公文式英語教室体験記4

2004年04月07日(水)「意識改革しなくては」
 今取り組んでいる教材は、「The Diary of a Young Girl」(「アンネの日記」アンネ・フランク)です。 最近の英文の解釈では、単語がとても多様な働きがあり、今まで私が蓄積してきたものとずいぶん変わってきました。

 例えば、ここでは「see」を1見る、2眺める、3見物する、4会う、5想像する、(その他省略)の 4番目の「会う」。 「afraid」では、1恐れて、2嫌がる、ためらって、「I am afraid」(1)残念です、(2)…(ではないか)と思う。(2)なのです。

 続いて「vision」では、1視力、2想像力、3光景、4映像、5未来像、6幻、幻影。(その他省略)ここでも後方の「幻影」です。

 今までの、わずかばかりの私の蓄えでは対応できないところまできました。 丹念に辞書を引いて、私の頭の中を改革をしなければなりませんね。

2004年03月21日(日)「UP・アップ」
 N教材の「My Name is Aram」(アルメニア移民からの貧しい移民でアメリカ人の作家・1908ー1981年)では、 次々と目新しい表現が出て来ます。

 その中のひとつ、[be and about]は起きて動き出す。 私がいくら考えても、今までの経験から納得がいかない解釈でした。 「E-Gate」を開いてみると、[be and about(around)]で「(病人が床を離れて)動けるようになる、歩き回って」となっていました。 そう言えなくもないなと納得するしかありませんでした。

 ついでに、[be up and coming]は、元気いっぱいである。[be up and doing]は、頑張っている。 [be up and running]は、順調に作動している。などがありました。

 このような解釈ができるのには意味があるのでしょけれど、知れば知るほど分からなくなってきます。アップ、アップです。

2004年03月13日(土)「Whose English? Which English?」
 表記のN教材を学習し終えました。そこではいろんな新しいことを教えられました。 ただ、私が知らなかっただけのことなのですが、国際語となっている英語は、ずいぶん変化しているというのです。

 かってイギリスの植民地であった国々では、独自の路線で英語を発展させているし、世界の科学界で用いられている「国際英語」は、 よりシンプルな文法形式へと移行しているのです。

 ラテン語が「国際語」であった時代があり、そして分裂してスペイン語、フランス語、 イタリア語へと変化し、今では死語となってしまったことなどです。

 そんな折「 人類最高の発明アルファベット」(ジョン・マン著晶文社)という本に出合いました。 言語のルーツに迫ってみたい?、大げさですね!教材が私に、こんな興味を持たせてくれました。

2004年03月12日(金)「私を悩ませる単語」
 それは[even],[over],[on,at.in],[all],[so]などです。学習したばかりの[up]に至っては「up to〜」で「〜次第で」となります。 「こんなのあり〜ぃ? 」と言いたいほどの激変振りなのです。 [even]と[over]、どちらも今学んでいる箇所で、解釈はそれぞれ違って現れています。

 そんな悩みを少しでも解消してくれそうな辞書を見つけました。その名は「E-Gate」英和辞典でBenesse発行です。 その中で、私が気に入ったのが『多義語には訳語を一覧できる欄が設けてあります』です。分かりやすくて便利です。

 このところ、今まで使っていた英和辞典と、この「E-Gate」とを引き比べて楽しんでいます。『』内は「E-Gate」から抜粋。

2003年12月12日(金)「M教材に思う」
 M教材に取りかかったのが今年の5月9日で約7ヶ月要しました。教材の初めは内容がとても優しく、こんなものかと侮っていました。 ところが最終のテキストに入ると急に難解な文章となり四苦八苦しました。

 いずれの教材も心を打つ内容でした。出てくる単語や熟語は、日常ではあまり使われないので、それだけに直ぐに忘れてしまいます。 ひとつひとつ、何度も何度も繰り返して辞書を引きながら英文の解釈をしてきた分、知らないうちに力がついていたのでしょうか?

