9月15日(川湯温泉街→摩周) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
全駅間歩き3日目(30.3km) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
弟子屈の中心市街を目指します。 この日の行程はプランを組み立てるときから2転3転して、 歩いている最中にもルートを変更しました。 当初、この全駅間歩きは4泊5日で歩くつもりでした。 ただ、そうなると後半が長距離&駆け足になってしまうので、 行程に少し余裕を持たせるために1日延長しました。 行程を1日延長することで、 4日目と5日目の宿泊地はだいたい確定しました。 翌日・翌々日の宿泊地が決まれば、 今日の宿泊地点も見えてくるわけですが、問題はその距離でした。 翌日(五十石)と昨日(川湯温泉)の宿泊地間で宿屋があるのは、美留和・摩周(弟子屈市街)・標茶の3地点。 美留和と標茶はそれぞれ昨日・翌日の宿屋と近接しすぎるので外れて、摩周の1択になります。 ただ、その摩周にしたって、まっすぐ歩けば20kmちょいで宿屋に着いてしまいます。 余裕がありすぎるので、さてどうしようかという話。 あれこれ悩んだ末に、摩周湖に寄ってみることにしました。 ただ、これがクセモノで、美留和駅に寄って摩周湖にも立ち寄るとなると、 地図を見る限り、いったん弟子屈の中心市街近くまで迂回しなければなりません。 歩行距離は37km近くに跳ね上がり、帰りは行きに歩いた道を8km近くバックすることになります。 アスファルト道を8kmバックするのはキツイなぁと思いながら、この日の行程をスタートしたのですが、 美留和駅で願っても無いショートカットルートの存在を知り、大いに救われることになりました。 素敵なショートカットルートの話は、また後ほど。 |
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3日目の朝を迎えました。 早朝は霧が出ていましたが、ようやく気持ちよく晴れてくれました。 今日は観光地を巡りながら歩くので、晴れてくれて本当によかったです。 |
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朝食を食べて、宿屋を後にします。 まずは、今日の昼食と飲み物を調達するためにコンビニへ向かいます。 コンビニは温泉街の中心近くにあります。 温泉街の中心まで出ると、観光客の車が行き交い、観光地らしい雰囲気が出ています。 |
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食料調達のあとは、硫黄山へ向かいます。 道道を南へ向かうと森を抜け、その先に噴煙をあげる山が見えてきました。 |
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硫黄山に着きました。 向かい風に変わると、噴煙から少し離れていても硫黄のにおいが漂ってきます。 硫黄山はアイヌ語で「アトサヌプリ(裸の山)」と呼ばれています。 草一本生えてない砂地の先に、至る所で噴煙を上げる岩山がそびえ立っています。 周囲は火山性の土壌で覆われてるため、背の高い木々は育たないそうです。 人間だけでなく、植物にとってもこのあたりの環境は厳しいようです。 山の近くまで行くことができるので、ちょっと近くまで行ってみたいと思います。 砂地は足に豆ができてても負担が少ないので助かります。 |
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硫黄山では、噴煙のすぐそばまで立ち入ることができます。 勢いよく噴煙を上げるその近くには、硫黄成分と思われる黄色い塊が露出していました。 かつて硫黄山では硫黄の採掘が行われ、 採掘された硫黄を輸送するために敷設された鉄道は、北海道では2番目の鉄道路線でした。 硫黄の採掘量が減少したことから硫黄の採掘は終了しましたが、 今でも至る所で硫黄の塊を目にすることができます。 また、山の近くではわき水も至る所でわき出ています。 このわき水は温泉成分を含んでいますが、わき出る段階で沸騰していることから分かるように、 水温は恐ろしく熱く、入浴はおろか、素手で触れるとやけどしてしまいます。 |
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続いて川湯温泉駅へ向かいます。 硫黄山の東麓は火山の影響が少ないのか、すぐ原生林に戻ります。 原生林を越えると、国道391号に合流します。 ここまで来ると川湯温泉駅はもうすぐです。 |
