00年10月後半号
2000年10月
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00年10月16日 (月)

買い物って

週末はやっぱりお買い物(^^)。そろそろ冬物も出揃い始めたので、現金が財布に3000円しかないのに、カードでお買い物です(^^;。あるショップでああでもない、こうでもないとやった後、これとこれ〜と言って買ったら、店員さんに「これからお出かけですか?」と言われました。いいや、まだまだ買い物するよ、と思った私は「いいえ、これからもまだ買い物です」と言うと、「買い物ってストレス発散になりますよね〜」と店員さん。いや、本当に、後の支払いを考えなかったら、ずーっと買い物してるね、私は(笑)。

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00年10月17日 (火)

鞄の中の

皆さん鞄の中って何入れてます?私は・・・まず定期入れ。そうそう定期入れが無いと職場まで行けませんからね。重要です。それと弁当。私はお弁当派です。毎日外食するのは勿体ないし、しかもコンビニ弁当って飽きますし。特に好きな具はイシイのおべんとくんミートボールなのです。三つ子の魂百までですね。だからお弁当は必須です。これが無いとハラヘリ〜で発狂しそうです。あ、でも別に早弁してないですよ、念のため。それとテリオス君。そうそう、これが無いと帰りに日記が書けないですから。まあ必須というほどでも無いですけど、無いと困ったりするときもありますね。あと、ハンカチとちり紙と、化粧品と・・・え?なになに?サイフ?お財布はどうしたって?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・う、それは・・・

そうなのです、私は昨日財布を忘れたのです(T_T)。

お財布。例えもう今月は使えないカードと預金残額の少ない銀行カードと、現金3000円と、両替し忘れた10000リラと、去年の年末ジャンボのハズレ券と、レシートのゴミ少々しか入ってない情けない財布でも、無いと大変不便なのです。私がその大事な財布を忘れたことに気づいたのは、大学の自販機の前でした。さて、今日も缶コーヒーで目を覚まそうと思って、財布を取り出そうとすると見あたらないのです。私は焦りました。もしや電車の中で摺られたのか・・・そう思った私は、家に電話をかけました。すると母親が出て「あんた、財布忘れてったでしょう」・・・ううう。よかった。摺られたわけではなかった。そこまではよかったのですが、自販機の前で立ち往生。途中で会った後輩Bが「お金貸してあげますよ〜」と財布を取り出したのですが、なんと自販機で使えない2000円札しか持ってない。使えない後輩です。でも無くてわかる財布の有り難さ。やっぱりお財布は大事なのでした。今日は忘れないようにしないと。

[椰子の実の立ち読み]:世界の鉄道旅行案内

世界の鉄道旅行案内 / 櫻井寛著
講談社, 2000.9
(講談社現代新書)

もともと私は電車に乗るのが好きなのです。日本では結構あちこちでいろんな電車に乗ってるのですが、海外で電車に乗ったのは、パリの叔母のところに行った時に地下鉄に乗ったのと、同じ時にスイスで登山鉄道に乗ったのだけ。いいなああ豪華列車に乗ってみたい。マレーシアの縦断鉄道はよくツアーなんかでも乗るのありますよね。あとはオーストラリアのも良いなあ。
電車に泊まるのって面白いですよ〜。時間からすると飛行機のほうがずーっと早いし安いですけど、たまには電車で時間をかけていくのもおすすめ。朝起きると、外の景色ががらりと変わっていたり。それに、なんだか電車で長距離を移動するというレトロな感じが良いのです。私の中で結構おすすめだったのが、上野発金沢行きの「北陸」だったのですが(冬は朝起きると雪景色)、既に廃線になってしまいました。北斗星も良いのですが、今度はカシオペアに乗ってみたいな。あとトワイライトエクスプレスにも。ああ、でも大阪行くまでがお金かかったりして(笑)。

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00年10月18日 (水)

もしも妹が結婚式を挙げたら

先日妹は友人の結婚式に行きました。まあ結婚式というと、結構懐かしい顔に会って、昔話に花が咲いたりしますよね。ちょっとした同窓会のような雰囲気。妹も久々に大学時代の友人に出会って、昔話(といってもそんなに昔ではないですが)をしたようです。でもうちの妹は昔話があまり好きではありません。何しろ20年も一緒に暮らしている私が見ていても面白い奴なのですから、大学時代の友人にしてみれば「面白い話」=「妹の失敗談」と言っても過言ではないのです。

