男の自宅介護

胃ろうの工夫 小ネタ集 2024/11/13

胃ろうに関して市販のものは高い、
特に介護用というのは数が出ないので高くて手に入りにくい。
どこにでも売っているのではないので、
サイズや機能性の現物確認ができません。

自分で作れば安くできるというのもありますが
ちょうどいいサイズで使いやすいものができるのです。
胃ろうに関して手作りした細かい工夫をご紹介します

■シリンジ用ブラシ

胃ろう用カテーテルチップシリンジは、フラッシュ、懸濁薬液で使います。
薬剤をお湯に溶かしても溶かしきれずに筒の先端に残り
取れなくなる時があります。

専用の「シリンジブラシ」も売っていますが通販で418円
百均にも適当なブラシはありませんでした。
そこで、歯ブラシを改造。先端を切って、溶着。



■点滴スタンド

栄養ボトル(お茶の注入に使用)を吊り下げるのに
病院では点滴スタンドでした。

塩ビパイプで作ったベッドサイドレールがあります

ベッドサイドレールにベッドリモコン専用フックを追加 2018/9/13

このサイドレールを延長して、引っ掛け部を作製しました。


他に、天井からも引っ掛けを作りました。


■ボトル目印

栄養ボトルに計量目印がありますが、透明で見にくい
ビニールテープで目印を見やすくしました。


■ペグカバー
現在は、胃ろうからの少量の漏れには『ティッシュの“こより”
を使っています。

『胃ろうパッド』『ペグカバー』で検索するとたくさん出てきて
作り方も詳しく出てきます。手作り品も売られています。
胃ろうカテーテルから皮膚を守るもので、
とりあえず、キルティングで作ってみましたが、まだ使っていません。




■食物繊維 追加
ラコール半固形栄養剤に食物繊維は含まれていません。
入院前は20g以上を目指して、デキストリンを追加して目標達成していました。
そこで、お茶にデキストリンを混ぜています。15g/日ほどで食物繊維12g/日
になっています。
下痢っぽいので、これで改善できればと思っています。


古本購入して勉強中です。2024/11/18

胃ろうに関しては、webでも多くの情報が手に入ります。
胃ろうの種類、手術過程、栄養剤の種類、注入方法、トラブル対処法
特に栄養剤の説明書がわかりやすく
ミキサー食の注入など詳しく書かれたpdfがあります。

以前、図書館から胃ろうの本を借りてきましたが
最新のものはありませんし、2週間で返さないといけません

トラブルの対処法、ミキサー食投入 口腔嚥下訓練など
まだ知りたいことがたくさんあります。
web情報もありますが、書籍で手元にあった方が勉強できて安心です

専門書なので、新品で購入すると2-3千円にもなりますが
古本だと安く300-600円で購入できました
(300-600円で買えるものを買いました)

古本で発行が19年~15年前のためか、
古い情報の場合もありますが、
十分な情報量で、古いところはwebで補完します。


胃ろうのケアQ&A ¥2000+税 →¥296 2005年7月

 ケアとトラブルについてわかりやすい解説です
 ミキサー食注入の記載あるが、
 ボタン型は内径が小さくミキサー食に適さないと記述あり(古い情報化かも)
 
胃ろうケアと栄養剤投与法 ¥3400+税 →¥500 2009年5月 

 写真やデータも多く情報は詳細です
 半固形栄養剤とミキサー食の記載はあったが少ない
 ボタン式でも、内径が太く、ミキサー食投入可能な種類がある記載あり

摂食嚥下口腔ケア ¥2000+税 →¥623 2013年9月 

 嚥下評価、嚥下訓練、口腔ケア、食事の訓練など詳しく書かれていて
 知りたいことがかかれています。
 まだ、唾液によるムセがあるので、直接経口栄養は試していませんが
 勉強になります

-----図書館で借りました---

■ナースのためのやさしくわかる胃ろう〈PEG〉ケア  ¥2000+税 2008年10月
 図書館で借りてきました。
 ナース用のため、手術の手順やトラブルについて詳しく書かれていますが
 在宅の注入法などはサラッと書かれています。



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