 終了テストは拍子抜けがしたようにみやすかったのです。英文の解釈が試される内容でした。

2003年12月12日(金)「M教材終了」
 なんともうれしい合格でした。ベンジャミン・フランクリンの自叙伝に至っては解釈が困難で、 このあたりで限界かと考えていましたから、終了テストには到底合格しないと思っていました。

 昨夜から終了テストの事が心配で、夜中に時々目覚めては「大丈夫かしら?」と重い気持ちでいっぱいでした。こんな事は初めてのことです。 「Success!! いつもステキな○○さん!! おめでとう!!」とコメントを頂きました。

2003年11月08日(土)「つまずきそうです」
 現在,Benjamin Frankrin (1706-1790)。アメリカの科学者、政治家、文筆家の「フランクリン自叙伝」を学習しています。 出てくる単語はすべて辞書を引きます。ちょっと前に出ていたものでも忘れているので、また引いています。 その苦労はいとわないのですが、解釈がとても難しくなって、たったの1ページの解釈に1時間も要するのです。これは、限界かな?と。

 ところで、フランクリンは小さい頃から読書好きで非凡な才能を持っていました。 その彼が、どのように学習してきたのかを読み進むうちに理解できるのですが、自分には置き換えられません。 そんなことで、強い絶望感を抱くようになりました。

 でも、今ここで止めると、今までの努力が水の泡となります。苦悩する毎日です。

2003年08月30日(土)「人生を楽しむ手段」
 昨日教室に行き、今やっている勉強のむずかしさをT先生に訴えました。「そう、難しいのね」と肯定して下さいました。 「でもね、プリントには問いがあるから、じっくり読んでいくのです。そうでないと内容の把握は、上っ面だけになると思うの、 あなたは、じっくり読んでるから高校生では味わえないものを学んでいるのよ」と励まして頂きました。

 今朝の新聞に『坂本真理子さん(56)3大陸を走破したウルトラマラソンランナー』も『人生を楽しむ手段 』 とその目的を語っていましたけれど、私も同じ姿勢でいこうと心に決めたばかりでした。

 高校2年生が学ぶ高度な英文ですから、私にとっては困難であるはずです。受験のための勉強ではありません。 人生を楽しむ手段として、無理をせずに楽しんで学んでいこうと考えました。『』内は朝日新聞8月30日付から引用。

2003年08月24日(日)「赤毛連盟にへとへと」
 すでにM教材の半ばになりました。現在、かの有名な Sir Arthur Conan Doyle(アーサー・コナン・ドイル)1859-1930年の作品にとりかかっています。 内容は非常に面白く楽しいのですが、英文としてはなかなか難解で、たった一枚のプリントの解釈に疲れ果てています。

 そうです、どこまでが主語なのかと思われるくらい長い長い説明が関係代名詞を使って表現されています。 もう、お手上げ状態です。それに追い打ちをかけるように一つの単語の多用な使い方です。

 例えば“apply”という単語です。動詞(他)1,当てる、加える、応用する、向ける。(自)申し込む、紹介する、問い合わせる。 この単語がたったの2枚のプリントの中でそれぞれ違った解釈の仕方で現れました。

(1)住所を問い合わせる。(2)暮らしに当てる。(3)応募する。

 など、3通り出てきました。とこのように、固定観念があっては解釈できません。

「Learning a forein language is a worthwhile and rewarding experience.」 (外国語を学ぶことは時間をかけるのに値し、また報いのある経験でもある)そうです。頑張りましょう。(M教材“Inside Japan”から)

2003年08月01日(金)「1ヶ月振りの教室へ」
 気がかりなプリントも今までずるずると引き延ばし、やっと取りかかりました。 なんでこんなに用事があるの?と言いたいほど雑用に追いまくられています。 そんなことで、ようやく2枚のプリントをさげて教室へ急ぎました。

 教室に入るとT先生から抱擁の挨拶を受けました。 「元気でカナダのハイキングを楽しんでこられてよかったわね。これからは英語を頑張りましょう。」と、T先生。

 温かな歓迎を受けて私もやる気満々となりました。

2003年07月26日(土)「教室便り」
 今日、公文教室で毎月発行される「教室便り8月号」が郵送されてきました。T先生から「待っていますよ」とメッセージも添えられていました。 旅の後、整理することもあったりで7月は教室をお休みしました。

 日常あれこれと忙しいのですが、やはりなんだか気が抜けたような感覚を持ちます。 公文教室に入会して、ちょうど、今年でまるまる3年になります。プリントに向かう時間が、いつの間にか習慣化していたのですね。