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太平洋側最初の駅・川湯温泉駅に着きました。 ここで「太平洋側」と言っても、まったく実感がわきませんが。 川湯温泉や屈斜路湖からの路線バスが到着すると、駅構内は多くの人で賑わいます。 もっとも、このときは列車が来るまで時間があったため、利用者の姿はありませんでした。 それでも、観光ガイドさんがすでに観光客を迎える準備を始めていました。 |
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川湯温泉駅は、「川湯」駅として1930年に開業しました。 現在の駅舎は、1936年に建てられた2代目ということですが、 80年の歴史の重さを至るところで感じることができます。 駅舎には木材がふんだんに用いられており、 他の駅では鉄骨や廃レールに置き換わっているような屋根の支柱などにも、木材が使用されています。 現在は、駅事務室の一部と貴賓室が喫茶店に転用されていますが、 まだ朝早い時間ということもあって開いていませんでした。 |
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ひと休みしたところで美留和駅へ向かいます。 この区間は、線路に沿って走る国道391号を延々南下します。 野上峠付近よりも、国道の交通量は増えてきたような気がします。 両サイドとも林に囲まれ、延々同じ光景が続くのにはちょっと閉口でしたが、 しっかりした歩道が続いていたのは助かりました。 |
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美留和小学校の横を抜けると、美留和の集落に入ります。 国道と駅を結ぶ通りに沿って民家が連なっていますが、 それほど大きな集落ではなく、ひっそりとしています。 この人口規模で小学校が維持できるのかちょっと心配になってしまいますが、 ここの小学校は創立100年を迎えた、長い歴史を持つ学校なんだそうです。 多いときには児童数が200人を越えたこともあるんだとか。 |
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美留和駅に着きました。 「駅舎」の壁面に描かれた楽しそうな絵が印象的です。 待合室の清掃や花壇の管理は、小学校の児童が行っているそうです。 待合室で休憩していると、車がやってきました。 駅の利用者かと思いきや、車は駅前で転回し、そのまま走り去っていきました。 駅前通りの道幅が意外と狭いため、通りに家を構える住民はいったん駅まで車を走らせ、 駅前広場の広いスペースで車を転回させているようです。 この後は引き続き国道391号を下り、市街の手前で道道52号線に入り、摩周湖を目指す予定でした。 美留和駅にも駅ノートが置いてあったので読んでみることにしました。 駅ノートのトップページには、こんな記述がありました。 「美留和駅は北根室ランチウェイの終点です」と。 …なんじゃそりゃ。 駅ノートを読んでみると、 その「北根室ランチウェイ」とやらを歩いてきた人の書き込みをたくさん見つけました。 どうやら、この道は中標津から美留和駅を結ぶ道のようです。 どんなルートになっているのか、ちょっと手持ちのスマホで調べてみることにしました。 「北根室ランチウェイ」は、中標津交通ターミナルから美留和駅を結ぶ71.4kmのロングトレイルなんだそうです。 途中、開陽台や養老牛温泉、摩周湖といった観光スポットを経由しているそうです。 そしてルートマップを見ると、これから目指す摩周湖と美留和駅が一直線に結ばれていました。 このルートを使えば、美留和駅から摩周湖までの距離は6.6kmに短縮されます。 当初予定の半分弱の距離で摩周湖まで行ける計算です。 この道を使わない手はありません。 ルート変更です! |
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摩周湖まで「北根室ランチウェイ」のコースに沿って歩きます。 分岐点など迷いやすいポイントには、左の写真のような標識が建てられています。 国道391号を少しだけ戻って、美留和集落の北側で釧網本線を越えます。 少し歩いて、牧草地の脇に続くあぜ道に入ります。 |
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あぜ道は、少しずつ標高を上げながら摩周湖の「外輪山」へ続いています。 晴れ空の下には、北海道らしい牧草地の風景が広がっていました。 |
