RCOJ ドライビングスクール in 筑波
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 自分の順番が近づくと、準備をしてクルマをスタートラインに持って行く。グローブを してヘルメットを被ると、外界と隔離された自分だけの世界に陥ってしまう。 もう頭の中は真っ白けなのだ!まずい〜。とにかく大井さんの後を付いて走る。もう必死。 単独走行(と言ってももう一台コースに入っているのだが)になるともうダメ。気分だけが どんどん高揚して行く。少しペースアップしてみるとお尻を振りまくり。うぉおお。 恐ろしい〜
 しかし、先ほどの大井さんの運転で「こんなに攻められるんだ」とスピード感覚だけを覚 えていた私はペースアップ。ところが私のハチャメチャなハンドルさばきでは、ますます 手に負えなくなってきた。そこで失態を演じてしまった…。最終コーナーを過ぎて、一番 スピードが乗っておりガードレールにも近い場所でタコ踊り!!うわわわ!!ガードレー ルが迫る〜!私も必死だが、ガードレールの向こうのみんなも一歩下がっている!タコ踊 りすること3回。最後は完全にスピンしてエンスト。何とかトマトは無傷。ほっとしたと いうのが正直なところ。しばらくポケッとしていたが、ふと我に返って再始動。その後は 少し冷静になってペースを落とし、丁寧に走った(つもり)。チェッカーが出され、走行 を終えたあとはぐったりとなっていた。汗もかいている。
 ん〜いかん。全然頭を使っていない。こんなのはヤダ。苦笑するMさんからは「ハンド ルをきったりする操作全般が遅れている」とアドバイスを貰った。とにかく必死だったか らな〜。パイロンよけるだけでもう手いっぱい。(笑)効率良く走るためのコース取りな んて全然出来てなかった。しばらくは高揚した頭をクールダウンするために休憩した。し ばらくして再トライ。せっかくの機会なのだからばんばん走らなければ。一巡した後は各 自好きなように並んで2台ずつ走行する。適当に大井さんが同乗してアドバイスをしてく るという形。
 とにかくすがる気持ちで同乗してもらう。少し座席を寝かせすぎている、というドライ ビングポジションのアドバイスも貰う。私のトマトはシートもノーマルであるし、特に ドラポジは重要であるとのこと。多少ハンドルを押し付け気味にしてGがかかるときに 身体を支えるのだ。途中で大井さんに運転席を譲る。私の悪い運転の再現しながら大井さん がいろいろとコメントをしてくれる。ここで初めて明確な反省点が浮かび上がった。 まずコーナーでは一定のRを大き目に描いて周ること。私の場合適当にハンドルを切り足 したりしてコーナリング中でもとにかく忙しい。次にアクセルのめりはり。コーナー前 での加重移動やコーナー脱出時にはしっかりアクセルをふかして踏めるところでは踏んで行く。 まあ、そんな訳で本日の目的であるアクセルとハンドルの連携というテーマそのものが全然 出来ていなかったりする。(笑)このアドバイスの後はかなり余裕を持って走れるようになった。 戻ってみてみるとタイムは大して上がっていないものの、同じタイムでも運転に余裕が 出ればそれも成果である。後は削れるところを削って行けばよいってことかな。
 その後何回か走行。タイムは大して伸びない。…しかし、面白い!そっかージムカーナ(?) ってこんなに面白いものだったのかー。漫然と走っているだけではタイムはなかなか 伸びない。早く走るためには自分で試行錯誤して、効率良く走る方法を身体に覚えこませて いかなければならないのか。しかし、正直言って、この時点では私はただ走るのが面白くて ぐるぐる〜ぐるぐる〜周っているだけ、と言った感じ。そのくせ、走行を終えて戻ってくると タイムを見に行ってガッカリしたりする。(笑) ま、最初はこんなもんか!?

 皆さんの目前でタコ踊りをした赤NBとして印象付けられたらしく、最後に”カードレール危機一髪で したで賞”をいただいた…。次回はもう少し違った理由で賞をいただきたいものである。 いただいたRCOJのバンダナをバネにして、ドラテク向上に努めることを決意するのであった。

Last Update 1999.12.24

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