 昨日から、M教材の1から単語と熟語表をエクセルに入力しています。すこしずつ始めています。

2003年05月17日(土)「民話を読む」
 私が子どもの頃聞いた怖い話「耳なし芳一」によく似た民話です。 車の事故で急に命を奪われた少女Violetが若者と出会い、一緒にパーティに出かけ夜中まで楽しむ。 これによく似た話を家でもしたばかりなので身につまされました。それだけにとても興味をもって学習ができました。

 M教材は今までとは違った学習法に感じられます。文章そのものは大変平易で読みやすくなりました。 質問もとても素直なので、今の私の力で充分な回答が得られています。それがまた励みにもなります。

 しかし、その反面直訳では表現できない言い表し方があり、奥深いものをこの文章で味わっています。 この感じ方をT先生に伝えると「それは受験生にはできない解釈ですね」と更に先生からもほめて頂きました。

 今までの、ただ解釈するだけで終わるのでなく、この学習にもあるとおり「通読」を繰り返して文章を味わい、 そして文の構成を学んでいきたいと思っています。

2003年05月14日(水)「M教材を楽しんでいます」
 M教材に進級して学習が楽しくてなりません。今まで学習してきたL教材よりぐっと優しい英文となっています。 (ひょっとして初めだからかな?)

 このM教材で学ぶねらいは、いままでに“身につけた長文の読解力を基礎にオリジナル作品を読む”。 “民話、コラム、エッセイ、自叙伝など様々な文体のオリジナル作品を読む”ことなのです。

 公文式英語を続けていてよかったなと、今つくづく思っています。 「あなたには高校生レベルまで学んで原書の英文を読んでもらいたいな」とT先生がおっしゃったのをはっきり覚えています。

 T先生の変わらぬ、やさしいお励ましでここまで来られたことを感謝しています。

2003年05月11日(日)「人間は言葉によって人格を作る」
 『人間は言葉によって人格を作る』と。5月10日付けの朝日新聞『◆外来語 乱用避ける日本語教育を』の中で古郡廷治氏が述べておられました。 詳しく言えば『人間は言葉によって考え、表現し、人格を作る』

 私が「ヘレン・ケラー自叙伝」から学んだ同じことを見つけてうれしくなりました。 私は今まで言葉は考え、表現するだけのもと考えていました。

 音を聞くことができない、物を見ることのできない闇の中いた彼女がサリバン先生に出会ってから、全ての物に名前があること、 そして文字を学んでいきます。考える、愛するなどの観念的な言葉も理解できるようになる。更に文字を書くことも習得できたこと。 このような言葉を獲得し、発達していく段階で徐々に粗暴だった彼女が素晴らしい人格を形成していく姿はとても感動的でした。

 今更ながら言葉の持つ意味を考えるようになりました。『』内は朝日新聞から引用。

2003年05月09日(金)「L教材に思う」
 何度も繰り返すようですがL教材からも沢山の知識を得ることが出来ました。
「自由への行進」(N、マンデラ)から虐げられた民衆が、素晴らしいリーダーのもとに立ち上がり「自由」を勝ち取る。
「日本を理解する−日本の歴史」から徳川慶喜が自分自身の意志で大政奉還、 これがなければ日本の歴史は変わっていたかも知れない大変重要な事であったこと、
「ヘレン・ケラー」の自叙伝から三重苦の彼女が、いかにして知識や感情を立派に育てることができたのかを学ぶことができました。

 なかでも、抽象的な「言語」を理解できるようになって、急速に全ての知識を吸収することができたことを知り、 「言語」がいかに人間形成に大切なものかと言うことがよく理解できました。

2003年05月09日(金)「L教材終了テスト」
 懸念した不合格を見事に払拭して見事?L教材終了テストに合格しました。 ほとんど自信はなく受験前から言い訳をいっぱい先生に言いながらの受験でした。

「合格しなかったら何度でも受けたらいいじゃない」とT先生。 「そのつもりです。頑張ってみます」と空元気をつけてテストに臨みました。

 テストを先生に提出して程なく、 「パチパチパチ」と拍手と同時に「おめでとうございます、合格ですよ」と先生からの報告。ちなみに86点でした。 「本当ですか?」とても信じられないくらいでした。とてもうれしかった。

