トノカバー



2003 年 09 月 23 日(火)【縞板っていうもの】

荷台のフタを何とかしないと、雨が降ると乳母車も載せられない
冬のスキーまでには何とかしないと、A-160 で雪山に行かねばならん・・・

既製品は非常に高価で、もしかすると特注しかないかもって状況・・・・
自作するにしても、大きな板類は通常では幅 1,000 mm までしか入手できない
WCAB の荷台の大きさは、フタとして約 1,520 mm × 1,420 mm ・・・・

それに、↓こんなアルミ板が手に入る場所がわからん・・・・




そこで、本屋に行って立ち読みしたら、雑誌にトラックショップの一覧があったので購入

広告を見たらこの板は縞板(シマ板)と言うものとわかり、早速ネットで検索・・・・
愛媛とか大阪とかでは大きなのも手に入りそうなのだが、関東では難しそうだなぁ・・・・

また、アルミにするかステンレスにするかも検討中・・・・
重量は厚さにもよるが、アルミで約 30 kg、ステンレスで約 60 kg って感じだ

2003 年 09 月 26 日(金)【 ドイトで蝶番 】

WCAB の荷台サイズのアルミ縞板は、3.5 mm 厚なら入手できそう・・・
重量は約 20 kg と思われる
ちょっと想定より薄いのですが、薄くて良いこともあるので購入する方向

そこで、板の発注前に取り付けができるのかドイトで検討



ステンレス製の大き目の蝶番4つ (後の検討で結局使用せず)
左の2つは消音タイプで、2個 しかないというから MIX すること・・・



蝶番のネジ穴はφ 5 mm でしたが、強度も考えてφ 6 mm のステンレスネジを穴の数だけ
右下の蝶ネジは後端の止め具として使おうかと・・・・・

2003 年 10 月 01 日(水)【 蝶番は失敗 】

ネジ類はまだ良いのですが、蝶番は購入を早まってしまって失敗でした
取り付けにかなりの困難さを伴い、精度や取り外し性も悪くて設計変更・・・

長距離バスの荷物室のフタ用の蝶番、ダンパーを別に注文しました

 最近になってこの蝶番についての質問を数件いただきましたので、メーカーなどについて載せておきます。トノカバーを作りたい方は多いようですね。お役に立てれば幸いです。

 この蝶番は TAKIGEN(タキゲン)という会社のもので、たぶんB-863という商品です。
http://www.takigen.jp/jp/index.do
http://www.takigen.jp/pdf/T-002/t07-0780.pdf

 通販で購入できると思います。しかし、強度などの安全性を含め、トノカバー用途の使用に適しているかどうかは責任を追いかねます。ご使用に際しては各自ご判断下さいませ。

(02 JUN 2007)


はたしてうまく完成するのだろうか・・・?

2003 年 10 月 04 日(土)【 蝶番のテスト 】



こんな箱を作りました
WCABの荷台を想定し、フタの板が左(前方)に少しはみ出てるのがミソ
板はスピーカーを作ろうとして挫折し、少しずつドリルの下敷きとかに使われていたMDF



片側だけですが、特殊な蝶番を取り付けた
写真のように全体が持ち上がるように動き、
↓ その後ガバッと開きます



この時、左(前方)にはみ出ていた部分が箱に当るかどうかの確認がテストの目的
こんなに開くことはないので写真の取り付け位置でOK?
(板がはみ出ていなければ 180°まで!開くらしい)

先日購入した蝶番4つは無駄使いってことになってしまいました
工具箱のフタにでも使いマス・・・

仮止めなのでいい加減な造りですが、目的は達成できたと思います
この蝶番は、大型バスの側面荷物室用らしい・・・・

2003 年 10 月 07 日(火)【 アルミ縞板ゲット 】



荷台に何とか積んできたでっかいアルミ縞板(Max 1525 mm ×1410 mm )
道路の継ぎ目でリアが跳ねるので荷崩れが心配でしたね
首都高ってほとんどが橋構造で継ぎ目だらけだから、ゆっくりゆっくり走行して帰ってきました
バックカメラを見ながらね・・・よく見えました

アルミは 5 × 10 (ゴトウ板)サイズを購入しないと買えないとのことで、
1525 mm×3050 mm のアルミ板を購入して切ってもらった形
また、厚さは 3 mm しか入手できなかったが、まあいいかって感じ・・・・
もっと厚いのもあるかもしれないが、厚さが倍になれば重量も倍、値段は倍以上だから・・・



余ったアルミの一部をリアゲートに張ることにしました
これは穴を開けてネジで固定するだけなのでかんたんそうですな・・・・
測って注文したから当たり前ですが、ピッタリでいい感じでしょう?

