Evangelion Genesis y:x 更新日誌(1998 年 2 月)


2 月 26 日。
やるんじゃないかなー、やめとこーかなー、でもテストできないしなー、 とか思ってたら、やっぱり emacs-w3 の改行がトラブルを起こした。

ま、わりと勘どころは分かってたからすぐに直ったけど。 そのうち linux の方の page に書こう。


2 月 24 日。
12/5以降、ほったらかしにしてあった tm をインストールする。 単に mule を emacs-19.34.1 のものに update しただけである^_^; 難渋を極めた MIME な mail の読み書きがようやくまともになった。
なまじ読めるから、ほったからしだったんだよなー

これはアサヒネットが 8 bit メールの透過を止めて、8 bit code なメールを わざわざ base64 encode して送ってくるようになったための対処でもあって、 普通の pop client も sendmail も 8 bit スルーなんだから、 余計なことしてくれなくてもいいのに、と思う。
それに 8 bit coded mail の送り手の最大派閥 Netscape Mailer、Internet Mailer ともに そのままだとヘッダの charset の指定が間違ってるから、 (tm を含む)ちゃんとしたつくりの MIME decoder だと化ける、というトラブルはそのまんまなんだけどな。
今は charset を手で書き直して tm を通すという、面倒臭さ大爆発ぅ な方法で読んでいる -_-;

mule の更新に合わせて emacs-w3 を 2.2.25 から 3.0.50 に上げたところ、 テーブルタグとスタイルシートが使えるようになった。 その上、minibbs.cgi みたいな混濁した改行コードも正しく判定するようになった。 そーだったのか、知らなかった、 それならもっと早く移行するんだった。

覚え書き。
w3 3.0.50 は mule の版によって微妙に動作が違い、19.28.1 だと table と form が正常動作せず、19.34.1 では widget-edit.el を load した瞬間に なぜか load-path が破壊される。 たぶんどっかの設定が変なんだろうけど^_^; とりあえず widget-edit を load したあとで load-path を setq しなおすというかなりせこい方法で対処した。

また、3.0.50 に付属する w3.txi が手持ちの TeX 2.99 で、 そのままではコンパイル出来なかった。TeX 3.14 が要るのかな?


2 月 22 日。
λ:5 にメドが立ったので今日はモノ書き。 (モノ書きという)キューには、この他 y:25, y:27, e:1, xmas と計 5 つ もあって集中力を削いでいる。 前はたくさんキューにつまってた方が能率が良かったもんなんだがなあ。
2 月 20 日。
オリンピック ノルディック複合団体のクロスカントリー。
フィンランド、フランスの展開作りの上手さが凄かった。 フィンランドのおそらくはワックスミスによる被害を食い止める駆け引き、 フランスの戦力不足を補うペース配分。

日本の三番手の人、急遽はいったわりにはよくがんばったと褒められるけど 戦術的にはボロ負けくらったのは、さすがに世界の戦いだった。うん。

本日のこどちゃ。
良助の結婚話をまとめてキャラ一人かたずける(ここんとこそういう展開の話が続くから)、 という展開かとおもえば、そこはさすがに「こどちゃ」だった。 呆れるほど単純な展開でだれさせて、ラストひっくりかえして終ったので 話としては救われた。

ただし徹底した描写不足は否めず、 良助の良いところってのがほとんど分からなかったし、 美代子さんの感情はぜんぜん伝わってこなかった。

「いったいなにが言いてえんだよ、おばさん」
「おば、ええい、
良助ほめるってことがどんなにたいへんなことか分かってんの!? ぼうや!」

本日の大運動会。
宗教上の安息日に決勝を重ね、そのコンフリクトの扱い。 「10 秒だけ教えを破る」という 安易な、荒っぽいというか粗雑な扱いが日本人なシナリオなんだろうな。
安息日ネタでこんな話にするくらいなら、 いままで使い捨てにしてきたキャラの話のフォローとか、 終るまでにすることは一杯あるというのに。

衛星の事故からはおそらく衛星外世界への絡み(たとえば戦争) へともっていきたいんだろうけど、あまりにも唐突すぎる。 100m 走の練習の絵も荒い。

「おかしいっ! 走りたいとき走れないなんて変だあっ」

本日の更新日記
edl のリンクミスのバグ取り。


2 月 17 日。
スキー、ジャンプ団体を見る。 日本が金を取ったなんてことはまずどうでもよくて、 TV の解説が素晴らしかった。アナウンサーは例によって絶叫なアナウンサーだったけど。 ラージヒルの時に飛び方の良不良の区別の仕方を説明したり、 団体ではなにげに目標点や注意点などを冷静に指摘していた。