2003年04月25日(金)「GRAMMAR」
 L教材も順調にいけば、あと少しで終わろうとしています。どの教材にも共通で終了段階で必ず「GRAMMAR」に遭遇します。 それらを学習していますが、今ひとつ正解率が悪く落ち込んでいるところです。 かといって一生懸命取り組んではいないのですから自業自得ですけれども。

 いつもながら終了テストを受ける時、自信がなくても何とかクリヤーしてきました。 しかし今回は「GRAMMAR」をやってみて、結果が分かりそうです。

 なんと言っても高校2年生レベル、当たり前の学習方法では駄目でしょう。 本気で頑張らなくちゃ!と自分に声援を送っています。

2003年04月12日(土)「ぼく、1年生になったんじゃ」
 いつものようにプリントを終えて先生の呼び出しを受けるのを待っていると、不意に「こんにちは」と声がかかった。 振り向くと、ちょっと前からはにかんで遠ざかっていたMくんからの挨拶でした。

「こんにちは」と返事を返すと
「ぼく、1年生になったんじゃ」と誇らしげに胸を張るMくん。
ふっくらとした可愛いらしさは残るが幼年期を脱しようとしているMくん。

 プリントをパラパラめくって「むずかしいんじゃ」と私に見せてくれた。
「頑張ってね」と私。
「うん」とMくん。

 こんな風景が生まれる教室、私はとてもさわやかな気持ちになりました。

2003年02月22日(土)「プロヴァンス(province)とプロヴァンス(provence)」
 前者のプリントの説明では「(昔の日本の)国となっています。あれ、どこかで聞いた単語だけれどと思って辞書を引いてみました。

 解釈[1]州、省[2]地方、田舎[3]分野、領域とあり、[イギリスでは首都ロンドンを除く全国を指す]とありました。 後者は《フランス南東部の地中海沿岸地方》となっていまいした。

 ところが、私はこの文を書くまで、発音がそっくりなのとスペルが同じだと考えていたので、違う単語だとは気づきませんでした。 ほんと〔e〕と〔i〕だけ違うだけです。私がこの単語の発音をCDで何度聞いても「プロヴァンス」と同じように聞こえるのでけれど、、、。 CDはネイティブ・スピーカーです。

2003年02月16日(日)「かかりにくいエンジン」
 旅行を理由に1ヶ月教室をお休みしていました。このところパソコンに旅の様子を打ち込むのが面白くて、今ひとつ英語の学習に取りかかれない。 どうしたものかと焦りはするのですが、どうしても後一歩が踏み出せないでいました。

 そんな気持ちを振り払ってやっとプリントに向かいました。始めれば結構面白い発見があったりして、その学習を楽しんでいます。

2002年11月29日(金)「なかよし、まあくん」
 まあくんは今5歳です。教室で出会った時も、街で出会ったときもいつもにこにこ笑顔で挨拶してくれます。ふっくらとした可愛い男の子です。 「こんにちは」と、今日も彼の方から挨拶してくれました。
「むずかしそうじゃね」と、私のプリントをみて言ってくれました。

 本当に今日のプリントは解釈が難しくて手こずっていました。
「ぼく、すんだよ」と、まあくん。
「早くできて、えらいんじゃね」と、私。
「あと1こよ、がんばって!」と、まあくんは再び私のそばにやってきて励ましのエールをおくってくれました。

2002年10月26日(土)「これは面白い。興味や関心を持つ」
 昨日終了テストに合格した私は、なんだか心うきうきしています。というのも、日頃学習をしていて、「へぇ、こんなのあり?」とか、 「なんでそうなるの?」「はぁ、そう言うことなのか」などと感じたら、納得がいくまで辞書を隅から隅まで調べてみたり(興味が尽きない)、 メモったりしています。今回、高得点が取れたのもその成果ではないかと思いました。

 生涯教育が叫ばれている昨今、実益とは関係がない学習は楽しいのひとことです。 旅で知り合った東京在住のKさんも「大学時代は一向に楽しくなかった世界史や語学が今こんなに楽しくて、楽しくて」と、 社会人に開かれた講座を受けた体験を話していました。

2002年10月25日(金)「K教材に思う」
 終了テストを受け95点と言う高得点で合格しました。今日受けるのは自信がなくて次回にしたいとT先生に申し出ました。 「案外出来るものよ、一度で駄目ならまた挑戦すればいいじゃない?」と先生の言われたように受けてみました。