「やっぱり大学時代で一番面白かったのは、ラフティングで片桐がスウェットスーツを逆に着たことだよなあ」「そうそう、あれは笑い死にしそうだったよ」「っていうか、サークルの伝説だよね」

ちなみに私もこの話を聞いたとき、笑い死にしそうになりました。知らない人のために説明しますと、妹は大学生のとき、サークルの連中とラフティングをしに行ったのです。そのときスウェットスーツを借りて着たわけですけれども、何故か妹、見事にそいつを後ろ前に着てインストラクターに大爆笑されたという大変不名誉な経験があるのです。久々にサークルに顔を出すと、知らない顔の後輩から「あなたが片桐さんですか〜」と言われる伝説の女・妹は、後ろ前に服を着る天才です。詳しくは1999年8月9日の日記をご覧ください。そうした昔話はまだ続きます。

「っていうかさ〜、片桐、絶対結婚式呼べよ」「当然片桐はウエディングドレスを逆に着るんだよな」「そうそう、ベールが前にきてるの」

私はその話を聞いて、「それ面白いよ、絶対やってよ」と言うと、妹「あんたさ〜、そんなんの親族だと思われていいわけ?」・・・・・そ、そうか、それはイヤだな。

[椰子の実の立ち読み]:NECの100年 : 情報通信の歩みとともに

NECの100年 : 情報通信の歩みとともに
日本電気株式会社, 2000.7

100年なんですね<NEC。ほんの5,6年前は日本のパソコンっていうとNECというイメージがあったのですが、最近はどうなんでしょう。私が今メインで使っているパソコンは4台目になるのですが、2台目のパソコンがNEC-8801でした。後ろになんちゃらかんちゃらと名前がついていましたが、もう忘れてしまいました。N88-BASICで動く5インチFDD搭載の超旧型です(笑)。前に98と言われると、未だに私はNECのパソコンを思い浮かべるという話をどこかに書いた気がするのですが、98と言ってNECのパソコンを思い出す方はもう少ないかもしれないですね・・・。98は漢字がROMに標準搭載されている、とっても日本らしいパソコンだったのですが、今はあまりローカルなパソコンは好まれないみたいで。今もその後遺症が残っているらしく、同じWindows対応でも、NECだけ別表示になってたりしますよね。先日NTTが配布し(ようとしてして失敗し)たダイヤルQ2チェックプログラムも、NECのパソコンで不具合が出たとか。

皮肉なことに、今は98の名前で呼ばれるWindows98が出始める頃から急速に業績が悪化しているようで、かつてのユーザーとしては、多少残念な気持ちでもあります。(あ、ちなみにTAは今もNECです。結構気に入ってます。)今はNECのパソコンは使う機会もありません。残念ながら大学にあった機械も全て別会社のパソコンに変わりました。あの頃は結構画期的だったんですけどねえ。

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00年10月19日 (木)

源氏物語

先日ニュースにもなっていました、「源氏大学.com」。私もこの前アクセスしてみたのです。するとなんと源氏物語占いが。さっそくやってみると、私は「花散里」でした。うーん、合ってるのか、合っていないのか。さっそく後輩Bにも教えてあげると、「いやー葵の上だー。どうせなら紫の上がよかった〜」とのこと。私は実は葵の上が一番好きなんですけど・・・。ちなみに夕顔は苦手。ああいう儚いのだめ。どうせなら六条の御息所くらいの気合いが欲しいのですが、しつこいのもだめなので、適度に冷めた葵の上が好きなのです。紫の上は主体性のなさがいただけないです。

それで思い出したことがあったのでした。大学時代のサークルは大所帯なので、一週間の夏合宿もちゃんと合宿マネージャーという責任者がいるのです。その責任者が100人の部屋割りをして、部屋に名前をつけます。毎回マネージャーの趣味が出て面白いのですが、私が2年の時の部屋の名前が源氏物語の章の名前だったのでした。で、私の部屋の名前が「常夏」。部屋の人間はうるさい奴ばかりでした。「何で常夏なんだー」「どうせうちらは、夕顔とか若紫にはならないんだよねー」とマネージャーに文句を言うと、「末摘花にしなかっただけましだろ」と言われました(ちなみに末摘花という部屋はありませんでした)。ぐぐぐ。夏の志賀高原は朝晩が5度前後まで冷え込むのですが、何故かその部屋は夜暑かったです。きっと常夏の呪いだったのでしょう。ああ、くだらないことを思い出してしまった。

