乾 ルカ
作品のページ No.1


1970年北海道札幌市生、藤女子短期大学卒。2006年短篇「夏光」にて第86回オール読物新人賞を受賞、翌年受賞作を収録した作品集「夏光」にて作家デビュー。


1.
メグル

2.あの日にかえりたい

3.てふてふ荘へようこそ

4.四龍海城

5.ばくりや

6.向かい風で飛べ!

7.願いながら、祈りながら

8.モノクローム

9.森に願いを

10.ミツハの一族


花が咲くとき、わたしの忘れ物、カレーなる逆襲!、コイコワレ

 → 乾ルカ作品のページ No.2

 


      

1.

●「メグル」● ★☆


メグル画像

2010年02月
東京創元社刊
(1600円+税)

2013年08月
創元推理文庫



2010/03/14



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しょぼいバイト先の案内しかない大学学生部厚生課の掲示板。
アルバイト探しの学生たちに、無愛想・無表情=不気味と噂される女性職員は「あなたは行くべきよ。断らないでね」と半ば強引にバイトを押しつけてきます。
果たしてそれらはどんなバイトか、それにどのような意味があるのか。
風変りな女性職員の謎めいた言葉、バイト学生の抱える事情、そしてバイト先の謎、という3要素を組み合わせた計5篇からなる連作短編集。

謎めいたというよりちょっと不気味さあるバイト斡旋ですが、そこから繰り広げられるのは、人間味に満ちたドラマ。その意外感にはちと戸惑うところがあります。
人間ドラマだけで終わってしまうなら、面白さはあっても楽しさは今一つに留まるのでしょうけれど、本書が楽しいのは、不気味と言われる女性職員=悠木のキャラクターの魅力。
徐々に少しずつ明らかにされる彼女の人となりが、それなりに明らかにされるのは、最後の「メグル」にて。
ホラーあり、ファンタジーありの連作短編集。そこに感じられるのは、物語の面白さ、です。

「ヒカリ」:死者の手を一晩握るというバイト。
「モドル」:病院内売店の商品を入れ替えるバイト。
「アタエル」:家族の留守中、犬の餌やりというバイト。
「タベル」:作られた料理をただ食べるというバイト。
「メグル」:冬囲い撤去という庭仕事のバイト。

ヒカリ/モドル/アタエル/タベル/メグル

  

2.

●「あの日にかえりたい」 ★★


あの日にかえりたい画像

2010年05月
実業之日本社

(1500円+税)

2013年06月
実業之日本社
文庫化



2010/08/16



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22年度上半期直木賞候補6作品の内、唯一未読だったのが本書。
どうせなら、と読むに至りました。

とても肌触りの良い一冊、というのが第一印象。
舞台はいずれも北海道。過去に悔いを残す登場人物たちの前に、懐かしくも哀しくもある「あの日」が蘇ります。そして、あの日に相見えたことによって、登場人物たちはこれからを生きる勇気を手に入れる、といったストーリィ、6篇。
「あの時」を愛しむことが、今を愛しむことに通じる。
何度も忘れては、何度もそのことを思い出す繰り返し。未来を思う度に過去を思う。
人にとって「あの日にかえりたい」という気持ちは、永遠に消えないものかと思う。
だからこそ、本書の6ストーリィが愛おしく感じられます。

「真夜中の動物園」:同級生から執拗なイジメにあっている小6男子の主人公。毎夜中、家を抜け出して通った真夜中の動物園で彼が出会ったのは・・・・。
「翔る少年」:実父と義母と共に地震から避難した筈なのに、気づくと裸足で佇んでいた少年が出会ったオバサン。2人の出会いは、2人に何をもたすのか。
「あの日にかえりたい」:特別養護老人ホームでボランティアを始めた主人公が出会ったのは、偏屈な老人。主人公の名前が亡き妻にそっくりだという老人が秘めていた望みは・・・・。
「へび玉」:高校を卒業して15年、30代未婚、侘しい生活を送る主人公が抱える過去への想いとは・・・。
「did not finish」:落ちぶれたプロスキーヤーが転倒した直後にみた夢は・・・・。
「夜、あるく」:中学校に咲くハナモクレンの木の下で出会った老女とOLの出会いには、どんな繋がりが・・・・。

真夜中の動物園/翔る少年/あの日にかえりたい/へび玉/did not finish/夜、あるく

          

3.