 思ったよりスムーズに、ことは運び合格出来ました。T先生も大変よろこんで下さり、私も満足感に浸りました。 K教材になると、出てくる単語や熟語の数も並ではありません。降る星の如くとは言い過ぎかも知れませんが、私に取ってはそれくらいの量です。 しかも解釈の仕方がぐっと難しく、直訳では到底意味をなさないのではないかと思われるほどです。

 それなりの努力はしました。プリントが終わると全ての単語や熟語、要点などを書いて壁に貼ったり、時には教室から英文の童話を借りて読んだりしてきました。 「Lもマイペースでゆっくりと...」とT先生のアドバイスを頂きました。そのつもりで楽しみながら頑張っていきたいと思います。

2002年10月02日(水)「どこかで聞いた単語のよう」
 少し前から「Maitin Luther King,Jr」を習っています。その中で次のような文章がでてきました。 「Mrs. Rosa Parks,who worked in a downtown Montgomery department store,boarded a bus for home, quietly paying and then sitting in the back.」 (ローザ・パークスさんは、繁華街のモンゴメリーデパートに働いていたのだが、家へ向かうバスに乗り、そして静かにお金を払って後ろの席に座った。)

 これを訳しながら、「board a bus」が「なぜ、バスに乗るなの?」と思いながらも、 「まあ、いいや」と見過ごそうとしました。そう言えば、どこかで聞いた単語だ。

 気になり辞書を開いて調べてみました。“ボード”と言えば板。辞書にもそう書いてありました。  「どこに“乗り物に乗るって”書いてあるの?」探した結果は、すっとお終いの方で 「(他動詞):1、に板を張る。 2、の食事を賄う。3、に乗り込む(get on)board a bus〔train〕バス[列車]に乗り込む。とありました。

 やっぱりあったんだ。これは私が旅をしている時に空港や駅でお世話になる「a departure board」(出発時刻表示板)からきたものだと言うことが分かりました。

2002年09月18日(水)「なんとも変な単語です」
 学習をやっていて、いろいろな解釈があることを知るようになり余り驚かなくなりました。 が、今日の“jam”には「へ〜ぇ、そうなの?」と目を見張りました。(詰め込む)と、ここでは解釈するのです。

 私の今までの人生では“jam”=“ストロベリージャム”でした。でもまあ、感では「それはありかな」と。なにしろジャムはパンにはさむのですから、、、。 ものはついでに辞書をひいてみました。

“jam”(1) 1,ジャム 2,安易なこと“money for jam”(安易な金もうけ) “jam”(2)1,ぎっしり詰める、押し込む 2,〔場所〕を いっぱいつめる、ぎっしりふさぐ 3,を 急に強く押す[押しつける]  4,を、、、で押しつぶす。

 全体の解釈からすると(詰め込む)と解釈するのはなるほど納得です。

2002年09月01日(日)「Living on the Planet Earth・割り箸問題調べ」
 このプリントの中で『日本人が使用する「割り箸」が熱帯雨林の環境を破壊する』と述べられています。 確か、以前その「割り箸論争」が起こり、割り箸業界が間伐材を使用しているので環境破壊者呼ばわりはやめてもらいたいと訴えていたのを思い起こしました。 ならば、このプリントの内容は誤っていると私は考えました。

 そこで、そのことを確認しようと、インターネットで「環境三四郎」というHPを探し当てました。 やはり、1978年、’90年代に割り箸論争が盛り上がったとありました。そして、現在その割り箸使用が外食産業の増加と共に増えて、 年間ひとりが200膳も使う計算になるのだそうで驚きました。 そして更に安く手に入れるために日本の商社がその殆どを中国から輸入していると言うのです。

 その製造法がやはり森林破壊につながっていると言うことでした。日本では荒れた森林と共生することを考えて、 間伐材を利用して割り箸が製造されているとも述べられていました。 なお熱帯雨林の木材は組織が弱くて全てでないまでも割り箸には向かないので、割り箸が熱帯雨林を破壊することはないようです。