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00年10月20日 (金)

その正体は

いやーなんだか急激に寒くなってきました。ほんの数日前まで真夏日とか言っていたのに、いきなり最高気温20度前後の世界です。皮のコートを着てしまいました。北海道では雪が降っているとか。もう10月もあと1週間ですからね〜。早いものです。

あまりに寒いので、朝コーヒーを沸かして、ポットに入れて職場に持っていきました(^^)。なかなかいいかも。ただちょっとポットが小さかった。5杯くらい余裕で入るのがいいなあ。だんだんポットが大きくなったりして(笑)。私の机はちょうど壁ぎわなのですが、2つほどコンセントが空いているのです。他のところは蛸足状態なのに、何故か伸ばしにくいという理由で空いているコンセント。これをマイポット用に使おうかしら。

でもでも、マイ・ポットぐらいで驚いてはいけません(誰も驚かないって)。ある日、私たちがお昼を食べていると、後輩Bが変な顔をします。「なんだか焦げ臭くないですか?」そういわれてみると、そこはかとなく何かが焦げる匂いがします。もしや、蛸足配線が焦げてるのでは!?と(実は前例あり)、足下を覗いてみますが、特に問題ないようです。するとどこからともなく、「チン!」と牧歌的な音が・・・・なんと課長代理が、持ってきていたトースターでパンを焼いていたのでした。お昼になると、チン!とか音がして、なんともいい匂いがするのです。いいなあ、私もトースター持ってこうかなあ。いや、その前に電子レンジか・・・。

[椰子の実の立ち読み]:実践Linuxセキュリティー

実践Linuxセキュリティー / すずきひろのぶ著
インプレス, 2000.9

最初インターネットを始めた頃は、「サーバー」っていうものはものすごく偉いものだと思っていました。大学の大規模ネットワーク用のでっかいサーバーマシンしか見たことないですから、メールはメール、ウェブはウェブで専用マシンなのです。メールが受け取れて、送れて、なんだか外の世界にも繋がっているなんていう、きっとものすごく知識を持っている人しか使えないものなんだと思っていたのです。ところが最近Linuxが普及しはじめて、実はそれを使って家でもサーバーを作れることを知り、びっくりしたものです。もちろん知識は沢山必要ですし、不用意にサーバーなんかを立てようものなら大変なことになると思うのですが、まあ今まで思っていたよりは身近なものになった気がします。

さて、この本は、その「小規模ネットワークサーバー」のセキュリティに主眼を置いた入門書。RedHat Linuxを例にとった実践的な本です。こういうのを見ると恐くなりますよねえ。CGI作っていて思ったのですが、なるほどこうすれば簡単に他人になりすませるのねとか、そうかこれで掲示板を簡単に踏み台にできたりするんだとか実はちょっと思ったりしたのですが・・・。省庁の乗っ取られ事件はあまりに恥ずかしいミスでしたけど、あんまり他人事でもなくて、こんな記事をみたりすると、個人個人でもある程度セキュリティの知識というのは持ってたほうがいいと思うんですよね。どうすれば乗っ取れるのか知っていれば、そういう危険に遭わないような対処もできますし。いや、そういうお勉強抜きにしてもサーバーの成り立ちや、どうしてパソコンがクラッキングされるのか、といった話が平易な文章で書かれているこの本、分かりやすくて面白いです。仕事中だということを忘れそうになりましたが、結局本屋で買ってきました(笑)。

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00年10月21日 (土)

新しもの好き?

最近、うちもとうとうナンバーディスプレイを入れたのです。前の電話機のACアダプターが接触不良だったらしく、それならついでにナンバーディスプレイの電話にしようかといったところ。ところが超旧機種の安いやつを買ってきたらしく、いまいちなんですよ。例えば、名前とか自由に入れられないんです。80ぐらい候補の中から選ぶんです。そんな機能要ります?スズキとかタナカとかしかないんですよ。少なくとも沖縄では売れませんね、この電話。

