編集後記#27
たこいきおし


■どうも(笑)。実にお久しぶりです。糸納豆EXPRESS27号をお届けします(笑)。

■今回は残念ながら、ご覧の通りフルDTPファンジンとなりました。全ページパソコンのモニタ上での操作で作ってます。表紙の写真以外は切り貼りも一切行なってません(笑)。
 しかし、この原稿量を手書きで清書していた日には、発行に何年かかるかわかったものではないよなあ(笑)。最近、純粋に作業性という観点から、手書きの限界をひしひしと感じてます(笑)。

■では、掲載原稿についていささかコメントなど。

□「SF研OB&OG情報」
 発行が送れるとてきめんに量が増えるのがこれ(笑)。今回は持ちネタを全部消費できなかった(笑)。

□「博士の奇妙な…」 #3
 実は1年前から既に版下となっていた原稿(ただし今回は成原博士のカットをスキャナーで取り込んで貼り込んでます(笑))。オリジナルの発表舞台は本文中の表現からもわかるとおり「電脳部室G-15」。前号の#2とこれはあまり期間を置かずに部室にアップされてもので、小林さんにはこれ以後特許ネタの発言がない。連載を続けるためにも(笑)、そろそろこの手の発言をしてもらいたいと思う今日この頃である。

□「冷たい非常識’93」 #3
 糸納豆前号(26号)の「京フェス急ごしらえヴァージョン」には掲載されていて、年賀郵便として発送された「エディターズカット・ヴァージョン(笑)」ではページ数の都合で落ちてしまった幻の原稿(笑)。今回はおわびの意味もこめてレイアウトを一新し、タイトルにれんさんの御尊顔をあしらってみました(笑)。
 原稿にあるとおり、れんさんはこれ以降通信を始めたので、うちに届いたれんさんの直筆手紙はこれが最後。連載を続けるために、次号からは原稿として正式に依頼しようかと思います(笑)。

□「井熊さんちの家庭の事情」 #1
 大昔のDivergenceの華麗な点描イラストで知られる旧姓山本明子さんの初登場。これは去年井熊家に糸納豆の何年分かのバックナンバーをまとめてお送りした際の感想のお手紙。井熊家ではその後ワープロOASYSに純正の1200bpsモデムを増設して電脳部室に参加。山本さんは「点描のや〜もと」のハンドルネームで活躍しています(笑)。

□「Kentucky Cult Chicken」
 ケンタッキー州ルイヴィルに留学中の桑原からの手紙。連載……になるかどうかはわかりません(笑)。桑原からの英語メールの翻訳掲載なんてのもなんだしなあ(笑)。あ、英語メールはNiftyが2月に海外のInternetとのメール接続サービスを開始してからはけっこうよく届きます。

□「投函された一通の手紙」 #4
 国産の音楽についての至極まっとうな視点からの意見である。
 それはそれとして、文中にある「IIvxはくわせもの」に関しては、前ページのTechnical Noteに書いたように、ソフトの最適化でかなりカヴァーが可能。もちろん、IIvxのマザーボード上の回路がCPUのクロック32MHzの半分(16MHz)で動作しているため、カタログスペックよりはるかに低速でしか動作できないという事実はいかんともしがたい(笑)。
 あと、前号で質問があったけど、うちのIIvxの内蔵HDには「ShadowMoon」という名前がつけられている(笑)。今年増設した外付HDはもちろん「BlackSun」である(笑)。

□「The Counterattack of Alpha Ralpha Express」 #4
 今回いちばんレイアウトの上で「冒険」してみたページ(……というのはペーパー・ファンジン版での話(笑))。掲載原稿の中ではもっとも好き嫌いの別れる連載(笑)。しかし編集人がわざわざ依頼して書いてもらっている唯一の原稿なんだから、室本はあまり文中で謝らないように(笑)。

□「佐藤健志氏の金城哲夫論について」
 今回の目玉原稿(笑)。今年の春先、川端のアメリカ短期留学中に集中的に書かれ、電脳部室に11回にわたって発表された「ウルトラセブン論」の前半7回分を一挙掲載。残念ながら完結前に川端が帰国して生活に疲れてしまったため(笑)、後半はまだ未完のまま。
 電脳部室の発言から本論と関係のない部分の削除、さらに段落分け、ナンバリング、章題の付加などといった作業は編集人の判断で行ない、本人にチェックしてもらった上で掲載してます。
 後半は僕も期待しているので、川端は何とか完結させるように努力すること(笑)。

□「新・沢千代日記」#4
 今回の「沢千代日記」にあった「暗黒面パート2」ですが、成沢さんが「今村成沢抗争に敗れてSF研を去った」ことになっているのは関西KSFAでのことであって、KSFAのメンバーが今村さんを知っているのと、成沢さんが関西に移った頃には事件から随分時間がたっていたからなんとかシャレとして成立してた、ということです。仙台SFクラブ内部ではこの事件のことは「何かあったようだ」という程度の話でした。
 因みに僕は事件の当事者のほとんどの人からかわいがってもらっているので微妙な立場、といったところかな。

□「Technical Note」 #27
 ペーパー・ファンジン版を作成するにあたっての使用ハード、ソフトにまつわる話(笑)。

■まあ、そんなとこで。次号は今回間に合わなかった「お楽しみはこれからだッ!!」連載第30回を中心とする内容で、何とか年内にもう1号いってみるつもりです。ではみなさん、近日中にまたお会いしましょう。


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