おもしろい技と味をみせてくれる『リヴァイアス』。
特権階級による圧制というならふつー一枚岩な特権階級側が
いろいろ個人レベルでも動きがある。
もっともそのわりには集団の思想信条の多様性に欠けるきらいがあるんだけども。
特に野党(に相当する組織)が育ってないのが不思議だ。
しかしなんですねー、「圧政」なんてもん敷いた日には 「テロリストでない」と言うてみたところで抗弁になりませんがな。 ユイリィの動きはさっさとばらしたからともかく(同時にブルーの動機も そこそこ明らかになりましたな... ウラと見て親父さんへの反抗ですかい)、 イクミの動きがようわからん。人命最優先の発想でブルーにすべてを預けるってのは どういうことだ? ヴァイタルガーダーの情報を抱え込んで、 ついでに資材も集めまくっても取れる手段はそんなに多くないぞ。救命ボートでも作るのか?
「おかしい! 全然グッと来ない!」解釈は二通り。 イクミとの関係の象徴という考え方で、 まあ、要するになんでリーベデルタに来たんかってことさえ共有しない相手と グッと来ることはない、というファンタジィの反映と、もうひとつは イクミの言うように「キミの心の問題(イクミが好きだった訳じゃない)」。 描写的には前者なんだが『リヴァイアス』で そういう論理を使ってくるとは思えないので後者なんかな。
かわりにキートップ外す作業中に過って左 SHIFT キーの前側面にヒビ入れて
瞬着でくっつけるハメになった。
パンタグラフ外さないでひっこぬこうとして割れたの ;_:
力のかからない部分だからいいけど ...
ところで指先の順応はキーボードのてあてより早く、ひっかかるようになったそばから 叩く位置が少し内側に寄ってひっかかりを回避するようになった結果、 CTL のスイッチへの負荷は いつのまにか格段に減っていたのであった。
よくみれば IBM の 84 や 101 では CAPS (A の左) のキートップが A
から離れ少し外側に寄っている。Omnikey は A の側まで CTL (A の左) のキートップがあり、
CTL (CAPS) 中心もその分くらい内側に寄っているだろう ... 寄ってなかったりするか?
それはともかくとして、つまり、左端を叩いた時の
スイッチにかかる負担が Omnikey は IBM のより少し大きい。
CTL の左端を叩く打ち方は IBM のキーボードに合わせたポジションになっていたんだな。
部屋の隅を片付けてる最中に Psion5 用のシリアルケーブルが 2 本出てきた (なぜに 2 本あるのかは私にも謎だ (^^; 売り手のミスかオマケかなぁ?)。 どっかで見たのと同じコネクタな雰囲気だったので 試しに MobileGear につっこんでみたらちゃんと入った。 線数がどうだかはまだ見てないし、 モバギにはレベルコン入れないと RS232C には合わないのでそのままでは代用は出来ないが、 モバギ用シリアルのクロスケーブルを自作するうえでの最大の問題は モバギ側のコネクタをどっかから探して来ないといけないことで ── Psion5 用のが使えるんならこれでいいじゃん。
まあ、実際のとこは触ってみないとどうしようもないけど、とりあえず評判はいいらしい。 気になるのは、キーボード手前側の台の部分で、ここが小さすぎると掌が落ちて手首が休めず、 大きすぎるとアタリが強くてうっとおしい。 手首を休めるときは '/' キーの右隣(右 SHIFT) の手前側(つまり 右 ALT と右 CTL の間) に右小指のつけねを置いているんだけど、 ここが、たとえば HHK では Omnikey より少し小さくて高く、 試し打ちをした時にいつも気になる部分だと。
で、Plat' Home のは逆にカーソルキーが手前に出てる分だけ大きすぎるように見える。 右小指のつけねを置くとこもカーソルが占領していて休める場所はない。 そのへんが理由でパームレストが付属しているなら本末転倒だと思う。
IBM の 84 キーとか HHK とか、考えないでもないが IBM のは初代のより軸のブレが大きくなっちゃってるとか、 HHK は安っぽいとか、いろいろないでもない。
Morphy Two/MK としてデザインしたやつも キースイッチの選定んとこでロクなのがなくて頓座していて 世の中ロクなキーもった PDA がない訳が納得できてしまったのが ちと悲しかったが、自分の身にふりかかってくると 「納得ぅ」とばかりは言ってられない意味があるのであった。