まあ、それはともかくとして、今ちまちまと電話帳登録をしているところです。というか、私がさせられているのですが・・・・。なんで電話を使わない私が、電話機の設定しなくちゃいけないんだ〜。。。。候補の中から一応使える名前は使ってみていて、例えばじいさん家からかかってくると、「おじいちゃん、からです」という音声が鳴るようになりました。母親はこの機能がいたく気に入ったよう。「次はコウノさん、あとゴトウさんもある?あ、コバヤシさんも入れてね」と友人の電話番号を次々と入れさせます。私の携帯は「おねえちゃん、からです」妹の携帯は「イモウトさん、からです」と鳴ります。でもあんまりかかってこないとつまらなそう。昨日家に帰ると、「あんた、駅から電話しなさいよ〜」と注文されました(T_T)。一体電話を何だと思ってるんだ・・・。

[椰子の実の立ち読み]:公共事業と埋蔵文化財 : 公共事業に伴う埋蔵文化財発掘調査の手引

公共事業と埋蔵文化財 : 公共事業に伴う埋蔵文化財発掘調査の手引 / 公共事業に伴う埋蔵文化財取扱い実態調査に関する検討委員会編集
改訂版
ぎょうせい, 2000.2

公共事業に限らず、何万年も昔からの遺跡が大量に眠る日本では、建物を作る=遺跡が出てくる可能性がある考えても過言ではないでしょう。事業者にとっても頭の痛い問題に違いありません。下手すると、とんでもない遺跡にぶつかってしまったがために、工事ができない、あるいは建設計画そのものを見直さなくてはならない事態も当然ありえます。三内丸山遺跡などその良い例で、結局野球場を建設する予定だった遺跡部分は遺跡公園になることになったとか(市としては貴重な観光資源を失いたくないという気持ちもあったのでしょう)。先日行った酒船石遺跡も、やはり「万葉ミュージアム」自体の計画を変更せざるを得ないような状況になっています。一方で、現在の奈良そごうの下にあった長屋王屋敷跡(推定)は、綺麗につぶされてしまいました(発掘してるときに見たかった・・・)。あ、そうそうそごう倒産は長屋王の祟りと言われているとかいないとか(笑)旧都庁舎のあった場所(現在の国際フォーラム)の下にも丸の内三丁目遺跡という江戸時代の遺跡が埋まっています。遺跡を残すことはもちろん大切なことですが、国土の狭い日本で、すべての遺跡を残していくというのは当然無理。下手に縛り付けると、イタリアのようにいつまでも老朽化した建物を使いつづけたり、水道管工事を嫌がってしなかったりとか、あるいは遺跡が出てきたことを隠してしまうといった極端な問題が起こりかねません。こうしたある程度のガイドラインを決めて、遺跡資料が少しでも多く残るようにして欲しいものですね。

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00年10月22日 (日)

焼肉、焼肉

昨日は南北線に乗って麻布十番まで行ってまいりました。いやー不便だった麻布十番、この線が出来てすんごく便利?になったんですね。食べ物屋なんかもいろいろありますし。

題名にあるとおり、昨日は焼肉。結構久しぶりだったかも。レバ刺おいしかった〜。鉄板で肉を争っていたのは私だけではありません。はい。たぶん。私は最後はカルビクッパにしたのですが、ビビンバも美味しそうでしたねえ。

そうそう、昨日はいろいろ話ていて、新たな知識(?)を手に入れました。海底を通っている光ファイバーケーブルって、なんですか、船からズリズリと落として沈めてるだけなんですって。私はちゃんと埋設してるんだと思ってました。皆にそう言ったら大爆笑されたのですが、そんなにおかしいですか?だって、船から底引き網を落とすように、ケーブル落としている光景を思い浮かべてくださいよ。なんだかハイテクなのに、妙に原始的で笑えません?あれ、そうでもない?

[椰子の実の立ち読み]:アングロサクソンは人間を不幸にする

アングロサクソンは人間を不幸にする / ビル・トッテン著
PHP研究所, 2000.9

アメリカ人著作者による「NOと言える日本」と言えばいいのでしょうか。日本的経済システムを否定し、アメリカへ追随していこうとする日本は、アメリカ経済の表の面しかみていないという面白い評論。確かにアメリカ的なやり方というのは、要するに弱肉強食なわけで、豊かな人はどんどん豊かになるけれども、一方でその手段をもたない人は人以下の生活を強いられるシステム。10代の天才が一晩で巨万の富を手にすることもできますが、凡庸以下の人間は仕事を得ることさえ難しい。そのシステムで本当にいいのですか?大丈夫ですか?と言われるとどうでしょうね。ただ、平均的な成長というのは、優秀な人間にしてみるとやる気を無くすシステムとも言えるわけで、人材が海外へ(特にアメリカへ)行ってしまうのはやばいっていうのも事実。なかなか上手くいかないものです。

