ASUS MAXIMUS VIII GENE まとめ

 
 
 
ASUS ROG BIOS 設定項目 速引辞典 for MAXIMUS VIII GENE
 
 

ASUS ROG MAXIMUS VIII GENE BIOS マニュアル


 
 

UEFI BIOS


UEFIとは
ASUS UEFI BIOSは、従来のキーボード操作だけでなくマウスでの操作も可能となったグラフィカルでユーザーフレンドリーなインターフェースである。
OSを使用するのと同じくらいに簡単に操作することができる。
* EFI(UEFI)が従来のBIOSと同じ機能を持つことから、ASUSはEFI(UEFI)を「UEFI BIOS」、「BIOS」と表記する。
 
UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)は、Intel 社が提唱している従来パソコンのハードウェア制御を担ってきた BIOS に代わる、OS とファームウェアのインターフェース仕様である。 
UEFIは非常に高機能な最新のファームウェアで従来のBIOSと違い拡張性に富んでいる。
UEFIの設定はマザーボードのCMOS RAM(CMOS)に保存されている。
 
通常、UEFIのデフォルト設定はほとんどの環境で、最適なパフォーマンスを実現できるように設定されている。
 
以下の状況以外では、デフォルト設定のままで使用することをお勧めする。
• システム起動中にエラーメッセージが表示され、UEFI BIOS Utility を起動するように指示があった場合
• UEFI BIOSの設定を必要とするコンポーネントをシステムに取り付けた場合
 
※ASUSオフィシャルサイトからダウンロードしたBIOSメージファイルをUSB BIOS Flashback機能で使用する場合は、手動でファイル名を「M8G.CAP」に変更する事。  
 
 
 

UEFI BIOS Utility


コンピューターの起動時にUEFI BIOS Utilityを起動する

システムは起動時にPOST(Power On Self Test) と呼ばれる起動時の自己診断テストを実行する。
このPOST中にF2またはDeleteを押すことでUEFI BIOS Utility を起動することができる。
UEFI BIOS Utilityの操作方法は、画面右下に表示される操作説明を見る事。

• マウスでUEFI BIOS Utilityの操作を行う場合は、USBマウスをマザーボードに接続してからシステムの電源をオンにする。
• 設定を変更した後システムが不安定になる場合は、デフォルト設定をロードする。
• デフォルト設定に戻すには、F5を押すか Exitメニューの「Load Optimized Defaults」を選択する。
• 設定を変更した後システムが起動しなくなった場合は、CMOSクリアを実行し、マザーボードのリセットを行う。
• UEFI BIOS UtilityはBluetooth デバイスには対応していない。
• UEFI BIOS Utility上で、キーボードは英語配列キーボードとして認識される。
• UEFI BIOS Utility の各項目の名称、設定値、デフォルト設定値は、ご利用のモデルやUEFI BIOSバージョン、取り付けたCPU/メモリーにより異なる場合がある。
 
 
 

メニュー画面


UEFI BIOS Utilityには、EZ Mode Advanced Mode の2つのモードがある。
モードの切り替えはF7を押すか、画面右下の「Advanced Mode(F7)」/「EZ Mode(F7)」ボタンを押すことで簡単に切り替えることができる。
 

EZ Mode


EZ Mode では、基本的なシステム情報の一覧が表示され、表示言語やシステムパフォーマンスモード、ブートデバイスの優先順位などが設定できる。
Advanced Mode へ切り替えるにはF7を押すか、画面右下の「Advanced Mode (F7)」ボタンを押すことで簡単に切り替えることができる。
 
 

Advanced Mode


Advanced Modeでは、高度なシステムの調整から、オンボード機能の有効/無効など詳細な設定を行うことができる。
 
メニューバー 
 
My Favorites・・・登録したお気に入り項目
Main・・・基本システム設定
Extreme Tweaker・・・オーバークロック関連
Advanced・・・拡張システム設定
Monitor・・・システム温度/電力状態の表示、およびファンの設定
Boot・・・システム起動関連
Tool・・・独自機能
Exit・・・終了メニュー、及びデフォルト設定のロード
 
 
 
メニュー 
 
設定可能なアイテムまたは各種情報のタイトルが表示される。
設定の変更は、カーソルキーで項目に移動しEnterを押して選択する。
 
 
サブメニュー 
 
サブメニューが含まれる項目には矢印マークが表示されている。
サブメニューを開くには、カーソルキーで項目に移動しEnterを押す。
 
 
表示言語 
 
UEFI BIOS Utility で表示する言語を選択することができる。
 
 
My Favorites (F3) 
 
ツリーマップから頻繁に使用する項目をお気に入りとして登録することで、画面の切り替えなどの面倒な操作をせずに一画面で各種設定を変更することができるようになる。
 
 
Qfan Control (F6) 
 
Q-Fan Tuning画面を起動し、Q-Fan Control機能によるファンの調整を行うことができる。
 
 
EZ Tuning Wizard (F11) 
 
表示される画面の選択肢を選ぶだけで、簡単にシステムのオーバークロックやRAID の構築をすることができる。
 
 
Quick Note(F9) 
 
簡易メモを表示します。UEFI BIOS Utilityの設定状況や設定値など、メモを書き込むことができる。

• 次のキーとキーボードショートカットは使用できない: DELキー、切り取り(Ctrl + X)、コピー(Ctrl + C)、貼り付け(Ctrl + V)
• 使用可能な言語は英語のみ。また、キーボードは英語配列キーボードとして認識される。
 
 
Hot Keys (操作ガイド) 
 
UEFI BIOS Utilityを操作するためのキーボードの基本操作やショートカットの一覧を表示する。
 
 
Search on FAQ 
 
このボタンの上にマウスカーソルを合わせるとQRコードが表示される。
表示されたQRコードをお使いのスマートデバイスでスキャンすることで、ASUSサポートサイトにすばやくアクセスすることができる。
 
 
スクロールバー 
 
設定項目が画面に収まりきらない場合は、スクロールバーがメニュー画面の右側に表示される。
マウスや カーソルキー、または Page Up/Page Down で、画面をスクロールすることができる。
 
 
詳細情報 
 
選択した項目に関する詳細な情報を表示する。また、本製品ではF12を押してUEFI BIOSUtility 画面のスクリーンショットを撮影し、USBメモリーに保存することができる。
 
 
構成フィールド 
 
構成フィールドには各項目の現在設定されている状態や数値が表示される。
ユーザーによる変更が可能でない項目は、選択することができない。
設定可能なフィールドは選択するとハイライト表示されます。フィールドの値を変更するには、そのフィルドをマウスで選択するか、表示されるナビゲーションキーに従い数値を変更し、Enterを押して決定する。
 
 
Last Modified (最終更新内容) 
 
前回保存したUEFI BIOS Utilityの変更内容を表示する。
 
 
 

My Favorites


頻繁に使用する項目をお気に入りとして登録することで、画面の切り替えなどの面倒な操作をせずに一画面で各種設定を変更することができる。
 
デフォルト設定では一般的に変更されることが多い項目が登録されている。
 
 

お気に入り項目を追加する

 
手順
 
1. Advanced ModeでキーボードのF3を押すか 画面のMy Favorites をクリックし、SetupTree Mapを開く。
 
2. まず、メインメニューパネルでカテゴリーを選択し、次にサブメニューパネルでお気に入りに追加したい項目を選択する。
お気に入りに追加したい項目でEnterを押すか、画面の + をクリックして項目を追加する。
 
次の項目はお気に入りに追加することはできません:
・ ユーザー管理項目(システム言語や起動デバイス優先順位など)
・ ユーザー設定項目(システム日付や時間など)
 
デフォルト設定では一般的に変更されることが多い項目が登録されている。
 
 
3. 「Exit (ESC)」をクリックするか、ESCを押してメインメニューに戻る。
 
4. 登録した項目はメニューバー「My Favorites」から呼び出すことができる。
 
 
 

セキュリティ


システムセキュリティ設定の変更が可能。
 
• パスワードを忘れた場合、CMOSクリアを実行しパスワードを削除する。
 
• パスワードを削除すると、画面上の「Administrator」または「User Password」にはデフォルト設定の「Not Installed」と表示される。
パスワードを再び設定すると、「Installed」と表示される。
 
 

Administrator Password

 
管理者パスワードを設定した場合は、システムにアクセスする際に管理者パスワードの入力を 要求するように設定することをお勧めする。
 
管理者パスワードの設定手順
 
1. 「Administrator Password」を選択します。
2. 「Create New Password」ボックスにパスワードを入力し、Enterを押します。
3. パスワードの確認のため、「Confirm New Password」ボックスに先ほど入力したパスワードと同じパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックする。
 
 
管理者パスワードの変更手順
 
1. 「Administrator Password」を選択する。
2. 「Enter Current Password」ボックスに現在のパスワードを入力し、Enterを押す。
3. 「Create New Password」ボックスに新しいパスワードを入力し、Enterを押す。
4. パスワードの確認のため、「Confirm New Password」ボックスに先ほど入力したパスワードと同じパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックする。
 