平日は夜中しか作業ができないので、本格的な取り付けは土曜日以降に・・・・

2003 年 10 月 15 日(水)【 アルミ縞板加工開始 】

土日月は作業できず、本日からアルミ板の加工開始



荷台リアゲート用のアルミ板を置いて眺めてみる・・・・
角は尖っているし、辺も切断したままなので軍手が切れるほど鋭利で危険

アルミの研磨についてドイトの人に聞いたのだが、良い物はない!との事・・・
アルミはやすりなどの目に詰まってしまってタチが悪く、かんたんに磨ける物はないようだ



それでも良さそうな物をと買ってきたドリルにつけるヤスリ・・・(以下ドリルヤスリ)
パワーはないが、けっこういい感じで角が取れ、手が切れない程度にはなる

右は角を鉄ヤスリで丸くし、ドリルヤスリをかけたもの・・・
こんな感じでどうだろうか・・・・

ところで表面はきれいになるのだろうか?・・・・・ピッカピカで眩しいくらいに・・・・



ストーブを磨くのに使っていた「ピカール」!

アルミの表面を磨いてみましたが、縞板の突起がジャマでうまく磨けない・・・→断念
面積が広いからとても磨ききれない・・・・



シャッターに立て掛けたメインのアルミ板
こどもの自転車を置くとかなり大きいのがわかりますよね

ちなみに重量は約 18.2 kg 、リアゲート用は 4.3 kg です



木工用の台に板の運搬用に作った当て木を打ちつけた



加工用にその台に載せたアルミ板
これから四隅を鉄ヤスリで丸くし、ぐるり一周にドリルヤスリをかけます

角が危険!・・・・こどもは近づけられません・・・・・

2003 年 10 月 19 日(日)【 載せてみた 】



トノカバー装着に備え、標準装備のスタイリッシュガードバーを外しました
標準ですがオプションカタログでは 88,000 円する代物で、重量は 11.2 kg ですた
明日からリアがさらに跳ねるかと思うとちょっと心配・・・・



プラスチックカバーを外すとボルトナットが見えてきます
左は外すだけ、右側にはハイマウントストップランプの配線があります



配線は穴に押し込んで終了
バックカメラはセンター上方に移動して貼り付け



感じを見るためにアルミ板を載せることにしました
全周にガムテープを 4 枚重ねて貼って保護



じゃーーーん! 完成イメージ♪
この写真で完成したことにしましょうか・・・・
四隅ネジ止めなら簡単なんだよね・・・
表面はギザギザだけど、空力特性の改善も期待できそう



バックカメラは反射光で困るかもね・・・



でも、前方の枠が低いので中央部が少し下がってますな・・・・
当然ですが、リアゲートを開けるとリアも中央部が下がります



ちょっと判りにくいですが、左右の角はアルミ板がはみ出て危険!



両側後端の角は少し大きめに角を落とすことに・・・・
グラインダーでカットして鉄ヤスリで丸く削ります
もっと丸いカーブにしようとも思いますが、とりあえずこれで・・・・

載せてみてスキーまでにはなんとか取り付けできそうなのでホッとしますた

2003 年 10 月 24 日(金)【 荷台に穴あけ 】



後端の角は夜とかヒマなときにチョコチョコ削ってこんな感じに・・・・



さて、蝶番の位置が決まらんとアルミ板に穴あけもできない
いつまで悩んでいても始まらないので、位置決め
左右を見比べながら対象になるようにしっかりと固定



φ10 mm の穴をあけ、仮止めですがこんな感じ
自動車の鉄板はけっこう硬くて貫通するまで大変でしたが、ズレることなく完了

やっと完成が見えてきました

2003 年 10 月 25 日(土)【 L 材加工 】

仕事から帰って 2 時半頃から作業したのですが、もう暗くなるのが早いですな・・・・
あまり時間がありません



鉄の L 材に蝶番の穴に合わせて穴をあけ、ステンレスボルトで固定
アルミ板は平面を保つため、5 mm 厚のアルミ材を挟んで固定するつもり・・・・(ボルトは仮)
アルミ板を載せて穴をあければフタになるところまできました



荷台の角にある配線ですが、荷台内側に貼ってある TV 用アンテナのモノ
トノカバーを載せたら受信できなくなるので、どこかに移動しなければならん・・・

2003 年 10 月 26 日(日)【 ほぼ完成 】



5 mm 厚の L 材を切り、前方と左右のガイドを作製
硬質ゴムを貼りました



アルミ板を載せて位置決めの準備



水平になるように慎重に位置を合わせ、この中に潜って穴あけ位置をマーキング



写真がありませんが、蝶番とガイドの穴あけ完了
写真は裏面の塗装後です
サビ止めとしてクリアースプレーで塗るのですが、どうしてもムラが・・・・

裏面で練習しますが、面積が広くてスプレー缶が 3 本しかない
結局、裏面 1 本で 1 回塗り、表は 2 本で 2 回塗りとなりました
表は縞板で凸凹だし、練習の成果もあってムラはあまり目立たない感じ・・・・



