男の自宅介護

座面50cm折り畳み椅子を作成 2024/2/17

現在、ピクニックに私は折り畳み椅子に座って妻の食事介助をしています

介助できないことはありませんが、
妻のリクライニング車いすの座面高さが、ジェルクッションもあって
50cmほどあるため、私の椅子の座面40cmがもう少し高い方が
介助しやすいです。


今の椅子の座面高さが40cm
他の折り畳み椅子も40cmと24cmしかありません。


なので、無いものは作ります。座面高さ50cm


材料は赤松材 45cmx15cmx2m 2本で604円
他の中心軸のボルトや補強用ベニヤ板は家にありました。


2m2本を使い切るように設計。カット


座面の布は破損しやすい場所なので
頂き物の大きめのトートバックを分解して2枚重ねで縫製。
輪っかにして4枚相当、ミシン目1か所で力を分散します。

折り畳めるように左右の長さは異なります。
ベニヤ板でひし形に変形するのを補強します。
トートバックの持ち手を取り付け


畳めば、板の厚さに治まります
マジックテープ2か所で保持します。




小型 0.55kg 座面高さ24cm

中型 1.3kg 座面高さ40cm

自作 1.9kg 座面高さ50cm
補強したため重くなってしまいました


10cmの違い以上に大きく感じます。

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 ■食事介助のやりづらさの正体(車いすの比較)

座面50cm折り畳み椅子を作成した原因は
食事介助のやりづらさ、リクライニング車いすの座面の高さでした。

2013/12~2323/2まで9年ほどは車載用車いすを使っていましたが
感じなかった違和感です。

2022年末から(脳梗塞+急性胃腸炎で長期入院)妻の様態が悪く
座位がしんどくなるので
2023年の3月からティルト&リクライニング車いすをレンタルしました。

それから約1年妻との散歩を続けて、食事介助の違和感を感じて
座面50cm折り畳み椅子を作成しました。


9年間使っていた「車載用車いす」と「リクライニング車いす」を
測定比較してみました。
座面高さ、テーブル高さともに6cmの差がありました。
たかが6cmのことですが、食事介助のやりづらさを感じました。


「車載用車いす」2013/12~2323/2
座面高さ44cm
テーブル高さ65cm


「リクライニング車いす」2023/3~
座面高さ50cm~54cm(アームの高さ変更可能)
テーブル高さ71cm


■車いすへの携帯
トートバックの持ち手をリクライニング車いすに引っ掛けて
携帯出来ます。


早速、試しましたが、いい感じです。



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