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11.仮釈放 12.桜田門外ノ変 13.白い航跡 14.私の文学漂流 15.天狗争乱 16.彦九郎山河 17.プリズンの満月 18.生麦事件 19.天に遊ぶ 20.アメリカ彦蔵 |
【作家歴】、星への旅、戦艦武蔵、大本営が震えた日、漂流、高熱隧道、ふぉん・しいほるとの娘、ポーツマスの旗、破船、破獄、冷い夏熱い夏 |
夜明けの雷鳴、島抜け、敵討、見えない橋、大黒屋光太夫、彰義隊、死顔、回り灯籠、ひとり旅、三陸海岸大津波 |
●「仮釈放」● ★★★ |
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1988年04月
1992/12/19
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読み終える寸前、なんという悲惨さ、悲劇かと思いました。 |
●「桜田門外ノ変」● ★★ |
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1990年08月
1991/04/30
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当時の情勢は、日本史で習ったとおりです。 しかし、問題点はそんなことではありません。 |
●「白い航跡」● ★★☆ |
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1991年04月
1991/05/14
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明治期の初代海軍軍医総監・高木兼寛を描いた作品。 明治の頃の軍隊においては、脚気は重大な問題だったそうです。その脚気を、食物の栄養問題(つまりビタミンB不足)とした高木の指摘は、欧米では高い評価を受けたそうです。 |
●「私の文学漂流」● ★★☆ |
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1995年04月 |
吉村さんの自伝的エッセイ。 |
●「天狗争乱」● ★☆ 大佛次郎賞 |
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1994年05月
1995/03/18
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京―西国とは対照的に、東国で起きた凄烈な幕末史。 |
●「彦九郎山河」● ★ |
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1995年09月 1998年09月
1995/11/03 |
江戸・寛政の時。当時の宰相は、松平定信
(白河候)。 |
●「プリズンの満月」● ★☆ |
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1995年06月 1998年08月
1995/07/08 |
太平洋戦争後、戦犯を収容した巣鴨刑務所を題材にした作品。 |
●「生麦事件」● ★★ |
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2002年06月 |
生麦事件の発生から倒幕まで、歴史的事件を忠実に追った一冊です。 |
●「天に遊ぶ」● ★★ |
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2003年05月 1999/07/01 |
ケーキに例えれば、プチフル。ごく短いけれども、味わいがきちんとある、 そんな21篇をまとめた一冊です。 普通の短編小説に比べると、長さにて約3分の一程。最初に原稿依頼を受けた時、吉村さんはこんな短い小説の中で「一つの小説世界を創りあげられるかどうか」と考え、是非書きたいという気持ちが募ったのだそうです。そして、雑誌への連載中は「天空を自在に遊泳するような思い」で書き続けたと、あとがきの中で言っています。
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●「アメリカ彦蔵」● ★★ |
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2001年08月
1999/11/17 |
上記「漂流」に続き、本書も漂流民を題材にした作品です。幕末の日本で通訳等に活躍し、“アメリカ彦蔵”として知られたジョセフ・ヒコの半生記。 |