決勝 天気 曇り 第一ヒート 14時20分スタート(20周)
本来ならば30周+50周の2ヒート制であったが、決勝のスタート進行
がまさに開始せんとする時、富士は霧で包まれた。結局1時間15分
遅れでレーススタート。20周+30周のスプリントレースとなった。
まずは第一ヒート。セミウエットの
路面状況でレースはスタート!GT
-500はポールのauセルモスープラ
(竹内)がリード!
なんと1周目からスピンが続出!ZENTトムススープラ(黒澤)がAコーナー
でスピン!同じくダイシンアドバンシルビアも1コーナーでスピン!
GT-500クラス暫くはauセルモスープ
ラがトップを守るが背後から迫って来
たのカルソニックスカイラインGT-R
(井出)。1周目は5位、3周目は2位そ
して4周目トップに立つ。
GT-300クラスはポールのWeds Sports
CELICA(田中)がトップを独走!
さて後方ではポイントランキングトップのESSOウルトラフロースープラ(飯田)
がRaybrigNSX(加藤)と激しく5位争いを演じていた。
一方GT-300クラス。レース後半、路面が乾いてくると、スリックタイヤ組が
急激にラップタイムを上げてくる。1周目スピンしたダイシンアドバンシルビ
アも追い上げ開始!一方Weds Sports CELICAは11周目ピットイン!スリッ
クタイヤに交換した。
予選8番手のザナビィニスモGT-R(本山)はじわじわとトップグループ
を追い上げ、15周とうとうauセルモスープラを抜いて3位に
これでGT-Rの1-2-3を形成した。そしてザナビィニスモGT-Rは更にモチュ
ールピットワークGT-Rをオーバーテイク!
トップを行くカルソニックスカイラインGT-Rはそのまま走りきり優勝!
そして、2位に入ったのはデンソーサードスープラ(シュワガー)。ドライタイヤ
で臨んだシュワガーは前半は15位を走行していたが、後半路面が乾いてく
ると猛ダッシュ!GT-R勢に割って入り2位をGet!第一ヒートの表彰台で
シュワガーが「オリドセンシュ ガンバッテ!」とエールを送っていました。
そして同じくドライタイヤで臨んだハセミスポーツ・エンドレス・Z(柳田)
こちらもレース後半に激しく追い上げ見事優勝となった。2位にもドライ
タイヤ組のECLIPSタイサン アドバン バイパー(木下)が入りタイヤチョ
イスが命運を別けたGT-300クラスであった。
順位 | No | 車名 | ドライバー | 所要時間(差) |
1位 | 12 | カルソニックスカイラインGT-R | 井出有治 | 31分22秒121 |
2位 | 39 | デンソーサード スープラ |
R・ライアン | +6秒958 |
3位 | 23 | ザナビィニスモGT-R | 本山 哲 | +7秒406 |
順位 | No | 車名 | ドライバー | 所要時間(差) |
1位 | 3 | ハセミスポーツ・エンドレス・Z | 柳田真孝 | 32分27秒596 |
2位 | 55 | ECLIPSタイサン アドバン バイパー | 木下隆之 | +2秒311 |
3位 | 81 | ダイシンアドバン シルビア |
植松 忠雄 | +1 Lap |
天気 曇り 第二ヒート 16時30分スタート(30周)
第一ヒートはセミウエットからドライへとなったが今度は完全にウエット
コンディション。タイヤチョイスに関しては迷いなくレースに臨める状態と
なった。
第二ヒートGT-500クラストップに
踊り出たのはデンソーサードスー
プラ(織戸)。カルソニックスカイラ
インGT-R(トレルイエ)は2位走行
となった。
しかし2周目ホームストレートでGT-300クラスのシグマテックとマッハ号が
クラッシュ。そのパーツを踏んだかRaybrigNSX(光貞)がコントロールを失
い、ディアブロの真正面衝突!これでセイフティカーランとなった。
セイフティカーランが終わり、レース再開。トップはデンソーサードスープラ。
だが9周目の1コーナーでカルソニックスカイライン、モチュールピットワーク
GT-Rに一気に抜かれ3位に落ちた。
一方GT-300クラス、1周目からトップに立ったのは、JIM RodeoDrive アドバ
