00年10月前半号
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00年10月1日 (日)

ホームページを更新し続ける原動力

「ベルリン飛行指令」「エトロフ発緊急電」などで有名な佐々木譲氏のサイトからリンクしていただきました。著者名典拠からこちらもリンクをはりました。ありがとうございます。>佐々木様**また、いろいろ指摘がありまして、「使えるネット書店はどれか」を改訂いたしました。

このサイトを始めたのは、1996年の10月なので(月の感想がそこから載っているので、恐らくそうだと思う)、もう4年になるんです。早いですね。毎週更新し始めたのは、過去の記録を見ると1997年くらいからなので、それでも3年。自分でもよくやるなあと思います(笑)

こうしてやっていけるのも、毎日・毎週見てくださる方のお陰なのですが、中でもメールでの励ましはとっても嬉しいです。「今まであまり読書はしなかったけど、おすすめ本を読んでみたら面白かったので、本を読むようになった」とか、「読んだ本の感想が似ていて嬉しい」といったこちらも大変嬉しくなるメールをいただくと、ホームページ作ってて良かったと思います。メールのやりとりは意外な使い方も示唆してもらえて有意義です。☆をつけたのもメールで示唆されたからですし、「わたしのおすすめ」は、実は読者の方の「★★★★★のついてる本を探して順番に読んでます」というメールで思いついて作ったものです。

私は書評・感想は読んだ本のしか見てません。どこよりも早い(ちなみにライバルは朝日新聞(笑)「川の深さは」で負けてがっくり<大馬鹿)がウリ(のつもり)なので、他のサイトがUPする頃には、自分が気になる本は大抵読んでしまっているということもありますが、先入観入っちゃうのがだめなんですよね。自分で感想を書くときも気になってしまいますし。逆にそういう小心者なので、自分が感想をUPした本の感想・書評は良く見てます。「読書の素」は大変ありがたいです(^^)。「読書の素」にリンクされているところは、大抵一度は行ってると思います。はい。自分と同じような評価だと嬉しかったり、逆だと凹んだり(笑)。自分がうまく表現できなかったところを、良い文章にしていると「あ、すごい」と思いますし、そういう意味では、結構参考にしているのかも。いや、でも皆さんそうでしょう?素人なんですから、相当自信が無い限り、やっぱり気になりませんか?そんなことない? 今思うと、私は他の人の感想・書評を見るときのドキドキ感がやめられず、サイトを作りつづけてるのかもしれません(笑)。

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00年10月2日 (月)

推定年齢

大学を会場に大学の入学試験、専門学校の試験や、資格試験などいろいろなことをするのですが、そういう時に校門前には大抵チラシくばりがいます。私はよく受験生に間違えられて、○々木ゼミナールとか、河○塾とかの入学案内をもらったりしていたのです。内心「へへへ〜まだ18歳で通るかな」と。

ところがです。先日おばさんがチラシ配りに立ってました。そのおばさん、私を見て持っているパンフレットを渡そうかどうしようか躊躇っています。一瞬の躊躇の後、結局パンフレットは引っ込められました。私はちょっと残念に思いました。「ああ、もう受験生には見えないのかなあ」。

校門前の横断歩道で信号待ちをしていると、おじさんがそのパンフレットを持っています。何のパンフレットなのかなとチラリと見たら「○能研入学案内」・・・・そ、そうだ、今日は付属校の学校説明会があったんだった。もしやさっきのおばさん、私が説明会に来た受験生を持つ母親に見えたのかしら・・・・。がびーん。

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00年10月3日 (火)

日頃の行い

昨日、なんだか腹痛だったのです。むむむ・・・お腹痛い。それだけだったので、まあなんとか平気かなと思って職場に行きました。でも腹痛って微妙なんですよね。頭痛とか発熱とか、咳・鼻水なんかだと、さすがの私も「風邪?大丈夫」くらい言って貰えるのです。ところが腹痛と言ったとたん、「おまえ、なんか拾い食いしただろ〜。だめだよ、いくらお腹が減っても拾って食べちゃ」になるんですよね。ぐすん。