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さらに進むと、ゲートが道をふさいでいました。 どうやら野生動物の侵入を阻止するためのゲートのようです。 「すわ!行き止まりか!!」と思ってしまいますが、ご安心を。 鍵がかかっているわけではないので、チェーンを開ければ先に進むことができます。 でも、ゲートを越えたら元に戻しておきましょうね。 山が近づくにつれて、少しずつ上り坂が厳しくなります。 とはいえ、ここら辺まではその気になれば車だって走れそうな林道です。 あぜ道に入ってから、車とすれ違うことはありませんでしたが。 |
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林道との分岐地点にさしかかりました。 ここで直進…ではなく、斜め右に折れるんですけど、分かりますか? よく見ると、例のポールも立っているんですけど。 何も言われなかったら、まっすぐ進んでしまいますよね?? |
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ここからは「北根室ランチウェイ」として整備された道を進みます。 道を横切るように小川が流れていたり、所々に倒木があったりと、なかなか野趣あふれるルートです。 もちろん車・バイク・自転車といった車両の通行はできません。 実は、この道は廃道を再利用した道なんだそうです。 かつて、この道とほぼ同じルートをたどった登山道があり、 麓の美留和小学校の児童も、20年くらい前までは摩周湖への遠足に使用していたそうです。 国土地理院発行「5万分の1地形図」には、そのときのものと思われる点線道が載っています。 その後、この道は廃道化してしまったそうですが、 「北根室ランチウェイ」の整備によって、見事に復活を遂げたそうです。 この道が廃道だったら、確かに歩くのもままなりません。 |
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さらに進むと、背の高い木々がなくなり、視界が開けました。 車が行き来する音も聞こえ、目指す摩周湖はすぐそばに迫っているようです。 振り返ってみると、美留和方面の景色をうかがうことができました。 |
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摩周湖第一展望台に着きました。 駐車場にはたくさんの車、そして展望台にはたくさんの観光客。 車はおろか、人っ子一人会わなかった登山道とのギャップは強烈です。 美留和駅から展望台までの高低差は約350メートル。 展望台自体の標高は545メートルで、昨日越えた野上峠よりも高いところにあります。 とはいえ、意識的にゆっくり歩いたおかげで、重い荷物を背負って歩いてもほとんど疲れませんでした。 雲が晴れ、青空が広がると、湖面は「摩周ブルー」と呼ばれる濃紺色に変わりました。 |
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予定より大幅に早く着いたので、ゆっくり休憩したいと思います。 とはいえ、何か食べるって気にもならなかったので、ミックスソフトを食べることに。 これは「摩周ブルー」と「バニラ」のミックス。 ソフトクリームがミントブルーになってるの、分かりますか?? ソフトクリーム食べた後は、出発まで展望台周辺をぶらぶら。 ちょうどリスが遊びに来てました。 |
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摩周湖の展望台からは、弟子屈市街も一望することができます。 これから写真下の道道を通って、眼下に見える弟子屈市街へ向かいます。 登りじゃないから大丈夫と思いつつも、10kmと聞くと気分が重くなってしまいます。 |
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弟子屈市街に向けての下りが始まりました。 野上峠よりも心持ち急な坂道を下ります。 初めのうちは高木も少なく、所々に視界が開けた場所もありました。 野上峠からの眺望とは異なり、丘陵地には牧草地が広がる、イメージ通りの光景でした。 |
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カーブが連続する山道が終わると、道路は一直線になりました。 道道脇に設けられたチェーン着脱所兼駐車場からは、一面に広がる牧草地が見えました。 はるか奥の方では、トラクターがなにやら作業をしていました。 この牧草地、道道に沿って3km近くにわたって広がっています。 いくら北海道でも、これだけの敷地を1軒で管理しているとはちょっと考えにくいのですが、 何軒かの酪農家が共同利用しているのでしょうか?? |
