槍ヶ岳には、四つの尾根、東鎌、西鎌、槍穂高縦走路、そしてこの北鎌がある。他の尾根には登山道があるが、北鎌尾根には登山道はなく、バリエーションルートとなっている。踏み跡はあるが、必ずしも最も容易なところにあるとは限らず、自らルートを選びながら登る必要がある。大天井岳から貧乏沢を下り、北鎌沢右股をつめて尾根に達するのが最も容易なアプローチ方法。
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