 そのHPから沢山のことを知ることができ、思わぬ環境問題を勉強することができました。

2002年08月31日(土)「困ってしまいます」
 最近の学習内容ですが、特に解釈の方法が多岐にわたってきました。ひとつの単語の解釈からだけでは到底想像もつかないところに至りました。 それこそ「なんで、なんで、なんで」なのです。昨日学習したところから引用します。

 単語の“deal”は量、額:程度と言う意味なのに
“deal with”は「〜を処理する」
“deal out”は「〜を配る」
“deal in”は「(商品などを)取り扱う」
と言う意味になります。本当に困ってしまいます。

 ついでに“dealer”(1)「(トランプなど)配り手」(2)「販売員(店)、ディーラー、商人(業者)」と言う意味になります。 なるほど“deal in”からすれば判断がつくところですが、、、。

2002年08月28日(水)「heart と mind(「胸」か「頭」か)」
 これは「英語・日本人の致命傷」大内博 光文社新書の中に書かれている事柄です。 最近、英語を学習していて何かすっきりしないことに直面するようになりました。高校生が学ぶ段階では、いろいろな場面に対応した類義語が多く使われています。 そんな場面が多くなるにつれて私の頭の中は混乱を極めます。

 そこで、いい本を見つけました。 『“heart”と“mind”の使い分けに日本人は苦労している。』と筆者は言うのです。その通りです。 ここでは、『論理的思考をつかさどるのが“mind”になるのだ』と述べていました。なるほど納得。

 目次に戻りますと、
1 つい混同してしまう単語…意味やスペルが似ている類義語どうしの使い間違い
2 意味が日本語に邪魔される…日本語で考えて英語に直そうとすると間違いやすい
4 英語ならではの用法を知る…基本的な意味とそれ以外の用法を覚える
5 微妙なニュアンスを理解する…覚えておきたい英語独特の言い回し

 これから読んでいきます。これで頭はすっきりするでしょうか?

2002年08月28日(水)「花まるをもらう」
 私が教室に通い始めた頃、女子高生が何人かいました。確か高校1年生くらいだったと思う。その頃、英語の採点をよくしてくれていました。 そんな彼女たちの姿を見かけなくなって2年、再び現れ私の採点をしてくれました。

 「まあ、熱心に取り組んでおられるのですね、えらいですね、これからも頑張って下さい。」と言ってほめてくれ、花まるをいっぱいつけてくれました。 なんだか、うれしくなって思わずほほえみ深々と頭を下げてお礼をいいました。

2002年08月20日(火)「Living on the Planet Earth(私たちの惑星地球に住む)」
 現在学習している―STORY5― です。《地球は今、温暖化や水質汚染、熱帯雨林の破壊など様々な環境問題を抱えています。 本作品では高校生の視点から先ずどんなことを考え、行って行くべきかを見ていきます。》とねらいが語られています。

 最近の作品群は比較的身近なものが多く、英文を読むと大意がつかめるようになりました。 特にこの作品の中で語られている問題は、湖のそばの家庭から流れてくる中性洗剤が湖を汚染している原因であることを取り上げています。

 このストーリーの主人公が近くにあるクリーニング屋さんを訪れて洗濯に何を使っているのかを質問しています。 《“We use soap powder, ”he said.“It cleans the clothes better than detergent. It's cheaper and it doesn't cause such bad pollution”》

 私自身も環境を少しでもよくしようと、私が出来る範囲で石けんを使うことを決めています。面倒だった石けんも使い慣れてくると平気になりました。 最近、地球温暖化の影響ではないかと言われているヨーロッパの洪水被害。そろそろみんなで考えて行動しなくてはならない問題ではないでしょうか。

 ちょっと話が横道にそれてしまいました。

2002年08月20日(火)「ナンデ、なんで、何でそうなる?」
 ずいぶんご無沙汰しました。学習は続けています、ご安心下さい。前置きはこれくらいにして本題に入りましょう。 《“keep〜ing”で「〜し続ける」“keep〜 from…ing”で「〜に…させない(ようにする)」という意味になります。》

「なんでそうなるの?」私には合点がいきません。いくら私がわめいても決まりだからそうなるのでしょうけれど、、、。 そこで犯人は“from”なのか?と辞書を調べてみました。私が記憶している“from”は“から”と解釈してきました。 “from”には【起点、出発点】【根源】【分離】【防止、保護】などの解釈がずらずらと並んでいました。ますます頭は混乱してきました。