●「てふてふ荘へようこそ」 ★★


てふてふ荘へようこそ

2011年05月
角川書店刊

(1600円+税)

2012年09月
角川文庫化


2011/07/07


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古い木造アパートながら、敷金礼金なし、家賃は僅か月13千円と好条件の「てふてふ荘」。
しかし、破格の条件にはそれなりの理由がありました。何と各部屋に一人ずつ、地縛霊が住んでいたのです。
つまり、てふてふ荘の住人になるということは、幽霊と一つ部屋で一緒に暮すということ。

楽しい幽霊ものストーリィ、結構あります。中でも幽霊と同居することになって・・・という作品は、いずれもハートウォーミングといった内容で私の好みです。本作品も、そんなストーリィのひとつ。
ただ、アパートを舞台に設定し、何組もの入居者と幽霊という組み合わせ、幾つものハートウォーミングなストーリィから成る連作風長篇小説に仕上げたところが本作品のミソ。
そしてまた、不遇を囲っている入居者たちをそれぞれ同居する幽霊たちが勇気づけ、幽霊たちもまたその恩恵を受ける、という展開パターンも。

そこに至れば、もう人間とか幽霊とかといった区別は意味ありません。
思いも寄らぬ出会い、心を打ち明けられる大切な仲間あるいは友人、そして切ない別れ。
定番の展開かもしれませんが、一方が幽霊だからこその味わいがあります。

               

4.
●「四龍海城(しりゅうかいじょう)」● ★☆


四龍海城画像

2011年07月
新潮社刊

(1600円+税)



2011/08/23



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吃音に悩む中学1年生の高橋健太郎は、近付くなと言われていた海に浮かぶ謎の城=四龍海城の境界をうっかり超えてしまう。
その健太郎に門番の老人が告げたことは、2度と元には戻れない、ただし出城料を払えるものだけが、ここから出ていけると。
城内で健太郎を迎えたのは、誤って境界を超えたり拉致されたりしてこの海城に閉じ込められた人々。
彼らの運命は、万に一つ謎の出城料を手に入れて出ていくか、感情を失って城人化するかのどちらかだという。

そんな囚われ人たちの中で唯一健太郎の吃音を笑わなかったのは、中学2年生の
葛城貴希。健太郎は初めて、貴希と友達になりたいという強い気持ちを持つ。
四龍海城という謎の建物の中で育まれる2人の友情ストーリィ。

ふと思い出すのは、
カフカ「。呼ばれてきたのにどうやっても城に入ることができない不条理を描いた「城」に対し、本作品は閉じ込められた城から外へ出ていけないという設定。
極限の状況の中に置かれているからこそ、2人の友情に価値がある、ということかもしれません。
しかし、2人が出ていくために必要な出城料とは何か。そこに不条理があるという点では、「城」に共通するところがあります。
健太郎と貴希、2人の間に友情が結ばれていくところが見処ですが、最後に入ってきて2人を支える飄々とした大学生=
関省吾のキャラクターが光ります。
彼の存在があってこそ2人の友情に火が灯った、という風。
 
結末には納得しがたいところがありますが、本作品においては結果よりプロセスが重要なのである、として納得すべきなのでしょうか。

                   

5.
●「ばくりや」● ★☆


ばくりや画像

2011年10月
文芸春秋刊

(1500円+税)

2014年10月
文春文庫化



2011/11/13



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自分に備わっているヘンな能力を持て余し、そのおかげで苦労している人の目にふと留まるのは、「あなたの能力を、あなたにはない誰かの能力と交換します」という“ばくりや”の広告。
1mも地盤沈下した土地にある、およそ古めかしい洋館風のその店に足を踏み入れた人は、表情のない白衣の男性と黒猫に迎えられます。
交換する能力と型が適合する相手を見つける迄には少々時間がかかることがある、代わりに受け取る能力を選ぶことはできない、というのが取引の条件。

何故か女性に異常に好かれる、S市から遠ざかる程荒天になる、就職するとその会社は必ず倒産する、ちょっとしたことで泣くのが止まらなくなる、とにかくいつも間が悪い、異常にキリのいい人間である等、各主人公たちが持て余している能力は様々。それに相応するかのように、代わりに貰う能力もまた様々。
どういう能力があるのか、どんな能力と交換するのか、そしてその結果は、という趣向が楽しめる連作短篇集。
しかし、困った能力から逃れることができたといっても、新しい能力が良い結果を生むとは限りません。そんな悲喜劇を描いたドラマ。

趣向は興味深いのですが、組み合わせだけの面白さを繰り返しているだけなら、すぐ飽きてしまいそうです。
そこで、
「狙いどおりには」は目先を変える変化球、「ついてなくもない」は一息入れてくれるホットなティータイム、そして最後の「きりの良いところでは」は読者を唖然とさせるうっちゃり、という具合。
こうなってくると、少々ヘンな能力でも、贅沢は言えなくなりますね。


逃げて、逃げた先に/雨が落ちてくる/みんな、あいのせい/狙いどおりには/さよなら、ギューション/ついてなくもない/きりの良いところで

    

6.
「向かい風で飛べ!」 ★★☆


向かい風で飛べ!画像

2013年12月
中央公論新社

(1500円+税)