「はやくしろ。でなければ帰れ!」あたりを本気で面と向かって告げたら国交断絶は間違いなかろう。 で、ふつーはフィルタがかかる。発言にどんな効果を期待するかによって そのフィルタは違うが、 たとえば私がわりと常用するフィルタに「客観的理由節 + 主観的結論節」という構造がある。 たとえば
「 < 論理的説明> なんだよねぇ。オレそーゆーの嫌い」みたいにする訳である。結論節を「それは素晴らしい/マズい」式に言うと その意見に賛成できない相手だった場合に喧嘩になるが、 「私は xxx だ」という分には「世の中別の意見もあるんだねぇ」 と平和に話を続けることが可能だ。 発言の目的は前半の理由節の部分を納得してもらうことにある訳だから、 理由節は客観的に述べ、オマケの結論節は聞き流してもらえれば十分な構造にしておく。
さて 13 日のとこで触れたやつといい、 こういったフィルタを掛けないことには危なすぎる発言がここんとこ相次いだ。 そういう綱渡りはマズいんだよな〜とか思いながらも このテの劇薬を服用してた訳だが、 今朝おもいっきりヤっちまった ... フィルタの掛け損ない。 わりとすぐ気付いたんだがすでに手遅れ(あたりまえ)。
謝る機会を手にするまで半日以上にわたって胃が痛かった。 でも関係修復まで年オーダーの時間がかかるんだろーなぁ。
ちなみに今回の中身はというと、気合い入ってるわりにボロボロねぇ。
もはや火がついてるとこでスリープつかうとか、火にウインディぶつけるとか、
いちいち突っ込む気もせんぞ。
どこかでウイルスにやられまくって HD をボロボロにして泣いている人がいた。
彼のマシンはどうも病弱で頻繁に風邪をひいている。主人のほうは健康そうなのに ...
体質改善薬としてはシステム全体を NT にすることを勧めるものだ ── が、
なかなかそうはいかんのだろーな。
いやじっさい admin の概念があるかないかでずいぶん違うんだけども。
しかしこのぶんだと Y2K に絡んで大量に発生するとされる
2000 年ウイルス群にやられる可能性は
高いので、事前に手をうっておくか覚悟しておくことは必要ではないだろーか。
貞本義行 『新世紀エヴァンゲリオン』(5)、 角川書店購入。これまでの 1 〜 4 巻はいずれも巻毎の主題みたいなものがあったが、 この 5 巻は少しそれが曖昧。みたとこシンジの父親からの訣別、かなぁという雰囲気なれど 他にもごちゃごちゃと話が混じっているな。
‥‥ まったく加持さんの事となると必死なんだからま、確かにアスカも可愛いんだが、そういうシンジもけっこう良い奴。
その顔には勝てねーよ
一昨日の BBS のやつは、逡巡してること自体がかなりの罪になることに思い至った瞬間に 抹消した。つまり、まだ機械的適用を続けるということだな。
13 日の記述もひとつ訂正しておく。Morphy One ML の流量は 160 通/日ていどだったそうな。 私自身は slocal から mail2news を経由させ news server にふりわけてるから この程度どうってことないが、これがいちいち biff に反応してた日には 仕事にならんのでないかい、という訳で japan.*.morphy.* 階層設立を 冗談半分で提案してみたところ予想通り 「NetNews は使い方よーわからん」とあっさり蹴られた。WWW な人種はこれだから ... Internet に負荷かけてる自覚もないんだろうな。
日本棋院の免状が高価だとかいう本論はともかくとして、 昇段がかかってる大会に出ると「犬も歩けば秀行ファンに当たる」 という位には秀行ファンばっかりなのと、 ちょうど藤沢秀行の棋風に感心できる層が ちょうど問題の焦点になる層の棋力になるから、 藤沢名誉棋聖の免状発行のほうを喜ぶ人達は多かろう。ついでに名誉棋聖の免状のほうが とりにくいってな、凄くありそうである。 日本棋院の免状って金集めがかかってるせいか判定が少し甘い。
しかし、名誉棋聖の健康のほうは大丈夫なのかなぁ? 郵送の棋譜判定といっても数があったら大変だぞ。
ところで私自身は彼の(本などの)教えをうけて育った訳ではない。 序盤に最大の集中力とセンスを投入する流れは、碁の打ち方を不安定にする。 その打ち回しは感動するし、教わる点も多いが、 序盤はそこで圧倒することよりも中盤の仕掛けのためのネタふりに私は集中したい。 序盤は石の数も少なく敵味方の条件は局所的にも平等に近い。 味方の戦力の大きい時の制圧戦や 味方の戦力が貧弱な時のゲリラ戦は好きなんだけど、 平等条件ってのはあんまり得意じゃない。 石橋叩いてるせいかどうしても仕掛けが一歩遅れる傾向にある ...
