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54.恨み残さじ-空也十番勝負 青春篇 No.2- 55.剣と十字架-空也十番勝負 青春篇 No.3- 56.異郷のぞみし-空也十番勝負 青春篇 No.4- 57.未だ行ならず-空也十番勝負 青春篇 No.5- 58.異変ありや-空也十番勝負(六)- 59.風に訊け-空也十番勝負(七)- 60.名乗らじ-空也十番勝負(八)- 61.荒ぶるや-空也十番勝負(九)- 62.奔れ、空也-空也十番勝負(十)- |
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無月ノ橋、探梅ノ家、残花ノ庭、夏燕ノ道、驟雨ノ町、蛍火ノ宿、紅椿ノ谷、捨雛ノ川、梅雨ノ蝶、野分ノ灘 |
鯖雲ノ城、荒海ノ津、万両ノ雪、朧夜ノ桜、「居眠り磐音江戸双紙」読本、白桐ノ夢、紅花ノ邨、石榴ノ蝿、照葉ノ露、冬桜ノ雀 |
侘助ノ白、更衣ノ鷹(上下)、孤愁ノ春、尾張ノ春、姥捨ノ郷、紀伊ノ変、一矢ノ秋、橋の上、東雲ノ空、秋思ノ人 |
春霞ノ乱、散華ノ刻、木槿ノ賦、徒然ノ冬、湯島ノ罠、空蝉ノ念、弓張ノ月、失意ノ方、白鶴ノ紅、意次ノ妄、竹屋ノ渡、旅立ノ朝 |
※ → 「空也十番勝負」 公式サイト
53. | |
「声なき蝉-空也十番勝負 青春篇-」 ★★ |
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“居眠り磐音江戸双紙”シリーズ完結を以て始められた新シリーズ。磐音の嫡子=坂崎空也を主人公とする、青年剣客による武者修行ストーリィ。 “十番勝負”と副題されているからには少なくとも10巻が予定されているのでしょうか。 本書はその最初となる<1番勝負>の巻。 “磐音”最終巻「旅立ちの朝」の最後、空也は家族に別れを告げて武者修行に旅立ちますが、最初に目指した先は薩摩藩。他国者の出入りを厳しく排除し、またお家流である東郷示現流は門外不出として秘匿している特異な藩。 当然ながら空也が簡単に薩摩藩に立ち入れる筈もなく、上巻では何とか薩摩藩への道を探る空也と、それを断じて妨げようと執拗に空也をつけ狙う外城衆徒(正規の藩士ではないらしい)との苛烈な戦いが描かれます。 下巻は、外城衆徒の放った毒矢に傷つけられ滝壺に転落した空也が、瀕死の状態で川を流されているところを幸いにも助けられ、2ヶ月後にようやく意識を取り戻した後のストーリィ。 空也を救ったのは、薩摩八代藩主の御側御用を長年務め、江戸から所領地に戻る途中の渋谷重兼と江戸育ちのその孫娘=眉月。 そのおかげで空也は、薩摩藩内で重兼の庇護のもと、示現流とは同根同流ともいえる野太刀流を修行できることとなります。 題名の「声なき蝉」とは、肥後藩内~薩摩藩内と自らの出自を隠すため<無言の行>を貫き口が利けないふりを通したことと、地上に出るまで7年間を地中で過ごす蝉に、空也が自分を模したことからの題名。 16歳から18歳までの2年余に亘る空也の成長と眉月との恋が描かれ、本上下巻とも読み応えはたっぷりです。 “磐音”の場合は故郷で親友との死闘、脱藩とマイナスからのスタートでしたが、空也の場合にはそれがなく、爽やかで天分に溢れた青年剣士としての、未来に向けた清新なストーリィに仕上がっています。 また“磐音”でのおこんに勝るとも劣らないヒロイン=眉月の存在も魅力的。 これからの展開がとても楽しみです。 (上巻) 序章/1.十六の夏よ/2.関所の舞い/3.国境めぐり/4.再び矢立峠へ/5.願掛け行 (下巻) 1.眠りの中で/2.再起/3.薬丸新蔵/4.具足開き/5.赤松の囚われ人/終章 |
54. | |
「恨み残さじ-空也十番勝負 青春篇-」 ★★ |
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“空也十番勝負 青春篇”第2弾。 薩摩藩を出た空也は人吉藩に戻り、タイ捨流丸目道場で修業を続けます。 道場主の丸目種三郎は、空也を狙う東郷示現流との関わりを承知したうえで滞在を認めます。 その道場で空也が親しく交わるのは、常村又次郎。 丸目に滞在を許されたからといって空也は城下の人吉だけに留まらず、人吉藩内の山中に分け入り厳しい修業を引き続き重ねようとします。その過程で、山賊たちとの対決、秘境の村=五箇荘樅木への立ち入りも。 そして空也を狙うことを諦めない酒匂兵衛入道の弟子たちとの闘い、最後はその一人との勝負が<二番勝負>となります。 青春&風雲といった印象が強く、ドラマチックな展開だった「声なき蝉」に比べると随分穏やかになってしまったと感じますが、そこはそれ、薩摩藩が格別の場所だったと思うべきでしょう。 本作でも、着実に成長していく空也の姿が感じられ、それなりに楽しめました。 前作で印象的だった登場人物、空也と互いに恋し合う渋谷眉月、武名を上げんと江戸に乗り込んだ野太刀流の薬丸新蔵も再び姿を見せるところは嬉しいこと。 続刊が楽しみです。 1.新入り門弟/2.江戸の旋風/3.樅木の郷/4.五木の子守歌/5.ふたたびの |