駅から大学へ向かう途中で後輩Bに会いました。お、後輩なら社交辞令で「片桐さん大丈夫ですか」くらい言ってもらえるかと思って、「今日なんか腹痛なの〜」と言ってみました。すると後輩B、

「お腹出して寝てたんでしょう」

えーん、やっぱりだめか。ちなみに弁当食べる時になったら直ってしまいました。なんだったんだろ。

[椰子の実の立ち読み]:石造文化: 歴史学への誘い

石造文化: 歴史学への誘い / 播磨定男著
大学教育出版, 2000.6

明日香を自転車で回ると、石めぐりというくらい石造物が多いのですが、こう見ると日本って意外に石造物が多いんですね。最古の木造建造物なんかもあるくらいですから、木造建築が多いのかと思えば、謎の石っていうのも一方であって、もしかすると昔の人は何らかの使い分けをしていたのかもしれません。謎の石の中に例の酒船石もありますが、これはも少ししたら謎が解けるかも(^^)。

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00年10月4日 (水)

衣替え

皆さん、衣替えってもう済みました?もちろん、北海道の方とかはもうとっくの昔に冬支度に入っていたりするのでしょうけれども、関東はようやっと朝晩涼しくなってきたかなという感じ。この辺りが洋服って一番難しいですよね。もうさすがに春っぽい色や柄のスカートなんて穿けないですし、かといって、まだ冬のスーツじゃ暑い。私は毎日悩みまくっています。もちろん悩むほど洋服があるわけでもなく、悩むだけ無駄という話もあるのですが、それでもこれじゃ暑いかなあ、これじゃ寒いし、もう変かなぁと悩むのです。

結局、私は毎日夏の薄手のTシャツやタンクトップに、上着を何かといった服を来ているわけですけれども、毎日暑い、寒いの繰り返し。昨日は大失敗で暑かった。特に職場の席に日差しが入る15時頃がきついのです。手が季節はずれの斑焼けになりそうな予感。今日はどうしようかなあ。

[椰子の実の立ち読み]:出版クラッシュ!? : 書店・出版社・取次・・・崩壊か再生か

出版クラッシュ!? : 書店・出版社・取次・・・崩壊か再生か / 安藤哲也ほか著
編書房, 2000.8

8月10日初版、9月1日の段階で既に第2刷。初刷がどのくらいなのかは不明ですが、この手の本としては相当売れているとみました。この本は「超激辛爆笑鼎談・出版に未来はあるか?」の続編なので、話題になった前作に続けての好調な売れ行きと言っていいのでしょう。実はネット書評でもあちこちで見かけるのですが・・・(笑)。こうすれば良いだろう、という永江さんの考え方、多少極端ではあると思うのですが(特に新刊0というのはやっぱり無理じゃないかなあ。。。)、なるほど〜と思ってしまいました。図書館の側からすると、大型書店さんの書店員とか、よく本知ってるという焦りもあったりするのですが(笑)、特に個人商店が多い地方都市ではもう少し考えた方がいいのかも知れないですよね。

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00年10月5日 (木)

獲らぬ狸の・・・

母親がまたまた新しいものにはまっています。今度はLOTO6。まだ始まったばかりでご存じ無い方もいるかと思いますので説明しますと、1〜43の間で好きな数字を6つ選んで当てる宝くじです。ミニロトなんかと同じで、当選者の数で分配する方式なので、毎回賞金が変わります。6つ全部当てる(つまり1等)とだいたい1億円になるようですが、1〜43の数字で6つというと、単純に計算しても1等が当たる確率は、400万分の1。ちなみに宝くじで1等を当てる確率よりも低いそうです。該当者なしの場合は持ち越しになって、最高賞金額は4億円。どこをどう間違えたのか、母親はこの4億をもう獲った気になっているようで、「4億円当たったら、まずおじいちゃんおばあちゃん(舅と姑)のところに5千万円でしょう、Sおばさんのところに5千万でしょう・・・」と分配まで決めています。「わたしには?」というと、「もちろんあんたたちには5千万ずつあげるわよ・・・あれ、でもそれじゃあ2億円になっちゃうなあ。うーん、もう少し負けない?」・・・・彼女は本気のようです。

