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六角大王Super6からレイトレースによるリアルスティックな画像が作れる[仕上げ表示(レンダリング)]が使えるようになりました。



[仕上げ表示の設定]を開くと巨大なダイアログが出ますが大部分は押すだけ簡単設定のモード選択で実際に設定するパラメタは多くはありません。
押すだけ簡単設定の各モードのボタンを押すと、レイトレースの条件設定光源設定大域照明設定の値が変わります。

押すだけ簡単設定(初級)では基本光源を使用したレイトレース
押すだけ簡単設定(中級)では光源オブジェクトを使用したフォトンマッピング+レイトレース
のそれぞれの定型的なパラメタが設定されます。

押すだけ簡単設定の各モードでの違いを比較してみます。
※データは六角大王Super6パッケージ版に収録されているユーザー作品集から、使用条件が「ご自由にお使いください。」になってたG_BLACKさんの作品を使用させて頂きました。

■ 明るい室内
シャープな影(高品質) <-> (高品質) ソフトな影(高品質)
拡大した(縮小してない)画像の赤丸部分での影の出来方に注目

■ 晴れた屋外 ■ 曇った屋外
-> (高品質) ソフトな影(高品質)

この例では「明るい室内」と「晴れた屋外」の違いが分かりにくいと思います。
このデータは(影の付き方を見れば想像できいますが)大域照明を使用してレンダリングする事を前提にしていると思われますので
ちょっとモデルに修正を加えて比較してみます。

■ 明るい室内(改) ■ 晴れた屋外(改) ■ 曇った屋外(改)
<-> (高品質) -> (高品質)
拡大した(縮小してない)画像の赤丸部分での陰影に注目
直接光のあたらない部分の表現が違うことが分かります。
[明るい室内]は環境光(均一に明るさを設定)を使用
[晴れた/曇った屋外]では天空光(※)を使用

天空光:
 マニュアルに記載されている画面と実際の画面が違っており、マニュアルには[天空光]の用語説明がありません。
 一般的には”天空から空気拡散で分散して照らされる間接光”って事になってます。
 曇りの日に太陽が雲に遮られて日光は当たらないのに地上全体が明るい状態の表現ですが…
 まじめにややると、とても複雑な計算らしいので、ココでの天空光は簡易化された方法だと思います。

■ リアルな室内
まだらなし(高画質) <->(高画質) 細部表現(高画質)
[直接フォトン収集数]が増減するだけなので…
「まだらなし」の名称通りの差が出ます。
■ よりリアルな室内
□大域照明を高精度に(FG) の設定が使用されます。

画面のざらつき感の低減
間接光精度の向上
反射や屈折などによる集光模様を再現
(レンズや凹面鏡で光を集めるような表現)

が行われるようになりますが…
とても時間がかかります。

Pentium4-3.2G(HiperThread) / DDR2-533
LGA775フォームの後期のCPUでPentium4の中では高速な方だと思います。
43時間には凹んだのでCore2Quad-2.83G / DDR3-1333に組み替えました。
Core2Quadで10時間50分45秒かかりました。

← G_BLACKさんが設定されている状態でのレンダリング結果

 押すだけ簡単設定(上級)
 リアルな室内 / まだらなし / 中画質
 を元に大域照明バランス設定をされています。

[よりリアルな室内]の設定で時間を掛ければ必ずしも最高の出来になる訳ではなく
モデルの特性と光源設定を考えてレンダリング設定を調整する必要が有る事が分かります。

うまく設定できれば綺麗な絵になるし、レンダリングも短時間で済みます。 orz

六角大王Super6


 
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