パルセーションダンパーは必要・不要?、その1


 パルセーションダンパーとは、燃料の脈動(燃圧の微妙な変動)を抑える部品だと言われている。AZ−1の場合、デリバリパイプに組み入れられている。パルセーションダンパーの中にはダイヤフラムが入っており、これが劣化してガソリンが漏れ出す事例が近年多発している
 パルセーションダンパーは必要な部品なのだろうか。必要だとした場合、どういう理由で必要なのだろうか。それを検討するためカプチーノのデリバリパイプを活用し、デリバリパイプ内の燃圧変動を測定できるようにしたものを使って評価・判断していく。
 今回は、このデリバリパイプを用いて、実験室レベルで燃圧の微妙な変動を見ていく。最終的には実車走行時の燃圧変動も見る。


カプチーノのデリバリパイプ
効果検証用デリバリパイプ
デリバリパイプなどのセッティング
圧縮エアでの圧力の微妙な変動を見る
水での圧力の微妙な変動を見る