知名度の割りには非常に地味な教会で、この周辺で迷っている日本人観光客が沢山いた。周辺まで行ったら、とりあえず下の写真の鐘楼を探す事。教会の前に観光客向けの馬車が止まっていたら、間違いなくサンタ・マリア・イン・コスメディン教会。元もとはギリシャ人向けの教会だったらしい。
もっと人がいると思ったら、ガラガラでした。真実の口も、入口すぐそばにあって、なんとなく重みが無かった(^^;)。真実の口は、古代の下水か井戸の蓋だったと言われてますが、確かにあの口は手をつっこんで持ち上げるのに手ごろだと思う(^^)。
特徴ある鐘楼、この教会の目印になる - (左)
真実の口 - (右) 何度見ても、ちょっとお間抜けな顔をしている
ユリウス一世により4世紀半ばに完成された、おそらくローマで最初に建てられた公式な教会堂。
閉っていて、中には何故か入れなかった。
この前の同名の広場では、ごみ箱をゴールにして少年達がサッカーをしていた。いつもいるらしい。モザイクを壊すのじゃなかと、ちょっとひやひやした。サッカー自体はイタリアだけあって、かなりうまかったが。
ファザード三角破風の下のモザイク「王座の聖母子」が美しい
これは13世紀のものらしい、もっと近くで見たい
カラカラ浴場自体は、それほど見るものがない。広くて、何もないのでのんびりは出来るけど。
ここも切符売りの人がいなくて無料で入れた…何故だ?
カラカラ浴場の野外オペラのステージ、なかなか雰囲気あって良い
トラステヴェレは、テヴェレ河の向こう側の意。この付近に滞在していたのだが、下町の雰囲気のある町で楽しい場所だった。
日曜はポルタ・ポルテーゼの蚤の市が面白い。洋服から、食料品、アンティークなのかガラクタなのかよく判らないものまで、様々の物が並ぶ。場所によって品物が違うので、ある程度調べて効率的に回らないと半日はすぐ経ってしまう。昼近くは凄く混むので、時間が早いうちから行くと良い。
私は、トラスティヴェレ通りへ上る坂あたりの、古地図とか売っている付近が面白かった。もっと奥ではComodoreのパソコンC64とか売っていて、懐かしくて涙が出た(;_;)。
トラステヴェレ駅
空港へ向かう列車だが、なんとも田舎の駅の雰囲気(^^;)