
い出や経験など、短い作文を書いてみました。
2000年12月22日(金)
もうすぐクリスマスです。キリスト教徒にとっては喜びの日です。
私もなんとなく、クリスマスの歌を口ずさんだりして、この頃過ご
しています。
今日、仕事である家庭におじゃましました。3歳の男の子がいらっ
しゃるので、一緒にクリスマスケーキを食べようと思い、買ってい
きました。その子はとても喜んで、「ぼく、サンタさん、持ってる。」
と言って隣の部屋から袋を持って来ました。「これ、これ。」と取
り出したのは、小さなサンタの蝋燭でした。その子の頭の中では、
”ケーキ=蝋燭+ハッピーバースデーの歌”という方程式ができてい
るみたいで、「ママ、火、つけて!はやく!」と言って、蝋燭を自分
でケーキに飾り、火を灯してご満悦。「ママ、歌って!はやく!」と、
今度はHappy birthday to youを歌わせたのです。
子供って、面白かったこと、嬉しかったことだけを記憶して生きてい
る時期ってあると思いませんか?
こんなほほえましい光景を目にしながら、私は、世界には、このクリ
スマスを苦しみや悲しみの中で迎える人が大勢いることを忘れてはい
けない、と、兄弟姉妹へ思いをめぐらせました。
2000年12月19日(月)
冬になると、寒くて外出するのが億劫になります。また、朝も布団
から抜け出すのに勇気がいります。ここ数年、私は寝るときに湯た
んぽを使っていますが、電気毛布に比べて乾燥しないので、寝心地
はよいです。でも、毎年、懲りずに低温火傷をしています。
子供の時、冬になるといつも私は両親に叱られていました。叱られ
る原因は、”こたつ”です。寒いと言って、首まですっぽりこたつ
に入り込んでいると、まずは父が、「チェチリア、危ないからもっ
と体を外にだしなさい。」と言うのです。でも、「寒い!」と言っ
てそのまま動こうとしないと、今度は母が、「そんなことして、寝
入ってしまうと危ないから、出なさい!」と怒るのです。しぶしぶ、
こたつから出ようと体を動かすと、こたつごと動いてしまうのです。
さあ、大変。母の怒りは頂点に!「ちょっと!亀のこうらみたいに、
こたつ、持っていかないでよ!」と叱られるのです。
兄弟って似るのかな?と思います。私が、”こたつすっぽりスタイ
ル”をしなくなった頃、弟が同じように寒いといって、首までこた
つに入っては、両親に叱られていました。
今は、こたつを使っていませんが、こたつは家族が集まって顔をあ
わせることができるコミュニケーションの場かもしれませんね。
2000年12月18日(月)
今日はお友達のお勧めで、ネパール料理を食べました。お昼でしたので、
ランチバイキング。ひとしきり食べ終わった頃、「ねえ、チェチリアさ
ん、寒くない?」と言われ、「そうだね、なんだかスースーするよね。
暖房してないのかな?」と話していたら、隣に座っていた中年女性が、
「ホント、すそがスースー寒い!」(注:「すそ」って足もとのこと?)
と言ってこちらをみたのです。
そこで、友達が店員さんに、「あの、寒いんですけど。」と言ったら、
「じゃ、これつける?」と言って、天井についているエアコンを指さし
たのです。そして、彼女は早速スイッチを入れたのですが、どうも、冷
たい風が吹き出ているのです。「これって、まさかクーラー?」と言っ
ていたら、「ごめんなさいね。もう大丈夫かな?わたし、”カンジ”わ
からないでしょう。」と言って、さっきの店員さんが私たちのテーブル
にやってきました。
そこで友達が、「これ、クーラーじゃない?」と聞くと、「あ、そう?