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00年10月23日 (月)

知らない番号

妹の携帯に、よくかけてくる知らない番号があったそうです。携帯は大抵発信者番号が表示されますので、登録されていない番号だと、ただ番号だけが表示されるんですよね。私も知らない番号だと警戒するのですが、知らない番号が続くと気持ちが悪いもの。妹も、「この人よくかけてくるよ〜。気味わるーい。」と思っていたそうです。

先日、家族全員がそれぞれの用事で出かけていたことがありました。妹も出かけていたのですが、その日も例の番号から電話が。ところがその正体はあっさりと判明。

「あーまたこの人だー。しかも留守電入れてるよ〜。」と思った妹、留守電を聞いてみると・・・。

「・・・・・・・・・・・・・」(うわー無言だー気持ち悪ー)。
しかし留守電はまだ続きます。

「・・・・・・・・・・・・・あれ?これ、繋がってないよ、どうすればいいの?(ガチャン)」

・・・・・・母親だ・・・・。

妹は、家族の携帯を登録していなかったのです。留守電の使い方がわかってないことでバレた母親の携帯番号。単なる人騒がせだったのでした。

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00年10月24日 (火)

し、しまった〜

昨日、帰りに本棚買ったんです。もういくら何でも本棚の上もやばくなりつつありますし、ベッドと壁の間に入れている(その時点で終わっているとも言う)本棚と同じ低書架を1台買ってきました。腰骨がずれるような重さに耐えながら帰ってくると、テレビではON対決3戦目。

おお、なんだかダイエー強くないですか?3−0をあっさり返して同点。あ、でも結局負けちゃったのですね。

あ!そうだ、ダイエーが勝ったらセールやるんだった・・・しまった・・・本棚早まった。

[椰子の実の立ち読み]:読みきかせで育つ生きる力

読みきかせで育つ生きる力 / 水野小夜子著 ; 高山智津子編纂
フォーラムA, 2000.8

私も小さい頃は母親が毎晩本を読んでくれました。今の本好きもその影響が多分にあると思います。児童書や絵本の世界ってあまり変動が激しくなくて、今こうしてリストを見ても、知ってる本って多いですね。『ズッコケシリーズ』は全部持ってましたし(ちなみに私が一番好きなのは『ズッコケ山賊修行中』)、『ホッツェンプロッツ』も好きでした。『チョコレート戦争』『はらぺこあおむし』『車のいろはそらのいろ』とか定番ですよね。『おしいれのぼうけん』が無いなあ。『タンタンシリーズ』も大好きでした。たまに本屋で懐かしい本を見つけると、読みふけってしまうのは、私だけではないはず(笑)

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00年10月25日 (水)

衝動買いのしくみ

私は結構衝動的な人間です。いや、「結構」じゃなくて本当に衝動的な人間かもしれません。いままでいろんなものを衝動買いしてきましたが、そんなに後悔してないのがまだ救いというところでしょうか。でもどこか行きたい!とか、何か欲しい!と思うと衝動的に行動に移してしまうのはあまり良い癖ではありません。それでなくても数字の計算が大の苦手の私、あとで青くなるのはこの日記のあちこちで書いているとおりです。

もっと理性的に動けばいいのに、って本人もいつも思うのですが、いや、買おうと思ったときは理性的なんですよ。理性的に自分にいいわけをしてるのです。

こんなに良い物に出会うなんて、きっと神の思し召しだ。

衝動買いの基本ですね(^^)。ちなみに私はキリスト教では無いのですが・・・。というわけで、昨日もまた衝動買いをしてしまいました。反省。

[椰子の実の立ち読み]:遺伝子万能神話をぶっとばせ

遺伝子万能神話をぶっとばせ / ルース・ハッバード, イライジャ・ウォールド
東京書籍, 2000.9

随分前に、大正時代に書かれた優生学の講演記録を読んだことがあるのですが、最近言われる遺伝子万能論も、ちょっと間違うとそっちの方向へ行ってしまう危険性があることを訴えるこの本。ヒトゲノム計画というのは不治の病を治す画期的な計画というばかりでなく、必要の無い差別を起こす可能性もあることは、最近読んだいくつかの本でも言及されています。ありうるという意味で、私は柄刀一の「ifの迷宮」をおすすめしたいのですが、こんな未来は嫌ですよね。先日、マイクル・クライトンが来日したとき、インタビューに答えて、「最近の科学の行き過ぎに危機感を感じる」といった話をしていました。人間は大きく異なる遺伝子をいろんな形で引き継いでいるからこそ生き延びているわけで、そのバラエティに富んだ遺伝子が「良い遺伝子」一つに収斂されてしまうことは、危険といわざるを得ない、なるほどそうですよね。ニュースでは出てこないヒトゲノム計画の裏の面。ちょっとしたホラーです。

