■ 黒戸尾根からの甲斐駒ケ岳。 (日本百名山・・二十座目!)
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一年前のお正月に八合目にて登頂を断念した甲斐駒ケ岳に再び登る事を決める。
この山だけは夏ではなく、黒戸尾根から同じ条件で登ると小さな心に決めていた。
っつーかさー、6月の以降、山には登っていないのに大丈夫ナンカイ???
家でのスクワット、あとはプロテイン飲んで体調を整えるくらいしか出来んかった。
今回は山小屋に泊まると決めテントは持っていかずツエルトにした。
暗い中、中央道を車で走っていたら流れ星が2回見えた。
ふーん、あれは双子座流星群じゃな。これはええスタートじゃ。やるでぇ〜
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5時頃、竹宇駒ケ岳神社の駐車場に到着。
前回より雪が多い、、、危うく駐車場までも上がれないかと思った。
(普通の車なら余裕で上れるのだが、)
駐車場には2〜3人登りそうな人がいた、が遠くて話が出来んかった。
前回と同じコースなので暗くてもコースは分かる。 薄明かりの6時半頃からテクテク歩き始めた。
竹宇駒ケ岳神社を過ぎ、釣り橋を渡り、いよいよ標高差2200mオーバーの山頂へ向かう。
十二曲がりの急登を登り始め、朝日が見えた時に天気がものごっつーいいと実感!!! |
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しばらくは私より先に登った人がいるらしくトレースが付いている。
急いで歩いたつもりでもコース所要時間よりかかってしまう。
きびしーいぃ。
w(☆o◎)w
横手神社との分岐⇒八丁登りを越えると黒戸尾根沿いから鳳凰三山が姿を見せる。 |
前回より雪は多いが気温は高いのでアイゼン装着は刃渡りからにする。
刃渡りを超えヤセ尾根の途中で下山してきたアイスの二人組と出合う。
「五合目まではトレース付けといたから非難小屋までは行けるよっ」。
「でもそこから先は、全く付いていないよ。」
ショ・ショ・ショック〜。前回の二の舞じゃん・・・。
しばらく先に進み少しひらけたとこで、ふて寝する。
12時頃までに一緒にトレースしてくれる人が登ってこなかったら引き返そう。
30分位すると人が登って来たぁー。それも単独登山の人が二人もぉー。
このまま七丈小屋に向かう。 |
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15時頃くたくた、ゲロゲロ状態で七丈小屋に到着。
直前の登りでとんでもないペースで人に抜かされたと思ったら小屋の人だった。
この小屋からの鳳凰三山はすばらしい。地蔵岳の後ろには富士山も見える。
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小屋から少しだけ登ると八ヶ岳も見える。
結局、二人組と単独登山の人と私の4人で小屋に泊まらしてもらった。
山の話をして20時頃就寝。
明日は二人組みの一人と単独登山の人の3人で山頂へ目指すことに決めた
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朝5時頃暗いうちに出発。
まずは八合目までのきついラッセルが続く。
一緒に登った人は毎週連続登山をしていると言っていてやっぱパワーがある。
登山道が何処だか分からずひたすら林の中を登る。
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前回断念した八合目の鳥居からは山頂が迎えてくれているかのように感じる。
3人のラッセルならばこのまま山頂まで行けるぜ!
コースマップの3倍位の時間はかかっているが。
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九合目の岩に刺さっている鉄剣まで登るとやっと山頂が見える。
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拡大写真っす。 |
ひたすらラッセル・ラッセル
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いよいよ山頂目の前。
途中、尾根の右側には雪庇の個所もあり、
ヤセ尾根を越えるのはごっつー恐かった。
バランス崩してこけたら300メートルは滑落する。
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11時頃山頂に到着。
一緒に登っていただいた方には感謝感激。
今回は、一人では絶対に登れなかった。
さすがにこの雪では逆ルートの北沢峠から登ってくる
人はいなく踏み後のない綺麗な山頂だった。
・・・。
白根三山、千丈岳といった顔ぶれを目の前にして、
これだから辛くてもやめられないなー。
天気も良くて、山頂で飲む紅茶は格別だった。
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千丈岳。
拡大写真っす。 |
下りもこんな急で逆向きに下っている。
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