2 回目のジャンプを飛ぶ船木選手の飛行から着地が妙にぎこちなくて、 これなら前回の原田選手の重圧分かっただろうなあ、などと半分笑ってたら その通りのコメントが出ていた。
足し算で効いてくることの恐ろしさよってか? これが上位 2 人の点数の和、とかだったら気楽になるんだろうな。 それにしても天候不順の影響は大きすぎる。技術でカバーできる範囲を越えるよなあ。 あんなんなら 2 本飛んで良い方の結果を採るとかすればいいのに。


2 月 15 日。
エヴァ 11 巻とついでにジャイアントロボ 7 巻を借りて観た。

ジャイアントロボ 7 巻。
さすがに絵は奇麗。だけどエヴァがある今となっては、それだけに留まるなあ。 大作君の悩みはシンジそのまんまとしてもエヴァよりは分かりやすい丁寧な描きこみ、 だけど肝心の銀鈴さんの動かし方が... 6 巻目以前にあるのかなあ、 そういう雰囲気では無かったけど、 いまいち(三本目を持って)何がやりたかったのかが見えない。 例のシーンに向けて単につきすすんだだけのように思える。

確かにテレポーターの宿命はうまかった。 ああいう制限というのは初めてみた。絵的にも美しい。
オチは... あんなもんかなあ、作戦の「動機」の方はしっかりしていた。 どこかの誰かにも見習わせたいものである。
声の違和感は大きく、あの絵から想像される声帯ではあーゆー声にはならんだろうな、 という人が多いのは、でも多分わざとだろう。

エヴァ 11 巻、 21 話 「ネルフ誕生」と 22 話「せめて、人間らしく」の描き込み追加版。
21 話の新作部分、"Death" からだろうけど私は初見。 セカンドインパクト直後の世界の冬月なんて、 いまさら無くてもぜんぜん困らないと思うんだけど。 これをはじめとして 21 話の新作部分で意味のあったのは冒頭の葛城博士の仕事の内容だけである。 冬月 - ユイの関係は、あっても困らないが無くても困らない。 これがあるおかげで 22 話との軋みが出て来たので、むしろ有害と思う。
それはともかくとして、ユイの出番が増えたのは嬉しかった :-)
表情の動かし方、たちふるまい等しっかり母子でしたな。

22 話。
展開が分かっていても胸が痛い話だ ...
エピソード追加差し直しで全体にアスカの動きが分かりやすくはなった。
23 話「涙」への伏線も置かれていた。 シンジがレイの部屋を訪れたのは二度こっきりでは無かったのだな。 これは本放送時は「唐突」と言われたレイの心理の動きのためのものだろうけど、 おかげでアスカのエヴァという話全体における位置付けがさらに不安定になった。 なんのためにアスカが(エヴァ世界に)いるんだろう...? シンジとアスカをどことなく天秤の両側に置いている TV 版に比べ、 アスカのエピソードが全体から独立してしまっている。 これでなお天秤というのなら "Air" に入って(アスカを潰しておいたのだから)シンジを潰してはいけないと思う。

さて、アスカ、レイについてはまだわりと神経がゆきとどいたかに思えるが、 雑な扱われ方をしたのがシンジとミサト、冬月、ロンギヌスの槍。
ミサトの新作旧作部分の声、 表情に含ませた印象の落差の大きさは許しがたいというレベルを越える。 新作を通しての解釈はミサトがアスカを見限った、という形になっているから、 そのまま "Air" へつなぐとミサトが相当な偽善者になる。

アスカの風呂での絶叫をミサトが聞いているならば、 シンジもそれそのものではないかもしれないにせよ、 それに類似した事件は耳にしているはずである。
この時点でアスカの爆発が表にあらわれているのなら、 それが一度ですむはずはないし、同居しているシンジが知らない訳はない。 そういう話にしてしまうと、本放送時には問題にならなかったシンジの明るさ (たとえば電話を渡す時の)が、 人を窺うようなところのあるはずのシンジの性格との不一致をつくり出している。 TV 版ではシンジはまだ「知らない」からこれでもよかったが、 表面化してしまっているのならそれは通用しないだろう。