ちなみに私が4億円当たったら、誰にも何も言わずにどこかへ失せます(笑)。このページがいきなり更新されなくなったら、宝くじでも当たったと思ってください(爆)。

[椰子の実の立ち読み]:草のちから 藁の家

草のちから 藁の家 / 建築・都市ワークショップ, 石黒知子編集
INAX出版, 2000.6

藁だけで作る家。。。本当に住めるの?と思いますよね。ところがこの本を見ると、とっても快適そう。よく考えると、土壁っていうのは粘土性の土と藁を練ったものなんですよね。藁でも家が作れるんだ〜。ちなみに作り方が載っているのですが、材料は合わせて500ドル。5万ちょっとで28m2の家が作れるのです。台風などにも耐えられるのか、ちょっと不安ですが、でも倒れても人間が潰されることは無さそうですし、意外に強いということです。断熱性に優れている藁の家、なんだか羨ましいなあ。

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00年10月6日 (金)

同姓同名

同姓同名の人がいるのって、どんな感じですか?例えば佐藤直子さんとか多いと思うのですが、友人に同姓同名がいるとなんだか難しいですよね。前にもどこかに書いたのですが、私の名前はたぶん珍しいと思うのです。片桐もいないわけではないですが、それほど一般的ではないですし、裕恵(ひろえ)はさらに少ない。私が小さい頃は、ネーム判子さえ「ひろえ」はありませんでした。たまに同名の方から「ひろえで検索して行き着きました」なんてメールが来るんですが、それも珍しい名前だから親近感を感じるのでしょう。

わたしもたまに「ひろえ」で検索してみたりするのです。出てくるのは、同じひろえさんのページ。。。中には菅浩江さんなんかもいるのですが、うろうろしていたら「片桐ひろえのページ」というのを見つけたのです。げげげ。何これ?と思って、どきどきしながらそのページをクリックすると、なんと同姓同名の画家さん。びっくりです。同名の人間でさえ稀なのに、同姓同名。同じ名前なのに、なんで私には絵心が無いんだ!(<関係ないって)。というわけで、この方は同姓同名の別人です。>昨日メールくださった方(^^)。

[椰子の実の立ち読み]:デジタルデバイド

デジタルデバイド / 四元正弘著
H&I, 2000.9

この本が良いと言うわけではなく、デジタルデバイド(情報格差)ってたまにものすごく大きいと感じるときあるんです。先日NHKのニュースで、ITの特集をやっていたことがあったんですけど、http:// をアナウンサーが言えないんですよ。「ええと、これはスラッシュスラッシュと読むそうですね」。多分日常的にネットに接続している人にしてみると、驚くべきことかと思うのですが、立法・行政・司法の三権+1(マスコミ)と公言するマスコミがそういう状態。一方でウィルス騒ぎ、不正アクセスや違法サイトみたいな極端な例を取り上げて叩きまくり、一方でIT革命、イービジネスなどといったものを取り上げて「これからはインターネットくらい出来ないと」みたいな持ち上げ方をする。マスコミでさえ距離の取り方を決めかねている印象を受けるのですが、どうなのでしょう。
道具を使えることよりも、道具をどう使うかが重要だという著者の言葉には、ものすごく頷けます。結局使い方などどうでもよく、その先その道具で何ができるか把握して、それをどう使うかなんですよね。今はまだ「道具を使う」の段階で躓いている方が多いようですが。。。

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00年10月7日 (土)

柴田よしきさんサイン会

昨日は、柴田よしきさんのサイン会。神田の三省堂まで行ってきました。『PINK』の発行前からサイン会のことは知っていたので、最初から三省堂で買おうと思っていたのです。サイン会なんて久しぶり。三省堂についたのは、17時30ちょっと前だったのですが、あまり人もいないようなので、本屋に入って目当ての本を漁り、再び下に下りると、なーんと非常階段に列ができていたとかで、すんごい人。登っていったら、なんと3階でした。。。ふと見ると、ほとんど先頭の位置に青木みやさんが・・・(^^)。後ろに並んでいると、サインを貰ったみやさんが来てくれて、しかも2人前に並んでいる人が大江戸さんであることが判明。なんだかんだと話ながら並んでいたら、3階分の列もあっという間でした・・・。

