呼吸器内科への通院である。ロフストランドクラッチをこれ見よがしに突いていく。到着がだいぶ遅くになってしまったが,案に相違して採血やレントゲンの渋滞がない。ありゃ,この時間帯のほうが要領いいのか。もっとも診察は予約制だから,事前検査がいつ終わろうが関係ない。増悪は見られなくて重畳である。
「オオタキエイイチさま,25診にお入りください」とアナウンスが待合に流れ,ぎょっとして辺りを見回した。何という偉大な同姓同名であろうか。ご苦労が忍ばれる。
月跨がりだから保険証を見せよと会計が言うからマイナンバーカードを示す。それならあっちの器械でセルフで受けつけてくれですと。まぁそこは先月経験済みだ。どうも来院時の診察カード受付のついでにやっとけばいいみたいだな。診察カードの器械とマイナンバーカードのそれはずいぶん離れた場所にあるけどな。
院内の7-11へ赴き,焼きカレーパン・レモンクリームメロンパン・PARMジェラートベリー・チキンカツサンド・生クリームチョコマスカット・糖質50%オフワッフル・7プレミアムフルーツオレを購う。PARMを院内で食べてから退館する。ジェラートベリーは今イチだった。
処方箋薬局へ移動する。ここでマイナカードを要求されて驚いた。いままで何にも言われなかったのに,提示前提になったんだっけ? 読取りの器械は病院のものと同型だった。顔認証が利いて気持ち悪い(何だそれ)。
ところで紙のお薬手帳は廃止計画ないんかね。おれはアプリ版をつかっていて,処方薬の登録作業はこの薬局が裏でやってくれるんで楽ちんだ。廃されても構わんちや構わんのだが,医者の処方箋が相変わらず紙だし薬局とて紙のお薬手帳を期待してるしで社会的には動きがない。ジツは前述のマイナカード認証でとっくに電子化は終わっていて,単にまだ患者がついてこられていないと諦めているに過ぎないのだろうか。
今月は例外的に区役所に移動する。昨年十一月の医療費がちょっと多かったから還付金をやろうかあやろうかあと通知を貰ったのだ。何か久しぶりだなそれ。行きのタクシーで運ちゃんがノーマスクで咳しやがってびびりまくった。おれは風邪をひくと死ぬのである。布団ひいて寝んかいな。役所では計2箇月の過払い月があり,大金ではないが還付があって助かる。ただ月によってはタクシー代の元が取れない額だったりして,事前にわからないと足の出る虞があるんだよなあ(申請期間は2年あるから将来の還付を当てこんで合計が大きくなるのを待ってみる手がある)。
現用の紙の保険証と限度額適用認定証はこの七月で切れてしまう。保険証は区役所が送ってきてくれるが,限度額認定証は窓口申請式だ。しかしこれもマイナカード一体化で発行不要になったはずである。そこを今いちど確認しておきたかった。ついでに紙の保険証の有効期限は九月いっぱいなんですかと訊いてみるに,そこはふつうに一年間有効になっているそうだ。まぁ国が廃止だっつったって最後の最後にシステム変更して期日を揃えてやる必要はないわなあ。
区役所訪問の吉例百円缶コーヒーは我慢した。
ウチについておやつを忽ち食いつくす。チキンカツサンドにキャベツは要らないと思うの。