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00年10月26日 (木)

妹の芸再び

最近妹ネタが減りましたねえ。最近ここを見始めた方は、妹と言っても何のことだかわからない方も多いかと思いますので説明しますと、我が家に生息する生まれながらの芸人、ハイパーテンション人間・私の実妹のことです。前の日記をざーっと見ていただくと、きっとどんなやつだかよーくわかっていただけると思います。なぜこんな奴が自分の妹なのか、いまだに納得できません。

その妹なのですが、最近どこからかまた変な芸を会得してきました。「ねえ、みてみて〜」とやってきた妹。「おっは〜の変則版」と言いつつ、両手を前に出します。ぼーっと見ていると、その両手の人差し指と中指の間だけを開けて開きながら言ったセリフ。

ぶった〜

・・・・・・。ブ、ブタかい。あまりのくだらなさに脱力した私は、そうそう、これできる?と中指と薬指の間だけを開けて手を広げました。すると妹、ハトが豆鉄砲をくらったような顔をしています。「え、なにそれ?」実際やってみてできないとわかると、超悔しそう。「そんなのできるほうがおかしいんだよ〜。変人」と負け惜しみ。みなさんできます?これって意外にできない人いるんですけど。こっちのほうが豚足に近い?
[椰子の実の立ち読み]:生殖革命

生殖革命 / 生田哲著
東京書籍, 2000.9

一方でこんな本も。昨日の『遺伝子万能神話をぶっとばせ』とは正反対に遺伝子万歳系。ちなみに私は前者の懐疑派なのですが、やっぱり恐いです、これ。「すべての病気は遺伝子の所為」というのは要するに「悪い遺伝子と思われるものは排除し、良い遺伝子だけを残す」っていうことでしょう。所謂優生学的思考。かつての優生思想は間違った理論に基づいているから誤りであり、今の科学的根拠のある優生思想なら良いってことなのでしょうか。やっぱり危険だと私は思います<「ヒトゲノム計画」。

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00年10月27日 (金)

アンケート好き?

アンケートって好きですか?私は結構好きなんです。なんとなく自己分析している気分になるところが気に入っているのかもしれません。実はネットナビの「プロバイダ調査」とかもやってみたいのですが、セキュリティのかかってないページで住所とか電話番号とか入力したくないですよねえ。もう少し考えればいいのに。

昨日、JRの出口のところでなにやらモノを配っていましたが、見ましたでしょうか。私は「あ、なんかのアンケートだ」と思って、「欲しいアピール」をしたのですが、3回会った調査員からいずれも貰えず。もしかして、いかにもこんなの面倒くさいから送るか、っていう様子に見えたのでしょうか。そんなことないのに〜。しかも職場の最寄り駅ではあからさまに無視されたんですよ。どういうこと!私だってJR使ってるのに!でも、おじさんばかりに配っているので、サラリーマンを対象としたアンケートなのかと思い、そのときは自分を納得させたのです。ところが職場に着くと、先輩(もちろん女性)が持っているではないですか、そのアンケート。ひどーい。なんで私にはくれないの>調査員。どなたか貰いました?しかも抽選で粗品がもらえるという話なのですが、粗品は何かしら・・・<おばさんかい。

[椰子の実の立ち読み]:道徳革命 : あなたの良心に問う

道徳革命 : あなたの良心に問う / 鈴木健二著
NHK出版, 2000.8

いやーこの本見たとき最初に思ったのが、「鈴木健二ってまだ生きてたのか〜」でした(笑)。もう乱れまくった日本語を使っている「若い女性」であるわたくしとしては、「いい人」鈴木健二の言い分は痛くて痛くて仕方が無いのです(多分に皮肉)。彼が森博嗣の本とか読んだら、ひっくり返っちゃうんじゃないですか?あ、そうそう、私は日記で「〜なんです」じゃなくて「〜なのです」を意図的に使うときがあるのですが、同じ意味の文章でも雰囲気変わります。それは思う。だからといって話し言葉で「なのです」って言ってたらやっぱり変でしょう。話すときに「しかし」なんていう接続詞を使わないのと同じです。たまーに思うのは、何かの返礼をするときは「すみませんねえ」より「ありがとう」のほうがいいかなあというのは、鈴木氏も同じ意見?