青木みやさんのお誘いで、その後の柴田よしき掲示板のおふおふに参加することに(^^)。1階のロビーで待っていると、全身黒尽くめの人が近寄ってきました。手にもっているのは、黒猫のぬいぐるみ。その猫を絶妙な動きで操る妖しいお方。。しばらく気づかなかった(というか知らなかった)のですが、隣に立つ人が「クラサカさーん」と声をかけていることで、あ!と思いました。なんと倉阪鬼一郎さん。ううう、本もすごいと思いましたけど、本人はその本を具現したようなお方だったのですね。びっくり。青木みやさんの顔の広さで、あちこちに紹介してもらいましたが、覚えられない・・・(^^;特に、2度も初めましてとか言ってしまった方、ごめんなさい。ロビーで隣に立つ方が、なんと野間美由紀さんであることも判明・・・。声をかけたいのに、なんとなく気後れ。おふおふの最後でご挨拶だけさせていただきました。次こそ『パズルゲームはいすくーる』持ってくぞと心に決めました(笑)。いやさすが、作家さん関係のオフともなると、業界関係者が多い。。その人もあの人もどこどこの編集さんという感じ。最初18人しかいなかった人が、突発的に増えて30人だったとか。幹事の方、大変だなあと思いましたです。はい。でも、気さくな雰囲気で楽しめました。次も行ってみようかなと思えるオフって良いですよね。久々に「はじめまして」の方ばかりだったのも新鮮でした。皆様、ありがとうございました。

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00年10月8日 (日)

見張り番

昨日はうちのマンションの秋祭りでした。かなりの世帯数が入っている大規模マンションなので、そんな行事も結構やっているのです。多分住んでいる人は1500人を超えるのではないでしょうか。それだけの人がいるといろんな人もいるもので、バンド演奏やったり、出店が出たりと結構盛況です。目の前にあるスーパーも、この日はマンション内に出張してビールやら焼き鳥やらを安価で売ってくれます。

当番で、父もお手伝いに出ています。「で、何やるの?」と妹。「警備」。「え?」

父は単なるサラリーマンで、きっと何かあっても対して役には立ちません。

「もしかして、カレーの警備?」「いや、カレーはない」「じゃあおでんの警備か」

馬鹿にされまくる父親・・・なんとも哀れ。ちなみにやっぱりカレーが出てました。あまりにおいしそうなので、思わず買ってしまいました。というか、小さい頃からここに住んでいる私は、手伝いをしてるおばちゃんたちもよく知ってて、捕まったというのが正しいのですが・・・(^^;。

[椰子の実の立ち読み]:娘を傷つける母親の口癖

娘を傷つける母親の口癖 / 金盛浦子著
青樹社, 2000.8
(らいふあっぷ・せれくしょん)

私は母とは付かず離れずといったところだと思うのですが、一緒に住んでるんですから喧嘩もします。この本をパラパラと見て、あるあるこういうことっていうのが多かったのですが、私が一番面倒だと思うのはいろいろと聞いてくること(笑)。典型的な<人に頼る女>である母親に、私は良いように使われています。。。今は友人がメールを始めたとかで、ちょっとだけパソコンを弄りたいらしく、いろいろ煩いのです。私は自分のパソコンを使わせる気は無いので、無線機能のついたのTAでも買ってやるかと思っているのですが、「2万くらい出してくれるんでしょう?」と言ったら「そんなお金ないよ。ひろちゃん買ってきてよ〜」(^^;。旅行もしょっちゅう行ってますけど、あのお金はどこから出てるやら・・・・。自分でも忘れていたボーナス支給日を母親はちゃんと覚えていて「もう少しでボーナスね〜」。給料日が土曜日だと「今月は給料日が1日早いのね」なんて、既に所帯をもって財布を奥さんに握られてる旦那状態?(^^;
最近よく世間的にはパラサイトシングルなんて言われる肩身の狭い身分の私ですが、実際の感覚としては、母親のほうにパラサイトされてる気分です。なんでもひとくくりにしないで欲しいものです。。。。

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00年10月9日 (月)

