男の自宅介護

介護を楽しむ 2018/2/22

連日のオリンピックでは選手のインタビューで「楽しむ」という言葉が出てきます。
 
真剣勝負に違和感を持つ人もいるらしいけど、
決して、真剣にやらない、頑張らないという意味ではない。
成果を出した人だけが言います。
 
期待の重圧の中、厳しい練習の成果を本番で発揮するための言葉なのかもしれない
成果を出した時の高揚感かもしれない
 
私は
 
・はっきりした目標に没頭している
・好きなことができている。
・充実している
・思い通り、自分で決めたとおりに進む
・自分の能力・全力を出せている
 
そういう状況にいることに幸せを感じている。ということだと思います。
 
 
 
・介護を楽しむ
 
「勝負ごと」を楽しむのは、「仕事」でも「勉強」「家事」、人生の課題のすべてのことに当てはまるのではないでしょうか。「介護」でも同じです。
 
楽しめないという人はできない原因をさがして、楽しむ方法を見つけようとしない。
そして、他に癒しを求め、不幸自慢、他者比較、辛い人を見て優越感に浸る。
 
介護を「報われない単純作業」、「思い通りにならない」とみれば「やりがい」は見いだせない
 
「人生を楽しむ」というのは、
遊んで暮らすこと。笑って過ごすこと。頑張らない。…違うと思います。
 

誰が楽しめないと決めた?
楽しみたいか楽しみたくないか、楽しむか楽しまないか、それだけだ。
 
まず「介護(人生)を楽しむ」と決心して、その目的のために課題に挑む
人生の課題に真剣に向き合い解決していく。頑張る。いま、ここを充実させる。
仕事や経験から創意工夫、能力向上、楽しむ方法を見つける。頭と体を使う。
出来なかったことが出来るようになる。
課題を乗り越えた満足感がある。

そこが「楽しい」「幸せ」ということだと思っています。
 
 
楽しむ=「自分で決めた課題(目標)を乗り越える(改善していく)充実感」 ではないでしょうか
  
 

「介護を楽しむ」「介護が楽しい」「楽しく介護する」・・・同じです。



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