管理者パスワードの消去も、管理者パスワードの変更時と同じ手順で行いますが、パスワードの作成/確認を要求された後、なにも入力せずにEnterを押す。 パスワード消去後は、「Administrator Password」には「Not Installed」と表示される。
 
 

User Password


ユーザーパスワードを設定した場合、システムにアクセスするときにユーザーパスワードを入力する必要がある。
 
ユーザーパスワードの設定手順
 
1. 「User Password」を選択する。
2. 「Create New Password」にパスワードを入力し、Enterを押す。
3. パスワードの確認のため、「Confirm New Password」ボックスに先ほど入力したパスワードと同じパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックする。
 
 
ユーザーパスワードの変更手順
 
1. 「User Password」を選択しする。
2. 「Enter Current Password」に現在のパスワードを入力し、Enterを押す。
3. 「Create New Password」に新しいパスワードを入力し、Enterを押す。
4. パスワードの確認のため、「Confirm New Password」ボックスに先ほど入力したパスワードと同じパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックする。
 
ユーザーパスワードの消去も、ユーザーパスワードの変更時と同じ手順で行うが、パスワードの作成/確認を要求された後、なにも入力せずにEnterを押す。
パスワード消去後は、「User Password」 には 「Not Installed」と表示される。
 
 
 
 
 
 

Extreme Tweak


高度なシステムの調整をすることができる。
 
Extreme Tweaker メニューで設定値を変更する際は十分に注意する。
不適切な値を設定した場合、システムに誤作動や故障が発生する可能性がある。
 
 
スクロールすることで画面の外に隠れているコンテンツを表示することができる。
 
 
Ai Overclock Tuner [Auto]
CPUのオーバークロックオプションを選択して、CPUのベースクロック(基本動作周波数)などを設定することができる。
 
[Auto] 標準ベースクロックで動作
[Manual] ベースクロックを任意に設定可能。
[XMP] XMP(eXtreme Memory Profile)対応メモリーのプロファイルに従い動作。
 
次の項目は「Ai Overclock Tuner」を [Manual]または[XMP] に設定すると表示される。
 
BCLK Frequency [100.00]
ベースクロック (基準動作周波数) を設定する。設定範囲は40.0MHz~500.0MHzである。
 
 
 
ASUS MultiCore Enhancement [Auto]
オーバークロック設定を行った際やメモリーの動作周波数を変更した際などに、自動的にパフォーマンスを最適化するASUS MultiCore Enhancement機能の有効/無効を設定する。
設定オプション: [Auto] [Disabled]
 
 
 
 
 
CPU Core Ratio [Sync All Cores]
CPUの動作倍率の同期方法を設定する。
[Auto] 自動的にすべてのコアの動作倍率を調整する。
[Sync All Cores] 1コア時の動作倍率上限を、すべてのコアの動作倍率として設定する。
[Per Core] アクティブなコア数毎に動作倍率の上限を設定する。
 
「CPU Core Ratio」を[Sync All Cores] または [Per Core]に設定すると、次の項目が表示される。
 
1-Core Ratio Limit [Auto]
1コア時の動作倍率上限を設定する。
[Auto]   CPUの既定値を使用する。
[Manual]   1コア時の動作倍率上限を手動で設定する。
設定値は[2-CoreRatio Limit]と同じか、またはそれ以上で設定する必要がある。
 
2-Core Ratio Limit [Auto]
2コア時の動作倍率上限を設定する。
[Auto]   CPUの既定値を使用する。
[Manual]   2コア時の動作倍率上限を手動で設定する。
設定値は[3-CoreRatio Limit]と同じか、またはそれ以上で設定する必要がある。
さらに、[1-Core Ratio Limit]は[Auto]であってはならない。
 
3-Core Ratio Limit [Auto]
3コア時の動作倍率上限を設定する。
[Auto]   CPUの既定値を使用する。
[Manual]   3コア時の動作倍率上限を手動で設定する。
設定値は[4-CoreRatio Limit]と同じか、またはそれ以上で設定する必要があり、さらに、[1-Core Ratio Limit][2-Core Ratio Limit]は[Auto]であってはならない。
 
4-Core Ratio Limit [Auto]
4コア時の動作倍率上限を設定する。
[Auto]   CPUの既定値を使用する。
[Manual]   4コア時の動作倍率上限を手動で設定します。
[1-Core Ratio Limit][2-Core Ratio Limit][3-Core Ratio Limit]は[Auto]であってはならない。
 
 
 
 
 
DRAM Odd Ratio Mode [Enabled]
Odd Ratio modeの有効/無効を設定する。
この機能により細分化されたメモリークロックを使用することが可能になる。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
 
DRAM Frequency [Auto]
メモリーの動作周波数を設定することができる。
設定可能なオプションは、ベースクロック周波数の設定に応じて変化する。
設定オプション: [Auto] [DDR4-800MHz] - [DDR4-4266MHz]
 
 
Xtreme Tweaking [Disabled]
ベンチマークソフトウェア 3DMark 2001用にシステムパフォーマンスを調整してスコアアップを図る。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
 
TPU [Keep Current Settings]
難しい操作をせずにCPUやメモリーの動作周波数、電圧を自動的に調節しシステム全体のパフォーマンスを向上させる。
[Keep Current Settings] 現在の設定を維持する。
[TPU I] 空冷向けオーバークロック調整を実行します。動作倍率の同期方法は[Per Core]である。
[TPU II] 水冷向けオーバークロック調整を実行します。動作倍率の同期方法は[Sync All Cores]である。
※本機能を使用する際は、適切なサーマルインターフェースマテリアル(TIM)を使用する。
 
 
EPU Power Saving Mode [Disabled]
省電力機能 EPU (Energy Processing Unit) の有効/無効を設定する。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
 
CPU SVID Support [Auto]
CPUと電圧レギュレーターコントローラー間での電源管理情報を送信するSVID(Serial VoltageIdentification)の有効/無効を設定する。
オーバークロックを行なう際は、この項目を[Disabled]に設定することをおすすめする。
設定オプション: [Auto] [Disabled] [Enabled]
 
 
DRAM Timing Control
メモリーのアクセスタイミングに関する設定を行うことができる。
デフォルト設定に戻すには、キーボードで [auto] と入力し、Enter を押す。
 
メモリーのアクセスタイミングを変更するとシステムが不安定になる場合があります。不安定に なった場合は、デフォルト設定に戻す。
 
 
MRC Fast Boot [Auto]
起動時にメモリーモジュールの動作チェックをパスし、起動時間を短縮する機能の有効/無効を設定する。
設定オプション: [Auto] [Disabled] [Enabled]
 
 
DRAM CLK Period [Auto]
メモリーの動作周波数に合せたメモリーコントローラーの遅延時間を設定する。
設定オプション: [Auto] [1] – [40]
 
 
Memory Scrambler [Enabled]
動作周波数の高いメモリーにおける安定性を向上させることができる、メモリースクランブラー機能の有効/無効を設定する。
設定オプション: [Enabled] [Disabled]
 
 
Channel A/B DIMM Control [Enable Both DIMMs]
メモリースロット(チャンネルA、チャンネルB)の有効/無効を設定する。
設定オプション:[Enable Both DIMMs] [Disable DIMM0] [Disable DIMM1] [Disable Both DIMMs]
 
 
MCH Full Check [Auto]
メモリーコントローラーの動作チェックに関する厳密さを設定する。
この項目を[Enabled]に設定するとシステムの安定性が向上し、[Disabled]に設定するとオーバークロック耐性が向上する。
設定オプション: [Auto] [Enabled] [Disabled]
 
 
DLLBwEn [Auto]
メモリーオーバークロック時、パフォーマンスを引き出すために Level 2 ~ 4 に設定することをおすすめする。
設定オプション: [Auto] [0] - [7]
 
 
 
 
 

DIGI+VRM


VRM Initialization Check [Enabled]
VRMイニシャライズチェック機能の有効/無効を設定する。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
 
CPU Load-Line Calibration [Auto]
CPUへの供給電圧を調整する。
高い値を設定することでオーバークロックの限界を引き上げることができるが、CPUとVRMの発熱量は増加する。
設定オプション: [Auto] [Level 1] - [Level 7]
※実際のパフォーマンスは取り付けられたCPUの仕様により異なる。
本項目の設定を変更する場合は、必ず適切な冷却装置を取り付けた上で行う事。
 
 
CPU Current Capability [Auto]
CPUに供給する電流の上限値を設定する。
オーバークロック時は高い値を設定することで動作を安定させることができる。
ただし、VRMの消費電力が上昇する。
設定オプション: [Auto] [100%] [110%] [120%] [130%] [140%]
 