55. | |
「剣と十字架-空也十番勝負 青春篇-」 ★☆ |
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“空也十番勝負 青春篇”第3弾。 第1・2弾で凡そのストーリィ方向は見えて来たので、興味は少々減った観あり。それでも読むのは惰性でしょうか。 前巻の最後で行く先不明のまま船に乗り込んだ空也が行き着いたのは、五島列島の福江島。 しばし肥前福江藩下の、樊噲(はんかい)流桜井冨五郎道場に滞在し、道場弟子たちと交流を深めた空也でしたが、東郷示現流の追手たちの気配を感じてさらに中通島へ。 さらにそこで出会った謎の女=しまの協力依頼を受け入れた空也は、しまの雇い入れた船で、肥後丸の主船頭である奈良尾の治助との落ち合い場所である野崎島へと向かいます。 隠れ切支丹が住むという野崎島には、しまが追っている長崎の出島から出奔したプロシヤ人神父、その正体は恐るべき異人剣士マイヤー・ラインハルトが潜んでいる筈。 3番勝負の相手は異人剣士、というのが本巻の設定ですが、そこにそれ程の面白さはありません。 本巻の面白さは、見知らぬ土地への旅行き、私も行ったことのない五島列島の島めぐり、というところにあると言ってよいでしょう。実際、地図を眺めながら五島列島のことを少しは知ることができた、という気分です。 もちろん江戸での磐音や薬丸新蔵の様子も、折々に織り込まれています。 空也の旅程を磐音に知らせるのは、薩摩藩の渋谷重兼と、その孫娘で空也の想い人でもある眉月という次第。 1.島の道場/2.福江の海と山/3.小梅村の新蔵/4.島の女/5.異人の剣技 |
56. | |
「異郷のぞみし-空也十番勝負 青春篇-」 ★ |
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“空也十番勝負 青春篇”第4弾。 率直に言って、もはや惰性で読んでいる、という感じです。 それでも、青春ストーリィという趣きがあるからこそ、引き続き読んでしまいます。 前作の舞台である五島列島から再び船に乗った空也が向かった先は、高麗(朝鮮)を目にできる地=対馬。 そこでは対馬藩と朝鮮との交易を探る公儀隠密と関わったことから、対馬藩からも追われることに。対馬藩と手を結んだ朝鮮剣士たちが空也の後を追います。 対馬から脱出した空也は壱岐島に寄り、壱岐島に隠れ住むように暮らしていた剣士と交流します。 そしてさらに、平戸島へ。 何やら、武者修行であることは誤りないにしろ、どこか島巡り観光をしているような印象も否めず、そして人との交流もあまり濃くならず転々としているという風で、何となく物足りなさを感じる次第。 一方、江戸の坂崎磐音一家、尚武館道場の様子も描かれますが、こちらはすっかりホームドラマになった風。 “空也”シリーズの中では、物足りない巻になりましたね。 1.陸影はるか/2.尚武館の具足開き/3.薩摩からの便り/4.猿岩の二人/5.高麗剣法 |
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「未だ行ならず-空也十番勝負 青春篇-」 ★☆ |
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“空也十番勝負 青春篇”第5弾にして完結編。 冒頭、長崎街道を歩き、大村を経て空也は長崎へ。 途中の大村から道連れとなったのは、篠山小太郎と名乗る剣士。気さくな反面、正体不明なところもあり、という人物。 長崎に着いた空也が早速訪ねたのは、五島列島で出会った長崎会所の密偵=高木麻衣。 次いで対馬の杣小屋で出会った長崎奉行所の密偵=鵜飼寅吉。 その2人のおかげで長崎奉行=松平石見守に面談した空也、石見守の命により江戸から奉行所に赴任してきた配下の「大坂中也」という偽名をもらい、長崎奉行所の長屋を住まいとして修業を続けます。 舞台が長崎、そして長崎会所と長崎奉行所の庇護下にあるということで、これまでの4作に較べて割と平穏。 空也が麻衣に案内され長崎を歩くあたり、空也らと一緒に当時の長崎を観光して回っているような楽しさあり。 また、かつて父・磐音が長崎にやって来た時に出会った望海楼の女将らと空也が会う場面には懐かしさ余りあります。 とはいいつつ、空也と薬丸新蔵を流派の仇と執拗に狙う東郷示現流酒匂一派の陰が常にちらつきます。 