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ロンドン -1- 8月2日(日)
汽車は、まもなくロンドンに到着の予定

「この雰囲気が、ロンドンだぁ。」と、
喜ぶ娘


ウォータールー・インターナショナル駅
着 16:39

駅構内、ユーロスターのホームからの
スロープ
駅ですぐにタクシーを拾い、ヴイクトリア駅近くの
B&Bが、固まってあるという地区Belgrave通りに向かう。
汽車の中で、場所は、調べ済みだ。
噂の通り、タクシーは、ボックス型で、荷物を持ち込むには、
最適の作りだ。運転手は、イギリスに来たことを、実感するイギリス英語の
おじいさん。でも、このおじいさんが、問題ありだった・・・

私が、イギリスに来たら、何しろB&Bと、騒いでいるのに対して
主人は、そんなことに時間を取られたくない様子。
それでも、こだわる私が、無理やりその地区へと皆を
引っ張った形だ。

B&Bが、ずらりと並ぶベルグレイヴ通り
ホテル探し、スタート
一件目、二件目、三件目・・・

ベルグレイブ通りに着いたら下りるつもりだったタクシーが、
「次は、あっちのホテルで聞いたら、どうだ。」等と、私達を放そうとしない。
ん? あやしい・・・カモになっているかも。

タクシーをやっと、振り払う。
それから又、トランクを引いてのB&B探し。
「B&Bって、こういう感じなんだっけ?」
そう思いながらここで、私達は、何件B&Bなるものを
捜し歩いたことだろう。
娘は、それを多いに楽しんでいた。私もおもしろくはあった。でも、時間がね・・・。

その間、主人は、イライラ。

自分のホテルの周りの手入れに余念がない女主人。


多分、私達は、そこで、10数カ所以上訪ねたと思う。
でも、もういい加減、諦めなくては。
いつまでも荷物を引っ張って歩き回ってもいられない。
ヴィクトリア・ステーションに戻る。駅前の賑わい
結局、駅のインフォメーション・センターに頼ることに。
「とにかく駅のそばに」という私達の決まり事から、
はずれるが、こうなったらもう仕方が無い。

遠すぎないこと、地下鉄駅が近いことを条件に探してもらう。
夏休みのド真中の日曜日。、ロンドン中が、かなり混んでいるらしい。

とにかくも、私達は、インフォメーションで、照会されたここ
泊まることにした。



外側は、一見、綺麗そうにみえるが
部屋を見せてもらうと、やはり中は、そう快適とはいえない。
(この日に見たB&Bがほとんどそうだったからだ )

別の部屋を見せてもらう。そこも、狭すぎる。
他にはないのか、と聞くと、もうひとつあるが、
そこは、トイレ・バスも共同だという。つまり、部屋の外にある。

迷ったけれど、もう、夕方だ。いい加減、落ち着かなくては。
仕方ない、明日は、移る。と言う事にして、
とにかくここで荷物を置く。

一段落してすぐ主人と私は、
娘を部屋に残して、明日からのホテル状況を調べに再び
ヴィクトリア駅周辺に戻った。

今度は、普通のホテルを探しに、だ。
ところが、ない。ほとんどが満室。

空いているところが、あっても、ひどく高い。
アメリカのしごくポピュラーなチェーンのホテルで、
そこのトリプル料金が、£410(\41、000)だった・・・と思う。
いくら、奮発しても、この金額で3泊は、高すぎる。

後で、聞くと、繁忙期のロンドンのホテルの高さは、有名
なのだそうだ。ロンドン市内のB&Bも同じとのこと。

明日もう一度、インフォメーションに
行かなくては。私達は、この日、
ぐったり疲れてホテルに帰った。

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