 
CPU VRM Switching Frequency [Auto]
CPU用VRMのスイッチング周波数の制御方法を設定する。
周波数を高くすることでVRMの過渡応答を高めることができる。
設定オプション: [Auto] [Manual]
 
 
次の項目は「CPU VRM Switching Frequency」を [Manual] にすると表示される。
Fixed CPU VRM Switching Frequency (KHz) [300]
CPU用VRMのスイッチング周波数を設定する。
設定範囲は 250kHz ~ 500kHzで、50kHz刻みで調節する。
 
 
VRM Spread Spectrum [Auto]
動作周波数を変調させることで信号伝送時の電磁波を低減させ、通常動作時の動作を安定させるスペクトラム拡散機能の有効/無効を設定します。
* オーバークロック時には、この項目を[Disabled]設定することで、システムの動作が安定する場合がある。
設定オプション: [Auto] [Disabled] [Enabled]
 
 
CPU Power Duty Control [T.Probe]
CPU用VRMの制御方法を設定する。
[T. Probe] VRMの温度バランスを重視する。
[Extreme] VRMの出力電流バランスを重視する。
 
 
CPU Power Phase Control [Auto]
CPU用VRMの稼働フェーズ数の制御方法を設定する。
[Auto] 自動的に制御
[Standard] CPUの電力情報に基づき制御
[Optimized] ASUS独自の最適化プロファイルに基づき制御
[Extreme] 常に最大フェーズ数で制御
 
 
CPU Power Thermal Control [115]
CPU用VRMの許容する上限温度を設定する。
CPU用VRMがここで設定した値に達すると、VRMは温度を下げるために自動的にパフォーマンスを低下させる。
設定範囲: [115] - [136]
 
 
 
 
 

Boot Voltages


 
CPU Core/Cache Boot Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [0.600] - [1.700]
 
 
DMI Boot Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [0.300] - [1.900]
 
 
Core PLL Boot Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [0.70000] - [1.60000]
 
 
CPU System Agent Boot Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [0.7000] - [1.8000]
 
 
CPU VCCIO Boot Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [0.7000] - [1.8000]
 
 
 
 
 

Internal CPU Power Management


 CPUの動作倍率やEnhanced Intel SpeedStep®、Turbo Boostの設定をすることができる。  
 
Intel(R) SpeedStep(tm) [Enabled]
CPUの負荷に応じて動作周波数や電圧を段階的に変化させることで消費電力と発熱を抑える、拡張版 Intel SpeedStep テクノロジー(EIST)の有効/無効を設定する。
[Disabled] CPUは定格速度で動作します。
[Enabled] OSが自動的にCPUの電圧とコア周波数を調節する事によって、電力消費と発熱量を抑えることができる。
 
 
Turbo Mode [Enabled]
この設定を有効にすることで、CPUにかかる負荷や発熱の状況に応じて動作クロックを変化させる、Intel Turbo Boost Technologyを使用することができる。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
次の項目は「Turbo Mode」を [ Enabled] にすると表示される。
 
TTurbo Mode Parameters
 
Long Duration Package Power Limit [Auto]
Turbo Boost時に参照するCPUの電力値を設定しする。
設定範囲は1 ~ 4095 で、単位はW(ワット)である。
 
 
Package Power Time Window [Auto]
CPUの電力値が設定値を超えた場合の、Turbo Boostによるブースト状態の維持時間を設定する。
設定範囲は1 ~ 127 で、単位はms(ミリ秒)である。
 
 
Short Duration Package Power Limit [Auto]
Turbo Boost時のCPU瞬間電力上限値を設定する。
設定範囲は1 ~ 4095 で、単位はW(ワット)です。
 
 
IA AC Load Line [Auto]
交流ロードラインを設定する。
設定オプション: [Auto] [0.01] - [62.49]
 
 
IA DC Load Line [Auto]
直流ロードラインを設定する。
設定オプション: [Auto] [0.01] - [62.49]
 
 
 
 
 

Tweaker’s Paradise


 
Initial BCLK Frequency [Auto]
システム起動時のベースクロックを設定する。
設定オプション:[Auto] [40.0 MHz] – [500.0 MHz]
 
 
BCLK Amplitude [Auto]
ベースクロックの振幅を設定する。
設定オプション: [Auto] [700mV] [800mV] [900mV] [1000mV]
 
 
BCLK Slew Rate [Auto]
クロックのスルーレートを設定する。高い値を設定することでオーバークロック時の安定性向上を図ることができる。
設定オプション: [Auto] [1.5V/ns] [2.5V/ns] [3.5V/ns] [4.5V/ns]
 
 
BCLK Spread Spectrum [Auto]
電磁障害(EMI)を低減させるスペクトラム拡散機能の有効/無効を設定する。
オーバークロック時には、この項目を [Disabled] 設定することで、システムの動作が安定する場合がある。
設定オプション: [Auto] [Disabled] [-0.22] [-0.34] [-0.46] [+0.12] [+0.22] [+0.28] [+0.38][+0.17]
 
 
BCLK Frequency Slew Rate [Auto]
設定オプション: [Auto] [Disabled] [32us/MHz] [64us/MHz] [128us/MHz] [512us/MHz]
 
 
DRAM VTT Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [0.500] - [1.300]
 
 
VPPDDR Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [1.86500] - [3.13500]
 
 
DMI Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [0.30000] - [1.90000]
 
 
Core PLL Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [0.70000] - [1.60000]
 
 
PLL Bandwidth [Auto]
オーバークロックによる高BCLKまたは高動作周波数時、パフォーマンスを引き出すためにLevel 6 ~ 8 に設定することをおすすめする。
設定オプション: [Auto] [Level 0] - [Level 8]
 
 
Eventual DRAM Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [1.0032] - [2.0064]
 
 
Eventual CPU Standby Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [0.80000] - [1.80000]
 
 
Eventual PLL Termination Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [0.36000] - [2.10000]
 
 
 
CPU Core/Cache Current Limit Max. [Auto]
CPUコア/キャッシュ(リングバス)への電流上限を設定する。
オーバークロックする際は、値を高く設定することで、オーバークロック時のスロットリングによる周波数と電力の低下を防止することができる。
設定オプション: [Auto] [0.00] - [255.50]
 
 
 
CPU Graphics Current Limit Max.[Auto]
統合型グラフィックスへの電流上限を設定する。
設定オプション: [Auto] [0.00] - [255.50]
 
 
Min. CPU Cache Ratio [Auto]
CPUキャッシュ(リングバス)の最小動作倍率を設定する。
設定オプション: [Auto] [8] - [33]
 
 
Max. CPU Cache Ratio[Auto]
CPUキャッシュ(リングバス)の最大動作倍率を設定する。
設定オプション: [Auto] [8] - [33]
 
 
Max. CPU Graphics Ratio[Auto]
統合型グラフィックスの最大動作倍率を設定する。
設定オプション: [Auto] [8] - [26]
 
 
CPU Core/Cache Voltage[Auto]
CPUコア/キャッシュ(リングバス) に供給する電圧の調整方法を設定する。
設定オプション: [Auto] [Manual Mode] [Offset Mode] [Adaptive Mode]
 
次の項目は「CPU Core/Cache Voltage」を [Manual Mode] にすると表示される。  
CPU Core Voltage Override [Auto]
CPUコアに供給する電圧を設定する。
設定オプション: [Auto] [0.600] - [1.700]
 
 
次の項目は「CPU Core/Cache Voltage」を [ Offset Mode]にすると表示されする。
 
Offset Mode Sign [+]
[+] CPU Core Voltage Offsetで指定した値の電圧を上げる。
[-] CPU Core Voltage Offsetで指定した値の電圧を下げる。
 
 
CPU Core Voltage Offset[Auto]
CPU Core Voltageのオフセット調整値を設定する。
設定オプション: [Auto] [-0.635] - [0.635]
 
 
次の項目は「CPU Core/Cache Voltage」を [ Offset Mode]にすると表示される。
 
Offset Mode Sign[-]
[+] CPU Core Voltage Offsetで指定した値の電圧を上げる。
[-] CPU Core Voltage Offsetで指定した値の電圧を下げる。
   
 
Additional Turbo Mode CPU Core Voltage [Auto]
Turbo Boost時にCPUコアに供給する電圧を設定する。CPUのコア周波数を高く設定する場合は、この電圧を高く設定する。
設定オプション: [Auto] [0.250] - [1.920]
 
 
Offset Voltage [Auto]
CPU Core Voltageのオフセット調整値を設定する。
設定オプション: [Auto] [0.001] - [0.999]
 
 
DRAM Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [1.0032] - [2.0064]
 
 
CPU VCCIO Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [0.70000] - [1.80000]
 
 
CPU System Agent Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [0.70000] - [1.80000]
 
 
PLL Termination Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [0.3600] - [2.1000]
 
 
PCH Core Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [0.70000] - [1.80000]
 