リンク元参照

休みだと思って気を抜いたら、8時になってしまいました(笑)。ちょっと変則更新。もうテレホーダイじゃなくて、フレッツ・ISDNなので、別にどちらでもいいのですが・・・。

前々からつけようと思っていたリンク元参照。どのリンクを辿って、このページを表示させているか分かるスクリプトです。ウルトラランキングみたいな外部のサービスでもやっていますが、ああいうところだと、どうしてもサーバーの負荷が大きくて表示に時間がかかってしまうんですよね。自分のところで作ろうと思っていたんです。それで、昨日付けてみた。結構これが面白いんです。やっぱり一番なのは、ミステリ系更新されてますリンクでした・・・(^^)。実は結構最近までここを知らなくて、見てみたら自分のページが載っていたので、リンクしそびれてます。今度リンクします。。。(^^; リンクしてくださってありがとうございます>高橋さん。このページ、作家さんから、ディープな本読みさんまでたくさんの方がリンクされてますので、とっても便利。まだ使ってない方は是非。あとはやっぱりMystery Best??のリンクページから。やっぱり関係ページにこまめにリンクをはっていただくのが、ページを見てもらう近道なのかもしれません。

あ、最後に、サーバー関係に詳しい方、教えていただきたいのですが、たまに出てくる[unknownorigin]というのは何なのでしょう。空白で送られてくる場合(ブックマークから参照したような場合)は、ログに残さないようにしていますので、それ以外です。

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00年10月10日 (火)

フレッツ効果?

今日って10月10日なんですよね。10月10日が祝日ではないのは生まれて初めてです。ああ、でもあと10年後とかになったら、体育の日が10月10日だったことがクイズになったりするんでしょうか。いや、もしかして体育の日は今もやっぱり10月10日なのかなあ。難しいぞ<ハッピーマンデー。

フレッツ・ISDNになって、ようやっと2週間が過ぎました。何時でもいくら繋いでも良いっていうのは、やっぱり良いですね。元々日曜の昼間に2時間や3時間、平気で繋いでいたので、それほど気にしてなかったと言えば気にしてなかったのですが、メール書きながら繋ぎっぱなしに出来たりするのが嬉しい。というわけで、飛躍的に接続時間が増大してます(笑)。逆にテレホタイムに繋がなくなったかも・・・。早く全国区になるといいですね。またメール読みマウスも(パート4!)やってるみたいですし。でもADSLの常時接続を狙ってる方は、焦ってISDNにしないほうがいいのかも・・・。

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00年10月11日 (水)

ところかわれば

この前、コンピュータ対戦版ナポレオンを見つけてダウンロードしてきました。大学時代、合宿っていうとこれやってた覚えが(^^)。人数が5人じゃないとできないし、ルールを知らない人が多いので、普段はあんまりやらないのですが、コンピュータが相手してくれるなら一人でも出来ますし。これってものすごくローカルなルールがあるんですよね。大学のサークルって地方出身者が多かったんですよ。だから、まずやらなければならないのが、ルールの摺り合わせ。大貧民やウノもそうでしたけど、知らないルールを取り入れられると、いつもの技が使えなくてつらい(笑)。ウノは、Draw Twoの上にDraw Fourを乗せられるというルールが一番怖いです。気がつくと一周してきて、自滅したり。大貧民は革命(4枚カードを出すと、カードの強さが逆転する)が出来るのと出来ないのでは全然違う。というわけで、これまたローカルルールが多いナポレオン、このゲームもいろいろと自分に合わせて設定できるようになっています。むむむ、よろめき?(オールマイティよりハートのクイーンが強いルール)なんじゃそりゃ?(笑)そんなルールはなかったなあ。セーム2はありましたね。あと台札はジョーカーはだめだったような。こういう細かいルールが積み重なって、地域(学校?)によって全然違うゲームになってるんですよね。たかだかトランプゲームですけど、実際やってみようとするとお国柄が出て面白いものです。