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00年10月28日 (土)

土曜日は

先日書きましたように、毎週土曜日のお昼はラーメンです。大学の近くに比較的最近できたラーメン屋さんがありまして、結構おいしいのです。平日は長蛇の列ができているのでなかなか入れないのですが、周りのオフィスが休日になる土曜日は穴場。だんだん常連客と化してきているので、おばさんに顔を覚えられているかもしれません。

もともと上司に教えてもらったこのラーメン屋、問題は土曜日に行くと何故かいつも同じメンツに出会うこと・・・。ううう、なんでみんな土曜日はラーメンの日なの?もっと別のところに行こうよ(<それはおまえだ。。。)土曜日に来る客はフリの客などほとんどいないので、みなさんメニューを見ずに呪文のような注文をします。もともと「ラーメン」と「チャーシューメン」しかメニューに無いのですが、トッピングや脂の量、辛さなどを変えることができるのです。私は「辛め、あとは全部普通に味付け玉子」なのですが、実は「普通」というメニューは無い。常連らしい人たちは皆自分の味はもう決まっていて、「辛め、脂なし、メンマ大盛り」なんて呪文を唱えるわけです。するとおばさんがオーダーを取ってくれて、ラーメンが出てきます。お昼は半ご飯がサービスでつくので、おじさんたちはそれに「半ご飯」を付け足します。この前そんな注文を聞いていて、この店もそのうち大学御用達みたいなお店になるのかなと思いました。。。

[椰子の実の立ち読み]:翻訳の基本 : 原文どおり日本語に

翻訳の基本 : 原文どおり日本語に / 宮脇孝雄著
研究社, 2000.9

そうそう、翻訳言葉ってありますよね。「それ絶対日本語じゃない」っていうのから「なんとなく変」っていうのまで様々。私が翻訳本を嫌うのは、結構訳文によるところが大きいかもしれません。特に前者の「日本語として変」っていうやつは、ついつい頭の中で正しい文に直そうとしちゃって読みにくいんです。

「〜のだ」・・・あるある!(笑)「私もバカボンのぱぱなのだ」を思い出すのですが、「〜のである」、「〜のだ」って大抵要らないです。こういうのが多い翻訳書って読む気が失せます。

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00年10月29日 (日)

ダフ屋も変わらなきゃ

昨日は、女の子だけでオフ会なるものに行く予定だったので、仕事の後は買い物して、お茶飲みながら本読んでたんですね。その後有楽町駅を通って、待ち合わせのスターバックス前に行こうと思ったんです。すると、有楽町駅でなんだかすんごい女の子の声が聞こえてきます。見ると、あちこちで女の子が画用紙を掲げている。まるで空港ロビーのようです。なんだなんだ、何かのお祭りかと、その画用紙を見ると、「TMR 2枚譲ってください」。ひえーなんだ、コンサートですか。画用紙を掲げている子ばかりではなく、駅の外では「チケットゆずってくださーい!!」という女の子の声が。私は新手のダフ屋かと思いました。ところがやっぱりいつものダフ屋さんは、国際フォーラム前のところで「買うよ、買うよ」と言っています。そのダフ屋を尻目に「売ってくださーい」「ゆずってくださーい」という女の子たち。高くは売れないでしょうけど、売ろうと思うなら、彼女達に売りますね。ダフ屋は営業妨害だとは思わないんでしょうかね(<営業じゃないって)。というか、あれを駅構内でやるのはまずいと思うぞ>女の子たち。あの子達、どのくらいチケット手に入れられるんでしょう。今はチケット取得代行業者なんていうのや、金券ショップみたいのもあって、金さえあれば、どんなチケットも手に入れられるという話。どうしても行きたいのに、どう考えても金持ってなさそうな女の子たち、雨も降ってたし、ちょっと気の毒でした。