 
CPU Graphics Voltage Mode [Auto]
設定オプション: [Auto] [Manual Mode] [Offset Mode]
 
CPU Graphics Voltage Override [Auto]
統合型グラフィックスコアに供給する電圧を設定する。
設定オプション: [Auto] [0.600] - [1.700]
 
Offset Mode Sign [+]
[+] CPU Graphics Voltage Offsetで指定した値の電圧を上げる。
[-] CPU Graphics Voltage Offsetで指定した値の電圧を下げる。
 
CPU Graphics Voltage Offset [Auto]
CPU Graphics Voltageのオフセット調整値を設定する。
設定オプション: [Auto] [0.001] - [0.635]
 
 
CPU Standby Voltage [Auto]
設定オプション: [Auto] [0.80000] - [1.80000]
 
 
 
DRAM REF Voltage Control
 
DRAM CTRL REF Voltage on CHA/CHB [Auto]
メモリー制御の基準となる電圧の倍率を設定する。
設定オプション: [Auto] [0.39500] - [0.63000]
 
 
DRAM DATA REF Voltage on CHA/CHB DIMM0/1 Rank0/1 BL0-7 [Auto]
メモリーチャンネルごとのデータ信号の基準電圧の倍率を設定する。
設定オプション: [Auto] [0] - [63]
 
 
 
 

Advanced

 
CPUやチップセット、オンボードデバイスが備える機能の設定をすることがでる。
アドバンスドメニューの設定変更は、システムの誤動作の原因となりやすいので設定の変更は十分にご注意する。
 
 

CPU Configuration

 
CPUに関する設定をすることができます。
この画面に表示される項目は、取り付けたCPUにより異なります。
 
 
Active Processor Cores [All]
有効にするコア数を設定します。
設定オプション: [All] [1] [2] [3]
 
Intel Virtualization Technology [Enabled]
CPUによる仮想化支援技術Intel® Virtualization Technologyの有効/無効を設定します。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
Hardware Prefetcher[Enabled]
メインメモリーからCPUの2次キャッシュに先読みを行い、効率化を図るハードウェアプリフェッチ機能の有効/無効を設定します。
設定オプション: [Enabled] [Disabled]
 
Adjacent Cache Line Prefetch [Enabled]
メインメモリーからCPUの2次キャッシュに先読みを行なう際に、隣接したキャッシュラインのデータを先読みを行なう機能の有効/無効を設定します。
設定オプション: [Enabled] [Disabled]
 
Boot Performance Mode [Auto]
UEFIが起動してからOSに制御が渡されるまでのCPU動作モードを設定します。
[Auto] 自動的に動作します。
[Max Non-Turbo Performance] CPUの仕様に基づき、最大動作倍率で動作します。
[Max Battery] CPUの仕様に基づき、最小動作倍率で動作します。
[Turbo Performance] CPUは性能を最優先にし動作します。
 
CPU Power Management Configuration
CPUの動作倍率やEnhanced Intel SpeedStep®の設定をすることができまる。
 
Intel(R) SpeedStep(tm) [Enabled]
CPUの負荷に応じて動作周波数や電圧を段階的に変化させることで消費電力と発熱を抑える、拡張版 Intel SpeedStep テクノロジー(EIST)の有効/無効を設定する。
[Disabled] CPUは定格速度で動作します。
[Enabled] OSが自動的にCPUの電圧とコア周波数を調節します。これにより電力消費と発熱量を抑えることができる。
 
Turbo Mode [Enabled]
この設定を有効にすることで、CPUにかかる負荷や発熱の状況に応じて動作クロックを変化させる、Intel®Turbo Boost Technologyを使用することができる。
[Enabled] CPUにかかる負荷や発熱の状況に応じて動作クロックを変化させる、Intel® Turbo Boost Technologyを有効にします。
[Disabled] この機能を無効にする。
 
CPU C states [Auto]
CPUの省電力機能Cステートの設定をする。
設定オプション: [Auto] [Enabled] [Disabled]
 
次の項目は「CPU C states」を [Enabled] にすると表示される。
 
Enhanced C-states [Enabled]
アイドル状態にあるCPUを休止状態にして電力消費を抑える拡張C1ステート(C1E)の有効/無効を設定する。
設定オプション: [Enabled] [Disabled]
 
CPU C3 Report [Disabled]
CPUがアイドル状態にあるときにクロック、バス、内部PLLを停止させディープスリープ状態に移行するC3ステートの有効/無効を設定する。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
CPU C6 Report [Enabled]
CPUの1次キャッシュと2次キャッシュの内容をフラッシュし、CPUコア電圧を最大限まで下げディープスリープ状態に移行するC6ステートの有効/無効を設定する。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
CPU C7 Report [CPU C7s]
CPUの1次、2次、3次キャッシュの内容をフラッシュし、CPUコア電圧を最大限まで下げディープスリープ状態に移行するC7ステートの有効/無効を設定する。
設定オプション: [Disabled] [CPU C7] [CPU C7s]
 
Package C State limit [Auto]
Intel®が仕様を定める省電力機能パッケージ C ステートの動作方法を設定する。
設定オプション: [Auto] [C0/C1] [C2] [C3] [C6] [C7] [C7s]
 
 
CFG lock [Disabled]
MSR 0xE2 [15] CFG lock bitの有効/無効を設定することができる。
設定オプション: [Enabled] [Disabled]
 
 
 
 
 
 

Platform Misc Configuration

 
PCI Expressの省電力機能に関する設定をすることができる。
 
 
PCI Express Native Power Management [Disabled]
この項目を有効に設定することで、PCI Expressの省電力機能を強化し、OS環境下でASPMを実行することが可能になる。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
次の項目は「PCI Express Native Power Management」を [Enabled] に設定すると表示される。
 
Native ASPM [Disabled]
[Enabled] ACPI 3.0 準拠のOSで、デバイスのASPMサポートを制御します。
[Disabled] BIOSでのみ、デバイスのASPMサポートを制御します。
 
 
 

PCH - PCI Express


 
DMI Link ASPM Control [Disabled]
チップセット側(PCH)の省電力機能ASPMサポートの有効/無効を設定します。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
ASPM Support [Disabled]
チップセット側(PCH)のすべてのダウンストリームデバイス用に省電力機能ASPMのステートを設定します。
設定オプション: [Disabled] [L0s] [L1] [L0sL1] [Auto]
 
 
 
 

SA - PCI Express


 
DMI Link ASPM Control[Disabled]
システムエージェント側のダウンストリームデバイス用に省電力機能ASPM のステートを設定します。
設定オプション: [Disabled] [L0s] [L1] [L0sL1]
 
PEG - ASPM [Disabled]
PCI Express接続のビデオカードに対する省電力機能「ASPM(Active State Power Management)」のステートを設定する。
設定オプション: [Disabled] [L0s] [L1] [L0sL1] [Auto]
 
 
 

System Agent (SA) Configuration

 
CPUが内蔵するシステムバスやPCI Expressのリンク速度に関する設定をすることができます。
 
 
VT-d [Enabled]
Intelが開発したCPUによる仮想化支援技術Intel® Virtualization Technologyの有効/無効を設定します。
仮想環境を使用する場合、この項目を有効に設定する必要があります。
設定オプション: [Enabled] [Disabled]
 
 

Graphics Configuration

統合型グラフィックス (iGPU) に関する設定をします。

Primary Display [Auto]
画面出力を行うデバイスの優先順位を設定します。
設定オプション: [Auto] [IGFX] [PEG] [PCIE]
 
iGPU Multi-Monitor [Disabled]
統合型グラフィックスのマルチディスプレイ機能の有効/無効を設定します。
統合型グラフィックスとビデオカードによるマルチディスプレイシステムを構築する場合は、この項目を[Enabled]に設定します。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
 

DMI/OPI Configuration

DMI (direct media interface) に関する設定をします。
 
DMI Max Link Speed [Auto]
DMIの速度を設定します。
設定オプション: [Auto] [Gen1] [Gen2] [Gen3]
 
 

PEG Port Configuration

PCI Expressインターフェースに関する設定をします。
 
PCIEX16/X8_1
 
PCIEX16/X8_1 Link Speed [Auto]
CPUが制御しているPCI Express 3.0 x16 スロット (PCIEX16/X8_1)の動作モードを設定します。
設定オプション: [Auto] [Gen1] [Gen2] [Gen3]
 
 
PCIEX8_2
 
PCIEX8_2 Link Speed [Auto]
CPUが制御しているPCI Express 3.0 x16 スロット (PCIEX8_2)の動作モードを設定します
設定オプション: [Auto] [Gen1] [Gen2] [Gen3]
 
 
 
 

ROG Effects

 
 
Onboard LED[Enabled]
電源ボタンとリセットボタンのLED点灯の有効/無効を設定します。
設定オプション: [Enabled] [Disabled]
 
