■ 北岳⇒間ノ岳⇒農鳥岳。 (日本百名山・・十二座目!)
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南アルプス・スーパー林道を車で入り、午前2時半頃広河原の駐車場へ到着。
さすがの広河原もピークの時期が終わったことで土曜日にしては比較的に空いているように思えた。
午前5:45、明るくなってから北岳に向け出発。
(今回は初の3000メートル越なのでワクワクしている。v~o~)
北岳は今までの山とは違い最初から山頂付近が見えていた。(なので精神的にも疲れてしまうと思う。)
短いつり橋を越え、大樺沢へ出る。 |
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この大樺沢から二股の分岐までは永遠と2時間以上沢沿いを歩いた
チラチラと見えてくる北岳バットレスからの山頂は迫力満点だ。
クライミングロープやヘルメットを持った人達はここを直に上がるんだろう。
腕と知識とザイルを組んでくれるパートナーを見つけ、このルートを絶対に行きたいと思った。 |
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大樺沢はこの時期でも雪渓がかなり残っていたので少しだけ残雪の上を歩いた。
二股までは時間どおりに到着。
もう少し早い時期に来れば真っ直ぐ八本歯のコルまで行けそうだなー。
ここら辺で後ろを振り返ると鳳凰三山が見える。
鳳凰三山は単独でのアルプス初登山をした場所なので、いろいろなことを思い出した。
あそこは二度と行かないと思っていたけれど、また行きたくなってしまった。 |
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大樺沢二股からが、かなりの急斜面に変わり、たくさんのハシゴを超えた。
8本歯のコル付近では疲れすぎて、休憩の回数が増えた。
おいおい、雲ノ平を周遊した時の体力はどこえ消えてしまったんだ・・・・・
途中、長い休憩をとったので8本歯のコルへ着いたのは少し遅くなった。 |
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この八本歯の分岐まで登りきると間ノ岳⇒農鳥岳のすばらしい稜線が見えた。
が・・・10分ほどで間ノ岳も雲の中に消えてしまった。
それ以来、この登山中に間ノ岳と農鳥岳の姿を見ることは出来なかった。(~_~;) |
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でもでも、登ってきた方向はまだ、晴れていたので甲斐駒ヶ岳の姿は見ることが出来た。
写真の真ん中に写っているのが甲斐駒ヶ岳だぞぉー!!
今年は予定に入っていないので行けそうにない。 (来年、行こーっと。) |
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八本歯のコルを越えると、ようやく北岳山頂に近づいてくるのが実感できた。
最後の分岐の途中にリュックを晴れているという望みを残してダッシュ!!
13:30北岳山頂に到着。
周りの感動的なアルプスの山々の景色は雲で真っ白にだった。
(す・ご・く・残念なことに何も見えなかった。) |
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しかし、北岳を下ろうとしたとき、雲の上から富士山が覗いているのが見えた。
すげー、これだけ雲が高いのにー!
北岳山頂で、こらが唯一見えた山だった。 (T_T)。 |
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リュックの置いた分岐まで戻り少し遅めの昼食。またまたカレー。
14:30に間ノ岳へ向けて出発。
しばらく歩くと右手に仙丈岳が見えたが、背景が白い雲なのでつまらない写真になった。
北岳山荘は時間がないので休憩なしでスルー。
ここからの間ノ岳は永遠と登り下りを繰り返す。 |
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15:40ようやく間ノ岳山頂に到着。
さすがに時間が遅いのか一人もいない。
周りの景色が見えないためか百名山の一つにしては寂しいような・・・
霧雨にもなってきて、すごい寒かったがTシャツのまま農鳥小屋までままダッシュ!
山頂からは1時間程で農鳥小屋到着。
テント場代500円とシュース2本買う。
テントを組み始めると、雨、風が強くなってきた。
やばー。速攻でテントを組み上げる。 |
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昨晩、農鳥小屋でテントを張っていたのは私一人だったようだ。
しかも疲れすぎ+雨でお湯が沸かせないので昨日の夜飯、今日の朝食はとらなかった。
昨晩から降り続いている風と雨は朝までおさまらなかった。
5:30頃、濃鳥岳へ向け嵐の中に突入した。
晴れていたらここの稜線はすごく綺麗なんだろう・・・
西農鳥岳はスルーして農鳥岳山頂には予定より早く着いた。
この写真は嵐の中がんばって撮ったものです。
ここから大門沢小屋までは一気に下る。
大門沢小屋は雨よけの屋根も用意してくれていて、親切な山小屋だと思った。 |
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大門沢小屋を過ぎると沢沿いを歩くことになる。
登山道も雨で滑りやすく何度もコケた。
カメラを出すとレンズが曇っていたが、そのまま撮ったらフォギーフィルターのような効果になった。おーかっちょええ。
最後につり橋を三つ超え、14:30頃、奈良田に下山。
奈良田の温泉に入ったが少しぬるかった。
ここからタクシーで広河原まで戻る。(値段は1万5000円位で1時間程かかりました) |