■   富 士 山    - - 河口湖口(五合目)から - -  

日程 : 2006/08/03
メンバー : 2名 【muka、SANAE】
-工程-  (GPS測定結果から)
 五合目 スバルライン駐車場(6:30発) − 六合目(7:20) − 七合目(8:35) − 八合目(11:05) − 山頂(12:50) − 剣ヶ峰(14:40)
 下山 :  八合目(15:50) − 六合目(18:00) − 五合目 スバルライン駐車場(18:35着)

  2回目の富士登山。
  前は御殿場口から登って半端なくしんどい目にあった。

  河口湖口は富士スカイラインで標高2,300mまで車で入ることが出来る。
  ここからの剣ヶ峰3,776mまで標高差1,500mの登山道は一番登りやすいといわれている。
  高山病で頭が痛くなるのを避けるため夜中に駐車場に入り、多少なりとも高度順応することにした。
  明け方、薄い雲に覆われていたが6時頃には快晴になった。
  レストハウス前には平日でも大勢の登山客で賑わっている。
  


  今回の富士登山はSNEが登ったことがないのと2週間後の槍ヶ岳縦走にそなえたトレーニングである。
  そのため同じ装備と1.5Lのペットボトルを3本を背負い登ることにしている。
  G/Wの北八ヶ岳程は重くないが、普通の人と同じペースでしか歩けないのにはパワーのなさを実感させられた。

  六合目までは遥か先の山頂を右手にみながら、ゆるやかな道を歩く。
  途中でY字路に分かれ六合目方面にそれると道幅が狭くなる。
  六合目の安全指導センターから先は山頂に向かいつづら折りがはじまる。
  
  六合目から先は丁度よい間隔で山小屋があり、小屋の前のベンチで休憩をとりやすい。
  つづら折りの曲がる度に休憩するのはさけなるべく山小屋まで歩きつづけた。

  七合目を過ぎると下から雲が出はじめた。
  しかもなかなか速いスピードで上がってくるため雲との追いかけっこになった。
  小屋の前でゆっくり休憩していると追い越されそうになる。
  九合目付近まで登ると諦めたのか雲はそれ以上は上がってこなかった。
  
  ← 山頂手前のこま犬


  山頂まで6時間20分もかかってしまった。
  ちょっと休憩が多かったのかなあ・・・

  昔来た時は小屋も閉まっていてガラーンとしていたが、今年はカナリの人で賑わっている。
  登山したこともなさそうな人はみんなぐったりとしている。
  CM(たしか鶴田真由がやってたような)で山頂に自動販売機があるを見ていたが、本当にあったのでわらえた。
  
  富士山まで来て剣ヶ峰まで行かない人は多いが、ここを登らないと日本最高地点に来たとは言えない。
  一時間かかるお釜の一周お散歩コースで剣ヶ峰に向かう。
  途中、お腹が空き過ぎて動けなくなったので雲海が広がる景色のいいところでお昼にした。
  剣ヶ峰には14:40に到着。
  裏手にある展望台からも日本第2位の南アルプスの主峰(北岳)は顔を覗かせていなかった。
  やはり富士山は日本一の標高である。
  
  ← 剣ヶ峰(日本最高峰 3,776m地点)



  左下写真 : 下界を見下ろす。途中から雲の中に入りそう。

  右下写真 : 熊の形をした雲 発見!

  
  下山道を探しつつお釜を一周すると登ってきたすぐ脇に下山道があった。
  この下山道は砂と小石でできているのでスパッツを装着して15:25下山開始。
  下界は雲に覆われていたが、下っていくと最後には雲がなくなった。

  下山道のガレ地からはオンダテ『高山植物』があたり一面に広がりだした。
  ここから先は山小屋がなくなり永遠の下りが続く。
  駐車場に着いたのは18:30をまわり暗くなり始めていた。
  





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