さて、今あらたに linux/i386 だとおぼしきことに関係し、 かつ linux/7k には関係しそうにない発言があらわれた。 という訳で削除を実行しようとして、手を止めた。
「う゛ 分からん ‥‥ どうしよう?」確かに linux/i386 な発言だと思う。それは間違いない。 しかし限りなく SPAM に近いおかげでかえって削除し辛いぞ。 つまり、明瞭に lnux/7k を敵にしているわけではない(linux/i386 にとっても敵だ)ため、 削除がポリシー的な説得力に欠ける(普遍的な問答無用に見られる可能性がある)。 中途半端に警告してから削除、という訳にもいかんだろう。 はるかにマトモな linux/i386 の発言を問答無用で削除しておいて SPAM に優しくしてどうするか ‥‥。
強権的 moderator による BBS 管理法はいつかどこかでボーダーライン的なものに ぶちあたって頓座する。それは覚悟のうちだが、わずか 2 つ目で どうこうという具合になるとは思わなかった。
もう口ださないことにしてたはずの Morphy One ML で仕様公開とそのライセンス形態の 議論してるトコの内容がいいかげん腹たってきたので 自分自身の精神の健康のためにもとひとこと口を挟んだ。 動機が動機だったんで そーとーにヤな書き方になったが、ま、いいや。フォローでどうにかしよう。
で ──。この忙しいのに こんなに流量の激しい ML (50 通/日位か?) で口だして無事に抜け出せるか?
「昼間っから満月がみえるかぁ!」と『さくら』#34 の感想にかいておいたところ、 「昼間から満月がみえることもありえる」という謎の感想が 某所 に上がって来た。明らかに「月は東に日は西に」を想定していると思われるが、 こーゆーのは日本では「昼間でも見える」とはいわない。それは「夕方」である ...
更新日誌部分。
PSION 階層に『ARM プロセッサ』review を置く。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [0] BSP TAB [Q] [W] [E] [R] [T] [Y] [U] [I] [O] [P] RET CTL [A] [S] [D] [F] [G] [H] [J] [K] [L] [;] SHL [Z] [X] [C] [V] [B] [N] [M] [,] [.] SHR ATL FnL [\] [ SPACE ] [`] FnR ATR CTR
この PCMCIA スロットを増やす発想は Hewlett Packard の OmniBook
シリーズからパクってきた。4 つも PCMCIA スロット(しかも typeIII) をもち、
PC カードから boot できる OmniBook シリーズはこの目的のために
変わった PCMCIA LSI を自前で造らざるをえず、現在でも pc unix
では動かないマシンとして知られるのは皮肉なものである。
不思議なことにこの発想、200LX にも 680 にも受け継がれてないんだよな。
発想そのものはけっこういいと思うんだけど。
LCD はとりあえず シャープの LM7M632 を指定してみたけど、後継としてスーパーモバイル LCD (HR-TFT) が 開発品リスト に載ってるのでこれが使えるようになってることを期待しよう。 でないと電池持ちが辛い(LM7M632 は 830mW も電気食う ...)。
「そもそも元来 PC は '箱' であった ‥‥」LCD と英字キーがまともならあとは小さいハコでありさえすればいい。 Psion5 や Morphy One のように余計なギミックは要らない。
更新日誌部分。
アニメ階層に『さくら』#34 の感想を置く。
イマイチ。大川七瀬脚本はこれで 4 連敗 -_-;
ダニエル キイス 『心の鏡』 早川文庫
『アルジャーノンに花束を』の短篇版目当てで購入。 ちなみに長編の文庫のほうはすでに購入済み。 これって足して 2 で割るくらいが丁度いいだけども。 短篇版はジェットコースターで主題を思いやるヒマもなく、 長編版は余計な話が混じって主題が霞んだ。
表題作『心の鏡』は表題作やってるだけあって多少マシだけど
基本的に『アルジャーノンに花束を』でぽっと出た作家というとこが
なるほどぉと思うような印象の薄い短篇書きだったのね、というのが
通して眺めての雑感。ラストのオチの切れの悪さがどうしようもない。
『アルジャーノンに花束を』短篇もそういえば
ジェットコースターに乗ってそのまんま壁に激突したような話で、
落としどころはしょうもないものになっている。
『アルジャーノンに花束を』は主題がそういう落としどころを要求する構造の話だから
ぴたっとしたけど、
『心の鏡』とか、なんでせっかくの話に
いきなりラストでああいう蛇足な論理を混ぜる ...?