[椰子の実の立ち読み]:はじめての手話

はじめての手話 / 主婦と生活社編
主婦と生活社, 2000.7

うちの妹が昔手話に凝っていたのです。なんだかこういう指南書みたいなものを買ってきて、私に手話を披露していました。でも結局彼女の覚えた手話・・・「私は印刷工場で働いています」<っていうか君は印刷工場で働いてないだろって。手話も言語のようなもの。外国語もそうですが、身に付けるには、やっぱりその言葉を必要としている人たちと実際にやりとりするのが一番の近道な気がします。「○○ってなんて言うの?」って聞いた単語って覚えてますし。中国行ったときに覚えた「お疲れ様」(書けないけど言える)、イタリアで覚えた「おいしい」とか「ありがとう」「こんにちは」なんていう単語も積み重ねれば、日常会話くらいはできるようになるんじゃないかなあと思うのです。日本人は文法は完璧だけど、会話は全然だめってよく言われますけど、結局それを使ってコミュニケーション取ろうという機会が少ないからだと思うんですね。あ、それに、もし買うとしても、この本はだめ。索引のならび方が絶対に変(^^;。

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00年10月12日 (木)

風邪に効く薬?

最近部署で風邪が流行っています。季節の変わり目だからでしょうか、順番に風邪をひいています。先日後輩Bがものすごく調子悪そうだったので、私は言いました。

「大丈夫?ああ、そうそう、薬あるよ。なんだっけ。ほら、パンシロン。

すると後輩B、なんだか怪訝な顔をしています。あれ、間違ったかなと思って実際に薬を見てみると、あらま!

「あ、違った、パブロンだった」。

以来、私は信用されていません。次に風邪にやられたのが後輩C。私が「大丈夫?薬あるよ?」と言うと、「パンシロンは要りません」・・・。だって、似てるじゃないですか・・・<パンシロンとパブロン。

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00年10月13日 (金)

お世話になってますから・・・

日替わり書評でお世話になっているISIZE BOOKの書籍注文システムが変わりました。本屋さん、JBOOK、ブックサービスの3つのオンライン書店の在庫、配送までにかかる値段などが一覧表示されます。実はちょっと話は聞いていたので、いつからかなーと思っていたのですが・・・。うーん、思っていたのとちょっと違う。私のイメージでは複数のオンライン書店を横断検索できて、一発で在庫表示までできると思っていたのですね。紀伊国屋の本店・南店の在庫表示みたいな。在庫一覧表示までにカートに入れたり、在庫表示ボタンを押したりしなくちゃいけなかったり、ちょっとプロセスが長すぎるかなという印象を受けました。ネットショップ利用者の多くが途中で買い物を断念するという話や、1つのサイトに集中できるのは2〜3クリックまでという話もありますから、この形だと厳しいのではないでしょうか。図書館でも複数のデータベースを横断検索するという意味あいからZ39.50というプロトコル規格が注目されているので、試みとしては面白いですし、方向も間違ってはいないと私は思うのですが、もう少し使い勝手が良いといいかなぁ。あと、Netscapeで使えないのは致命的!まだネスケはいなくなったわけではありません!

[椰子の実の立ち読み]:文章をダメにする三つの条件

文章をダメにする三つの条件 / 宮部修著
丸善, 2000.9

「陳腐な内容がいい文章で綴られることはない」・・・うー厳しいですねえ。私はいっつも陳腐な内容を陳腐な文章で綴っている気分になりました。反省。。。<ホントか(笑)。ちなみに三つの条件とは、「事実や印象の羅列」「理屈攻め」「一般論の展開」だそうです。例を見てても、確かに事実の羅列っていうのは面白くないですね。わかるわかる(^^)。小学生の時の日記ってこんな感じ。「Mちゃんと縄跳びをしました。楽しかったです。」で終わってしまう。続けて書くことが無い。さすがに大学生にもなったら、それではまずいと思うのでしょう。そこで無理矢理升目を埋めるために、「理屈攻め」にしてみたり「一般論の展開」を図ってみたりするんでしょうね。なるほど。心に留めておこうと思いました。そして文章を書けるようになるコツは、習うより慣れろだそうです。毎日いろいろ考えながらも書いていれば、多少はましになるかな。

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00年10月14日 (土)

