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先月を 振り返って |
<先月の本>
先月読んだ本は21冊。暑かった割に、比較的仕事も落ち着いてきて本を読む時間が取れました。先月の★★★★★は、重松清の『ナイフ』と村上龍の『希望の国のエクソダス』。なんだかミステリ中心と言いながら、徐々に文芸系になっているような気がするのは気のせいでしょうか・・・(^^;
面白いのは、『ナイフ』と『希望の国のエクソダス』も同じ少年少女たちを主人公としながら、何故ここまで違うのかということ。どちらも好きですが、方向性は正に反対というこの2冊。ストーリーや訴える話は全然違うものですが、読み比べてみるのも面白いかもしれません。
他の本でおすすめは、『P.I.P』。これはすごい!とりあえず読んでみて、と言いたい本。八方塞がりというのは、正にこういう状態を言うのではないでしょうか。
一気に現実的で人間の嫌な部分を見たところで、また正反対の本、『永遠の森』。博物館惑星というSF的設定で、美しいと思うことはどういうことなのかを考える連作短編集。本の装丁も含めてとってもおすすめです。
先月は一気にタックシリーズを読みました。ちょこちょこと読んでいるのもあったのですが、やっぱりシリーズだと思って最初から読むと違いますね。このシリーズもおすすめ。今後の展開が気になります。
<先月の私>
先月は本当に暑かったり寒かったり。職場の冷房が暑い日は効かなくて、寒い日はこれでもか!ってくらい出てるんです。そのたびに机に椅子を乗っけて、背の高い人が天井の排気口を開けたり締めたり。隣の島の人たちは、一々開けたり締めたりが面倒だったのか、ビニールを排気口に貼り付けてました(笑)。
あとは天変地異の月でしたねぇ。集中豪雨に、季節はずれの台風、そして地震!もうなんだか毎日揺れているので、揺れてるのかめまいだかって感じです。イタリア行ってる間に日本が沈んでないといいけど・・・。
「ファイナル・ファンタジーIX」は、ちょっと飽きてきました・・・。と言っても、もう4枚目、もうすぐラスボスというところです。大反論されそうですけど、絶対前作のほうが面白かった!カードゲームも前のほうが面白かった・・・。「X」に期待しよう。
<先月の映画>
中絶は正しいことなのか・・・。ルールの意味と正しさを考える『サイダーハウスルール』