連載作家の組み合わせ資料を使って雑誌の傾向をマッピングしてみました。
上記のように、 グラフ自体はできるだけ主観を排して作成したものです。
第1軸に注目すると、右側に竹書房の雑誌、 左側に芳文社の雑誌が集まっています。 このことより、第1軸は「竹書房度」を表すと考えられます。
第2軸では上側に「ラブリー」「ライフ」といった、 女性向けと思われる雑誌が並んでいます。 このことより、第2軸は「対女性度」を表すと考えられます。
軸を時計回りにちょっと傾けるとよりよくあてはまるような気がします。
いかがでしょうか? もしよろしければいろいろ4コマ誌を読んでみて、 ご自身の主観評価とくらべてみてください。
2つの雑誌の (A)「どちらにも描いている作家数」 (B)「どちらにも描いていない作家数」 が多ければ類似度が高く、 (C)「どちらかだけに描いている作家数」 が多ければ類似度が低くなるように設定した尺度。
本分析では、 (A)+(B)-(C) を雑誌間類似度に使っている。
類似度尺度が大きいものを近くに、 小さいものを遠くに配置する分析法。 類似度から各データの傾向を知るために使う。