どうも部分の補修に懸命になるあまり、全体のバランスをみていないように私には思えた。

── あ、なんか創作意欲が湧いて来たな。

更新日誌部分
ちょっち年表追加、変更。
こどちゃ大運動会edl の各ページ更新と微細なデバッグ^_^;


2 月 13 日。
これは 15 日に書いている。 13 日ってのは外伝系の一周年だな。たしか。 限りなく唐突に思いついた 16.1 が最初のはずだから。 さて、

本日のこどちゃ。
来海麻子が主役を張った... ことになっているんだろうけど事実上の主役は実紗子さん。 「本物の家族より家族らしい家族」、その柱たる人、足り得ている実紗子さん。 格好良かったかもですな。 麻子さんの決心の程度は TV 局の人の冷たい言葉で醸し出させたんだろうけど、 肝心の麻子さんの独白はいまいち。

玲君の「やっべぇ」のタイミングはなんといえばいいのか、最高だった。 時間が来て、去りかけて、でも振り向かないのは分かり切っていたけど、 このタイミングで堂々と挟むのはなかなかな度胸があったかもしれない。 目と鼻の先で「やっべぇ」という位なら振り向けよ、という話になるから。
要は麻子の比重をどの程度に置くか、という問題でしかないけど、 プライベートレベルの順位では最上位にきちんと置かれていて、まずは素直な造り。

並行に進んでいた話が微妙に絡むシナリオの多い「こどちゃ」だから、 当然からむと思っていた風花の遠距離恋愛の話からそういう絡ませ方をするかと思えば しなかった。それではどうするかと観ていれば、 「待ってる」で実紗子さん側と麻子さん側を絡ませて来ましたか、 手法はそのまんまでもこちらの方が確かに良かったと思う。

「あのー、あとどのくらい待てばいいんでしょうか?」
「ごめんなさい、あと一人、大事な家族がいるんです。
彼が一緒でないと、この取材おうけした意味が無いの」

本日の大運動会。
クリス対あかりの決勝になるあたり、王道を外さないねぇ。 それが「大運動会」ではあるんだけど、 その悪い面が表に出て来たかな?
20(マッチポイント) - 1 から逆転なんて そんな展開を作るなよ、大昔のスポコンじゃあるまいに ....
試合の中で会得した技術に相手が驚いてくれるというのは スポコンな主役の特権ではあるんだけど、あるんだけど、 いまさらそんなベタな展開で試合の流れを歪めないでほしい、 大昔のスポコンじゃあるまいに ....
クリスの面倒見は試合中にしては良すぎる。 対戦相手ミランダの器量不足といってしまえばそれまでだけど ...
そしてなによりも負ける時はすでに心構えができている、 というパターンをなんとかしてくれ、 いいかげん飽きて来たぞ、そういう形造り ...
... と、観ながら大きく分けて四つほど突っ込んだ。 カタルシスをつくりたいんだろうけど、 「大運動会」は割と意表を突かない流れの話だから、 こういう平凡な演出に終始するとそんなもんは影も形でないんである。

なにげにミランダがラーリを鼓舞するセリフが多く、 二人の関係を回想に繋ぐ前からのネタふりは丁寧で良かった。
ただ、ミランダの心理の流れがやや不自然、 ラーリを破りたい、というだけなら ミラクルがラーリについたことはミランダにとっては興味の無い次元の出来事のはず。 そんなことであそこまで驚くか...?
条件を対等にしてこそ、といった信条の持ち主とはとても思えない。 と思ったのだが、ラーリがコスモビューティーに心惹かれたことを裏切りだと思ったのか。 それなら分かる。

テレパシストと化したクリス、あかり二人の方の描写はいい加減きわまりなく、 みるべき点はあまりない。
エアホッケーの描写はテニスが基かな? おかげでえらく長い距離を走ってたり、変なところが多い。 試合を中心に置くとやっぱアラが見えてイマイチ。

そしてミラクル。
じつはただのかっこつけに見えて来た。 「さらばだ、ラーリ」にどういう意味を当てはめてもまともな人間の言う言葉ではない。 主義主張に一貫性が感じられない。

「速いな。お前は。だが辛そうだ。なんのためにお前は走る」
「考えたことなどない」
「理由があった方が楽しいぞ」

2 月 12 日。
トラブっていようと平穏であろうと、一日は一日の長さをもって過ぎて行くってか...