2016年10月
中公文庫化



2014/01/01



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札幌から沢北町の小学校に転校した6年生の室井さつきは、地元の生徒ばかりのクラスの中で孤独を感じていた。
そんなさつきに声を掛けてくれたのは、いつも凛としている同級生の
小山内理子。理子からの誘いに喜んで“ジャンプ”を誤解したまま約束した場所に赴いたさつきは、そこで理子がスキージャンプの天才的少女であることを知ります。
その理子が放った
「さつきちゃん、一緒にジャンプやらない?」という一言が、さつきの沢北町での生活をがらりと変えることになります。
吹き上げる風の「飛んで来い」「飛べ」という声を聞き取ったさつきはそれ以来ジャンプに夢中となり、理子の背中を一生懸命に追いかけて行きます。

小〜中学生といった幼い時期から天才少女と言われることへの葛藤、有名になる故の孤独、初めて友を得た喜び、スランプ、そして再生と、まだ子供でありながらもスポーツ小説らしいストーリィが展開されます。
それはそれで面白いのですが、本ストーリィの楽しさは、風に乗って空を飛ぶというわくわくするような喜び、興奮に満ちていることです。それを体現しているのが主人公のさつき。
正月早々から、かくも生き生きとして爽快な物語を読めたことは嬉しいこと。
さつきと理子の2人を始めとし、2人を囲む同じジャンプ選手や関係者との触れ合いも嬉しく楽しい部分です。

スポーツ小説、爽快な物語がお好きな方にお薦め。

1.一緒にやらない?/2.飛んでみたい/3.味方になってください/4.大事な娘だもの/5.もっと高く、もっと遠く/6.才能って、なんだろう/7.逃げてんじゃねえよ/8.飛ばない私は嫌い?/9.負けたくない/10.今度は私が

          

7.
「願いながら、祈りながら」 ★★


願いながら、祈りながら画像

2014年03月
徳間書店刊

(1600円+税)



2014/04/03



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やっと教職に就いた林武史が赴任したのは、生徒数僅か5人という村立生田羽中学校生田羽分校
3年生は女子1人、そして新入学の1年生が男子3人+女子1人で、計5人という状況。
ヤル気のないまま赴任してきた林は、どうせ子供だからと彼らを見下し、一刻も早くこの分校を辞めることばかり考えていたのですが、そんな自分の思いをすっかり子供たちに見透かされていたことを知って動揺します。
そんな林と5人の生徒たちの分校における1年間を、分校という小さな世界を舞台に描いた連作風長編小説。

生徒の数が少ないからと言って、生徒たち一人一人が悩み等を抱えていることは、生徒数の多い中学校の生徒たちと変わるところはありません。その意味では普遍的なストーリィですが、数が少ないということによって色濃いストーリィになっていることも事実です。
分校という境遇は、彼らの将来にとってハンデなのでしょうか。現に2人の生徒はそのことで悩み苦しみます。でも一方で、分校だからこそ学べたこともありと、そう簡単に是非を結論づけられるものではありません。
そんな中、いずれバレる嘘をいつも吐いている生徒が一人。何故彼はそんな嘘を吐くのか。そこには切ない秘密が隠されていました。

出版社の紹介文に「青春前期物語」という言葉がありましたが、本作品はまさにその言葉通りのストーリィ。
彼らがこの分校から巣立ち、一人一人未来に向かって羽ばたいていくことを心から祈りたい気持ちになります。

1.始業前/2.ひとりのせいで/3.特別の条件/4.闇を裂くもの/5.いつかくるとき/6.きらめきの名前/7.これからはじまる

       

8.
「モノクローム」 ★★


モノクローム画像

2014年06月
新潮社刊

(1600円+税)



2014/07/11



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主人公の沖田慶吾は5歳の時、3日で帰ってくると言い置いて出て行った母親が結局戻らず、飢えと寒さに耐えかねて近所の犬小屋に潜り込み、犬の残飯を食べて生き延びた。翌朝発見された慶吾はそのまま保護され、児童養護施設で育ち、以来母親と一緒に暮らすことはなかった。
そんな慶吾がずっと心の底に抱えこんだものは、何故母親は約束した日に帰ってこなかったのか、母親はその間いったい何をしていたのか。そして、母親に見捨てられるような自分に存在する価値はあるのか、という疑問。

とてもストイックな母と子のストーリィです。その中で重要な鍵となっているのが
囲碁
母親はかなり強いアマ棋士だったらしい。慶吾は施設の園長から囲碁の手ほどきを受け、どんな石にも意味が無くてはならないと教わります。そしてその言葉は、そのまま慶吾の人生に投影されます。
本ストーリィにおいて
貴子と慶吾という母子は、保護者と庇護者という関係にはなり得ず、常に対決し合う関係である、として過言ではありません。
本作品は、母とその母に捨てられた子との苛烈な親子ドラマであると同時に、慶吾自身が全編を通して自らの生き方、ならびに自らの存在価値を解き明かそうとするストーリィであって、慶吾の人生をかけたミステリとも言えます。

