栄養剤絞り器を作成 2024/11/08
栄養剤をチューブに接続して
絞りだすのにいくつか方法があります。
病院では、テルモ「シボリーⅡ」を使ってやり方を教えてもらいました。
半固形なので、絞り出すのに結構な力が要りました。
しかも、両手で10分ぐらい力を入れ続けなければいけません。
そのため、「加圧バック」と言うのもあって空気圧をかければ
注入してくれます。
注入している間は手が離せますが、保険がきかずに、自費購入で¥5622
「シボリーⅡ」は病院から供給を受けましたが、
看護師さんによると、細いので折れたりするらしいです。
■「シボリーⅡ」もどき 1号機作成
「シボリーⅡ」もどきを作ってみました。
塩ビパイプの一番細いのが外径18mm(内径13mm)
「シボリーⅡ」の外径は12mmで細いです
これに金のこで溝を切って、ハンドル部をTSチーズ(継ぎ手)
さらに、両手を使わなくてもできるように、
台座を作成。
これでもいいのですが、力が入りやすいように
四角い穴をあけて、ラチェット付きレンチを差し込んで
回せるようにしました。
完成。
■ラチェット付きレンチ専用に2号機作成
T字型のハンドル部だと持ち換えがあり回しにくい。
ラチェット付きレンチはいい感じですが
ハンドル部が当たって回しにくい。
ラチェット付きレンチ専用にするため
TSキャップに四角い穴をあけて、
ラチェット付きレンチを差し込んで回せるようにしました。
使ってみると、断然ラチェットレンチの方が使いやすいです。
片手が空き、同じ姿勢で押し続けられ、10分ぐらいで入れられるので
ずっとこれを使っています。
片手が空くと、注入しながら、次の薬の懸濁をしたり、記録をつけたり
テレビのリモコンぐらいはできます。