AZ−1に関するFAQ

Q:AZ−1は結婚してからものれるのか。
A:乗ることはできる。事実私はいまだに乗っているし、それで不便に感じたことはない。

Q:AZ−1はガルウイング故に乗りにくくないか。
A:慣れればガルウイングの方が乗りやすい。しかもこれはAZ−1へ乗り込む際の儀式でもある。文句を言うべきではない。

Q:私の身長は185cmありますが、AZ−1に乗れるでしょうか。
A:乗れる。ただし若干の改造が必要。改造箇所はシートの座布団の部分。AZ−1はこれが取り外し可能なので、中のスポンジを抜き、ヒップポイントをより低くすることで対応する。

Q:女性でもAZ−1に乗れるのか。
A:乗れる。ただし、「女乗り」で車に乗るべし。AZ−1には「男乗り」と「女乗り」が存在する珍しい車でもある。「女乗り」とは、背中を車の進行方向に向けて、シートで体をささえつつ高いサイドシルを内股でまたぎ、座席に座る途中で体をひねり反転させて座るという、高度なテクニックが要求される乗り方である。ちなみに「男乗り」で乗るとスカートの中身が全部見えることになる。なおGパンなどをはいている場合は「男乗り」でも問題はない。「ガルウイングに乗る」にAZ−1に乗り込むムービーがある。

Q:AZ−1を買うには。
A:かなり困難である。詳しくは「中古車の買い方」のページをみよ。

Q:ガルウイングは狭いとことでは開けられないのでは。
A:それは間違い。通常の車より狭いところでフルオープンできる。従って、狭いところでも簡単にドアをあけて出入りすることができる。間隔が320mmあれば全開できる。

Q:夏にAZ−1に乗ると、すごく暑いんですが。
A:オプションのサンシェードを天井につけることで少しは涼しくなる。天井がガラス張りのAZ−1は、サンシェードがないと太陽の光が直接室内に入ってくる。だから暑いのだ。なお、サンシェードと天井の間にアルミ箔をいれると断熱効果が倍増する。

Q:AZ−1のドアが外から開かなくなったのですが。
A:ドアを開ける「とって」部分を押すようにして開けると、開く。

Q:AZ−1で気になるところは何ですか。
A:車室内音がうるさいこと。80km/hも出せばまともに会話できなくなるほどうるさくなる。しかし、このうるささが、「走りを追求した車」という部分を感じさせてくれるところでもある。
 また、対向車からの視線をよく浴びる。対向車のドライバーを見ていると、かならずこちらを見ているのだ。余談であるが、おもしろいのはAZ−1同士がすれ違うとき。1年に数度しかない出来事なので、お互い驚いている。
 あと、子供から「おもちゃの車だ!」といわれること。まあ、AZ−1は「原寸大プラモデル」とよばれるくらいだから、しかたがないか。

Q:AZ−1にはドレスアップ、チューンナップ用のオプションは出ているのか。
A:少ないながらある。主なメーカーとしてマツダスピード、テイクオフ、T&T、CRUX等。中でも、AZ−1を5ナンバー(白ナンバー)にするT&Tのワイドボディーキット、サブロー・ジャパンから発売予定のイタリアンデザインのボディーキット(詳しくは特別企画へ)は見物。また、パワートレイン関係がスズキからの供給を受けているため、スズキスポーツ製のパーツが使えるものもある。さらに’96.8月に入って、CRUXからAZ−1用の様々なエアロパーツが、何かにとりつかれたかのように発売され始めた。

Q:AZ−1に乗って事故を起こすと死んじゃいそうな気がするのですが。
A:私は死んだことがないのでなんともコメントできない。しかし、一旦事故を起こすとフレームが曲がり外に出られなくなるので、ガラスを割るハンマーは必携である。

Q:AZ−1で旅行はできるのか。
A:できる。中でもすごいのは、滋賀県は大津市から北海道の納沙布(ノサップ)岬まで自走してきたという夫婦がいたということ。これは北海道旅行をした人の証言に基づいている。非公式記録であるが、恐らくこれがAZ−1における最長旅行走破記録と考えられる。私自身では、広島市から長崎のハウステンボスまで往復したというのが最長である。

Q:ドライブシャフトが赤く錆びているのだけど対策は?
A:グリースを塗るとよい。そうすれば錆が落ちる。最初は、薄く2週間程度毎に2、3回。あとは、半年に一回くらいで良い。ただし、マフラーの付近には、この真似はしないこと。火災の恐れがある。

Q:AZ−1でリコールはないのでしょうか?
A:たぶんなかった思う。ただ、クラッチワイヤー関係の対策品が出ている。クラッチが引っかかるような感じがしたらディーラーに相談してみよう。私もこの前やってもらった。

Q:AZ−1のドアを全開すると、高さはどのくらいになるのか?
A:カタログスペックによると、170cmとなっている。ただしこの中にはミラーは含まれていない。ミラーをいれると約180cmほどになる。

Q:肥満体でもAZ−1に乗れるのか。
A:乗れる。K−CARスペシャルという雑誌があるが、その昔そこの編集者(かなりの肥満体)が乗っていた。また、なぜかAZ−1のオーナーの中には肥満体が多い。ヲタクな車だからだろうか?