一方、幾つかの事柄が本作で決着がついていく、という印象。 渋谷眉月が江戸へ戻ることを決め、祖父の重兼と一緒に長崎で空也に再会。その後江戸に戻った眉月は尚武館道場へ。磐音・おこん・睦月らと会い、空也との仲が皆に認められた形に。 さらに睦月の縁談がまとまります。 そして最後は、酒匂兵衛入道の次男=次郎兵衛と新蔵が江戸で対決、嫡男=太郎兵衛と空也が長崎で対決し、本作の幕が下ろされます。 なお、「空也十番勝負」と名付けられながら五番勝負が終わったところでの完結の由。 著者の佐伯さん自身が喜寿(77歳)を過ぎ体調維持が難しくなったこと、空也も20歳となりもはや「青春篇」とも呼べまいということで「空也十番勝負 青春篇」で了とすることにした、とのことです。 予想外の結末で終わったことからその後を確かめたいという思いがある一方、正直なところホッとする気持ちもあり。 いずれにせよ、空也と眉月2人の元気な姿をまたお目にかかりたいものです。 (上巻) 1.改名/2.父の秘密/3.新蔵の迷い/4.小太郎の正体/5.過ぎし日に (下巻) 1.エリザ号入港/2.江戸戻り/3.長崎の眉月/4.同門勝負/5.崇福寺の戦い |
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「異変ありや-空也十番勝負(六)-」 ★☆ |
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2018年12月で「青春篇」が了。 その後のんびりしてしまい、3年後からシリーズが再開されていたこと、全く気付かずにおり、続巻を読むのが遅くなりました。 まぁここまで読んできたのですから、最後までお付き合いしようという気持ちです。 なお、既に10巻目「奔れ、空也」も先月5月に刊行され完結済ですから、マイペースで読み進めていこうと思っています。 さて、前巻、最後の勝負で相手を倒したものの、自らも刃を受けて倒れた空也、英国人医師の執刀で命を取り留めたものの、意識を取り戻さないままの状況が続いている、という処からスタートしています。 奇跡的な回復を遂げたのは、長崎会所の密偵である高木麻衣のおかげ、という次第。 長崎で覚醒した空也、麻衣たちから教授され、この町において異国人との往来、海外事情を垣間見ることになります。 そして麻衣の応援要請に応じ、何と○○にまで足を延ばし、その地で思いもよらぬ六番勝負を行うことになります。 そして最後、九州での修業を終え、新たな修業の地を目指す、というところで本巻は了。 要は、前巻で倒れた処からの覚醒、ちょっとした事件を経て、再び修業を開始すべく始動する、という「青春篇」と今後の「十番勝負」後半を繋げる巻と言って良いでしょう。 再び空也の雄姿を見ることができたことには、やはり心浮き立つものがあります。 序章/1.姉と弟/2.出島の暮らし/3.飛び道具/4.異郷訪問/5.過ぎし縁/終章 |
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「風に訊け-空也十番勝負(七)-」 ★☆ |
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本巻の舞台は、長州藩毛利家の城下町=萩。 折しも毛利家内では、御用商人と組んで藩政を壟断する毛利家分家の国家老=毛利作兵衛派<当職派>と、若い藩主=毛利斉房を支持する<当役派>との対立が一触即発の危機を迎えていた。 否応なく藩内構想に巻き込まれた空也は、若い下級藩士の若者たちと行動を共にします。 斉房との面会、さらに助言まで為したことを通じて、今や空也は単なる剣客の枠を超え、大きく成長したことが示されます。これは長崎での経験によるものなのでしょう。 その意味で本巻は、空也のステップアップを示す、節目となる巻と言って良いと思います。 なお、空也の七番勝負の相手は、敵方の東郷四方之助。 なお、冒頭、「もう一人の武者修行者」が登場します。 安芸広島藩・浅野家の重臣の次男、佐伯彦次郎。 浅野家の小者である老爺の伴作と愛鷹の千代丸を連れ、19歳で武者修行の旅に出て5年、という人物。 ただ、道場破りで資金を稼ぎ、旅籠に泊まって食事も優雅に堪能するといった具合で、他の道場に敬意を払い野宿も厭わぬ空也の武者修行ぶりとは対照的。 最終的に、彦次郎と空也は対決することになるだろうと暗示されています。 刺激や興味という点では、大人しめの巻。でも読み逃せません。 1.もう一人の武者修行者/2.宿坊の密議/3.そなた、何者か/4.対決の刻/5.ふたりの修行者 |
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「名乗らじ-空也十番勝負(八)-」 ★☆ |