作者ってば読後感は悪くしないといけない、という強迫観念もってるんでないかい。
日誌部分。
リヴァイアス 10 話の感想をアニメ階層に置く。
なのでご機嫌転換かねて 2 ヶ月ぶりのアニメ散見。
『カードキャプターさくら(再)』
相変わらず首位独走中。すでに今期エースの座を確実にし初登場以来 3 連覇達成、
向かうところ敵なしとあって焦点は『さくら』内での首位争いに移り、
こっちのがなんぼか熾烈な争いだったと。
◎ の 6 作品は文句無し、
○から 4 作品「さくらと不思議な魔法の本」、「さくらと花の運動会」、
「さくらと知世とすてきな歌」、「さくらのさむーいアイススケート」、
△から特別参加「さくらとこわーいきもだめし」
が只今ベストイレブン。
多数の○印をさしおいて△が入ってるのは
この話が「今回、この一言」のエースとってってるから:
「うみうみうみうみうみうみうみうみ〜〜〜〜〜」この話、いまひとつ構造がしっくりいってなかったのが惜しまれる。
『無限のリヴァイアス』
ここしばらく感想書きもうっちゃられていた『リヴァイアス』。
宇宙戦争はなんだかんだいっても十八番と思わせる前回と今回で、
今回あたりから再開しておいた。
我慢比べの展開も興味深かったが、落としどころも兄弟ネタとはなかなかうまかった。
『ターン A ガンダム』
見るとその日のうちは「ううむ良い出来だ」と思ってもらえるのに
翌々日くらいになると「はて何の話だったっけ」となる何故か印象に残りにくい物語。
なんでかと思えば皆が皆、単に自分の仕事を淡々とこなしてるだけだからかな。
アデスカの民と王のありように切り込む訳でもなく、その文化哲学を尊重するのは
もちろん大人な対応なんだけども、せっかく幾らか面白い問題を扱えるとこなのに
もったいない。
王は前王を殺してなりあがるんなら、王になった者はそのうち殺される運命にある。
一般文明人ならそのへんから疑問に思っていただきたい。
『地球防衛企業ダイガード』
リヴァイアスからダイガードまではほぼ毎週入れ替わる、
それを激戦と呼ぶかどんぐりの脊比べと呼ぶかは観る側の価値観の問題として。
コクボウガーとの性能比較でおもいっきり遅れをとったダイガードの展開が
基本的にはダイガード側の体調不十分という言い訳のきく展開だったのが今ひとつ。
次回だか次々回だかにあるだろうダイガードの失地回復のためのネタふり
(コクボウガー側の体調不十分)もわりとはっきりと挿入されていて、
その辺が少し興味を削いだ。
70 年代製巨大ロボットに 90 年代的背景と価値観を持ち込んだ『ダイガード』は、
実のところ誰を視聴者に設定した、どんな、なんのための話なのかが
ちょっとはっきりしない ── 少なくとも、この物語で出て来る
ロジックで心から笑うのは無理がある。
『セラフィムコール』
切札と思われた姉妹編で見切りをつけ、録画から外したものの、
不思議な巡り合わせで生で見る機会がたまにある。
ざっと眺めるかぎり少しづつ良くなってる感もなくはないが、すでに手遅れ。
私信。
どうもありがとうございます > 蘭間林さん、神笠さん。
更新日誌部分。
青のページに a シリーズ、a:10 『電話』を置く。旧 a:10 の後半だけが抜粋されている ...
PSION 階層にlinux/7k current statusを置く。
アニメ階層にさくら 33 話の感想を置く。
こういうのこそが『さくら』だ、ともいえる回。面白かった。
対照的に相変わらずリバイアスの感想書きはない。わはは。
昨日だかに買った
わかつきめぐみ 『言の葉遊学』白泉社久しぶりの(というのが枕言葉になってしまっている)わかつきめぐみの新刊。 つうても前回のは 2 月 だからどっかの誰かよりは 遥かにマシだな ── そういえば田中芳樹のアルスラーンがようやく出たそうだけど。
Kanon が 18 禁の枠ととっぱらって再発売されるとのこと。 多少、難があるのは名雪シナリオだけでこれも本質的なトコでないから 全年齢対象化はどーってことはなかろう。
Morphy one Linux ML から手を引くののもそろそろ頃合いか.... 買うつもりないんだからヘタにリーダーシップとっちゃマズい訳で、 Morphy にも使える(本来は linux/7k 用に作っていた) 2bpp framebuffer 上の日本語対応コンソールが一応完成をみたということもあり、 e2compr 採用の動きが本格化するのにあわせて手を引くつもり。