GOTHIC METAL 特集 Vol.1

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今回は、GOTHIC METALの特集です。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、
「GOTHIC METALとは、
ヘヴィメタルのジャンルの一つ。イギリスのバンドPARADISE LOSTのアルバム『Gothic』に由来する。デスメタルやドゥームメタルより派生したため初期はデスヴォイスを用いる事が主流であったが、やがて低音域を使ったメロディアスな男性ボーカル、それと対比する女性ボーカル、陰鬱でメランコリックなメロディとスローなミドルテンポの楽曲、それと相対する耽美的かつ壮麗で劇的な音楽性などを特徴として発展してきた。
ルックス面でもゴシック・ファッションと密接な関連を持っている。
ヨーロッパ諸国(特に北ヨーロッパ)では高い評価を得ているものの、日本では今一つ人気が無かった。 が、アメリカ合衆国のバンドEVANESCENCEのデビューアルバム『Fallen』が全世界で1500万枚を売り上げ、日本でもその名を轟かせると共に、ゴシックメタルが注目されるようになった。
近年、ゴシックメタルに多少ポップな要素を入れたゴス・ロックも注目を浴びつつある。また、ゴシック・ドゥーム(Gothic/Doom)という、ドゥームメタルとゴシックメタルのそれぞれの要素を併せ持つ音楽性も、ともに発展を続けている。また、シンフォニックメタルや同じルーツを持つメロディックデスメタルなどとも影響を与えあっている。」

とあります。

まあ、書いてあることはそれほど的外れではありませんが、一つ文句を言うと、「日本では今ひとつ人気がなかった。」という部分で、PARADISE LOSTの存在は、この日本でもそこそこ知られた存在で、GOTHIC METALという言葉もヘヴィ・メタル界では一般化しておりました。
また、もう一つ加えると、「陰鬱でメランコリック」に「美しい」という言葉を付け加えて欲しかったですね。

私がGOTHIC METALを聴くようになったきっかけは、このHP(Today's Oneのコーナーで彼等の最高傑作"Draconian Times")でも紹介しておりますとおり、PARADISE LOSTの"Host"を聴いてからです。

それからというもの、GOTHIC METALのアルバムを買い漁り、今では、300枚弱をコレクトしております。
最近は、NEGATIVEを始めとするフィンランド産のメロディックでポップなGOTHIC METAL(というよりGOTH Rockといった方が良いかも)も良く聴いております。

そんな300枚近いCDの中から、今回は、メジャー・マイナーを含め、私が気に入っているアルバムを10枚紹介したいと思います。

AOR PARADISEというホームページのタイトルからは逸脱しているかも知れませんが、何れのアルバムもメロディアスです。
デス・ヴォイスに違和感を持たれる方も多数いらっしゃると思いますが、そこは慣れです。
一度でも嵌ってしまうと、病み付きになってしまいます。