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空也、冒頭はまず浅野家広島藩へ。 そこで空也が訪れた道場はというと、佐伯彦次郎が学んだ間宮一刀流道場。 そこで空也は道場主の間宮久孟(くもう)らから歓迎されて受け入れられます。となれば必然的に会話に上るのは、空也と彦次郎の対照的な武者修行ぶり。 広島の後は姫路へ。そこで破れ寺で町人ら相手に道場を開いている辻無外流の撞木玄太左衛門の元を訪れ意気投合。しばらく足を留めますが、権高に辻無外流正統を主張する藩認可の道場とのいざこざに巻き込まれます。 さらに空也は明石藩へ。撞木を狙う辻無外流道場の追っ手を自ら引き受けようと始めたのが「殴られ屋」稼業という次第。 次に空也が目指したのは京の西、愛宕山の天台宗月輪寺近くにあるという<空也瀧>。 そこで空也は、後を追ってきた、名前を名乗らない剣客と八番勝負を繰り広げます。 本巻で注目されるのは、空也が武者修行を終え、<姥捨の郷>に向かうことを明言すること。 一方、江戸で空也の帰りを待つ磐音も、ある出来事から、空也の成長ぶりを確信します。 そして、空也からの書状が届いたことを機に、霧子と眉月姫らは空也を迎えるため姥捨の郷へと旅立ちます。 また、佐伯彦次郎も、空也が最後に向かう先が姥捨の郷であることをつかみ、そこが勝負の地と思い定めます。 本巻、“空也十番勝負”終わりの始まりとなる巻、と言って良いと思います。 1.間宮一刀流/2.戦い為らず/3.月明かりの立ち合い/4.二代目殴られ屋開業/5.修業未だ |
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「荒ぶるや-空也十番勝負(九)-」 ★☆ |
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姥捨ての郷へ向かう空也、途中立ち寄ったのは、京の都。 そこで空也は、舞子である弐條院桜子の或る相手役として、思わぬ体験をすることになります。 まぁ、これも武者修行の一環といえば一環と言えるでしょうけれど、ハプニングと言っても良い出来事で、本巻における一番の楽しみでしょう。 その後は、鞍馬山で修業、思わぬ道連れを得ての鯖街道、そして若狭小浜藩への立ち寄り。 そして琵琶湖に浮かぶ竹生島で、隠居済の薩摩藩第8代藩主であった島津重豪が差し向けた刺客=建部民部と九番勝負を繰り広げます。 その建部、薩摩示現流の遣い手ではなく、騙し手を使う、これまでにはなかった敵であり、対する空也の姿勢もこれまでとはちょっと違うようです。 一方、<野立自顕流>を標榜する薬丸新蔵は、薩摩示現流に対し最後の対決を行おうとします。 なお、姥捨の郷で空也を待つ霧子・利次郎、眉月らは、何やらのどかな雰囲気です。 残すところ、あと1巻のみ。 序章/1.姥捨の暮らし/2.新蔵遍歴/3.鞍馬の山道/4.鯖街道の連れ/5.海と空と刺客 |
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「奔れ、空也-空也十番勝負(十)-」 ★☆ |
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“空也十番勝負”シリーズ、完結巻。 京を旅立った空也は、室生寺へ向かう老舗袋物問屋の隠居一行と出会い、誘われて道中を共にします。 その隠居・又兵衛が空也を誘ったのは、何と柳生新陰流の正木坂道場。 そこに足を留めた空也は、新陰流門人と稽古を共にしますが、いつしか柳生新陰流が硬直化し、形骸化に落ちている実情に気づきます。 柳生の里を出た空也は室生寺まで。 そして室生寺での修業を経て、いよいよ最後の修業地と定めた大台ヶ原へと向かいます。 そこで空也を待ち受けているのは佐伯彦次郎。ついに彦次郎との十番勝負に至ります。 ストーリィ内容としては、彦次郎との一戦より、むしろ柳生道場での変遷の方が面白いと言えます。 そして最後は、やっと空也は姥捨の郷に辿りつき、姥捨の郷・江戸ともアットホームなやりとりに終始する、という結末。 やっと終わったかという思いと、ここで終わってしまうのもなんとなく中途半端な気がすると感じましたが、それは作者である佐伯さんご本人も同様だったようです。 この後、「磐音残日録」というシリーズ名になるかどうかはともかくとして、磐音・空也父子の“壮年若年篇”といった物語が新たに書き起こされるようです。 ここまで来たのですから、多分、それも続けて読むだろうと思います。 1.隠居のお節介/2.柳生の庄/3.女人高野/4.身を斬らして/5.懐かしき郷 |
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