ノルウェー産のゴシック・メタル・バンド"THE SINS OF THY BELOVED"の2枚目のアルバム。
このバンドもデス声に女性ソプラノが絡むゴシック・メタルの典型ですが、そのサウンドは、ヴァイオリンやピアノ・キーボードを多用しており、シンフォニック・メタル的なところが特徴となっています。特にヴァイオリンを効果的に使っており、これがとても良い。
また、バックの演奏もヘヴィ・メタリックしているところが良いですね。
このバンドには女性が2名いて、一人がヴォーカルをとっているAnita Auglend、もう一人がキーボードのIngfrid
Stenslandですが、どちらとも美人ということで、これもバンドの要素となっていると思う。
このアルバムの一押しは、2曲目の"Forever"ですが、とてもメロディアスで魅力的な曲です。どの曲でもそうですが、ヴァイオリンの奏でるメロディが素晴らしいですが、特にこの曲は最高です。
4曲目の"Partial Insanity"も2曲目に引けを取らないかなりいかした曲です。
最近のゴシック・メタルはノーマル・ヴォイスでちょっと軽めの音のフィンランド産が台頭しておりますが(もちろんこれらも大好きですが)、たまにこの手のゴシック・メタルを聴くと、ある意味新鮮さを感じます。