噂三題。
国鉄時代から続いていたフリー切符の類がついに廃止される。 廃止されるのは、一般周遊券、ワイド、ミニ周遊券と、ようするに全部である。 JR の動向からして以前からそろそろヤバいんではないか、という話は流れていたけど、 ついに実行に移されることになった。
全国型の旧周遊券だと JR 間の精算がめんどい、 ということで分割の弊害の一つではあるが、ま、しょうがないやな。
代替で発売されるゾーン型の周遊券は、期間が短くて使う時は駆け足になりそうだ。 って、ここんとこ使う機会がまったくなかったし、 期間が短くても困んなかったりするか ...
一般周遊券も 2,3 回おせわになったし、 ミニ周遊券は京都や大阪に行く時のデフォルトだった。 東京-京都最安値ルートとして、名古屋・岐阜ミニ周遊券を「発見」したのはいいけど 廃止されるまでついに使うことがなかった。こういうのも悔しいと言っていいのかな?

庵野監督がまた TV アニメに手をつけるらしい。 週一アニメを作る持続力は無い、というのが定説と化していたと思ったんだけど :-)
原作は 津田雅美 『彼氏彼女の事情』 白泉社、で、 庵野監督な作風からわりと離れた話だと思う。 その昔、これをエヴァの対極な人達という話の例として掲げたことがあるくらい。 誰がプロデュースしたんだ? この組合せ...

アニメ「こどものおもちゃ」がそろそろ終るという話。
この枠の次のやつが聞こえてこなかったので、ほんまかいな、と思ってたら、 最近ようやく次(「カウボーイビバップ」)が聞こえて来た。検討中とのことだけど、 次がこの枠で「検討」できるんだから「こどちゃ」は 4 月改編で終りか〜


2 月 11 日。
言の葉の引用のこと。
新聞に出ていた朝日ソノラマ復刻版「火の鳥」の広告。 1 - 7 巻が並ぶと同時に、巻ごとにセリフが一言数行ずつ引用されていた。 6 巻を除いてけっこ良い抜き出しだったので感心、 ということで言の葉の引用の話。
ここでも大運動会やこどちゃの感想で引用は毎回やってるし、本の感想の時もやってるな。 そういえば WWW の話の感想の時はやってないけど。
... ふむ、そういう(抜き書きしたくなるような)セリフ、確かに無いな。意外なトコにプロとアマの差がきっちりあるんだ。いや、最近の「こどちゃ」は抜き出すのやめようか、 という話の方が多いけど ...

さて、はるか昔、中学校の国語の授業のプリントで 森鴎外『青年』が三行だけ出て来たのを見たのが抜き出しに興味を持った始まりで、 その三行から興味がでて、読んでみたらこの本、その三行しか読むところがない。 これはけっこ妥当なセンらしく、 たいていの書評にもそれしか出て来ない。 でもそのセリフだけで一冊の価値があると思った。これが最初の出来事。

抜き書きを選ぶ時は、これの逆を思う。 つまり、そのセリフだけで話の価値を知らしめる、ということ。
前から順に(だらだらと:-)眺めている時と違い、一言だけ抜き出せは 必然的にそれを強調する効果がくっついてくる。と同時に、前後の文脈からの含蓄は きれいさっぱり落ちる。 ちょうど写真撮影が前後の一連の動きから一瞬だけを切り取るのと同じ感覚が そこにある。 コンテクストが分かるかぎり前振りを落し、 後ろは流れを見せるかわりに余韻として整うところで切り落とす。 言葉の見方が aggresive というのか、感覚を研ぎ澄ますようなところがあって この作業はけっこ好き。

30 分のアニメで 2-3 回は「(今日は)これでもいいかな」と思うセリフがあり、 50 分の実写なドラマだと 1-2 回。 ドラマだとあんまり極端な言葉使いが出来ないからしょうがないかな。 小説読む時は評価基準そのものが一回りキビしかったりして、 2-300 ページ読んでも一つあるかないか。 ... ああ、なんだ、時間単位に直せばドラマと同じくらいはあるか。

岩波文庫から「言葉の贈物」という名前その他で、 このテの抜き書きだけ集めた本が数冊ほど出ている。 アフォリズムを標榜するような格好になってしまって、 一語一語のインパクトはかなり薄れてしまっているけど、それなりに面白い。 ちゃんと鴎外の三行も出ていた :-)