[椰子の実の立ち読み]:クラシック笑撃の事件簿 : アーティストが語るとっておきのエピソード

クラシック笑撃の事件簿 : アーティストが語るとっておきのエピソード / トム・イーストウッド著 ; 山田治生訳
音楽之友社, 2000.8
(ON books)

酷い日本語で書かれたクラッシック演奏会での笑い話100選といった趣の本。内容は面白いのですが、いかんせん、訳が日本語になってない。こんな酷いのに会ったのは久々かも(笑)。たとえばある笑い話の後の一言・・・

これはほとんど書く価値がないことかもしれないが、示唆に富んでいる。

変ですよねえ。書く価値が無いのに、何故示唆に富んでいるのか。また書く価値が無いのは、エピソードについてなのか、それとも「示唆に富んでいる」という感想部分なのでしょうか。よくわかりません。代名詞か接続詞が間違っているのかもしれません。前(後ろは無い)と合わせても、なんだか意味が通らないのです。

もうひとつ。ある国境でのエピソードがこんな風に訳されています。

私たちはスケジュールから遅れ、パニック状態でした。(中略)大きな棺桶(コントラバスケースのことらしい)が係官にひっかかり、彼はすべてを広げました・・・

()内は片桐補記。

スケジュールから遅れというのも可笑しいですが(それを言うなら、スケジュールに遅れですよね)、それより後半部。ううん、これも変。ケースが係官にひっかかって、広がってしまったのか、それとも大きなケースを係官に見咎められ、ケースを開けざるを得なかったのか。それに「すべてを広げた」の「すべて」はどこにかかるんでしょうね。明らかに珍訳。あるいは原文を見たら誤訳なのかもしれません。

結構こういう変な訳って特に解説書みたいなものには氾濫していますけど、翻訳というならば、できれば最低でも日本語にして欲しいと思う片桐でした。

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00年10月30日 (月)

年末年始

気が早いようですが、今年の年末はエジプト行こうと思っていたのです。もう人事異動発表も終わり、そろそろ予約するかな〜と思って問い合わせをしたところ、「満席のため、キャンセル待ちとなります」という無情なお答え。え?まだ2ヶ月前なんですけど・・・。夏休みのあのがら空き状態は一体。私は他のところも次々問い合わせました。やはり「キャンセル待ちとなります」・・・・。私は、代理店に直接足を運びました。予算も10万くらい上げて、さらに探してみたのです。やはり「キャンセル待ちとなります」・・・(T_T)。エジプト(カイロ)行きの飛行機なんてそんな週何本も飛んでるわけじゃなくて、それをあらゆるツアーがシェアするから、要するに飛行機の席数がもう満席という話。それも半端じゃなくて、2桁以上の人間がキャンセル待ちをかけているとか。年末年始っていっつもこんなに混んでるのでしょうか?私はびっくりしてしまいました。私は、鬼が笑うのを承知で、聞いてみました。

「ちなみに来年でしたら、いつ頃から予約できますか?」

「お盆頃ですね」

ううう、お盆。私は夏の旅行に行く前に冬の旅行のことを考えなくちゃいけないのね。。。。

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00年10月31日 (火)

ええと、これは・・・

小須田部長妹がまた変なものを釣ってきました。見ればわかる、小須田部長。私も妹が見ているのを2度ほど見たことがあるのですが、1度は太平洋で孤島になっていて、もう1度はミサイルを止めてました。なんなんでしょうね、あのコント。あ、ちなみに「笑う犬の生活」という番組の中のキャラクターです。超そっくり(笑)。

[椰子の実の立ち読み]:うわさとくちコミマーケティング

うわさとくちコミマーケティング / 二瓶喜博著 創成社, 2000.5
いやこうしていろんな本を取り上げてるつもりなんですけど、やっぱり自分の興味に偏っちゃうんですよね・・・。図書館・読書関係と、パソコン周りを除くと、次に出てくるのが行動心理学。群衆としての人間に興味ありです。というわけで、くちコミとマーケティングのお話。最近はインターネットという媒体の所為で、くちコミの力が恐ろしく強くなっていますよね。マスコミに取り上げられる店なんてだめとか、書評に取り上げられる本は売れないなんて話をどこかで聞いたり読んだりしましたが、一方で街の噂とか、ある程度ステータスのある○○さんおすすめの・・・なんて付くと一気に信憑性を増すらしいです。かく言う私も、本以外に関しては「今売れてます」についつい寄って行ってしまうのですが・・・あはは。

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