どういう展開が先に待っているのか皆目見当もつかず、しかもストイック過ぎる慶吾がもつ危うさが加わって、まさに息もつけずに惹き込まれてしまうストーリィ。
どんな事情、どんな思いがあったにしろ、貴子の当時の行動、そしてその後の行動が決して褒められたものでないことに疑う余地もありませんが、慶吾に相応する貴子側の内面は明かされず、それは謎のまま。
その意味で、本書はあくまで慶吾の側を描いたストーリィ。
その慶吾が結局救われたのは、高校時代に
香田純隆という貴重な友人を得られたからに他なりません。それも偶然の一手だったかと思うと、如何にも囲碁をモチーフにした作品らしい。
本書はミステリであると同時に、母と子の魂の救済物語。

           

9.
「森に願いを」 ★★


森に願いを画像

2015年02月
実業之日本社

(1500円+税)

2018年04月
実業之日本社
文庫化



2015/03/02



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北海道の都会S市の真ん中に、何故かマンション2棟程の面積をもつ森がある。誰の所有か定かではないが、この森、市民に開放されているらしい。
何故自分がこんな目に遭うのかと嘆く人たち、若いフリーター女性、重い病を抱えた青年、高校生、リストラ通告を受けた中年会社員、中年フリーター女性。
疲れ切った彼らはふと目の前にある森の中に足を踏み入れます。そこには静かな木々と、小さな広場、そして居心地良さそうな四阿があり、森番の青年が彼らをどうぞ奥へと誘ってくれます。

今の自分に疲れ切った人たちが癒され、再生されるストーリィ。その鍵となるのは勿論この森です。
各章で主人公となる人たちが抱えている悩み、不満等々は如何にも現代的。
過去にもこうした小説作品はあったのではないかと思いますが、各人が抱える中身が直截的に現代の日本社会を反映しているものであることに心打たれます。
ただ頑張れ、気持ちを切り替えろ、と説くだけではなく、そうしたきっかけを得られる場所というのも大切なのだと感じます。

なお、本書で不思議に感じるのは、都会の真ん中にある森と、その森を守る森番の存在ですが、その秘密はストーリィの中できちんと明らかにされますので、どうぞご安心を。

※趣向はまるで異なり日常ミステリという範疇ですが、ふと
光原百合「時計を忘れて森へいこうを思い出しました。

色づく木−鏡の森/春めく木−我は地に伏し/雪待つ木−インディアンサマー/病の木−夏の名残のバラ/育ちゆく木−五十二歳の秘密基地/とらわれの木−揚げひばり/新たなる木−光差す場所

  

10.
「ミツハの一族」 ★☆


ミツハの一族

2015年04月
東京創元社刊

(1700円+税)

2017年06月
創元推理文庫



2015/05/25



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時代は大正期末、場所は北海道の小安辺(こあんべ)という村。
水涸れから信州の故郷を捨ててこの地に移植してきた民たちは、因習もまた故郷から持ち込んできたのだという。
それは、未練を残して死んだ者は鬼となり、池に鬼が立つと水は濁りやがて涸れてしまう。そうした事態を避けるためには、鬼の未練を解消し常世に送る必要がある。その役目を負うのが八尾の家系に生まれる「
烏目」と「むくろ目」という特殊な目をもった男女。
本書は、従兄の自死により烏目役を引き受けざるを得なくなった北海道帝国大学の医学生である
八尾清次郎と、むくろ目をもつ「水守」、鬼が現れた時に2人の繋ぎ役を務める橋野富雄の3人を主軸とした連作ストーリィ。

鬼が登場する怪綺譚というと堀川アサコ作品を思い出させられますが、鬼が現世に遺した未練を突きとめ解決するというストーリィパターンはむしろミステリというべきでしょう。それも犯罪事件ではないのですから日常ミステリの分野、とは言っても死者・鬼なのですから“日常”とはとても言いかねる、というのが本作品のミソ。

物哀しさ漂う各篇ストーリィも興味尽きませんが、気になるのは清次郎と水守の関係がどうなっていくのか、という処。
その点、最終章
「常世現世」では思いもしなかった展開が繰り広げられますが、前近代的な因習にケリをつける為にはやむを得ないことだったのかもしれません。
清次郎と水守との間に結ばれた強い絆が強く心に残ります。


水面水鬼/黒羽黒珠/母子母情/青雲青山/常世現世

  

乾ルカ作品のページ No.2

 


   

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