その他


ちょっと郊外 - アッピア街道 Via Appia

 旅行中に読んでいた本、玉村豊男の「食客旅行」の中に、ローマの郊外の丘を散歩していると結婚式の披露宴後(?)のおじさんに出会い、ワインをお土産に貰う話が出てくる。それに影響されて、ちょっとだけ郊外に出てみる(^^)。

 アッピア街道は郊外と行っても、ほとんど歩ける距離。行きはカラカラ浴場からサン・スバスティアーノ門 P.ta Sebastiano に向かい、さらにアッピア街道を通りアッピア旧街道まで歩いた。3Km程度。この辺まで来ると、ホントに田舎の雰囲気でのどかな風景が続いている。帰りのバスを待っていても、ホントにバスが来るのか不安だったぐらい、人が通らない。

 ちなみに、「ローマの休日」のスクータのシーンはアッピア街道。


アッピア街道から、サン・セバスティアーノ門をのぞむ
結構、交通量が多いのに狭くて歩道がなくて恐い(^^;)


ちょっと郊外 - チネチッタ Cinecitta

 Cinecitta - 映画の町という名前につられて、何があるかも判らずに行ってみる…、地下鉄A線の南の終点より一個手前。駅を出ると、目の前に撮影所らしき場所の守衛所があるだけで、中に入れる雰囲気は無い。周りも郊外ではあるけれど、アッピア街道付近の様なのんびりした雰囲気は無く、工業団地の様に、どことなく殺伐としている。
 後で調べてみると、地中海一の大きな撮影所で、フェリーニの映画の多くはここで撮られたそうだし、スタローンの「デイライト」のトンネルもここで撮影されたそうである。そんな有名だとは知らなかった(^^;)。


トラム(Tram 市電)に乗る

 バスと地下鉄ばかりを使っていたが、「地球のある方」の記事を読んで、トラムで観光する事にする。記事に従って、ヴァティカン近くのリソルジメント広場から19番に乗り、マッティオ橋、ボルゲーゼ公園を通り、国立近代美術館の前を抜け、大学都市からマッジョーレ門と行ったが、ここで乗り換えるのを忘れてずっと乗っていた。結果的に、私の地図にも載ってない、とんでもない田舎までぼーっと気がつかなかった。それから、知っている場所に戻るまで、バスで3回も乗り継がないといけなかった…(^^;)。

 記事ではマッジョーレ門で、13番か30番に乗り継ぐ。確かにこれなら、コロッセオコンスタンティヌス帝の凱旋門カラカラ浴場、ピラミデと観光出来て楽しいだろう。


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