SupremeFX LED[Enabled]
サウンド回路と他の回路が分離された境界部分に配置されたSupremeFX LEDの有効/無効を設定します。
[Enabled] S0(動作中)、S3(スリープ)、S5(ソフトオフ)の状態で点灯します。
※ErP Readyが有効の場合、S5状態では点灯しません。
[Disabled] 常に消灯状態です。
 
PCH LED LED[Enabled]
[Enabled] S0(動作中)、S3(スリープ)、S5(ソフトオフ)の状態で点灯します。
※ErP Readyが有効の場合、S5状態では点灯しません。
[Disabled] 常に消灯状態です。
 
 
 
 

PCH Configuration


チップセットに搭載する機能に関する設定をすることができます。
 
 

PCI Express Configuration

PCI Expressスロットに関する設定を行います。
 
PCIe Speed[Auto]
PCHが制御するPCI Express スロットの動作モードを設定します。
設定オプション: [Auto] [Gen1] [Gen2] [Gen 3]
 
 
 
 

PCH Storage Configuration


チップセットのSATAコントローラーに関する設定をすることができます。
SATAポートにSATAデバイスが取り付けられていない場合、ポート名の横には「Empty」と表示されます。
 
 
Hyper kit Mode [Disabled]
M.2スロットにHyper Kitを取り付け使用する場合は、この項目を[Enabled]に設定します。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
SATA Controller(s)[Enabled]
SATAコントローラーの有効/無効を設定します。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
SATA Mode Selection[AHCI]
[AHCI]  SATAデバイス本来の性能を発揮させます。
このモードを選択することによりホットプラグ機能とネイティブ・コマンド・キューイング (NCQ) をサポートすることができます。
[RAID]  SATAデバイスでRAIDアレイを構築することができます。
 
次の項目は「SATA Mode Selection」を [RAID] に設定すると表示されます。
 
M.2 PCIE Storage RAID Support[Disabled]
M.2 PCIeインターフェースストレージのSATA RAIDサポート機能の有効/無効を設定します。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
SATA Express 1 PCIE Storage RAID Support [Disabled]
SATA Express 1 ポートに接続されたPCIeインターフェースストレージのSATA RAIDサポート機能の有効/無効を設定します。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
PCIE_X4_1 PCIE Storage RAID Support [Disabled]
PCI Express 3.0 x4スロットに接続された PCIeインターフェースストレージのSATA RAIDサポート機能の有効/無効を設定します。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
 
SMART Self Test[Disabled]
POST中にすべてのSATAストレージデバイスにS.M.A.R.T. セルフテストを実行します。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
Aggressive LPM Support[Disabled]
アイドル時にSATA信号ケーブルを流れる電流を抑制し、消費電力を抑えるAggressive LinkPower Management(ALPM) 機能の有効/無効を設定します。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
SATA6G_1(Gray) - SATA6G_6(Gray)
 
SATA6G_1(Gray) - SATA6G_6(Gray)[Enabled]
SATA 6Gb/sポート、M.2 スロットに接続したSATAデバイスが表示されます。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
Hot Plug[Disabled]
SATAポートのホットプラグ機能の有効/無効を設定することができます。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
 
 
 
 

USB Configuration


チップセットが内蔵するUSB コントローラーに関する設定をすることができます。

※「USB Devices」の項目は、USBストレージデバイスが接続されている場合にのみ表示されます。
 
Legacy USB Support[Enabled]
[Enabled]  レガシーOS用にUSBデバイスのサポートを有効にします。
[Disabled]  USBデバイスはUEFI BIOS Utility でのみ使用できます。
[Auto]  起動時にUSBデバイスを検出します。USBデバイスが検出されると、USBコントローラーのレガシーモードが有効になり、検出されないとレガシーUSBのサポートは無効になります。
 
XHCI Hand-of[Disabled]
[Enabled] xHCI ハンドオフ機能に対応していないOSでも問題なく動作させることができます。
[Disabled] この機能を無効にします。
 
USB Single Port Control
個々にUSBポートの有効/無効を設定することができます。
 
 
 
 

Network Stack Configuration


Network stack[Disabled]
PXE(Pre-Boot eXecution Environment) によるUEFI ネットワーク・スタックの有効/無効を設定します。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
次の項目は「Network Stack」の項目を [Enabled] にすると表示されます。
 
Ipv4/Ipv6 PXE Support[Enabled]
IPv4/IPv6を使用したPXEによるネットワークブートの有効/無効を設定します。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
 
 
 

Onboard Devices Configuration


オンボードデバイスに関する設定をすることができます。
 
HD Audio Controller [Enabled]
オンボードサウンド機能の有効/無効を設定します。
[Enabled]  オンボードサウンド機能を有効にします。
[Disabled]  コントローラーを無効にします。
 
PCIEX4_1 Bandwidth[Auto]
チップセットが制御するPCI Express x16 スロット(PCIEX4_3)の動作モードを設定します。
[Auto]  常にx2モードで動作します。 一部SATA Express ポート (SATA6G_56/SATAEXPRESS2) は有効になります。
[X4 mode]  x4モードで動作します。 一部SATA Express ポート (SATA6G_56/SATAEXPRESS2) は無効になります。
 
Asmedia USB 3.1 Controller(USB3.1_EC1/USB3.1_EA2)[Enabled]
バックパネルのUSB 3.1 ポートを制御するASMedia® USB 3.1 コントローラーの有効/無効を設定します。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
Asmedia USB 3.1 Battery Charging Support [Disabled]
ASMedia® USB 3.1 充電機能の有効/無効を設定します。
この設定を有効にすることで、コンピューターがオフ状態(スタンバイ、休止状態、シャットダウン)でもASMedia® USB 3.1 コントローラーの制御するUSB 3.1 ポートに電力を供給しUSBデバイスを充電をすることができます。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
USB Type C Accessory Power Switch[Auto]
バックパネルのUSB 3.1 ポートEC1(Type-C)の給電方法を設定します。
[Auto]  システムは自動的に接続されたデバイスのタイプを検出し、必要に応じ適切な給電を行います。
[Enabled]  常にデバイスに給電を行います。故障の原因となりますので対応機器以外でのご使用はお止めください。
 
Intel LAN Controller [Enabled]
Intel® LAN コントローラーの有効/無効を設定します。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
次の項目は「Intel LAN Controller」を [Enabled] に設定すると表示されます。
 
Intel LAN PXE OPROM[Disabled]
Intel® LAN コントローラーのオプションROMによるPXE(Pre Boot eXecutionEnvironment)ネットワークブートの有効/無効を設定します。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
 
 
 

APM Configuration


電源管理に関する設定をすることができます。
 
ErP Ready[Disabled]
ErP(Energy-related Products)の条件を満たすよう、S5状態になるとUEFI BIOSが特定の電源をオフにすることを許可します。
この項目を有効に設定すると、他のすべてのPME(PowerManagementEvent)オプションは無効になります。
設定オプション: [Disabled] [Enabled (S4+S5)] [Enabled (S5)]
 
Restore AC Power Loss[Power Of]
停電などにより、コンピューターへの電力が突然遮断されたしまった場合、再度通電した際の動作を設定します。
[Power On]  電源オンにします。
[Power Off]  電源オフの状態を維持します。
[Last State]  電源遮断時の状態に戻します。
 
Power On By PS/2 Keyboard[Disabled]
[Disabled]  PS/2 キーボードで電源をオンにする機能を無効にします。
[Space Bar]  PS/2 キーボードのスペースキー(スペースバー)でシステムをオンにします。
[Ctrl-Esc]  PS/2 キーボードの Ctrl+Escでシステムをオンにします。
[Power Key]  PS/2 キーボードのPower キーでシステムをオンにします。この機能を利用するには、+5VSBラインに最低1Aを供給するATX電源を必要とします。
 
Power On By PCI-E/PCI[Disabled]
[Disabled]  この機能を無効にします。
[Enabled]  オンボードLANデバイスおよびPCI Expressデバイスで起動信号を受信した際のWake-On-LAN機能を有効にします。
 
Power On By RTC[Disabled]
 ※コンピュータが内蔵する時計を利用して指定された時刻に起動させる機能
[Disabled]  RTCによるウェイクアップ機能を無効にします。
[Enabled]  「RTC Alarm Date (Days)」と「Hour/Minute/Second」の項目がユーザー設定可能になります。
 
 
 
 

HDD/SSD SMART Information


SATAポートに接続されたストレージデバイスのS.M.A.R.T.情報を表示します。
 
 
 
 

Monitor


システムの温度、電源状態、ファン回転数を確認することができます。
また、この項目では取り付けられたファンの制御を行なうことができます。
 
Q-Fan Configuration
 
Qfan Tuning
マザーボードに取り付けられたファンの最低回転数を計測し、各ファンの最小デューティサイクルを自動で設定します。
 
CPU Q-Fan Control[Auto]
CPUファンの制御方法を選択します。
[Auto]  接続されているファンを検出し、自動的に最適な動作モードに切り替えます。
[PWM Mode]  CPUファンをPWM制御します。
[DC Mode]  CPUファンをDC制御します。
[Disabled]  この機能を無効にします。
 