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約3kmの直線道路を進みます。 直線が始まると、道路に歩道が付きました。 この道路に沿って、先ほど紹介した牧草地が広がっているのですが、 道道沿いには木々が植えられているため、道路からはよく見えません。 変化に乏しい直線道路を30分以上黙々と歩きました。 当初考えていたルートを歩いていたら、これを往復していたわけです。 ほんと、あのルートを見つけることができて良かった! |
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長い直線もようやく終わりが見えてきました。 日没時間も少しずつ迫り、西陽がまぶしく照りつけます。 |
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弟子屈の中心市街が近づいてきました。 中心市街の入口近くでコンビニを見かけました。 明日のことを考えると、今日のうちに明日の食料を買っておきたかったのですが、 駅の近くにもコンビニがあるだろうと思い、ここのコンビニはパスすることに。 しかし、ここから先、進めど進めどコンビニがありません。 坂を下り、釧網本線を越え、市街地に入ってもコンビニはありません。 そして、とうとう摩周駅まで来てしまいました。 ※実際は、中心市街の真ん中にコンビニがありました。 ただ、最短距離で摩周駅へ向かうために、途中で曲がってしまったため、コンビニに出会わなかったんです。 これに気がついたのは、駅近くのスーパーで食料を調達した後だったり。 |
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摩周駅に着きました。 ちょうど列車が到着する時間ということで、駅では数人の乗客が列車を待っていました。 ホームでは、釧路行きの列車が交換待ち合わせを行っていました。 5分ほど経って、網走方面へ向かう列車が到着し、十数人ほど下ろすと、 両方向の列車とも、摩周駅を後にしていきました。 ここまで触れませんでしたが、足の痛みは昨日以上にひどくなりました。 特に歩き出しの痛みは、鋭さを増し、意識しないと足が前に進みません。 せっかく駅まで来ているのに、動き回りたくない気持ちが勝ってしまいます。 結局、摩周駅構内の足湯は見ることなくパスしてしまいました。 もっとも、見に行ったとしても、時間的に足湯に浸かることはできなかったと思いますが。 |
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弟子屈の中心市街を通って、今日泊まるホテルを目指します。 駅名は「摩周」ですが、町の名前は「弟子屈」です。この文章打ってて、何度間違えたことやら。 当初は駅名も「弟子屈」だったんですけど、地元の要望で駅名は「摩周」に改められたそうで。 駅の近くはちょっと寂しい感じだったのですが、 摩周温泉近くの道道に入ると、市街地らしい雰囲気に変わりました。 |
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今日の宿屋・摩周温泉「ホテル摩周」に着きました。 フロントの雰囲気はビジネスホテルのような感じですが、 大浴場は源泉掛け流しの温泉で、食事は朝夕とも部屋食です。 露天風呂こそありませんが、れっきとした温泉旅館と言えそうです。 2食温泉付きで7000円台ですから、なかなかリーズナブルではないでょうか。 ホテルの近くには飲食店や歓楽街も軒を連ねています。 近くに川湯温泉や阿寒湖温泉といった有名温泉があるため、ちょっとかすんでしまいがちですが、 摩周温泉は道東でも長い歴史を持つ温泉のひとつなんだそうです。 入浴後に、足の具合をチェックしてみました。 よく考えてみると、昨日足豆対策のテーピングをしたとき、 豆の周囲を囲む「堤防」を作ったあと、そのままサロンパスを貼ってしまっていました。 これでは、豆とサロンパスの粘着部分がくっついてしまって、逆効果です。 思った通り、靴擦れはさらにひどい状況になっていました。 本当は絆創膏で豆の上をかぶせたいのですが、かぶせられないくらいに豆が大きいので、 サロンパスの裏に粘着しないようにテープを貼り、豆にかぶせることにしました。 これだけで結構歩けるようになったんで、それなりに効果はありそうです。 荷物の整理やら洗濯やらをしていると、時刻はあっという間に23時になりました。 今日も早めに寝て、明日に備えようと思います。 |
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