ニーチェのような前後の文脈が最初から欠落したようなセンテンスが並ぶのとは違う、 瞬間を切り取ってそれでいて前後の流れが見える、そういう切り取り方を {してもらいたい | したい} ものである。

「火の鳥」未来編の抜き出し、

「地球が存在するかぎり、 生きものは
りっぱにこの地球の上で生きつづけなければ
ならないんじゃ!!」
は猿田博士がタマミの協力(実験台になってくれ)を得ようする時のセリフ。 「火の鳥」シリーズでは最大のスケールを誇る未来編、 最高のセリフの一つではあるけど、 その深淵なる恐ろしさがあんまりでていないのが惜しい。 私は、
「50000 年! この 50000 年は待つのが楽しかった。
私は次の 50000 年、何を楽しみに待てばよいのだろう ...」
こっちのが好きだけど、光瀬龍的すぎるかな?
こういうのはけっこ抜き出す側のセンスも出て来て、 望郷編の抜き書きは「今この時期にその言葉を選ぶか!?」的なところがあって、 イマイチだった。 せっかくの復刻編なんだから、角川版に無いところから選べば良いのに ... って、 それはインパクトありすぎか。

ところで、ここではパーペキに無視してきた長野オリンピック。 今日たまたま見ていたモーグルで日本人が金メダルを取った。 そういうこともあるのだな。めでたい、と言うておこう。
アナウンサーはひどかったけど。「前畑がんばれ」は悪い慣習を作ったなあ。


2 月 10 日。
linux の方に Netscape プラグインで TkMidity を使うためのパッチを追加。 自動再生、繰り返し再生の属性をサポートして、とりあえずは快適になった。

── をいをい、ここは linux 日記かや...?
いやでもその、これやっとかないと、出来ないことがちょっちあって。


2 月 8 日。
Netscape を終了しようとすると必ず X ごと落ちることが判明、 これは使えん、ということで Server や xfs などを作り直したり、 kernel の version を 2.0.31 にしてみたり、/lib/libc. を 5.2.x から 5.4.x に上げてみたり するも症状は改善せず。
VFlib 内でメモリ管理の時に segmentation fault を起こしているような感じだけど、 こんなバグが残ってるとは思えず、わりと初心者的対応で解決するだろうと思ったのにぃ、 うまくいかへん .... ;_;

この作業に先だって、ハードディスク残量が 30Mbytes を割ってたので整理、 いくらかのマジック(ローカルの特殊事情)を含めて 700Mbytes ほどの空きを作った。
ひさしぶりの広い空間は気持ち良かった。うん。
その結果は徒労の一言でおわったような気がするけど ...

ところで linux ページの宣伝活動上の私的都合により、 最上位の ~bg3k-ysd/index.html からeva のページ(~bg3k-ysd/eva/*/index.html) へのリンクを外した。 でもべつにここが無くなる訳ではないし、逆向きのリンクはそのままである。
アルタビスタで逆リンクの検索をするかぎり、 トップ(だけ)へのリンクを持っている人は居なかった(linux へか eva/novel へになっている) から、直接的な影響はそんなにない筈だ。

あーあ、どこにも出かけてないから旅行なページが作れないんだよなあ、 とは久しぶりに :-) トップページを眺めて思ったことである。

今日は愚痴ばっかだな。まあ、あれだしな mOm


2 月 6 日。
いまごろになって X の VFlib 対応作業。いつからやってないかと思えば、 10/16 に拾ったきりじゃん ^_^;
VFlib のチューニングをしてないので、Netscape などがいますこし汚い表示、 その昔、きっちり個別にチューニングした xdvi にはくらぶべくもなく 今は WWW を見る気にならない。その上、フォント探しでトラブるとサーバごと落ちる ;_;

話を書くということ、その 2。
話をイタくするだけならそんなに難しくない。 読み手の感情のよこっつらをはたくような話にするくらいなんでもない。 ちょうど生姜を大量に放りこめば、 どんなカレーも激辛にできるていどには大した作業ではない。 しかし、激辛カレーが(少なくともそれだけでは)けっして旨いとはいわないように、 感情を揺さぶったからといって上手い出来だとは思わない、 .... という考え方でいいんだろな、多分 ^_^;
てなことを、某インド料理屋に食べにいって、 出されたシロモノの食べ方というか愉しみ方がいまいちわからずに難渋しながら 思っていたことである。

