男の自宅介護

「生きていてよかった」相田みつを 2017/5/11

「なんか、元気が出るやつがいいな」と3冊ほど買ってきました。
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「生きていてよかった」相田みつを ¥100(定価¥514)
 



「にんげんだもの」で有名な「相田みつを」さんの角川文庫です。
書と文章が50編ほどあります。落ち込んだときに元気になりそうです。
パラパラとすぐ読めますが、100円の価値ありました。
書もいいですが、文章の中にもいくつか琴線に触れる言葉がありました。

今の私に響いた文章、4つほど。
 
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ともかく
具体的に動くことだね。
いま、ここ、を
具体的に動く--
それしかないね。
 
具体的に動けば
具体的な答えが出るから。
自分の期待通りの答えが
出るかどうか
それは別として
具体的に動けば
必ず具体的な答えが出るよ。
 
そして--
動くのは自分。
 
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「勇ましくカッコいいことをいう者は
にせものだ。」
その昔、親鸞聖人は教えています。
 
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七転八倒
「この道さえ歩いていけば、絶対間違いのない、
真実の道(正真ノ一路)とはどういうものですか?」
可弘禅師が答えた「七転八倒」
「七転び八起き」ではありません。
転びっぱなし、倒れっぱなし、つまり失敗の連続。
それが真実の道だというんです。
 
人間は努力しているかぎり、
これでいい、これで満点、なんてことはありません。
いつでも未完成。不完全です。
ただここで大事なことは転も倒も具体的に
動かなければ起きない現象だということです。
常に具体的に動くことが前提。
 
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「いのちいっぱいに生きてきて本当によかった。
どんなときでも心の底からしみじみと言えるような人生を生きていきたい。」
 
 
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