Q:AZ−1は若者の車だと思うが、この所有者の最高年齢は何歳なのか?
A:AZ−1のページ宛にE-MAILで頂いた情報の中で判明しているのは97年現在67歳という女性の方がおられる。この方が最高年齢記録と考えられる。なお、以前このFAQのデータでは50、47、42歳の方が最高年齢記録となっていた。

Q:AZ−1のプラモデルはあるのか。
A:AZ−1にはプラモデルやミニカーの類は存在しない。ただし、ストライカーの玩具なら存在する。詳しくは「ギャラリー」のページへ。

Q:最強のAZ−1オーナーは?
A:プロボクサーの方がおられる。恐らくこの人が最強であろう。

Q:最新のAZ−1は?
A:栃木県小山市に存在する平成9年1月登録の青CARA。スズキのディーラーの倉庫に寝むっていた物が、メーカーの調査で発覚し、登録するようにお達しを受け、世に現れた物らしいとのことである。

Q:AZ−1の整備書等の入手方法は?
A:世田谷にある車関係本専門の「リンドバーグ」という店がAZ−1の整備マニュアル等を通販している。販売する物と販売価格は以下の通り。

    新型車紹介     10,000円
    整備書       31,600円
    配線図        7,600円
    ボディ修理      4,200円

 価格は「要問い合わせ」ということもあって、AZ−1本体と同様非常に高い。合計で53,400円。ちなみに私は全て持っているが、ここまではしなかった。しかし、ディーラー・部品センターでも入手が非常に困難なものであるため、「どうしてもほしい」という人に購入の道が開けたこととなった点は非常に喜ばしい。
 非常に高価なので、これ以外に必要と思われるものを含めて私なりに優先順位をつけるとすると次のようになる。

    1.パーツカタログ・・・2500円
    2.整備書・・・・・・・31600円
    3.ボディー修理・・・・4200円
    4.新型車紹介・・・・・10000円
    5.配線図・・・・・・・7600円

 パーツカタログは比較的入手が容易であり、値段も安い。これがあればだいたいの分解方法がわかるので、まずはこれをおすすめする。「配線図」の優先順位が最も低いのは、「整備書」に同様の物が含まれているため。ただし、「配線図」の方が見やすいページ配分になっている。ボディー修理書は一般の人には不要であるが(専用工具なしでは修理不能のため)、値段も安いし、万一の修正のときに持っておきたい。AZ−1のマニュアルを置いていない店でフレームなどを修正することになっても、これがあればなんとかなるだろう。新型車の紹介は、AZ−1の作動フローが書いてあり、特に必要と思われる情報はない。

 この「リンドバーグ」という店の連絡先は、フリーダイヤル0120−444−042。営業時間は10時から深夜12時までだそうだ。AZ−1のマニュアル類はそこそこの在庫があるとのこと。
 また、コピーサービスというものもある。これはマニュアルを文字通りコピーしてくれるものだが、値段は地域によって異なる。
 一方、CARAのパーツマニュアル等を入手するという方法もある。値段はサービスマニュアルが8800円程 パーツリストが600円程とのこと。

Q:3500rpmくらいで「うをーんうをーんという周期的な音」がするのですが?
 音の発生源はインタークーラーを閉めるネジの所らしい。そこを締めれば直ると思われる。またこの音に対しては対策が出ているとのことなので、気になる人はディーラーに相談してみよう。

Q:ウインカーのレバーを折っちゃったんですが。
 ウインカーのレバー単体を交換することは不可能。従ってコンビネーションスイッチASSYごと交換する必要がある。しかしこれでは高く付くのでキャロルの廃車からコンビネーションスイッチASSYを取ってくることで安く済ます方法もある。これにはちょっとしたコツが・・・キャロルはステアリングコラムの上にハザードスイッチがあるので そのスイッチを引っこ抜くとそのままAZ-1に移植可能、もしくは AZ-1のステアリングコラムのてっぺんに四角いデッバリがあるのでそれをカッターで切るとキャロルのハザードスイッチがそのまま使えるようになる。価格は恐らく500円くらいとのこと。

Q:AZ−1のボディーカラーの配合比は?。
 AZ−1のボディーカラーのスプレーは一般に市販されていない。しかし、以下の配合比でカーショップに注文すると、特注してくれる。

   青:サイベリアブルー
   色記号:NZ
   配合比:標準ウレタンの場合

   ○関ペ レタン PG−60
   617 フレッシュブルー 46.27%
   622 ナチュラルブルー 39.80%
   628 ローヤルバイオレット 7.46%
   132 ホワイト 6.47%

   ○日ペ NAX マイティラック G−2
   569 カスタムブルー 80.90%
   395 ファーストバイオレット 3.00%
   309 シンカシャレッド 6.20%
   320 ホワイト −
   300 ホワイト 9.50%
   611 チンチングブラック 0.40%


   赤:クラッシックレッド
   色記号:SU

   強制乾燥型塗料 NAXマイティラックで作る場合
    537 スレンレッド 700g
   605 スパークレッド 300g
   411チンチングブラック 0.5g

   速乾型塗料 NAXスペリオで作る場合
   537 スレンレッド 670g
   605 スパークレッド 330g
   411チンチングブラック 0.5g

   速乾型塗料 NAXベスタで作る場合
   537 スレンレッド 680g
   605 スパークレッド 320g
   411チンチングブラック 0.5g
   アクリル・ラッカー 537 スレンレッド 400g
   ニッペアクリル 464 フレームレッド 600g

Q:AZ−1のオプションの在庫は?
  ●在庫無しと言われたオプション:
     サイドファッションアルミプレート
     スペアタイヤカバー
     センターポケット
     ラゲッジネット

  ●在庫有り、来たオプション:
     トップサンシェード
     ハンドステップ
     フロアマット
     キーホルダー(笑)


 このコーナーでは皆さんからのAZ−1に対する質問を募集しています。

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