ンF360(田中)。2位にはECLIPSタイサンパイパー(山田)が付いたが、
ハンドリング悪化でペースダウン。
トップに立ったカルソニックスカイライン。僅かにモチュールピットワーク
GT-R(ライアン)に差を付けトップを堅持。
さて雨が降ると各所でコースオフが相次いだ。写真はFKマッシモアドバン
ポルシェ(山岸)無事にコースインしてレースを続行。
こちらはKosei Spritt MR-S(松永)こちらもレースに復帰。
第一ヒートTOPのハセミスポーツ・エンドレス・Z(木下)はなんとワイパー
トラブル。雨の中、まさしく恐怖のドライビングとなった。
一時はGT-Rの1-2-3フォーメーションを形成したが、レース後半ザナヴィ
ニ
スモ GT-R(M・クルム)が突然のペースダウン。25周目にはauセルモスー
プラ(立川)にも抜かれる。これでauセルモスープラは3位に浮上
さらにESSO、TAKATA、そして28周目にはヘアピンでデンソーサードスー
プラにも抜かれ7位に落ちた。これで総合5位となりウエイトを落とす事に成功
した。
GT-300クラス。一時はバイパーを抜き2位走行となった、PLUS
e タイサン
アドバンGT3R(山路)。しかし最後の最後でバイパーに抜かれ3位となった。
GT-300優勝は、余裕の走行で優勝したJIM RodeoDrive アドバンF360。
そして2位にはハンドリングに苦労しながらPLUS
e タイサンとのバトルを
制したECLIPSタイサンパイパー(山田)が入った。
第二ヒートエッソウルトラフロースープラ(脇阪)は結局4位。総合で6位という
事で結果としてはまあまあ。しかしザナヴィ ニスモ GT-Rとはシリーズポイン
トで同点となり、次戦の富士、そして茂木の2戦が注目!
富士では特に苦しいNSX。雨が降っても苦しさは変わらず・・。第二ヒート
NSX勢トップはTAKATA童夢NSX。第二ヒート(道上)は5位と健闘!総合
でも8位が精一杯。相変わらず苦しい・・・。
今回は各ヒート毎に簡単な表彰式があり
ました。写真は第2ヒート3位の立川祐路。
今回もポールを獲るもの、優勝出来ず。
一寸不満気味の表彰台でした。
それにしてもGT-Rは強い!次戦も富士。今度こそ高速バトルになるのは
必至。果たして勝利の神は誰の頭上に微笑むのか?総合順位の表彰式
の模様は表彰式を見てください。
順位 | No | 車名 | ドライバー | 所要時間(差) |
1位 | 12 | カルソニックスカイラインGT-R | B・トレルイエ | 1時間0分33秒078 |
2位 | 22 | モチュールピット ワークGT-R |
R.ライアン | +1秒341 |
3位 | 38 | auセルモスープラ | 立川佑路 | +44秒235 |
順位 | No | 車名 | ドライバー | 所要時間(差) |
1位 | 11 | JIM RodeoDrive アドバンF360 | 田中哲也 | 1時間0分41秒524 |
2位 | 55 | ECLIPSタイサン アドバン バイパー | 山田英二 | +11秒110 |
3位 | 26 | PLUS e タイサン アドバン GT3R |
山路慎一 | +12秒253 |
それでは総合の結果です。↓
順位 | No | 車名 | ドライバー | 総合ポイント |
1位 | 12 | カルソニックスカイラインGT-R | 井出有治/ B・トレルイエ |
30+30=60 |
2位 | 22 | モチュールピット ワークGT-R |
影山正美/ R.ライアン |
27+29=56 |
3位 | 39 | デンソーサード スープラ |
織戸学/ D・シュワガー |
29+25=54 |
順位 | No | 車名 | ドライバー | 総合ポイント |
1位 | 55 | ECLIPSタイサン アドバン バイパー | 山田英二/ 木下隆之 |
29+29=58 |
2位 | 11 | JIM RodeoDrive アドバンF360 | 松田秀士/ 田中哲也 |
27+30=57 |
3位 | 3 | ハセミスポーツ・エンドレス・Z | 木下みつひろ/ 柳田真孝 |
30+24=54 |