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城主の写真機材

Leica M3-999301

滑らかな巻き上げレバー、コトッと落ちるシャッターレリーズ、明るく正確な距離計連動式ファインダーなど、E・ライツに職人気質が残っていた時代に誕生した、最高のM型ライカ。この100万台手前のM3には、一回巻き上げ、等倍のシャッタースピード、フレームプレヴューレバー、半円型のストラップ吊り金具といった、後期型の要素がすべて取り入られています。K-RepairさんでOHをし、現在絶好調であります。

Leica M6TTL 0.85 LHSA-2594122

このブラックペイントのM6TTLは、LHSA=Leica Historical Society of Americaが会員向けに特注したモデル。本来、会員のみ購入可能なはずなのに、なぜか一般市場にも数多く出廻りました。ミレニアムモデルとの相違は、M4系の巻き戻しクランクと巻き上げレバー、丸いLeicaエンブレムが黒く塗りつぶされている点。筆記体の刻印は、M6TTL Japanのような安っぽいプリントではありません。意気がってはみても露出計内蔵はやはり便利。

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DR Summicron 50mm f2.0-1401274

結婚式の前日に義父から譲り受けたレンズ。エレメントも鏡胴も、また近接眼鏡もピカピカでした。レンジファインダーカメラの弱点である近接撮影を、二段ヘリコイドと補正レンズで克服し、最短48センチまで寄ることができます。たしかに素晴らしいレンスですが、「物理特性のよいものをメガネ用に回した」(中村信一「新M型ライカのすべて」)というのは本当でしょうかね。

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Summilux 50mm f1.4-2418389

低光量下における撮影のため購入・・・というのは言い訳で、実のところ、大型のフードのかっこよさに惚れてしまったのです。黒鏡胴のズミルックスは、白鏡胴と比べてフォーカスリングのローレットが単純化されてるし、最短撮影距離が0.7mになった最新のフード内蔵型に対して、相変わらず1mまでしか寄れないなど、むしろ敬遠していたのですが・・・。コシナ・フォクトレンダーのノクトンのほうが性能は上でしょうが、それでもライカのレンズにこだわりたいのです。

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Elmarit 90mm f2.8-1693716

ズミクロンとエルマーの間に位置する、開放f値2.8の中望遠レンズです。比較的軽量で取り回しやすく、レンズヘッドをフォーカシングマウント(OTZFO)にネジ込めば、ビゾフレックスやライカRにも使用できます。f5.6に絞るとたいへんシャープでコントラストも高く、ポートレートから風景まで、非常に端正な描写が得られます。開放で使うにはM3やM6HMが必須となります。

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