 ならば“keep”なのか?と。これらにも混乱してしまいました。 とうとう、あきらめて素直に覚えることにしました。

2002年07月07日(日)「私は幸せ」
 先日、私が進級テストに取り組んでいるとき可愛い男の子がそばに来て
「まだ、やとるん?むずかしい?」と話しかけました。
「うん、おばちゃんにはむずかしいんよ」と私。
「ぼく、もうテストすんだよ。ぼくなんか4さいなのにかんじがよめるんじゃ」と誇らしそうに話す。
「まあ、賢いんじゃね」と頭をなでてあげました。
とても、満足そうで可愛かったです。

 教室には、お子さんを連れて一緒に通うお母さんがいます。今頃はそのお母さん方とスーパーや、買い物途中で出会うとお互いに挨拶を交わします。 もちろん、にこにこ顔の子どもたちも一緒です。いろんな年齢層の友人がもてるなんて幸せです。

2002年06月29日(土)「遠回しな言い方・K教材2」
 “トイレ”の遠回しな言い方は、その他にも“powder one's nose”とか“wash one's hands”、“ bathroom”などと言うようです。 このK教材のイギリス人の筆者は、このような遠回しな言い方では誤解を生じるので、「ありのまま言う」方がよいと考えを述べていました。

 ものはついですが、私が回った国々では“トイレ”の表示は大体“W・C”でした。 ですから、「ウォーター・コルセットはどこ?」と聞いてみますが、分かってもらうまで時間がかかりました。 ただ発音が悪いだけの事かも知れませんけれど。

2002年06月28日(金)「遠回しな言い方・K教材」
 この頃日本では、昔“便所”と呼ばれていた場所を大方の人たちが“トイレ”と呼んでいます。 これを米国では“rest room”または“comfort station”(快適な所)と呼ぶのだそうです。私は初めて知りました。 あの、伝統を重んじる英国ですら“toilet”、“lavatory”と呼んでいるのにです。驚きです。

 どこの国でもそうなんだと人間としての奥ゆかしさを知ることができました。 余談ですが、海外へ行って「トイレはどこにありますか」と尋ねる時には、“トイレ”に関するあらゆる言葉を使っています。 ほんと、その国での呼び方が違っているのでなかなか理解してもらえないんですよ。

2002年06月28日(金)「トイレは張り紙だらけ」
 一念発起してK教材に取り組んでいます。なかなか手強いプリントたち、次から次ぎへと新しい単語に熟語。それから、より日本語らしい解釈の仕方など。  どっさり、どかっと、どど〜んと、出現しています。英語の表現の深さに目を見張るばかりです。  その対策にと毎回プリントで学んだ単語、熟語などをメモしてトイレの壁に貼っています。これが毎日のことで、もう張り紙だらけとなりました。  適当なところで、はがさないと換えって効果が薄れそうですが、その見極めに苦労しています。  このようでは、そろそろ他のよい方法を考えなくてはいけませんね。

2002年06月20日(水)「私はこう考えました・英検受験後」
 時間を追って悔しさが倍増してきました。そう、全力を尽くさなかったことにです。 翌々日、持ち帰った問題用紙に取り組んでみました。かすかな回答の記憶を便りに正解率を確認してみました。 それによると半分くらいかなと思えるような気がしました。

 落ち着いて、問題に向かってみるとほとんど回答できました。ふと気づいたことがありました。 「そうなんだ、これほどの長文が辞書なしで読めて、英語での質問に答えられるようになっていたんだ」と。

 そう思うと、急に自信が沸いてきました。これからも前向きで、ポジティブにいきましょう。

2002年06月17日(月)「英検3級は惨敗でしょう」
 昨日試験を受けてきました。全くと言っていいほど緊張感もなく、リスニング・テストにいたっては、やまかけで回答欄を塗りつぶしました。

 こんな投げやりな気持ちで受験したのは、私の人生で初めてのような気がします。 今まで社会人となっても、数々の受験をしてきました。その都度、精一杯闘って来たのにです。

 あとから、じわじわと悔しさが効いてきました。

体験記1(2000/07/12〜) 体験記2(2000/12/25〜)
体験記3(2001/05/10〜) 体験記4(2002/06/17〜)

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