☆. オール・アバウト・むかしモード!! .☆

◇.むかしモードでは、操作するキャラクタは、ドット単位ではなくキャラクタ単位で移動すること、BGMが無い (効果音のみ) など、あくまでオリジナルG&Wの再現に重点が置かれている。
◇.また、規定得点に達すると、ミスの回数がオールクリアされる(オクトパスファイア (ワイドスクリーン版)は、200点、500点、オイルパニックマンホール (ニューワイド版)300点で、後者2つに関してはチャンスタイム制もフィーチャー) ようになっているところもオリジナルG&Wに忠実である。
◇.各ゲームの内容については、各々のページを参照して下さい (て・手抜きだ (^_^;))。

☆. オール・アバウト・いまモード!! .☆

◇.いまモードでは、登場するキャラクタを マリオ・ファミリー で統一し、グラフィックの強化を行なっていること以外にも、色んな面で むかしモード との差別化を図っている。
◇.まず、操作するキャラクタは、ドット単位で移動するようになった。 ◇.効果音の他に、軽快な BGM も用意された (もちろん、BGM無しでプレイすることも可能)
◇.ミスの回数は、200点、500点、700点を超えた時に現れるハートマークを取ることによって1つだけクリアされる (オールクリアされないし、ノーミスボーナスも無い)。
◇.これらは全てのゲームで共通のルールである。では、各々のゲームについて簡単に説明しよう。

★.オイルパニック.★
・舞台はマリオ達が住んでいるお城。そこに突然クッパ大王が現われ、お城を占領してしまいました。お城の中では、天井にひびが入りオイルが滴り落ちてくるし、その下には火の手が迫る。このままではみんなのお城が全焼してしまう!!という訳で、我らがマリオはヨッシーと手を組んでお城を守ることになりました。
むかしモードに比べ、まず一番目立つ変更点はマリオは両手に1個ずつバケツを持っており、最大6個までオイルを受け止められるということ。Aボタンでマリオの向きが変わりバケツも入れ替えられる。この辺の感覚はヨッシーのたまごに非常に良く似ている。
・オイルを受け止める(飲み込む)役はヨッシーになっているのだが、オイルを渡すタイミングもちょっと変わっている。ヨッシーがマリオがオイルを捨てる側の窓の方に向かって歩いていれば多少離れた所でも舌を伸ばして受け止めてくれるのである。オイルを飲み込んだヨッシーはゲップ・・・もとい炎を吐き出す。
・ということは、適当にオイルを投げても良いのか?ということになるのだが流石にそうはいかない。というか、窓の下でヨッシーにオイルを1度に6滴以上飲ませる(口に流し込む)とヨッシーはブロックを吐き出すのである。このブロックは、右側は?ブロックでこれに炎を当てるとボーナスポイントが入る。また、左側は階段ブロックで、最高4個まで作られ (作るのに時間がかかると1個ずつ消えていくので注意)、4個出来た時点でヨッシーはブロックを駆け上りお城の屋上にいるクッパ大王に攻撃を仕掛け、見事に撃退&ボーナスとなる。
・ヨッシーにオイルを渡し損ねると、庭で昼寝してるルイージやオヤツを食べてるドンキーコングジュニアに怒られてしまうのだが、こんな一大事に呑気にしてる方が悪いんじゃないかい (^_^;)?
・ミスクリアのハートマークは、規定得点に達すると現われる?ブロックの中から現われるので、マリオを上手く操作して絶対に取り損ねないようにしよう。
・ミスマークはむかしモードと同様、上が・下がバケツになっている。

★.オクトパス.★
・主人公はマリオ。愛するピーチ姫のために大ダコの住む海底へ宝捜しの旅に出ます。
・ゲーム内容は本質的にむかしモードと変わらないのですが、細かな改良がいくつか見受けられます。まず第一に宝物の重量という概念が加わっています。宝を3個拾う度にマリオの移動速度が目に見えて落ちていきます。宝物を無事に船まで持ち帰るとピーチ姫の祝福を受け宝物の数×2のボーナスポイントが入るので、1度にたくさん取ってしまいがちですが、私の経験では1度に持つのは8個くらいにしておくのが無難だと思います。
・宝物関連でもうひとつ。いまモードでは、宝物をタコの足に向かって投げることが出来ます。宝物が当たると、タコは足を引っ込めしばらくの間は足を伸ばしてきません。じゃ、常に攻撃してれば良いじゃないか、と思うかもしれませんが、タコの足に向かって投げる時のポジショニングが難しいのと、ゲームが進むと宝物を取ること自体が困難になり投げる余裕が無くなってくるので、上手くいかないと思います (経験者は語る (^_^;))
・変わったのはプレーヤーだけでなく、タコの方も知恵を付けてかなり凶悪になっています。伸ばしてくる足は4本むかしモードと変わらないのですが、キャラクタ移動じゃなくドット移動で伸びてくるので、見極めがかなり難しいです (そのせいかどうかは分かりませんが、むかしモードでは1個所しかなかった安全地帯が3個所に増えています)
・また、ごくたまに口からスミを吐いてきます。このスミはフラフラといやらしい動きをしてくるので、得点が上がってゲームスピードが早くなってきている時にはかなり脅威となります。防ぐ手段は無いので、伸びてくる足に注意しつつ上手く避け無ければなりません (これがちょっと難易度を上げているね)
・ミスクリアのハートマークは、規定得点に達するとジュゲムが雲に乗って現われ、海の中に落とします。マリオを上手く操作して絶対に取り損ねないようにしましょう。
・ミスマークはマリオで、むかしモードと違ってミスするたびにマークが増えるような表示形式になっている。

