図書館員のコンピュータ基礎講座

Unicode(東南アジア)

【2020-05-19更新】

Unicodeの字種の表です。
下表のリンク先のページに、十六進数の数値文字参照で記述した文字コード表を掲載しています。文字コード表中の文字は、環境によっては文字が正しく表示されない場合がありますが、各ページからリンクしているPDFでは正しく表示されます。

文字ブロック Unicode範囲 説明
チャム文字 Cham AA00~AA5F カンボジアとベトナムに住むチャム族が用いるチャム語の文字です。
ロヒンギャ文字 Hanifi Rohingya 10D00~10D3F ミャンマーのラカイン州などに住むロヒンギャ族が用いるロヒンギャ語の文字で、ハニフィ・ロヒンギャ文字とも呼ばれます。1980年代にモーラナ・ハニフィ(Mohammad Hanif)が考案しました。右から左に書きます。
カヤー文字 Kayah Li A900~A92F ミャンマーのカヤー族(カレンニー族)が用いるカヤー語(カレンニー語)の文字です。
クメール文字 Khmer 1780~17FF カンボジアの公用語であるカンボジア語で用いられる文字で、カンボジア文字とも呼ばれます。サンスクリットやパーリ語からの借用語が非常に多いという特徴があります。
クメール文字用記号 Khmer Symbols 19E0~19FF
ラオス文字 Lao 0E80~0EFF ラオスの公用語であるラオス語(ラオ語、ラーオ語)で用いられる文字で、ラーオ文字とも呼ばれます。
ミャンマー文字 Myanmar 1000~109F ミャンマー(旧ビルマ)で用いられるビルマ語の文字で、ビルマ文字とも呼ばれます。
  • 拡張Aには、カムティ・シャン文字(Khamti Shan)、アイトン文字(Aiton)、パケー文字(Phake)が含まれています。ビルマ文字拡張Aとも呼ばれます。
  • 拡張Bには、シャン・パーリ(Shan Pali)、タイ・ライン(Tai Laing)などが含まれています。ビルマ文字拡張Bとも呼ばれます。
ミャンマー文字拡張A Myanmar Extended-A AA60~AA7F
ミャンマー文字拡張B Myanmar Extended-B A9E0~A9FF
新タイ・ロ文字 New Tai Lue 1980~19DF 中国雲南省で用いられる現代タイ・ロ語(現代タイ・ルー語)の文字で、新タイ・ルー文字とも呼ばれます。
ニアケン・プアチェ・フモン文字 Nyiakeng Puachue Hmong 1E100~1E14F ラオス、中国南部等のフモン族(ミャオ族)が用いているミャオ語に属するフモン語(白苗語、綠苗語)の文字で、1980年代にChervang Kong牧師が考案しました。
パハウ・フモン文字 Pahawh Hmong 16B00~16B8F フモン語の文字で、1959年にラオスの農民ショング・ル・エヤング(Shong Lue Yang)が考案しました。
パウ・チン・ハウ文字 Pau Cin Hau 11AC0~11AFF ミャンマーのチン州で用いられるクキ・チン諸語に属するテディム・チン語の文字です。文字名は、1902年に宗教家のパウ・チン・ハウが夢で啓示されたと述べたことに由来します。
タイ・ロ文字 Tai Le 1950~197F 中国雲南省で用いられる文字で、タイ・レ文字、タイ・ナ文字やタイ・ヌア文字(Tai Nüa)などとも呼ばれます。
タイ・タム文字 Tai Tham 1A20~1AAF タイ王国北部のラーンナー王国で用いられていた文字で、旧タイ・レ文字、ラーンナー文字やラーンナー・タム文字とも呼ばれます。
タイ・ヴェト文字 Tai Viet AA80~AADF ベトナム、ラオス、タイ等のタイ・ダム族(黒タイ族)が用いていたタイ・ダム語(黒タイ語)の文字で、タイ・ダム文字や黒タイ文字とも呼ばれます。
タイ文字 Thai 0E00~0E7F タイ語や一部の東南アジア諸言語に用いられる文字です。
参照・参考文献
  • The Unicode standard, version 4.0 / the Unicode Consortium ; edited by Joan Aliprand ... [et al.]. Addison-Wesley, c2003 [b]
  • Unicode標準入門 / トニー・グラハム[ほか]著 ; 乾和志, 海老塚徹訳. 翔泳社, 2001.5 [b]
  • 文字符号の歴史. アジア編 / 三上喜貴著 共立出版, 2002.3 [b]
ページのトップへ
CyberLibrarian : tips on computer for librarians, 1998-