わたし、”カンジ”わからないから。」と、また言ったのです。
私は、「”カンジ”って、温度の加減の”感じ”ではなくて、もしかし
て、この人、”漢字”が読めないんじゃないの?」と友達に言うと、隣
の中年女性が大笑い。
とうとう、友達が、「じゃ、私が見てあげる。」といって温度設定を見
に行くと、なんと冷房19度になっていたのです。寒いはずだよね。
字が読めないと言う経験、チェチリアもあるんです。韓国料理のレスト
ランで、ハングルでしかメニューが書かれていなくて、何をどう注文し
たらいいのかわからないのです。模様、記号のようにしか見えない文字
に囲まれて、とても不安でストレスだったことを思い出しました。
2000年12月15日(金)
昨日、インドネシア人とお餅の話をして笑ってしまいした。彼は、
「僕、焼きは何でも好きだよ。」と言ったので、「焼き?何、それ
?」と聞くと、「だからさぁ〜、たこ焼きとか、お好み焼きとか、
焼き餅とか・・・。」と答えたのです。「ヤキモチ?何、それ?」
と聞き直すと、「餅、焼いたの、焼き餅じゃないの?」と言うので、
私は、「あれ?そうだっけ?あれって、焼いた餅とかいうんじゃな
いの?だってさぁ〜、ヤキモチって、誰かが誰かに嫉妬したりする
と、”あ〜、ヤキモチやいてるとか言うんじゃないの?」と逆に日
本語の使い方を質問してしまいました。
ところで餅といえば、高校生の時、友達の家にお正月に遊びに行っ
たときです。そこの家のおばさんが、七輪で餅を焼いてくれたので
す。というよりは、私に餅を焼かせたのです。四角い切り餅を網の
上にのせて、じっと焦げないように眺めていたら、「チェチリアさ
ん、見てないでしょっちゅう、しょっちゅうひっくり返さないと。
。。」と言って、おばさんはクルクルと餅をひっくり返し、ひっく
り返し焼いたのです。なるほど、そうやって焼くと、餅は焦げずに
白いままふっくらとふくらむのです。そして、その後です。「さて、
焼けたら餅をこのビニール袋に入れて揉んで!」と、ビニール袋を
渡されたのです。クルクルと餅をひっくり返して焼くことで、「へ
〜〜〜。」と新しい体験をしたばかりなのに、今度はビニール袋に
入れて揉む?と、頭がパニックに。
言われた通り、袋に入れて揉んでいると(優しく揉まないと、中味
が出てしまうので試す人は要注意!)、柔らかくなってきたのです。
餅の焼き方も、いろいろあるんですね。
2000年12月7日(木)
ここ数年で東京ではいろんな種類のチーズがお店にならぶようになりました。
私は子供のころからチーズが好きでしたが、当時はプロセスチーズしかなく、
種類も数えるほどしか売っていませんでした。
今も見かけますが、細いソーセージのようにビニールの中に入ったチーズは、
大好きなおやつでした。いつも、母が1本しかくれなかったのですが、ホント
はもっとたくさん食べたいな、と思っていました。
ある日、母の目をぬすんでチーズをしまってある戸棚から、こっそりとって食
べていたら母にみつかってしまったのです。そしたら、母はものすごく怒って
チェチリアは恐怖のあまり泣くしかなかったのです。どうして怒られたのか今
でもはっきりした理由がわからないままですが、こそこそ隠れて食べたことが
いけなかったのかな?
子供って、好きなものばかり食べる習性があるよね。あるいは、気にいった洋
服ばかり着ようとするとか。
チェチリアは子供の頃、チーズの他に、”こうせん”が大好きでした。おばあ
ちゃんは、「子供なのに、かわった好みだなぁ。」と思っていたようです。こ
うせんって、今でもたまに見かけますが、お砂糖を混ぜて、お水て溶いてスプ
ーンで食べるんですが、昔の方が美味しかったような気がします。
みなさんは、子供の時どんなおやつが好きでしたか?
2000年12月3日(日)
今日、デパートのエレベーターで事件発生!3歳くらいの女の子が、
混んでいるエレベーターの中をチョロチョロ歩き回っていました。
だんだん、扉の方へ向かって移動し、扉に手をかけていたらしいの
です。
そして、扉が開く瞬間、「ブニュブニュブニュ〜〜〜、キキキ〜」
とゴムか何かが擦れるような鈍い音がしたと思うと、その女の子が
泣き始めたのです。手が扉に挟まれて、どんどん脇の方に引き込ま
れたのです。
よく、「ドアが閉まります。ご注意ください。」というアナウンス
がありますが、本当に手って引き込まれるんだ、と思いました。
私は子供の時、母がずっと入院していましたので、病棟のエレベー
タは私にとっての遊び場の一つでした。だれか他の患者さんがエレ
ベーターに乗るのを見計らって自分もそれに乗り込んで、誰かが降
りる時に自分も降りる、というような遊びをしていたのです。
ある日、いつものように遊んでいたら、自分一人だけがエレベーター
の中に残ってしまい、ドアが閉まってしまったのです。さあ大変。ジ
ャンプしてもエレベーターの階数を押すボタンに手がどとかないし、
困り果てて、私は泣くしかなかったのです。
ワンワン、オイオイ泣いていたら、患者さんが乗ってきてホット一安
心。
こんなこと、母に知られたらきつく叱られると思った私は、何事もな
かったかのように涙をふいて母の病室に戻ったのです。
でも、母はきっとお見通しだったでしょうね。
今日は先輩が所属する合唱団の演奏会です。どんな演奏会になるのか楽し
みです。演奏会と言えば、「こんなことって、あるんだ・・・」というの
を目の前で見たことを思い出しました。
知り合いがフルート教室の発表会の写真撮影に行くというので、誘われて
みに行きました。小さな会場でしたので、ステージもそう高くないもので、
観客席とステージの距離も近かったのです。これって、アットホームな感
じがするけど、演奏する側にとっては意外とやりにくいかも。
すると、初めて人前で演奏するというどこから見ても緊張してるな、とい
う雰囲気バッチリの男性がステージの中央に向かって歩いてきたのです。
演奏する位置に立って、ピアノ伴奏がイントロを弾き始めた途端、彼の両
足がガクガク、ギシギシ震え始めたのです。よくマンガでみるような、あ
の状態。緊張するとホントにこうなってしまうんだ、と初めて知った瞬間
でした。
その点、女性の場合はたいていロングのドレスを着ていますから、足のガ
クガクが表に見えると言うことがないのが得ですよね。