本日のこどちゃ。
えらく評価(感想)の難しい話を作って来るねぇ、というのが第一感。
風花のこういう話は好きなんだけどね。

LFT(ラブラブ風花、高石)な話の構造やオチは事前にみんな分かっててなお 楽しませる出来であったのは確かで、良かったんだけど、...
風花の紹介タイミングをずらしたり、 風花と高石のすれ違いを高石側の事情の違いを使って表現していったのもよかった。 剛の狂言回しな使い方も今回はぴしっと決まってて、 こどちゃらしい誇張の使い方は単純なシンプルを狙った使い方もはまっていた。
そして「やっぱりこどものおもちゃ」、略して「やどちゃ」、話の中で浮いてるのは かなりわざとなんだろうけど。

でも調和が調和に見えないというか。細部の良さが全体を形作ってないというような感じか。
風花では「こどちゃ」に筋を通すのは力不足なんだろうか ....

それと高石の周りの連中の、あの大阪弁なんとかしてくれ、あの下手なの ... 文字面は一見、京都弁のような文字面つくっておいて イントネーションをおもいっきりひっこぬいた抜けた大阪弁でしゃべんないでくれ ...

わりと話が進む傾向にあるけど、3 月でやっぱり終りだからなんだろうな。 4 月からはこの時間帯、「カウボーイビバップ」とかいうのが検討に入っているらしい。

「おおい、羽山、風花はどないしたんや!」
「おまえ、高石 ....?」
「おまえ、風花のことほっといてこんな女と何いちゃついてんねん?!」
「恋は格闘技や!」も良かったんだけど、ま、いいや。

本日の大運動会
予告通りにわりとギャグ調でまとめた、芸の細かさの光る一品。
休憩に入る時に疲労した肩をおさえるクリス。 お茶にさそって茶室にさそう校長、そのお茶を堂々とまずぃと叫ぶターニャ、 ししおどしの音の入れるタイミング。 筋肉がスタートと同時に緊張する絵。
ゲームの内容が主軸にならないシナリオ作りはいいね、退屈しない。

ファーストキスで「ない」というのもさりげなく芸の細かいところ、 「そういう」驚き方をここでされると話をブチ壊しにするだろう。

気になったのは一点。
ここでクリスの精霊が出て来るのだったら、できれば前回、 精霊が暴走気味のクリスをいやがっているところなんぞいれておいて欲しかったように思う。 前回に出て来ず、今回、都合良くでてくるような描き方だと精霊の存在を確信するのが難しい。

ところで次回、 よく考えたら先が見えない。 決勝の組合せ、どうなるんだろう。わりと常識を外さない傾向にあるから、 それからすればクリス、あかりの決勝だと思っていたんだけど、 BGM が BGM だから、たぶんどっちかあるいは両方が負ける展開のはず。

ラーリを負かすと決勝があかり対ミランダ、あまり見どころのない試合になるし、
ミランダをまかすと、ラーリ対クリス、こっちはさらにネタのなさそうな試合になる。
決勝をラーリ対ミランダにすると、.... よほと上手に作らないと視聴者が怒るってば。
常識的にクリス対あかりだと、ミランダは何のために出てきたんだろう?

「未熟だ。 たやすくあらわれる感情は敵に行動を予測させる。 精神的にぐらつけばミスを犯す。 神崎あかり、おまえは敗北のカードを、自ら並べているのだ」
── もっともだ。
2 月 5 日。
本日はメール書き....
2 月 3 日。
話を書くということ。
起承転結から始め、中はわりとばらばらに書き進む。 最初に起承転結が揃っていないとどうなるかというと、すぐに詰まる。 その結果が、一向に減らない書き掛けの山な訳だ。 起承転結が先にあるから、ばらばらに書き進んでも大丈夫だし、 逆にまっすぐ書き進めることは出来なかった。

で、まあ、珍しく「まっすぐ書き進めている」なあ、と思った。

ところで、 ここがここんとこ簡潔なのは裏でやってる作業で疲れてるからで、 これは来週には出せるだろう。目標、一ヶ月丁度の遅れ、だから。


2 月 2 日。
ちょっち話を書き始めたのだが、典型的な二兎を追うもの一兎を得ず、になっている。 いまさらな EoE 系(最終的に 50k - 60k 位かなあ)と、 y:27 と、青の奥でやってるやつ .... ^^;
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