この日は島を全体的に把握するためにもあちこちちょっとずつ竿を出しながら回ってみる。まず行ってみたのは「釣り浜」という場所。そのまんまじゃん。期待しながら行ってみるとちょっと厳しそう…。

というのはここはワンド状になっており、そのワンド内は浅い。ワンドを出るとそこは水深もありなんと言ってもものすごい流れが発生している。ここは父島と兄島の間に当たる地で、この間をものすごい潮流が流れているのだ。この潮流の中にぶち込むにはワンドの端っこにつきだした突端の岩場まで行かないといけないのだが、ここに行くには半身漬かりながらじゃないといけない。おまけに落ちたりしたら一気に潮流に流されて、どこまで行ってしまうか分からない。親父の遺恨もあるため、ここは危険を冒すのはやめておこうということでワンド内を軽く流してここを去った。
あとで聞くと突端まで行けば磯マグロなど数十キロクラスがかかるらしい。すげ…。会う地元の釣り人ごとにその武勇伝を聞かされた。
この日は結局小笠原の青い海の誘惑に負けて釣りより、行く浜ごとにスノーケリングをしてしまった…。
結局港でまたワケの分からない魚とヒョウ柄を一匹釣っただけでした。

なんか顔が怖いよ〜。こいつ。
あと、この島には一つだけ河川が流れているのでここもちょっと覗いてみた。

なかなか雰囲気も良くなにやらうようよ魚が泳いでいる。

20センチ前後といったところだろうか。何か確かめたく取りあえずスプーンを投げてみたがみんな逃げていくw
フィッシュイーターじゃないみたいだね。近くに看板があったので見てみるとこの川にはテラピア・グッピー・ウナギ等がいるそうだ。
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