AMD Ryzen まとめ

マザーボード アーマー
▲ TOPへ
 注意点
 
 
■StoreMIを利用する場合の注意点

SSDとStoreMIによって高速化したHDDを「TierDrive」と呼ぶ
TierDriveは特殊な一種の仮想ドライブである為、特定のソフトウェアで問題が起きることがある。
ストレージのS.M.A.R.T情報を読みにいくシステム情報ツール(HWiNFO64 等)をStoreMI構成下で使う場合は注意が必要。
HWiNFO64の例では「Disable Drive Scan」を有効化しておく必要があるがソフトウェア環境次第では問題を起こす可能性がある。
StoreMIが普及し、時間が経てばいずれ収束すると思われる

TierDriveの内容は起動イメージのバックアップを行えず、ボリュームのバックアップしか行えないので、StoreMIを起動ドライブに使うのはリスクが高い。
 
 
■Windows10を起動後フォルダを開こうすると開くのに数秒待たされる場合
 
英語版Windows10を使うと解決する。
使用するマザーボードにもよるがSSDを3D NAND等を使った最新のSSD( crucial MX300 等 )に変更すると解決する可能性がある。
磁気研究所? 自己責任で
 
 
 
■Samsung 960 EVO M.2 SSDを使うと4KB単位のランダムアクセスをしたときの速度がインテル系と比べて半減する
 
Samsung 960 EVOの問題なので諦めるか違うSSDを使用する。
 
 
 
■Windows 10をインストールする場合にはバージョン1607(Anniversary Update(14393) 2016/8/2)以降のWindows 10が必要になる
 
AMD Ryzen 7 1800Xなど最新のCPU・グラフィックボードで自作する場合、Windows 10のバージョンが古いと最新のCPU等のパーツ類はサポートされていないため、 インストール時にフリーズやデバイスドライバがインストールできないなどの問題が発生する可能性が高くなる。
 
Windows 10をインストール時は最新バージョンのインストールメディアを作成してWindows 10をインストールする事。
Windows 10のメディア作成ツールは下記のURLからダウンロードできる。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
 
 
 
■Windows10インストール時の注意点
 
Windows10 インストール時のBIOS設定
Windows を UEFI (GPT) 形式でインストール
「セキュアブート有効」なら「CSM無効」に、
「CSM有効」なら「セキュアブート無効」にする。
「セキュアブート 有効」と「CSM 有効」両方を有効にすると、Windows は正しく作動しない場合がある

CSMとは
Compatibility Supported Module の略
レガシーなBIOS、レガシーな周辺機器やドライバ、レガシーなOSとの互換性を保つ
古い BIOS をエミュレートする互換性サポートモジュールの事(CSM)
CSM を使うには、セキュアブートを無効にする必要がある。

[CSM 有効] が必要なケース
  • Windows を MBRでインストール、起動させる時
  • Windows 7/Vista を インストールする時
  • UEFIに未対応な 古い DVDドライブなどで起動する時
  • UEFIに未対応な周辺機器および古いドライバを使っている時
  •  
     
     
    ■RyzenはWindows 7をサポートしない

    Ryzenは最高のパフォーマンスを確実に引き出すためWindows 7とWindows 10の両方でテストを行っているが、公式にサポートするのはWindows 10のみになる。
    AMDによるドライバーはWindows 10用のみが提供されるが、マザーボードメーカーによってはWindows 7対応ドライバーが付属する。(Biostar、ASRock、Gigabyte、など)
    Windows 7対応ドライバーが付属するからと言って正常に動作する事を保証するものではない。  
     
     
    ■RyzenのXモデルは、CPUクーラーは付属しない

    「Ryzen 7 1800X」「Ryzen 7 1700X」「Ryzen 5 1600X」「Ryzen 5 1400X」「Ryzen 3 1200X」はCPUクーラーは付属しない

     
     
     
    ■RyzenのR7・R5・R3 シリーズはGPUを搭載しない
     
    ビデオカードが別途必要。