塗装が乾く合間にリアゲート用のアルミ板取り付けにチャレンジ
元々あるフタを外すと写真左のようにドアノブのリンクワイヤーが見えます
このカバーを外し、四隅に穴あけしてボルトで固定
今後、ヒマを見てボルトの本数を増やすつもり

乗ってみると少したわむ感じあり、元のフタは外さない方が強度的に良さそう
このアルミ板は購入したままの状態で、ヤスリも塗装も何もしておりません・・・・



ゲートを閉めるとこんな感じ・・・・・



さて、塗装もほぼ乾いたところで取り付け!
何の問題もなく、予定通りに成功!



怒った WCAB ってぇ感じですな
ダンパーもストッパーもないので、垂直まで上げないと支えられない

やっぱり少したわみますな・・・



裏面には全周に厚さ 1 cm ほどの防水テープを貼っていい感じ・・・・
写真右のように少し浮いた感じで落ち着きました

今日は暗くなってしまって良い写真が撮れませんので、全体像は後日撮影します

写真では判りづらいですが前出のL 材の取り付けは、
後端に左右方向の揺れ止めとして 2 箇所
前方に前方向へのストッパーとして 2 箇所

まだ後端の留め具がない!
このあと後端の角をガムテープで固定しました

しばらくはガムテープを貼ったまま走ります

今後ダンパーも取り付けの予定

2003 年 10 月 27 日(月)【 バックモニター画像 】



昼間は仕事で全体像が撮影できません
バックモニターではこんな感じ・・・・・(カメラで撮るとシマシマになるのは板のせい?)
スタイリッシュガードバーがないので開放感あふれるビューになりました

乗用車の視線では上面は全く見えないと思われます

歪んだり外れたりすると大事件なので、この画像を見ながらしばらく走りました
後端をガムテープで貼ったので当たり前ですが、
振動で異音が出たり歪んだりすることはありませんでした

あと 2 回塗りくらいしたいのですが、明日は雨の気配・・・・
クリアスプレーを入手しなければならんしなぁ・・・・

2003 年 10 月 27 日(火)【 雨漏りテスト&後端の金具加工 】



後端をガムテープで貼ってるのは避けたいので、金具を少し加工
仮ですが、写真のように穴を開けて電気配線用の圧着端子をフック代わりに固定
内側なのでしばらくこれで我慢

今日はすごい大雨だったので、雨漏りテストには最適!
ほとんど漏っていませんが、ネジ穴からポタポタ垂れるのを確認
あと、右写真上方でわかると思いますが、裏面全面にすごい結露!
これは普通のトランクルームでもあるのでしょうな・・・・・・
晴れて表面が乾いたらネジ穴周囲に雨漏り対策のパッキングをしようかと思っています



紹介が遅れましたが、アルミ板の固定に使ったステンレスネジ
右がトノカバー上面に使用したもので、左はリアゲートに張ったアルミ板用
なんてことないネジですが、ドイトでは店頭在庫しておらず、カウンターで注文して入手
高価なものではありません

店頭では種類が少ないので、妥協せずにカウンター脇のカタログを見て注文するのが良いです

2003 年 11 月 02 日(月)【 ダンパー取り付け断念 → とりあえず完成 】



ネジの位置とかはなかなか写真では難しいですね・・・・
別アングルも Photoroom 6 に

ここ数日でダンパーの取付けを試みたのですが、結果的に断念・・・・・
蝶番がリンク形式で複雑なため、取り付け部に負担がかかりすぎました
トランクの蝶番のように単純でがっしりした構造でないとだめなようです

あまり開けることもないので、開けるときには後端部をテキトーな長さの棒で支える事に・・・

っで、一応完成!といたします

2003 年 11 月 09 日(土)【 留め金と落下防止対策 】

10月27日の金具を改良



ドイトを徘徊してチョコチョコ購入した金具で後端の留め具を改良・・・
フックが引っ掛けられるステンレスの金具を取り付け、こんな感じで落ち着きそう・・・・
グイッと持ち上げれば開いてしまうけど、盗られて困る物がない時はいいよね



最悪の落下を防ぐ目的で、アルミ板の前端と荷台を紐で結びました(左右)

止め具には後端に使用したものより大きめの金具を使用
紐は PP(ポリプロピレン)製荷造り紐

それほど負荷はかからないので大丈夫と思ってますが、これくらいの安全対策はしておきたい

ポリプロピレン・・・・好きです



紐は両端をこんな感じに編んでスッキリさせたい・・・・ヒマな時にやってみるつもり

画像ページ 6 に後姿を載せました

つづく・・・? (ほぼ終了)


荷台を開けたときの支え棒が無いんだよね・・・・





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