CPU Fan Step Up[0 sec]
CPUファンの回転数が上昇する際の時間を設定します。
冷却性を重視する場合は短時間に、静音性を重視する場合は長時間に設定します。
設定オプション:
[0 sec] [2.1 sec] [2.8 sec] [3.6 sec] [4.2 sec] [5.0 sec] [6.3 sec] [8.5 sec] [12 sec] [25 sec]
 
CPU Fan Step Down[0 sec]
CPUファンの回転数が下降する際の時間を設定します。
静音性を重視する場合は単時間に、冷却性を重視する場合は長時間に設定します。
設定オプション:
[0 sec] [2.1 sec] [2.8 sec] [3.6 sec] [4.2 sec] [5.0 sec] [6.3 sec] [8.5 sec] [12 sec] [25 sec]
 
CPU Fan Speed Low Limit[200 RPM]
CPUファンの最低回転数を設定します。CPUファンの回転数がこの値を下回ると警告が発せられます。
設定オプション:
[Ignore] [200 RPM] [300 RPM] [400 RPM] [500 RPM] [600 RPM]
 
CPU Fan Profile [Standard]
CPUファンの動作モードを設定します。
[Standard]  温度により自動調整します。
[Silent]  常時低速回転で動作します。
[Turbo]  常時最高速回転で動作します。
[Manual]  温度とデューティサイクルを手動で設定します。
 
次の項目は「CPU Fan Profile」を [Manual] にすると表示されます。
 
CPU Upper Temperature [70]
CPU温度の上限温度を設定します。
CPU温度がこの上限値に達すると、CPUファンはデューティサイクルの最大値で動作します。
 
CPU Fan Max. Duty Cycle(%) [100]
CPUファンのデューティサイクルの最大値を設定します。
設定値は中間デューティサイクル以上である必要があります。
 
CPU Middle Temperature [25]
CPU温度の中間温度を設定します。
CPU温度がこの温度に達すると、CPUファンは中間デューティサイクルで動作します。
 
CPU Fan Middle Duty Cycle(%) [20]
CPUファンの中間デューティサイクルを設定します。
設定値は、最小デューティサイクル以上である必要があります。
 
CPU Lower Temperature [20]
CPU温度の下限温度を設定します。
CPU温度がこの下限値を下回ると、CPUファンはデューティサイクルの最小値で動作します。
設定値はCPU温度の中間温度以下である必要があります。
 
CPU Fan Min. Duty Cycle(%) [20]
CPUファンのデューティサイクルの最小値を設定します。
設定値は中間デューティサイクル以下である必要があります。
 
※設定範囲は、ファンの制御方式 [DC Mode] と [PWM Mode] で異なります。
 
Chassis Fan Q-Fan Control [DC Mode]
ケースファンの制御方法を選択します。
設定オプション: [Disabled] [DC Mode] [PWM Mode]
 
Chassis Fan Q-Fan Source[CPU]
選択した熱源の温度状態によりファンを制御します。
設定オプション:
[CPU] [MotherBoard] [PCH] [T_SENSOR1] [EXT_SENSOR1] [EXT_SENSOR2] [EXT_SENSOR3]
 
※[T_SENSOR1]を選択する場合は、温度センサーコネクター(2ピン T_SENSOR)にサーミスタケーブルを接続し、監視したい熱源に設置してください。
 
Chassis Fan Step Up[0 sec]
ケースファンの回転数が上昇する際の時間を設定します。
冷却性を重視する場合は短時間に、静音性を重視する場合は長時間に設定します。
設定オプション:
[0 sec] [12 sec] [25 sec] [51 sec] [76 sec] [102 sec] [127 sec] [153 sec] [178 sec] [204 sec]
 
Chassis Fan Step Down[0 sec]
ケースファンの回転数が下降する際の時間を設定します。
静音性を重視する場合は単時間に、冷却性を重視する場合は長時間に設定します。
設定オプション:
[0 sec] [12 sec] [25 sec] [51 sec] [76 sec] [102 sec] [127 sec] [153 sec] [178 sec] [204 sec]
 
Chassis Fan Speed Low Limit [200 RPM]
ケースファンの最低回転数を設定します。
ケースファンの回転数がこの値を下回ると警告が発せられます。
設定オプション:
[Ignore] [200 RPM] [300 RPM] [400 RPM] [500 RPM] [600 RPM]
 
Chassis Fan Profile [Standard]
ケースファンの動作モードを設定します。
[Standard]  温度により自動調整します。
[Silent]  常時低速回転で動作します。
[Turbo]  常時最高速回転で動作します。
[Manual]  温度とデューティサイクルを手動で設定します。
 
次の項目は「Chassis Fan Profile」を [Manual] にすると表示されます。
 
Chassis Fan Upper Temperature [70]
熱源温度の上限温度を設定します。
熱源温度がこの上限値に達すると、ケースファンはデューティサイクルの最大値で動作します。
 
Chassis Fan Max. Duty Cycle(%) [100]
ケースファンのデューティサイクルの最大値を設定します。
設定値は中間デューティサイクル以上である必要があります。
 
Chassis Fan Middle Temperature [45]
熱源温度の中間温度を設定します。
熱源温度がこの温度に達すると、ケースファンは中間デューティサイクルで動作します。
 
Chassis Fan Middle Duty Cycle(%) [60]
ケースファンの中間デューティサイクルを設定します。
設定値は、最小デューティサイクル以上である必要があります。
 
Chassis Fan Lower Temperature[40]
熱源温度の下限温度を設定します。
熱源温度がこの下限値になると、ケースファンはデューティーサイクルの最小値で動作します。
 
Chassis Fan Min. Duty Cycle(%) [60]
ケースファンのデューティサイクルの最小値を設定します。
設定値は中間デューティサイクル以下である必要があります。
 
※設定範囲は、ファンの制御方式 [DC Mode] と [PWM Mode] で異なります。
 
Water Pump Control [Disabled]
ウォーターポンプの動作モードを設定します。
[Disabled]  この機能を無効にします。
[DC mode]  ウォーターポンプをDC制御します。
[PWM mode]  ウォーターポンプをPWM制御します。
 
Anti Surge Support [Enabled]
落雷などにより瞬間的に異常電圧(サージ電圧)が発生した場合に、回路を保護する機能の有効/無効を設定します。
設定オプション: [Enabled] [Disabled]
 
 
 
 
 
 
 
ASUS FAN EXTENSIONカード用設定項目
 
Extension Fan Q-Fan Control[DC Mode]
FAN EXTENSION カードに接続された冷却ファンの制御方法を選択します。
設定オプション: [Disabled] [DC Mode] [PWM Mode]
 
Extension Fan Q-Fan Source [CPU]
選択した熱源の温度状態によりファンを制御します。
設定オプション:
[CPU] [MotherBoard] [PCH] [T_SENSOR1] [EXT_SENSOR1] [EXT_SENSOR2] [EXT_SENSOR3]
 
※[T_SENSOR1]を選択する場合は、温度センサーコネクター(2ピン T_SENSOR1)にサーミスタケーブルを接続し、監視したい熱源に設置してください。
 
Extension Fan Speed Low Limit[200 RPM]
FAN EXTENSION カードに接続された冷却ファンの最低回転数を設定します。
ファンの回転数がこの値を下回ると警告が発せられます。
設定オプション:
[Ignore] [200 RPM] [300 RPM] [400 RPM] [500 RPM] [600 RPM]
 
Extension Fan Profile[Standard]
拡張ファンの動作モードを設定します。
[Standard]  温度により自動調整します。
[Silent]  常時低速回転で動作します。
[Turbo]  常時最高速回転で動作します。
[Manual]  温度とデューティサイクルを手動で設定します。
 
次の項目は「Extension Fan Profile」を [Manual] にすると表示されます。
 
Extension Upper Temperature [70]
熱源温度の上限温度を設定します。
熱源温度がこの上限値に達すると、ファンはデューティサイクルの最大値で動作します。
 
ExtensionFan Max. Duty Cycle(%) [100]
ファンのデューティサイクルの最大値を設定します。
設定値は中間デューティサイクル以上である必要があります。
 
Extension Fan Middle Temperature [45]
熱源温度の中間温度を設定します。
熱源温度がこの温度に達すると、ファンは中間デューティサイクルで動作します。
 
Extension Fan Middle Duty Cycle(%) [60]
ファンの中間デューティサイクルを設定します。
設定値は、最小デューティサイクル以上である必要があります。
 
Extension Fan Lower Temperature [40]
熱源温度の下限温度を設定します。
熱源温度がこの下限値になると、ファンはデューティーサイクルの最小値で動作します。
 
