左側がキット、右がオリジナル作品です。最近はほとんどキットを買わなくなりました。  

管球小国のページ

  真ん中のコーナーにいろいろと雑文を書いて行こうかと思っています。

4球式に改造したミニEQアンプの記事を改訂

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6BM8SS(TU-870)キット

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3008SS(TU-873)キット

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6L6GCキット

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管球式CDプレイヤーキット

 

管球リンク

   

AMUSEアミューズ2月28日号に真空管アンプの世界と言う特集記事があり、一般雑誌にしては、非常に充実した内容の記事で楽しく読ませていただきました。最初に岸本秀夫さんと言う方のリスニングルームが紹介されていて、メッシュ管の2A3に差し替えてあるサンオーディオのキットとか、ウェスタンエレクトリック社の300Bシングルアンプがずらりと、「真空管を差し替えれば同じアンプで音が2度、3度楽しめる。トランジスタではそれが出来ない。これも真空管アンプのたまらない魅力なんです。」本当に同感です。

次に真空管アンプで音楽が聴ける店がこんなにあると言う事ですが、東京や埼玉の店が多く、京都のお店を除いて関西の店の紹介が少ないのが残念。震災前に神戸にJAZZ喫茶があり、マッキントッシュのアンプとガラードのアナログプレイヤーで暖かい音楽を聴かせてくれたお店がありました。震災後もしばらくやってましたが、建物にヒビが入ったのか響きが変わってしまって残念と思っていたのが、その後は廃業されてしまいました。残念です。クラシック音楽を管球アンプで聴かせてくれるお店がないというのが寂しいですね。

本誌オリジナルアンプの特集では私もROM会員である「手作りアンプの会」が紹介されており、ブリキ製?の自動車のおもちゃがそのままシャーシーに早変わり、走るアンプが楽しいです。工夫次第でお金をかけずに真空管アンプが作れると言う事です。

次は、管球小国にも登場しているTU870や真空管式CDプレイヤーのキットが入手出来るお店が紹介されています。オーディオ南海が紹介されていました。店長の堀さん曰く、「家で聞くような音量で鳴らすなら絶対に真空管アンプの方がいいでしょう。小さな出力でそれなりの音が出せるのが真空管の良さです。」なるほどなるほど...

次がちょっと高価なビンテージアンプ、ブランドものの管球アンプを販売している高級ショップを紹介。名古屋のお店が紹介されていますが、本当に名古屋は管球アンプの殿堂と言える位、お店が豊富にあります。結構、ジャンク品でも良いものが買えたりします。

最後にWEBサイトの紹介で、有名な木村さんの「東京都市生活+真空管オーディオ+猫のページ」とかいろいろ紹介されていますが、渋いのは三栄無線のページが紹介されている事で、このお店は、昨年の8月に秋葉原店を閉鎖しましたが、ホームページを媒体に通販中心で現在もアンプキットを販売しています。往年の名器をもう一度復活して欲しいです。(特にプリアンプ関係が充実していた。)

ところで、先日、名古屋から大阪日本橋に進出して来た「ハイファイ堂」でALETECの902Bドライバーを入手しました。これにヤフーオークションでゲットしたマルチセクトラルホーン(アルミ製)をつけて聞いていますが、最初、聞いた時にはブラームスのピアノコンチェルトなどを再生したら、高音に歪みが目立ちます。ネットワークのせいかと思っていろいろやって見たが良い音にならない。それでもしやと思ってユニットを分解してみたらダイヤフラムを外してらその前部について半球形のパッドがユニット枠に接着材で固定されているのがはずれているを発見、これを瞬間ボンドで固定したら、澄んだ高音がバッチリ聞こえる様になりました。アルミのセクトラルホーンは独特の余韻がつきますが、サイズが両幅70センチ位ある大型のものなので音の吹き出してくる広がりがすごいです。部屋一杯に響きが広がる様になり、大満足(2A3のシングルアンプをつないでいます。この性能が素晴らしいので常用機になりつつあります。3W足らずの出力でも十分に楽しめます。LPレコードなんか音が浮き出してきます。) 2001年2月26日

最近、RCAの2A3を入手して、先日、製作した2A3シングルで聞いています。中国管に較べて音の抜けが一層よくなり、レンジが拡がり、すがすがしさが増した感じがします。CDの最新録音を聞いても違和感なく、極めて自然でノビノビと音を聞かせてくれます。2001年1月末日

私のリスニングルームは自作の管球アンプが並び、「管球王国」ならぬ「管球小国」と化しています。

どれも未熟な初心者が組み立てたもので程度は低いですが、それでもなかなか味わいのある音を聴かせてくれます。

休日のひととき、今日は、どのアンプを選ぶか、また、その球を選ぶか等、管球アンプならでは楽しみに浸れます。

  • 管球アンプの奥は深く、種類も多く、自作の楽しみもつきません。この間、組立てたアンプをこうすればもっとよくなるのではとか考えながらいろいろと改良しています。
  • 管球アンプの良さは、小出力でありながら、豊かな響きがする。
  • 音の抜けが良い。管球式のアナログレコード用のイコライザの音は、それがNFB方式の初心者向きの回路であっても非常に音に透明感があり、カートリッジを通してレコード盤に収録されている音の奥が見通せる様な感じがする。ピアノなど立ち上がりは非常にシャープで、リアリティがある。

注意したい事

1.安全第一、高圧電流を扱うので危険が伴います。

2.自作アンプの運転は必ず目の届く所で行う。

3.このページを見て製作された場合の危険性やトラブルについては、各自の責任で行って下さい。

最近、半導体アンプのキットも組み立てましたが、これもある意味では素晴らしい再生音を聞かせてくれます。

デバイスの違いで優劣を云々するよりも自分の愛機でどれだけ音楽が満足して楽しめるかと言う事を考えるべきだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


6BM8SSオリジナル


6BQ5シングルオリジナル

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6BQ5PPオリジナル

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管球式イコライザー


12AX7A管球式プリアンプオリジナル 北斗七星

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12BH7A SRPP回路管球式プリアンプオリジナル

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古典的回路のお勉強2A3SSの設計と製作

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外部電源方式CR型高SN比達成のミニEQアンプ