海軍飛行予科練習生

土浦航空隊

沿革

昭和 4年12月29日 予科練習生制度創設

.              受験資格 満15才以上17才未満

.              就業期間 3ヶ年

昭和 5年 5月31日 予科練習生制度改正

.              予科練終生と一般下士官兵(操縦、偵察)の二本立採用となる

昭和 5年 6月 1日 横須賀海軍航空隊(追浜)に予科練習部を開設

.              第一期生採用(海軍志願兵 5,807名から選抜)、予科練習生教育を開始

昭和 6年 4月10日 修業期間改正

.              3ヶ年を2年11ヶ月に変更

昭和 7年 2月 6日 飛練教程 修業期間改正

.              操縦 約5ヶ月、偵察 約4ヶ月

昭和11年 7月28日 修業期間改正

.              2年11ヶ月を2年4ヶ月(艦務実習を含む)に変更

昭和11年 8月12日 採用年齢改正

.              満15才以上17才未満を満15才以上18才未満に変更

昭和11年12月 4日 予科練習生を飛行予科練習生に改称

昭和12年 5月18日 甲種予科練習生制度を創設

.              受験資格 中学4年1学期修了以上

.              修業期間 1年2ヶ月

.              従来の飛行予科練習生制度を乙種飛行予科練習生制度と改称

昭和12年 9月 1日 甲種飛行予科練習生採用開始、甲1期 250名入隊

昭和14年 3月 1日 霞ヶ浦海軍航空隊へ飛行予科練習部を移設

昭和15年 9月18日 飛行予科練習生制度改正

.              操縦・偵察練習生の部内選抜制度を廃止

昭和15年 9月18日 丙種飛行予科練習生制度を新設

.              徴兵または志願して海兵団に入隊したものから採用

昭和15年10月 1日 丙種飛行予科練習生採用開始、1期 33名入隊

.              修業期間 6ヶ月

昭和15年10月 1日 修業期間改正

.              甲種 1年2ヶ月を1年6ヶ月に変更

.              乙種 2年4ヶ月を2年6ヶ月に変更

昭和15年11月15日 土浦海軍航空隊開隊、予科練教育を開始

昭和16年 8月12日 採用年齢改正

.              甲種 中学4年1学期修了以上を満16才以上20才未満に変更

.              乙種 満15才以上18才未満を満14才以上18才未満に変更

昭和16年 8月12日 修業期間改正

.              甲種 1年6ヶ月を1年に変更

.              乙種 2年4ヶ月を2年に変更

.              丙種 6ヶ月を3ヶ月以内に変更

昭和16年11月20日 岩国海軍航空隊にて予科練教育を開始

昭和16年12月 8日 ハワイ真珠湾攻撃

昭和17年 8月 1日 三重海軍航空隊開隊、予科練教育を開始

昭和17年11月 1日 飛行予科練習生の制服が、水兵服から七つ釦の短ジャッケットに変更

昭和18年 2月 1日 乙種飛行予科練習生(特)制度を新設

.              乙種に採用された者から、短期教育で搭乗員になれると判定された者を選抜

.              修業期間 6ヶ月

昭和18年 2月 1日 丙種の制度を廃止(最終17期)

昭和18年 4月 1日 鹿児島海軍航空隊開隊、予科練教育を開始

昭和18年 4月 1日 乙種飛行予科練習生(特)採用開始、1期 1,585名入隊

昭和18年 2月 1日 人吉海軍航空隊開隊、予科練教育を開始

昭和18年 5月22日 採用年齢改正

.              甲種 満16才以上20才未満を満15才以上20才未満に変更

昭和18年 5月22日 修業期間改正

.              甲種 1年を1年6ヶ月に変更

.              乙種 2年を2年6ヶ月に変更

.              丙種 3ヶ月を6ヶ月に変更

.              特乙 6ヶ月を1年に変更

昭和18年 8月27日 修業期間改正

.              甲種 1年6ヶ月を6ヶ月に変更

.              乙種 2年6ヶ月を1年8ヶ月に変更

.              丙種 6ヶ月を3ヶ月に変更

.              特乙 1年を6ヶ月に変更

昭和18年10月 1日 美保海軍航空隊開隊、予科練教育を開始

昭和18年10月 1日 松山海軍航空隊開隊、予科練教育を開始

昭和19年 4月 6日 受験資格改正

.              甲種 中学4年1学期修了者を中学3年1学期修了者に変更

昭和19年 5月  日 岡崎海軍航空隊開隊(土空分遣隊として新設)、予科練教育を開始

昭和19年 6月 1日 福岡海軍航空隊開隊、予科練教育を開始

昭和19年 8月 5日 滋賀海軍航空隊開隊(三重空分遣隊から独立)、予科練教育を開始

昭和19年 9月 1日 三沢海軍航空隊開隊、予科練教育を開始

昭和19年 9月 1日 清水海軍航空隊開隊、予科練教育を開始

昭和19年 9月 1日 小松海軍航空隊開隊(土空分遣隊として新設)、予科練教育を開始

昭和19年 4月 6日 受験資格改正

.              甲種 中学3年1学期修了者を中学2年修了者に変更

昭和19年10月 1日 小富士海軍航空隊開隊(福岡空分遣隊から独立)、予科練教育を開始

昭和19年11月 1日 倉敷海軍航空隊開隊、予科練教育を開始

昭和19年11月 1日 浦戸海軍航空隊開隊、予科練教育を開始

昭和20年 3月 1日 奈良海軍航空隊開隊(三重空分遣隊から独立)、予科練教育を開始

昭和20年 3月 1日 高野山海軍航空隊開隊(三重空分遣隊から独立)、予科練教育を開始

昭和20年 3月 1日 西宮海軍航空隊開隊(滋賀空分遣隊から独立)、予科練教育を開始

昭和20年 3月 1日 宝塚海軍航空隊開隊(滋賀空分遣隊から独立)、予科練教育を開始

昭和20年 3月 1日 宇和島海軍航空隊開隊(松山空分遣隊から独立)、予科練教育を開始

昭和20年 5月30日 飛行予科練習生教育、飛練教程教育を中止

昭和20年 5月  日 三重海軍航空隊 野辺山派遣隊設営

昭和20年 6月 1日 飛行予科練習生の教育課程を変更

.              航空特攻要員教育教育 土浦・三重・滋賀

.              水上水中特攻要員教育 倉敷・小富士

.              新入練習生の基礎教育 宝塚、奈良、高野山

昭和20年 6月  日 土浦海軍航空隊 秋田基地設営

昭和20年 8月15日 終戦

 

 

入隊人数

 

第一期入隊

最終期入隊

入隊者数

戦没者数

乙 種

昭和 5. 6. 1

24期 昭和20. 6.15

87,531

4,984

甲 種

昭和12. 9. 1

16期 昭和20. 8.15

139,730

7,114

特乙種

昭和18. 4. 1

10期 昭和19.10. 1

6,840

1,348

丙 種

昭和15.10. 1

17期 昭和19.12. 1

7,362

5,454

   

241,463

18,900

 

予科練

更新日:2011/07/31