Extension Fan Min. Duty Cycle(%) [60]
ファンのデューティサイクルの最小値を設定します。
設定値は中間デューティサイクル以下である必要があります。
 
 
 
 
 
Boot
 
Fast Boot [Enabled]
[Enabled]  起動時の初期化作業を短縮し、システムを素早く起動します。
[Disabled]  通常のブートプロセスを実行します。
 
次の項目は、「Fast Boot」を[Enabled]に設定することで表示されます。
 
Next Boot after AC Power Loss [Normal Boot]
停電などでシステムが不正終了した場合、次回の起動方法を設定します。
[Normal Boot]  Fast Boot設定を解除し、通常の起動プロセスを実行します。
[Fast Boot]  不正終了後もFast Boot設定が維持されます。
 
Boot Logo Display [Auto]
起動ロゴの表示方法を設定します。
[Auto]  Windows®の要件を満たすよう起動ロゴのサイズを自動調整する。
[Full Screen]  常に起動ロゴを最大サイズで表示する。
[Disabled]  起動ロゴを表示しない。
 
次の項目は、「Boot Logo Display」を[Auto]または[Full Screen]に設定することで表示されます。
 
Post Delay Time [3 sec]
指定した秒数をPOSTプロセスに追加し、UEFI BIOS Utilityの起動受付時間を延長します。
設定オプション: [0 sec] - [10 sec]
※この機能は通常の起動時のみ利用することができます。
 
次の項目は、「Boot Logo Display」を[Disabled]に設定することで表示されます。
 
Post Report [5 sec]
POST画面を表示する時間を設定します。[Until Press ESC]に設定した場合、ESCキーを押すまでPOST画面で停止します。
設定オプション: [1 sec] - [10 sec] [Until Press ESC]
 
Boot up NumLock State [Enabled]
システム起動時、キーボードのNumLock 機能の有効/無効を設定します。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
Above 4G Decoding [Disabled]
64bit 対応デバイスで4GBを超えるアドレス空間へデコードする機能の有効/無効を設定します。
システムが64bit PCI デコーディングをサポートしている場合のみ、この設定を利用することができます。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
Wait For ‘F1’ If Error [Enabled]
POSTプロセス中にエラーが発生した際、F1キーを押すまでシステムを待機させる機能の有効/無効を設定します。
システムが64bit PCI デコーディングをサポートしている場合のみ、この設定を利用することができます。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
Option ROM Messages [Force BIOS]
[Force BIOS]  サードパーティのROMメッセージをブートシーケンス時に強制的に表示させます。
[Keep Current]  アドオンデバイスの設定に従い、サードパーティROMメッセージを表示させます。
 
Interrupt 19 Capture [Disabled]
RAIDやSCSIカードなど、複数の拡張カードにオプションROMが搭載されている場合、この項目を有効に設定することで拡張カードに接続したドライブから起動することができます。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
Setup Mode [EZ Mode]
UEFI BIOS Utility起動時の初期動作モードを選択します。
設定オプション: [Advanced Mode] [EZ Mode]
 
 
CSM (Compatibility Support Module)
 
CSM (Compatibility Support Module)のパラメータ設定。
この設定によってUEFIドライバーを持たないデバイスとの互換性を向上することが可能である。
 
Launch CSM [Enabled]
[Auto]  システムは自動的に起動可能デバイスと追加デバイスを検出します。
[Enabled]  CSMを有効にし、Windows® UEFIモード、またはUEFIドライバーを持たない追加デバイスを完全にサポートし互換性を高めます。
[Disabled]  Security Firmware UpdateとSecure Bootを完全にサポートするためにCSMを無効にします。
 
次の項目は、「Launch CSM」を[Enabled]に設定することで表示されます。
 
Boot Devices Control [UEFI and Legacy OPROM]
起動を許可するデバイスタイプを選択します。
設定オプション:
[UEFI and Legacy OPROM] [Legacy OPROM only] [UEFI only]
 
Boot from Network Devices [Legacy only]
起動に使用するネットワークデバイスの優先タイプを選択します。
起動時間を短縮する場合は[Ignore] を選択します。
設定オプション: [Legacy only] [UEFI driver first] [Ignore]
 
Boot from Storage Devices [Legacy only]
起動に使用するストレージデバイスの優先タイプを選択します。
起動時間を短縮する場合は[Ignore] を選択します。
設定オプション: [Legacy only] [UEFI driver first] [Ignore]
 
Boot from PCI-E/PCI Expansion Devices [Legacy only]
起動に使用するPCI Express/PCI 拡張デバイスの優先タイプを選択します。
設定オプション: [Legacy only] [UEFI driver first]
 
 
 
Secure Boot
 
システム起動時に許可されていないファームウェア、オペレーティングシステム、UEFIドライバー(オプションROM)が実行されないようにするWindows® のSecure Bootに関する設定を行うことができます。
 
OS Type [Windows UEFI mode]
セキュアブートの動作モードを設定します。
[Windows UEFI mode]  セキュアブートによる署名チェックを実行します。
Windows® UEFIモード、またはMicrosoft® Secure Bootに対応するOSの場合はこのオプションを選択します。
[Other OS]  非UEFIモード、またはMicrosoft® Secure Bootに対応していないOSを使用する場合は、このオプションを選択することで機能を最適化します。
 
次の項目は、「OS Type」を[Windows UEFI mode]に設定することで表示されます。
 
Key Management
Secure Bootキーの管理を行います。
 
Install Default Secure Boot keys
プラットフォームキー (PK)、キー交換キーデータベース (KEK)、署名データベース (db)、失効した署名データベース (dbx)、すべてのセキュアブートの規定値を読み込みます。
すべてのセキュアブートキーの状態は未読み込みとなり、設定はシステムの再起動後に適用されます。
 
Clear Secure Boot keys
すべてのセキュアブートキーを削除します。
すべてのセキュアブートキーの状態は未読み込みとなり、設定はシステムの再起動後に適用されます。
 
Save Secure Boot Keys
すべてのセキュアブートキーをUSBストレージデバイスに保存します。
 
PK Management
プラットフォームキー (PK) は、許可されていないファームウェアの変更からコンピューターを保護する。
コンピューターがOSを起動する前にシステムはPKを確認する。
 
Delete Key
プラットフォームキー (PK) を削除する。
PKを削除した場合、Secure Bootは利用できない。
 
Set New Key
システムにPKをロードします。
 
※ロードするファイルは時間ベース認証変数を使用するUEFI可変構造でフォーマットされている必要があります。
 
KEK Management
KEK(キー交換キーデータベース、またはキー登録キーデータベース)は、署名データベース(db) と失効した署名データベース (dbx) の更新に使用されます。
 
※キー交換キーデータベース (KEK) はMicrosoft® キー登録キーデータベース (KEK) を示します。
 
Delete Key
キー交換キーデータベース (KEK) を削除します。
 
Set New Key
システムにKEKをロードします。
 
Append Key
システムにKEKを追加します。
 
※ロードするファイルは時間ベース認証変数を使用するUEFI可変構造でフォーマットされている必要があります。
 
DB Management
署名データベース (db) は、署名者、または個別のコンピューター上で読み込みが許可される UEFI アプリケーション、オペレーティング システム ローダー、UEFI ドライバーのイメージ ハッシュが登録されています。
 
Delete Key
署名データベース (db) を削除します。
 
Set New Key
システムにdbをロードします。
 
Append Key
システムにdbを追加します。
 
※ロードするファイルは時間ベース認証変数を使用するUEFI可変構造でフォーマットされている必要があります。
 
DBX Management
失効した署名データベース (dbx) は、信頼されなくなったために読み込みが許可されないアイテムの、失効したイメージが登録されています。
 
Delete Key
失効した署名データベース (dbx) を削除します。
 
Set New Key
システムにdbxをロードします。
 
Append Key
システムにdbxを追加します。
 
※ロードするファイルは時間ベース認証変数を使用するUEFI可変構造でフォーマットされている必要があります。
 
Boot Option Priorities
使用可能なデバイスから、起動デバイスの起動優先順位を指定します。
画面に表示されるデバイスの数は、起動可能なデバイスの数に依存します。
 
• システム起動中に起動デバイスを選択するには、POST時にF8を押します。
• Windows® OSをセーフモードで起動する方法は、Microsoft®のサポート情報をご確認ください。
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/support
 
Boot Override
起動デバイスを選択し起動します。
画面に表示されるデバイスの項目の数は、システムに接続されたデバイスの数により異なります。
項目(デバイス)を選択すると、選択したデバイスからシステムを起動します。
 
 
 
 
Tool
ASUS独自機能の設定をします。
マウスで項目を選択するか、キーボードのカーソルキーで項目を選択し、Enterを押して各機能を起動することができます。
 
Setup Animator [Disabled]
UEFI BIOS Utilityの画面切り替えアニメーション効果の有効/無効を設定します。
設定オプション: [Disabled] [Enabled]
 