月見バーガー

昨日久々にお弁当をもっていかなかったのですが、朝職場に向かいながら昼ご飯を買っていこうかと考えていたのです。ところがふと目に入ったのが、マック。職場からも微妙に遠く、家の近くにも無いマクドナルドは、本当に滅多に使いません。ちょうど今は年に1度の月見バーガーの季節です。月見バーガーが食べたーいと思った私は、お昼に買いに来よう、とそのまま職場に向かったのでした。

さて、お昼の時間です。もう11時半になるのを待っていたかのように職場を出た私は、そのままマックへ直行しようと思いました・・・が、お昼の通りってなんて誘惑が多いのでしょう。普段は弁当で、外食は土曜だけ(しかも毎週ラーメンと決まっている(笑))の私は、あちこちのお店がこんなにいい匂いをさせているのを全然知りませんでした。もともと大学の周りは都市計画に乗り遅れたような商店街なんかもあって、小さい路地裏にあるような店舗が多いのですが、お昼はあっちでもこっちでも外でお弁当を売っています。夜は飲み屋になるお店も、お昼はランチをやったりしてとっても美味しそう。しかし、後輩Bにマロンカスタードパイを頼まれている私は、そんな誘惑に負けてはいけません。両側からの怒濤の誘惑を振り切り、マックを目指したのでした。

そして、月見バーガーとマロンカスタードパイをゲット。月見バーガーは食べて、「ああ、そういえば前に食べた時もこんなもんかと思ったんだった」とちょっとガッカリだったのですが、マロンカスタードパイは結構いけます。後輩に150円のパイを200円で売りつけ、私はめでたくお昼にありついたのでした。めでたし、めでたし。

[椰子の実の立ち読み]:書きたくなるヒヤリ・ハット報告 : 体験から学ぶ看護事故防止のツボ

書きたくなるヒヤリ・ハット報告 : 体験から学ぶ看護事故防止のツボ / 川村治子著
医学書院, 2000.10

これ見ててもありがち〜と思われるミスばかりなんです。「これ点滴して」と言われていつもの「これ」だと思い込み、違う点滴をしてしまった、ボトルが似ている水とエタノールを間違えた・・・などなど。人間ですから、ミスがゼロになることなんてありえないと思うのです。私も水と間違えて超濃い焼酎を一気飲みしたことありますし(その後ぶっ倒れそうになった)、皆さんも同じような経験ってあるでしょう。ところが、医療現場ではミスをしてしまうと患者が死に至ってしまうというリスクが付きまとうわけですよね。友人の看護婦の話を聞いていると、病院って行きたくなくなりますよ、マジで。どうやってミスを無くしていくか、ミスを患者死亡に結び付けないためにどうカバーしていくか、いろいろと方法はありますが、この本はそのひとつ。報告によってミスが起こりやすい場合というのをそれぞれに叩き込むという方法。なるほどね〜。確かに塩を入れるときって、必ず砂糖じゃないか舐めて確かめますし。医療事故が最近多いですが、少しでも減るといいですね。

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00年10月15日 (日)

しつこいのですが・・・

今まで何度も話題にしてきた「メール読みマウス」。周りの人間で当たった人はやはり0。既にISDNにしてしまった私は、もう見ることはできないのか、と半ば諦めていたのです。今月もNTTからの請求書が来て、その中にいつものように宣伝の冊子「ハローインフォメーション」が入っていました。今回の話題は、正にそのメール読みマウス。ISDNに既に回線を変えてしまった私に、まるで嫌味のような宣伝です。パート4はギターを持ったメール読みマウス。やっぱり欲しいなあ。と、応募要項を恨めしく見ていると、

<フェア対象商品>INSネット64、INSネット64・ライト、フレッツ・ISDN、iプラン(ISDN用)

と書いてあるではないですか!まあ、フレッツも対象なのね!落ちたと思った大学から思わぬ合格通知が来た受験生の気分です。さっそく応募しようと、ちゃんと募集要項を読んでみました。しかし!期間が10月1日(日)〜・・・家がフレッツ・ISDNになったのは、9月中・・・えーん。やっぱりだめか。やっぱり合格通知は幻だった。でももしかしたら大丈夫かもと、一応応募してみました。やっぱりだめ?>NTT東日本さん。

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