★.ファイア.★
・舞台はまたもやマリオ達が住んでいるお城。クッパ大王の襲撃のせいなのかどうかは定かではないが突然火の手が上がった。お城の中には沢山の仲間達が閉じ込められている。マリオは弟のルイージと協力して、仲間達をタンカで救出し無事に馬車まで届けるために立ち上がったのだった。
ゲームボーイギャラリーいまモードの中でこのゲームが一番むかしモードと変わらないアレンジになっている。
・その中で、脱出してくる仲間の移動の仕方が違うというのが一番大きな変更である。脱出してくる仲間はキノピオヨッシードンキーコングジュニアで、その体重 (見た目で分かると思うが) が重いほどタンカで跳ねる高さが低くなっている。キノピオのすぐ後にドンキーコングジュニアが飛び降りた場合、次の落下地点には後者の方が先に落下するのである。
・これはなかなか良いアイディアで、非常に良く出来ている。そして難易度もそれに比例して難しくなっている。落ちてくるキャラを見分け、瞬時に一番先に落ちてくるキャラの所にタンカを移動させられるかどうかでスコアが決まる。
・あと、前述のキャラクタ以外にタマゴが落ちてくることがある。これはボーナスキャラで、落としてもミスにはならない。1回受け止めると中身が出てきて、もしスターが出てきたら馬車まで運び (ボーナス)、ボムヘイが出てきたら地面に落とさなくてはならない。なぜなら、ボムヘイを馬車まで運んでしまうと馬車が火事になり1ミスとなってしまうからである。しかし、得点が上がってスピードが早くなると、わざと落とすのも難しくなってくる。最初からタマゴを受け取らないというのも作戦のひとつといえる。
・ミスクリアのハートマークは、規定得点に達するとピーチ姫がお城の中から出てきて投げてくれるので、マリオを上手く操作して絶対に取り損ねないようにしよう。
・ミスマークは受け損なったキャラの顔がそのまま表示される。

★.マンホール.★
・主人公はヨッシーで、プレイヤーはこれを操作して通行人であるキノピオドンキーコングJRがマンホールの穴に落ちないようにフタを上手く操作する。
・と、これだけ聴けば何か変わったのか?という感じだが、あらゆる面において、このゲームほどむかしモードとの違いが大きいゲームはないのではないか?と思うほど大胆にアレンジされている。
・まず、マンホールのフタが4つあるのが変更点の1つ・・・というか、ゲームシステム自体を変化させるほどの大変更である。このフタは1度上に押し上げると誰かが通過するまで下に落ちない。すなわち、上手く操作すればすべての穴を塞いでおくことが可能なのである。また、通行人が乗ってフタが落ち始めても完全に落ちる前にヨッシーを移動させればそのまま持ち上げてくれる。これにより、むかしモードが『必ず通行人の所にフタを移動しなければならない』だったのに対し、かなりラフなタイミングで移動してもミスすることがなくなったといえる。
・もっとも、世の中そんなんで済むわけが無く (これだけだったらメチャクチャ難易度低いって)、通行人の方にも移動速度の違いというアレンジが加えられている。これは、通行人によって歩くスピードが違うというもので、キノピオドンキーコングJRマリオの順で早くなる。特に100点毎に出てくるマリオは驚異的なスピードで駆け抜けていき、思いっきりタイミングをずらしまくってくれる (あんた、ヨッシーの味方じゃないんかい?)。
・このゲームは見た目よりもかなり難易度が高い (ただ単に私が苦手だっていう話もあるが)。ギャラリーコーナーの星稼ぎで一番最後まで残るのは、このゲームだという人も多いのではないだろうか?
・ミスクリアのハートマークは、規定得点に達すると地面からチョロプー (モグラ)が出てきて投げてくれるので、マンホールの底に落ちてしまう前にヨッシーを移動してキャッチしよう。
・ミスマークは落っこちたキャラの顔がそのまま表示される。