風のささやき

いましめ

いましめの短歌のイメージ

いましめ

しった

繰り返す悪夢が心を踏み荒らす寝ても覚めてまざまざと見る 唇で柔くはさんださくら貝流れし日々に失せし潮の香 つまらない目覚め、不機嫌、無駄話これで一生終わらせるのかな やれぬことばかりの我を嘆くより祈りや感謝やること多し 大掃除捨てると決めればごみばかり心のガラクタだけをまた積む 我々と我の物差し振りかざし小さな我で世を図る哀れ 意地になり面膨らませ損をする大人げないなまた繰り返す 誰もみな頑張るための屁理屈を探し唱える迷いとて生きる 実直にただ前にただ進まんとつぶやく幾度と自分弱き日 言い訳を積み上げ高き足場から落ちて気が付く僕すっからかん あさましく貪るように過ごす日々僕を豊かに歌わせるすべ知らず 踏み出した小さな一歩が道となる始めた悔いは遠く置き去る 苦しくもそれでも生に駆り立てる声を信じる歯を食いしばる 太陽に背向けぬ仕事出来てるかすぐさまハイと言えぬ我あり これはこれ仕方ないこと諦めつつも舌欺かれず酒ほろ苦き 今日もまた思いを一つ諦めて失くせない思い僕にあるのか 凄惨な事件止まなき毎日に慣れきっている自分も寒し 意地を張ることに疲れて飲む酒にこぼれる言葉止める術なく 何もなきところにつまづく滑稽よわが生に似る独り慌てる かたくなな心よ蜘蛛の糸ほどに差し伸べられた手にも触れずに

ねがい