焚き火は楽しい。つい燃やすことに夢中になって火を大きくしてしまう。しかし、自分でコントロールできる焚き火の大きさにとどめることだ。よく、キャンプファイヤーのようにやたら炎を大きくしている連中を見かけるが、必要以上に大きい炎はかなり危険。一度大きくなった火力は簡単に消すことはできない。自分の衣服を焦がすぐらいならまだしも、時には山火事になる危険性もはらんでいる。焚き火をなめてはいけない。
着火時は別として、新聞紙や紙くず、枯れ葉は、飛散する灰になりやすい。一瞬火力は強くなるが、焚き火によって作られる上昇気流で細かい灰がふわふわと空へと舞い上がる。誰もいない広い場所ならともかく、キャンプ場や河原などでは他人の迷惑になる。着火時以外は、新聞紙や紙くず、枯れ葉は燃やさないこと。
うちわは火の勢いをつけるのには簡単な方法だが、扇ぎ過ぎると焚き火の灰が飛び散ってしまう。新聞紙や枯れ葉を燃やしたときのように近所迷惑になる可能性もある。火力を落としすぎると、うちわを使わなければいけない状況になるので、安定して焚き火を燃やせるように、テクニックを磨くべし。やむを得ず使うときは、灰の飛散に注意してゆっくり空気を送り込むように扇ぐことだ。
焚き火の周りは、ついつい薪や道具などでなど乱雑になりがち。特に焚き火で調理をする場合はいっそうの注意が必要。つまずいたりするとたいへん危険だから、整理整頓を心がけよう。薪も太さや、種類ごとに整理しておくと、適切なタイミングで薪を投入でき、火のコントロールがしやすい。
基本、化学繊維は熱に弱い。爆ぜた火の粉で穴が空いたり、溶けたりする。寒いからといって化学繊維のウェアを防寒着代わりにしていると、悲しい事になりかねない。焚き火の前では、多少痛んでも差し支えないないウエアが良い。また、最近の軍手は化学繊維の製品がほとんど。軍手をしているからと安心して思わぬやけどをする場合がある。木綿の軍手か、革手袋を用意しよう。
残念な光景だが、河原やキャンプフィールドで黒くなった焚き火の残骸を見る。そんな状況も手伝って、直火どころか焚き火そのものを禁止するところも多い。火の収束を考えて、燃やす薪の量をコントロールすることが重要。大きな火を水で消せば大量の炭が残るから、完全に灰にしてしまうことを心がけることが肝要。そうすれば灰の量も少なく、後片付けも手間がかからない。
自宅以外、灰は袋に詰めて持ち帰るなりする。かまどに使った石は目立たないようにばらして捨てる。地面に残った焚き火の痕は灰を取り除いた後に枯れ草などで周りとかわらないようにカムフラージュする。黒い焚き火跡を残すのはNG。手間を考えれば、専用の焚き火台を使うのが手軽で便利。後片付けもカンタンだ。
火の用心は焚き火遊びの基本中の基本!家屋火災や山火事を例に出すまでもなく、火の取り扱いをまちがえれば取り返しのできない結果を招く。焚き火とはいえ、火は慎重に扱わなければいけない。火の粉で枯れ草などを燃やすこともあるし、衣類を焼く可能性もある。焚き火の周囲にバケツ1〜2杯の防火用水を用意することをオススメする。
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