ASUS EZ Flash 3 Utility
UEFI BIOS更新ツール「ASUS EZ Flash 3 Utility」を起動します。
このユーティリティはカーソルキーとEnterを使用して操作します。
 
Secure Erase
SSD は、従来の HDD (ハードディスク・ドライブ) とは仕組みが異なり、使用しているうちに性能が低下していきます。
Secure Eraseは、ATA/Serial ATAのストレージ向けに用意されているコマンドによるデータの消去方法で、実行することで、SSDの性能を工場出荷時の状態に戻すことができます。
 
Secure EraseはAHCI モードでのみ使用することができます。
使用の際はUEFI BIOS Utilityを起動して「Advanced Mode」→「Advanced」→「PCH Storage Configuration」→「SATA ModeSelection」を[AHCI]に設定してください。
 
Secure Eraseを起動するには、UEFI BIOS Utilityを起動して「Advanced Mode」→「Tool」の順に進み、「Secure Erase」を選択します。
 
Secure Eraseを実行する前に、ご使用のSSDがSecure Eraseに対応していることをご確認ください。
非対応のSSDでSecure Eraseを実行してしまった場合、SSDが故障し完全に使用できなくなります。
Secure Eraseに対応するSSDは、ASUSサポートサイトでご確認ください。
(http://www.asus.com/support)
 
Secure Erase 機能を使用すると、SSD上のデータはすべて消去されます。事前に必要なデータのバックアップを必ず行ってください。
 
Secure Eraseにかかる時間はSSDの容量により異なります。
また、Secure Eraseの実行中はシステムの電源を切らないでください。
 
Secure EraseはIntel® チップセットが制御するSATAポートのみをサポートします。
 
状態の定義:
 
Frozen
BIOSによりSSDが凍結されている状態です。
Secure Erase を実行するには、SSDの凍結状態を解除するためにコンピューターのハードリセットを行う必要があります。
 
Locked
Secure Eraseでの作業が中断または停止した場合、SSDがロックされます。
この状態は、ASUSによって定義されたものとは異なるパスワードを使用するサードパーティ製ソフトウェアを使用した場合に発生することがあります。
Secure Erase を実行するには、サードパーティ製ソフトウェアでSSDのロック状態を解除する必要があります。
 
 
 
ASUS Overclocking Profile
ASUS Overclocking Profileでは、設定をプロファイルとして複数作成することができます。
また作成したプロファイルを読み込んで瞬時に設定を変更することが可能です。
 
Profile Name
プロファイル名を入力します。
設定したプロファイルが分かりやすいように、ご希望の名前を英数字で入力してください。
 
Save to Profile
現在の設定をプロファイルとして保存します。
キーボードで1から8の数字を入力しプロファイル番号を割り当て、Enterを押し「Yes」を選択します。
 
Load/Save Profile from/to USB Drive.
USBストレージデバイスを使用して、UEFI BIOS設定のインポート/エクスポートをすることができます。
 
 
 
ROG OC Panel H-Key Configure
この項目では、USB BIOS Utility上でOC Panel用にCPUコア電圧、CPU入力電圧、ベースクロック、CPU動作倍率の値を入力し、保存することができます。
保存された値はOC Panelに同期することが可能で、USB BIOS Utilityを起動せずにOC Panelを使用して簡単に調整値を読み込むことができます。
 
Load Default
CPU Core Voltage、CPU Input Voltage、BCLK Frequency、CPU Ratioのデフォルト値を読み込みます。
すべての値は[Auto] に設定されます。
 
Save Above Settings
現在のCPU Core Voltage、CPU Input Voltage、BCLK Frequency、CPU Ratioの設定を保存します。
 
Load from profile
保存したCPU Core Voltage、CPU Input Voltage、BCLK Frequency、CPU Ratioの設定を読み込みます。
 
 
 
ASUS SPD Information
メモリースロットに設置されたメモリーモジュールのSPD (Serial Presence Detect) 情報を読み出して表示します。
 
DIMM Slot number [DIMM_A1]
メモリースロットに設置されたメモリーモジュールのSPD(Displays the Serial Presence Detect)情報を表示します。
設定オプション: [DIMM_A1] [DIMM_B1] [DIMM_A2] [DIMM_B2]
 
 
 
Graphics Card Information
マザーボードに取り付けられたビデオカードの情報を表示する。
 
GPU Post
マザーボードに取り付けられたビデオカードの情報が表示される。
さらに最高のパフォーマンスで使用するために、マルチGPU構成時の推奨するPCI Expressスロットを示す。
 
Bus Interface
使用しているバスインターフェースを選択する。
 
 
 
Exit
設定の保存や取り消しのほか、デフォルト設定の読み込みを行なうことができる。
 
Load Optimized Defaults
すべての設定を初期設定値に戻します。F5を押すことで同じ動作を行なうことができる。
 
Save Changes & Reset
設定した変更を保存し、セットアップを終了する。
再起動後、設定した値が適用されます。F10を押すことで同じ動作を行なうことができる。
 
Discard Changes and Exit
設定した変更を保存せず、セットアップを終了します。再起動後、設定は変更前の状態に戻る。
 
Launch EFI Shell from USB drives
EFI Shell アプリケーション (shellx64.efiなど) を保存したUSBメモリーから、EFI Shellを起動する。
 
 
 
UEFI BIOSの更新
 
ASUSオフィシャルサイトでは、最新のBIOSイメージファイルを公開しいる。
UEFI BIOSを更新することで、システムの安定性や互換性、パフォーマンスが上がる場合がある。
ただし、UEFIBIOSの更新にはリスクが伴う。
現在のバージョンで問題がない場合は、UEFI BIOSの更新を行わない事。
不適切な更新は、システム起動エラーの原因となります。
更新は必要な場合のみ行い、更新の際は次の手順に従い慎重に行う事。
 
EZ Update
 
EZ Updateは、Windows® 環境でUEFI BIOSの更新を行なうことができるユーティリティである。
オンラインでUEFI BIOSや各種ユーティリティを更新することができる。
 
 
ASUS EZ Flash 3 Utility
 
ASUS EZ Flash 3 Utility は、OSベースのユーティリティを起動することなくUEFI BIOSを短時間で更新することができる。
安全性及び信頼性を確保するため、Load Optimized Defaults を実行しUEFI BIOSの設定を初期設定値に戻してから更新を行う事。
インターネットアップデートは、国や地域によっては利用できない場合がある。
利用可能地域であっても、回線契約内容によっては利用出来ない場合がある。
 
USBメモリーを使用してUEFI BIOSを更新する手順
 
1. BIOSイメージファイルを保存したUSBメモリーをシステムにセットする。
2. UEFI BIOS UtilityのAdvanced Mode を起動し、Tool メニューから「ASUS EZ Flash 3Utility」を起動する。
次に「by USB」を選択。
3. DriveフィールドでBIOSイメージファイルが保存されているUSBメモリーを選択しEnterを押す。
4. Folderフィールドで更新に使用するBIOSイメージファイルを選択しEnterを押します。
5. 読み込まれたBIOSメージファイルが正しいことを確認し、UEFI BIOSの更新を開始します。
6. UEFI BIOSの更新が完了したら、「OK」ボタンを押してシステムを再起動します。
 
安全性及び信頼性を確保するため、USB 2.0規格のFAT32/16ファイルシステムをもつシングルパーティションのUSBメモリーをご使用ください。
UEFI BIOSの更新中にシステムのシャットダウンやリセットを行わないでください。
UEFIBIOSが破損、損傷し、システムを起動することができなくなるおそれがあります。
UEFI BIOSの更新に伴う不具合、動作不良、破損等に関しましては保証の対象外となります。
 
 
ASUS CrashFree BIOS 3
 
ASUS CrashFree BIOS 3 はUEFI BIOSを復旧することができるツールです。 更新時などに破損したUEFI BIOSをサポートDVDまたはUSBメモリーを使用して復旧することができます。
 
本機能を使用する前にUSBメモリーに保存したBIOSメージファイルの名前を「M8G.CAP」に変更してください。
 
 
UEFI BIOSを復旧する
 
手順
1. BIOSイメージファイルを保存したUSBメモリーまたはサポートDVDをシステムにセットします。
2. システムの電源をオンにします。
3. USBメモリーまたはサポートDVDのBIOSイメージファイルが検出されると、BIOSイメージファイルを読み込み自動的にUEFI BIOSの復旧を開始します。
4. UEFI BIOSの復旧が完了したら、UEFI BIOS UtilityでLoad Optimized Defaults を実行して設定を初期設定値に戻します。
 
UEFI BIOSの更新中にシステムのシャットダウンやリセットを行わないでください。
UEFI BIOSが破損、損傷しシステムを起動することができなくなるおそれがあります。
UEFI BIOSの更新に伴う不具合、動作不良、破損等に関しましては保証の対象外となります。